扇ノ山−今週も紅葉真っ盛り、でもアクシデントも

2012年10月27日(土) [日帰り]

• GPS: 03:46
• 距離: 10.0km
• 登り: 705m
• 下り: 707m

コースタイム

8:25風の展望台(駐車場)8:35〜（自転車で移動）〜ふるさとの森登山口9:05〜
9:45ピーク1194m〜10:02扇ノ山山頂(1310m)〜10:30大ズッコ〜10:55扇ノ山山頂11:00〜11:45姫路口登山口〜12:00風の展望台

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八頭町側から「ふるさとの森」の看板にしたがって細身川をのぼり、ふるさとの森を左に見てさらに林道を登る。
突き当たりの三叉路のふるさとの森登山口を左に曲がって3km余り行った風の展望台下の駐車場に車を置いて、自転車でふるさとの森登山口へ戻り、そこから入山。
山頂からは、姫路口側へ下山して林道を風の展望台へ戻る
風の展望台下には10台程度の駐車場所あり
ふるさとの森登山口、姫路口登山口付近には特に駐車場らしいスペースは無い。路肩駐車になるようだ

コース状況／危険箇所等

ふるさとの森登山口から登り、姫路口登山口へ下山。どちらも標高差400m程度で1時間ほどで登り下りすることができる。登山道もシッカリしており、適当な間隔で道標も設置されている。上部は美しいブナ林で歩いていて楽しくなる。
展望は、それほど開けた場所が無いが、所々で氷ノ山や東山方面が樹間に望める。
山頂から大ズッコ方面へ少し下った左側に西側に開けた展望所が作られている。

駐車した風の展望台は木製の展望台で鳥取市街方面が開けていて、日本海は勿論、大山を遠く（約80km）望むこともできる。無料で見られる望遠鏡が設置されているのはうれしい。目標の扇ノ山は直ぐ目の前に。
扇ノ山山頂（二等三角点)には避難小屋がある。上層階からは展望が良いとガイドブックに有ったのだが、何故か扉が開かず入ることができなかった。これで避難小屋の役に立つのだろうか・・・それとも開け方が悪かったのだろうか？？？

写真

10/27 8:28

風の展望台下の駐車場。10台くらい停められそうである

10/27 8:29

展望台は高台に設置されていて、扇ノ山は勿論、鳥取市街方面の展望が素晴らしい。この日は天気もよく大山の姿も望めた

10/27 8:30

紅葉錦の扇ノ山

10/27 8:34

ふるさとの森登山口へ向かう途中から展望台

10/28 14:55

林道から南方に中国山地の山並み。。氷ノ山は左に隠れて見えていない

10/27 8:42

標高1000m前後の林道を行く。素晴らしい天気、素晴らしい紅葉に心も躍って。。。でもこの後にアクシデントが。。

10/27 9:07

風の展望台から3km余り自転車でひとっ走り、ふるさとの森登山口。山頂までは2km(標高差400m)。でも、ここへ到着直前にアクシデントが。。

10/27 9:35

色付いた木々の中の登山道を兵庫県と鳥取県の県境の稜線まで上がる。明るい稜線上の紅葉は更に美しい

10/27 9:40

ピーク1194付近は明るく開けている

10/27 9:43

氷ノ山が逆光の中にシルエットとなって

10/27 9:44

青空とのコントラストが何とも

10/27 9:52

山頂近くのブナの大木の葉は大分落ちてしまったようだ

10/27 10:03

扇ノ山山頂の避難小屋。手前に二等三角点が埋まっている。河合谷登山口への登山道が北側に。

10/28 15:17

山頂から氷ノ山方面。もう少しパノラマを期待したのだが、意外と樹木が多くて展望は制限されていた。避難小屋の二階に上がればもう少し見えるらしい

10/28 15:20

大ズッコへの途中、西側に開けた展望所がある。日本海は勿論、この日は天気も良くて遠く大山の姿も

10/27 10:23

大ズッコへの稜線は気持ちの良いブナ原生林の中を。殆ど葉が落ちてしまって色付きはいま一つでした

10/27 10:30

大ズッコ山頂

10/28 15:40

扇ノ山へ戻って姫路口側へ下山。途中の紅葉を纏めて。。

10/27 11:43

姫路口登山口(標高900m)で林道に

10/27 12:02

駐車場へ戻る林道上から扇ノ山を振り返る。今日の紅葉も美しかった

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ20 パナソニック

感想

ちゃむ

いつもは日曜日の山行を基本としているのだが、今週は土曜日が晴れて、日曜日は雨
との予報だったため、急遽日程を土曜日に変更して鳥取県との県境にある扇ノ山へ。
この変更が良かったのか、悪かったのか。。。
先週の稲村ヶ岳に続いて、今回も紅葉真っ盛りの山行に恵まれたのだが、思いもかけないアクシデントも。。

久しぶりのドライブ＆バイクで登山口へ移動中、子連れの熊（3頭）に遭遇、慌ててブレーキを掛けてハンドルを切ったところ下り坂でもあったためバランスを崩して転倒。幸い、熊のほうも驚いたらしくて姿を消してくれたのだが、額と足から出血する怪我に。。血が止まってくれたので応急処置で登山を継続したのだが、山頂で会う人、すれ違う人毎に心配をしていただき申し訳ないことをした。そりゃ、額を切って顔を血だらけ（というと少し大げさだけど）にして山を歩いていたら、何事が。。てことになるでしょうね。本人は、実はそれほど痛くもなんとも無く、歩くこともできたのですが、きっと緊張していたからなんでしょう。。それでも紅葉を眺める余裕は今一薄かったような。。カメラも転倒のショックでシャッターとズームが破損してしまったのだが、何とかシャッターは画面タッチでも切れたので、掲載のごとくに撮ることができたのはラッキーだった？

帰りの200km近い車の運転も何とか無事にこなして帰宅後、やはり心配なので救急病院に行ってみてもらったら、右足の傷は思ったより深くて2針（今はホッチキス）縫うことに。。。今日は距離も短くて早い時間に下山できたから良かったが、やっぱり単独行は危ないし、また、事故が起こったら中止が妥当だったか。。と改めて反省であった。これで暫くは休養かな。。。良い季節なのに。。

今回の歩行距離:10.2km　　今年の累積距離:441.9km
今回の累積標高:　847m　　今年の累積標高:38,298m

コメント

umon

災難でしたね
chamchanさん、はじめまして。

せっかくの遠征だったのに災難でしたね。
具合はいかがですか？
扇ノ山で熊に出会ったことはありませんが、上地周辺では目撃情報もよく聞くので数頭が生息しているんでしょうね。
私も杉ヶ沢高原で熊に出会ったことがありますが、固まって動けなくなりました。

扇ノ山には紅葉の時期にもう一度登ろうと思っていましたが、ちょっと紅葉の時期を外してしまいそうです。
再来週くらいしか時間が取れませんが、ブナは落葉してしまっているでしょうね。

ちゃむ

慌ててしまいました
umonさん、こちらこそ初めまして。
ご心配を頂きすみません。書きましたような顛末で、やはり年波には勝てずというところでしょうか。。兵庫県でも北のほうの山へ行くと必ずといって良いほど熊注意 の看板を見かけますので、鈴などつけてそれなりに注意をしながら歩いているのですが、今回は自転車の移動中だったこともあり、周辺の紅葉の風景にも気を取られていたのでしょう、突然熊が３頭も目前に飛び出してきたので、慌ててしまいました。こちらは自転車でしたので、向うにとっても、音も無く突然にと思ったことでしょう。。
鹿や猿は山では、何度も見かけていますが、野生の熊を間近に見たのは初めてでした。本当にびっくりしました。
上で会った人が話してらっしゃいましたが、扇ノ山の紅葉登山は先週２１日の日曜日だったそうです