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Yamareco

記録ID: 2402096 全員に公開 沢登り 東海

【奥美濃】高丸(黒壁)〜小茂津谷〜三周ヶ岳北東尾根の池〜三周ヶ岳 周回

情報量の目安: S
-拍手
日程 2020年06月20日(土) [日帰り]
メンバー
天候小雨のち曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
夜叉ヶ池登山口(岐阜県側の池ノ又)に駐車
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
12時間20分
休憩
0分
合計
12時間20分
S夜叉ヶ池登山口(池ノ又)05:0007:00高丸(黒壁)10:20小茂津谷・根洞谷合流点11:30三周ヶ岳北東尾根の池14:50三周ヶ岳17:20夜叉ヶ池登山口(池ノ又)G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
【大岩谷〜高丸(黒壁)】
・大岩谷は高丸山頂に南西から突き上げている短い谷。池ノ又の夜叉ヶ池登山口から歩き出してすぐのところで登山道がこの沢を横切るため,そこから入渓する。等高線が混んでおり滝の存在を予感させるが,実際は大きな滝はなく小滝が数個出てくるのみで通過は容易。唯一,源頭近くで出てくる7m滝が落ち口の乗り越しに少し苦労する。詰めはかなりの急斜面で灌木の藪になるが,藪の密度はそれほどではなく,意外にハイペースで山頂に達することができる。

【小茂津(コモツ)谷】
・高丸の北東から流れ下り,根洞(コンド)谷に合流する谷。滝は全くと言っていいほどなく,穏やかな流れが続き,歩きやすい谷。自然度が高く,特に下部はブナやミズナラ,トチノキの巨樹が立ち並んでいて素晴らしい。

【下マキ】
・小茂津谷出合から根洞谷を少し下流に歩いたところに北から出合っている枝谷で,悪場はなく,三周ヶ岳北東尾根への登路として使える。ごく小さな谷だが,原生的な雰囲気がみなぎっており,谷沿いにこれでもかというほど立ち並んでいるトチノキの巨樹は壮観の一言。

【三周ヶ岳北東尾根】
・三周ヶ岳から北東に伸びている尾根で,金ヶ丸谷と根洞谷という二大美渓に囲まれた中間尾根。素晴らしいブナの森に覆われており,意外に藪も薄く,尾根上には明瞭な獣道が走っているため,歩きやすい。ただし,三周ヶ岳山頂からP1049mの区間はかなり藪が濃く,シャクナゲ交じりの灌木の藪となっており,地に足がつかないほどの藪漕ぎを強いられる(この区間も薄いながら獣道らしきものがあるため,なるべくそれを追うとよい。)。
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図 [pdf]

装備

備考 ・フェルトソール沢足袋使用(小茂津谷,根洞谷はぬめりが強いため,フェルトソール推奨)
・今回のルートはロープやハーネス等の登攀用具は不要。軽装でのんびり沢歩きと森の散歩を楽しむのが似合っている。

写真

夜叉ヶ池登山口(池ノ又登山口)からスタート。5時時点で駐車場は自分の車一台のみだった。
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夜叉ヶ池登山口(池ノ又登山口)からスタート。5時時点で駐車場は自分の車一台のみだった。
登山口から歩き出してすぐ,登山道は小さな沢を渡渉するが,この沢が今回高丸への登路として選んだ大岩谷。小さな谷だが,意外に水量は多く,水は澄んでいて冷たくて気持ちいい(しかもおいしい)。
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登山口から歩き出してすぐ,登山道は小さな沢を渡渉するが,この沢が今回高丸への登路として選んだ大岩谷。小さな谷だが,意外に水量は多く,水は澄んでいて冷たくて気持ちいい(しかもおいしい)。
2
谷自体の傾斜は急だが,時々小滝が出てくる程度で,問題なく通過していける。等高線が混んでいるので,もっと大きな滝が出てくるかと思っていたのだが…。
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谷自体の傾斜は急だが,時々小滝が出てくる程度で,問題なく通過していける。等高線が混んでいるので,もっと大きな滝が出てくるかと思っていたのだが…。
2
周囲は濃い緑に囲まれている。今日は晴れてくれるかと期待していたのだが,谷底から仰ぐ山稜は,小雨混じりの濃い霧に包まれている。
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周囲は濃い緑に囲まれている。今日は晴れてくれるかと期待していたのだが,谷底から仰ぐ山稜は,小雨混じりの濃い霧に包まれている。
ところどころ谷が狭まり,樋を立て掛けたような斜滝が掛かるのを攀じ登っていく。
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ところどころ谷が狭まり,樋を立て掛けたような斜滝が掛かるのを攀じ登っていく。
1
かなり源頭近くなったところで,この7mほどの滝が現れる。中段までは簡単に登っていけるのだが,落ち口がややかぶっており,乗り越しに少し思い切りが必要だった。
結局,この滝が最大で,期待していたような大きめの滝は出てこなかった。
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かなり源頭近くなったところで,この7mほどの滝が現れる。中段までは簡単に登っていけるのだが,落ち口がややかぶっており,乗り越しに少し思い切りが必要だった。
結局,この滝が最大で,期待していたような大きめの滝は出てこなかった。
1
次第に沢はジャングルのような急斜面に吸収されていき…
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次第に沢はジャングルのような急斜面に吸収されていき…
1
そして水が切れ,藪漕ぎに突入。しかし,藪はそれほど濃くなく,思ったよりハイペースで登っていくことができる。コンパスをチェックしながら,できるだけ山頂の近くに出られるように登る方角を修正していく。
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そして水が切れ,藪漕ぎに突入。しかし,藪はそれほど濃くなく,思ったよりハイペースで登っていくことができる。コンパスをチェックしながら,できるだけ山頂の近くに出られるように登る方角を修正していく。
1
稜線に出て,胸までの笹薮を少し漕ぐと,すぐに高丸の三角点を見つけることができた。
残念ながら小雨混じりの濃い霧に包まれ眺望はない。天気予報では晴れマークがついていたので,少しでも天候が回復してくれるといいのだが…。
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稜線に出て,胸までの笹薮を少し漕ぐと,すぐに高丸の三角点を見つけることができた。
残念ながら小雨混じりの濃い霧に包まれ眺望はない。天気予報では晴れマークがついていたので,少しでも天候が回復してくれるといいのだが…。
1
このプレートは,三角点から少し離れた藪の中にある。
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このプレートは,三角点から少し離れた藪の中にある。
1
三等であらせられました。
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三等であらせられました。
1
小茂津谷へ下降するため,山頂から北西方向に笹薮を漕いで斜面を降りていく。
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小茂津谷へ下降するため,山頂から北西方向に笹薮を漕いで斜面を降りていく。
しばらく斜面を下ると,小さな沢状地形に合流。
大岩谷ではコルリの声をよく聞いたのだが,小茂津谷側の斜面に入ってから,コマドリがしきりに鳴いている。
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しばらく斜面を下ると,小さな沢状地形に合流。
大岩谷ではコルリの声をよく聞いたのだが,小茂津谷側の斜面に入ってから,コマドリがしきりに鳴いている。
1
沢は次第に左右の枝谷から水を集め,
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沢は次第に左右の枝谷から水を集め,
1
だんだんと水量を増し,美しい谷の姿をととのえていく。
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1
時々小滝がかかるが,全く問題なく通過できる。歩きやすい谷だ。
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時々小滝がかかるが,全く問題なく通過できる。歩きやすい谷だ。
深い緑の中を楽しげに流れ下っていく清冽な水。
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深い緑の中を楽しげに流れ下っていく清冽な水。
2
大きなイワナさんも。(弱らないように,すぐ川に帰しました。)
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大きなイワナさんも。(弱らないように,すぐ川に帰しました。)
6
周囲はブナやミズナラ,サワグルミなどの巨樹が立ち並んでおり,思わず足を止めてしまう。
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周囲はブナやミズナラ,サワグルミなどの巨樹が立ち並んでおり,思わず足を止めてしまう。
1
本当に滴るような緑。
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本当に滴るような緑。
左右の森の中から,次々に水が溢れ出て,小茂津谷に合流していく。
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左右の森の中から,次々に水が溢れ出て,小茂津谷に合流していく。
ここは本当にいいところだ。もっと時間があったら,周囲の森の中も散歩してみたかった。
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ここは本当にいいところだ。もっと時間があったら,周囲の森の中も散歩してみたかった。
1
トチノキの巨樹。
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トチノキの巨樹。
このトチノキも立派だ。
この谷のトチノキは,幹が太いだけでなく,樹高がものすごく高く,驚かされる。
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このトチノキも立派だ。
この谷のトチノキは,幹が太いだけでなく,樹高がものすごく高く,驚かされる。
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またトチノキの大木だ。
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またトチノキの大木だ。
原生の森の中を明るく伸びやかに流れ下る小茂津谷を,周りの森をのぞいてみたり,川の中を歩いたりしながらゆっくり下っていく。
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原生の森の中を明るく伸びやかに流れ下る小茂津谷を,周りの森をのぞいてみたり,川の中を歩いたりしながらゆっくり下っていく。
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そしてついに,根洞谷に合流。
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そしてついに,根洞谷に合流。
3年ほど前に金ヶ丸谷とセットで遡下降して以来の,久しぶりの根洞谷。やはり美しい谷だ。ただただ穏やかな平流なのだが,眺めているだけで陶然としてしまうのはなぜだろう。
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3年ほど前に金ヶ丸谷とセットで遡下降して以来の,久しぶりの根洞谷。やはり美しい谷だ。ただただ穏やかな平流なのだが,眺めているだけで陶然としてしまうのはなぜだろう。
2
三周ヶ岳北東尾根への登路として予定している下マキに向かうべく,根洞谷の下流方向へ歩いて行く。
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三周ヶ岳北東尾根への登路として予定している下マキに向かうべく,根洞谷の下流方向へ歩いて行く。
明るく開けた,おおらかな流れが続く。
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明るく開けた,おおらかな流れが続く。
1
ほどなく下マキ出合。小さな下マキの流れに入る。
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ほどなく下マキ出合。小さな下マキの流れに入る。
下マキは小さな枝谷でしかないのだが,自然度の高さは特筆もの。さすがにマニアックすぎて,この谷にはほとんど人が入ったことはないのではないだろうか。とにかく緑が濃い。
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下マキは小さな枝谷でしかないのだが,自然度の高さは特筆もの。さすがにマニアックすぎて,この谷にはほとんど人が入ったことはないのではないだろうか。とにかく緑が濃い。
1
トチノキの大木のオンパレードが続く。
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トチノキの大木のオンパレードが続く。
谷のど真ん中に鎮座していた巨大な倒木。これがまだ立っていたころは,どれほど大きな木だったのだろう。
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谷のど真ん中に鎮座していた巨大な倒木。これがまだ立っていたころは,どれほど大きな木だったのだろう。
1
しばらくすると谷は藪が濃くなったため,左手に見えた登りやすそうな尾根に取りついた。少し藪っぽいが,大きなブナが立ち並ぶ気持ちの良い尾根だ。
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しばらくすると谷は藪が濃くなったため,左手に見えた登りやすそうな尾根に取りついた。少し藪っぽいが,大きなブナが立ち並ぶ気持ちの良い尾根だ。
立派なブナの木。
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立派なブナの木。
1
三周ヶ岳北東尾根の稜線が近い。ついに今回の山行の主目的の一つである,地図上に池の表記がある地点がすぐそこに迫ってきた。果たして本当に池は存在しているのか。笹薮を漕ぐ手足が心なしか早まる。
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三周ヶ岳北東尾根の稜線が近い。ついに今回の山行の主目的の一つである,地図上に池の表記がある地点がすぐそこに迫ってきた。果たして本当に池は存在しているのか。笹薮を漕ぐ手足が心なしか早まる。
1
998mの少し南西のあたり,地図上に小さな池の表記がある箇所に,本当に池は存在していた。
ただ,水があるのは一部だけで,残念ながら池の大部分は干上がってしまっており,湿地のような状態になっている。
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998mの少し南西のあたり,地図上に小さな池の表記がある箇所に,本当に池は存在していた。
ただ,水があるのは一部だけで,残念ながら池の大部分は干上がってしまっており,湿地のような状態になっている。
1
水が少ないのは残念だが,面積としては思った以上に広い。
雪解けの頃など,水が豊富な時期であれば,この面積いっぱいに水を湛えているのではないだろうか。
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水が少ないのは残念だが,面積としては思った以上に広い。
雪解けの頃など,水が豊富な時期であれば,この面積いっぱいに水を湛えているのではないだろうか。
イモリが泳ぎ回っていた。
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イモリが泳ぎ回っていた。
1
周囲の木にはモリアオガエル?の卵塊が数珠なりになっていた。
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周囲の木にはモリアオガエル?の卵塊が数珠なりになっていた。
少し離れた高台から池を見下ろしたところ。
しんとした深い森の中で,カエルの鳴き声だけがしきりにケロケロと響いている。深い谷に隔絶され,めったに人が訪れることもないだろう尾根の片隅にあるこの池で,何十年も何百年も,カエルの声だけが変わることなく響き続けているのだろうと思うと,何だか不思議な気持ちになった。
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少し離れた高台から池を見下ろしたところ。
しんとした深い森の中で,カエルの鳴き声だけがしきりにケロケロと響いている。深い谷に隔絶され,めったに人が訪れることもないだろう尾根の片隅にあるこの池で,何十年も何百年も,カエルの声だけが変わることなく響き続けているのだろうと思うと,何だか不思議な気持ちになった。
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せっかくなので,池のすぐ近くにあるP998mにも登っておくことにした。尾根は意外に藪が薄く,鹿道と思われる踏み跡も続いており,歩きやすい。
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せっかくなので,池のすぐ近くにあるP998mにも登っておくことにした。尾根は意外に藪が薄く,鹿道と思われる踏み跡も続いており,歩きやすい。
P998mに到着。大きなブナが立ち並ぶ,気持ちの良い広場だ。立ち寄って良かった。
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P998mに到着。大きなブナが立ち並ぶ,気持ちの良い広場だ。立ち寄って良かった。
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立派なブナの木。
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立派なブナの木。
1
当初は上マキから根洞谷に降り,根洞谷を遡行して駐車場に戻ろうかと思っていたのだが,根洞谷は過去に歩いたことがあるのと,三周ヶ岳北東尾根が予想以上に歩きやすく気持ちの良い尾根のため,予定を変更して,このまま尾根を辿って三周ヶ岳まで行くことにした。
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当初は上マキから根洞谷に降り,根洞谷を遡行して駐車場に戻ろうかと思っていたのだが,根洞谷は過去に歩いたことがあるのと,三周ヶ岳北東尾根が予想以上に歩きやすく気持ちの良い尾根のため,予定を変更して,このまま尾根を辿って三周ヶ岳まで行くことにした。
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やはり藪は薄く,登山道と見紛うほどの明瞭な獣道が続いており,歩きやすい。濃い藪が続くことを予想していた者にとっては,拍子抜けしてしまうほどの快適さだ。
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やはり藪は薄く,登山道と見紛うほどの明瞭な獣道が続いており,歩きやすい。濃い藪が続くことを予想していた者にとっては,拍子抜けしてしまうほどの快適さだ。
少しだけ霧が晴れ,樹林の間から高丸の山頂が眺められた。
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少しだけ霧が晴れ,樹林の間から高丸の山頂が眺められた。
2
三周ヶ岳北東尾根は,ひたすらブナの純林が続き,美しい尾根だ。
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三周ヶ岳北東尾根は,ひたすらブナの純林が続き,美しい尾根だ。
金ヶ丸谷側の斜面。眼下の谷底からは,かすかな瀬音が聞こえてくる。金ヶ丸谷にしろ根洞谷にしろ,大好きな谷に囲まれた尾根をぶらぶら歩くのは,何だか幸せだ。
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金ヶ丸谷側の斜面。眼下の谷底からは,かすかな瀬音が聞こえてくる。金ヶ丸谷にしろ根洞谷にしろ,大好きな谷に囲まれた尾根をぶらぶら歩くのは,何だか幸せだ。
1
ヌタ場多数。シカが多く,逃げていくシカを5,6回は見た。この尾根に走っている踏み跡は,やはりシカのものだろう。
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ヌタ場多数。シカが多く,逃げていくシカを5,6回は見た。この尾根に走っている踏み跡は,やはりシカのものだろう。
しかし,P1049mに差し掛かると,次第に藪っぽくなり始め,
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しかし,P1049mに差し掛かると,次第に藪っぽくなり始め,
三周ヶ岳への最後の登りに差し掛かると,混じりっけなしの100%藪状態に。さっきまでの快適さはどこに行ったんだ,と問いかけたくなるような変貌ぶり。
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三周ヶ岳への最後の登りに差し掛かると,混じりっけなしの100%藪状態に。さっきまでの快適さはどこに行ったんだ,と問いかけたくなるような変貌ぶり。
1
次第に灌木も混じり始め,奮闘的な藪漕ぎに本格移行。三周ヶ岳山頂の正規の登山道に近づけば近づくほど藪が濃くなるという,逆説的な藪構造の尾根だ。
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次第に灌木も混じり始め,奮闘的な藪漕ぎに本格移行。三周ヶ岳山頂の正規の登山道に近づけば近づくほど藪が濃くなるという,逆説的な藪構造の尾根だ。
1
そして,ついに恐れていた事態。満を持して藪の王・シャクナゲが登場。かき分けて通過することは不可能なので,枝に乗っかり空中を進むシャクナゲ漕ぎ独特のフォームでゆらゆらがさがさと進んでいく。
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そして,ついに恐れていた事態。満を持して藪の王・シャクナゲが登場。かき分けて通過することは不可能なので,枝に乗っかり空中を進むシャクナゲ漕ぎ独特のフォームでゆらゆらがさがさと進んでいく。
1
藪で目の前がぱんぱんの状況だが,藪明けを信じて漕ぎ続ける。
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藪で目の前がぱんぱんの状況だが,藪明けを信じて漕ぎ続ける。
この最後の登りがとにかく長い。藪の間に見えるピークを山頂だと思い込んで漕ぎ続け,さらにその先に新たなピークが現れて落胆すること数度。結局,距離的には北東尾根の三分の一にも満たない三周ヶ岳への最後の登りだけで,1時間以上も要してしまった。
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この最後の登りがとにかく長い。藪の間に見えるピークを山頂だと思い込んで漕ぎ続け,さらにその先に新たなピークが現れて落胆すること数度。結局,距離的には北東尾根の三分の一にも満たない三周ヶ岳への最後の登りだけで,1時間以上も要してしまった。
山頂が近づくと,藪の間に薄い踏み跡が現れ,少し楽になった。
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山頂が近づくと,藪の間に薄い踏み跡が現れ,少し楽になった。
1
そしてついに藪抜け。三周ヶ岳山頂に到着。
残念ながら周囲は再び濃い霧に包まれてしまっており,眺望はなかった。
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そしてついに藪抜け。三周ヶ岳山頂に到着。
残念ながら周囲は再び濃い霧に包まれてしまっており,眺望はなかった。
1
さて,この後は登山道を辿るだけなので,気が楽だ。濃い霧の間に見え隠れする深い笹の稜線を南下。
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さて,この後は登山道を辿るだけなので,気が楽だ。濃い霧の間に見え隠れする深い笹の稜線を南下。
幻想的な霧の夜叉ヶ池。
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幻想的な霧の夜叉ヶ池。
3
お花を愛でつつ。
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お花を愛でつつ。
2
岩場の合間に揺れるニッコウキスゲの群落を左右に眺めながら,下山。
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岩場の合間に揺れるニッコウキスゲの群落を左右に眺めながら,下山。
3

感想/記録

 三周ヶ岳の山頂から北東方向へ,一本の長い尾根が伸びている。この尾根は,金ヶ丸谷と根洞谷というこの山域の秘境とも言うべき2つの深い渓谷にぐるりと周囲を隔絶されており,さらに三周ヶ岳周辺の深い藪に尾根伝いの入り口も守られ,容易に近づきがたく,秘境中の秘境とでも呼びたくなるような雰囲気を漂わせている。2万5千図を眺めると,この尾根の先端に近い最も奥深い位置に,一つだけぽつんと池の記号があり,地図を眺めるたびに気になっていた。果たしてどんな池なのか見てみたいというのが,今回の山行の主目的だった。ついでに,その途上でこれまで未訪問だった高丸と小茂津谷も歩いてみることにした。
 結論から言うと,問題の池は,確かに地図上の位置に存在していた。水量は少なく大半は湿地のような状態であるため,深い森の中に底知れぬ水を湛え…というような理想的な池の姿からは少し遠かったが,例えば雪解けの直後など時期によっては,地図に記されているように,満々と一面の水を湛えることもあるのではないだろうか。大きなブナが立ち並ぶひっそり閑とした森の中で,そこだけ場違いなカエルの鳴き声がしきりに大きく響いているのを聞いていると,そしてこのカエルたちは私が立ち去った後,人目に触れることもなくこの深い森の中で何百年も変わることなく鳴き続けるんだろうと考えると,何だか不思議な気分になった。
 また,三周ヶ岳北東尾根自体も立派なブナの純林に余すところなく覆われた気持ちの良い尾根だった。尾根全体が深い藪に覆われているに違いないと思い込んでいたのだが,実際は尾根上は藪も薄く明瞭な獣道も走っており,とても快適に歩けることにも驚いた。ただし,三周ヶ岳山頂直下からP1049mまではかなり藪が濃い。正規の登山道に近づけば近づくほど藪が濃くなっていくという,不思議な藪構造を持つ尾根だった。
 小茂津谷や下マキも,穏やかで素晴らしい散歩が楽しめる谷だった。谷沿いに立ち並ぶトチノキの巨樹は圧巻。原生の森と呼びたくなるような緑の濃さで,流れる清冽な水の美しさと相まって,そこに身を置いているだけで多幸感に包まれるような空間が広がっていた。
 根洞谷や金ヶ丸谷は,今回は本流を歩き回る時間は取れなかったが,やはり何度来ても素晴らしい流域だと思う。またたっぷり時間を取って,この周辺を思いつくままのルートでぶらぶら歩きまわってみたいと思った。
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