紅葉の八幡平焼山 4日連続登山4日目


- GPS
- 06:07
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 588m
- 下り
- 590m
コースタイム
→湯ノ沢→後生掛12:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あとでわかりましたが登山道入口にもスペースがあるものの、なぜか進入禁止になっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
後生掛温泉から入る場合は何故か建物の中を通らなければいけません。 ぬかるみが多く靴が汚れるとともに、ステッキがあると便利な悪路が続きます。 今回のコースでは湯ノ沢があるのでタオルを持っていくと良いでしょう。 |
写真
感想
昨日の秋田駒ヶ岳に続いて、今日は焼山に登ることにしました。
夕方からは大荒れになる天気予報で、これが最後になりそうです。
朝から快晴で天候は完璧。後生掛温泉付近の公共駐車場に停め、後生掛温泉からの登山道を探します。
看板に従っていくと、どう考えてもドアを開けて建物内部に入らないと登山口に行けません。建物に入り、一般の人は土足厳禁なのに、「登山者だけ靴でもOK」なんて書いてあるし、浴衣の人々に挨拶されるし、いきなり別世界です。扉を何枚かくぐって建物の裏手に出ました。靴が汚れるはずなのでとても帰りはここを通れません。
登山口を少々登ると、他のルートと合流します。帰りは温泉を通らなくても大丈夫そうです。
木道が整備された散策路を歩きます。水気が多く、滑り止め加工のされた木道がかなり滑ります。
そのうち登りに入ります。足下にはリンドウがチラホラみられます。淡々とした登山道が続きます。そして国見台で一気に紅葉の拡がる景色を眺めることができます。
そして毛せん峠付近からいよいよ稜線に出るので眺めが良くなります。硫黄地獄があちこちに見られ、宇宙に来たみたいな景色が拡がります。
下界では紅葉がパッチワークのように素晴らしく、山頂は白い世界、凄い風景です。
名残峠からは玉川温泉側の景色も見えますが、こちらも紅葉が素晴らしく、まさに名残惜しい景色です。
一方最高峰の焼山に至っては、三角点があるだけの景色も見えない笹藪の中にあり、つまらないものでした。
この火山火口や硫黄鉱山跡が多く残る鬼ヶ城を十分に堪能し、天気が下り坂になってきたので下山を開始します。
同じ道を帰るのもつまらないので、帰りは別ルーを探索します。もう一本ルートがあることを事前調査していましたが、雰囲気としては鉱山があったため当時の下山コースがありそう。なんとなく別ルート方面へ足を伸ばしてみます。
山を下っていくと素晴らしいパッチワークが目に飛び込んできました。日が差すとあまりのカラフルにため息がでるほどです。
それよりも気になるのが川の色。いかにも温泉という感じで、そちらの方が気になって仕方ないです。
そしてついに川底にたどり着きました。
上流は透明な川なのに、途中から白濁の温泉になる。川底からお湯が沸いているのがわかります。「これは入らなきゃ損」
ところが絶妙な温度の湯船は先客がいました。
ボウフラが大量に!
蚊と仲良くなる気はないので、少し下流の方に向かってみると、湯温はさらに上昇し熱い!です。とても入れそうな温度ではなく、足を浸けたらヤケドしそうでした。
でも探せばいいところがありそうです。次はリベンジしてみよう。
天然無料温泉が楽しめる湯ノ川を過ぎ、あとは単調な下り坂です。あまり展望はなく、ぬかるみの多い登山道なので、ステッキが無いと大変かもしれません。
地熱発電所に出たところがゴールかと思いましたが、後生掛にはさらに時間が掛かりました。
正式な登山口は少し広い広場になっていましたが、案内看板は無く、車も乗り入れ出来ないようにバリケードされるなど、やや閉鎖的な印象がありました。
紅葉はちょうどピークで、登山口付近だけでも十分に楽しめるものでした。
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