登山靴紛失しつつ御前峰からトンビ岩コースで山スキー
- GPS
- 07:35
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:34
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週末は天気が悪く山スキーはできませんでしたが今週は大丈夫そう、ということでまた白山に山スキー担いで行ってきました。
先週は久しぶりの白山で息苦しく動悸も出て苦しい山行でしたが、今回はマシとは言え登りは息切れ、そして動悸も少し出てきます。速い時はスキー担いで甚之助まで80分くらいだったのですが今日は102分もかかってます。ちなみに前回は103分。今回の方が若干荷物も多いのですがまるでできてません。
もう甚之助あたりの雪はなくなっているので帰りはエコーラインあたりまでしかスキーはできないでしょう、と南竜分岐から歩いていると前回凶悪だった雪渓横断もなく、エコーラインの雪も切れてスキーで下までというのはもう夢と化していました。
ところがトンビ岩方面は見た目結構雪があるのでそちらに行くことにします。少々遠回りですが前回同様貧乏性の欲が出てしまいます。
トンビ岩コースは山荘から雪がつながってまして、登りは登山道を少し歩いてから雪渓に入ってスキーとシールで歩きます。歩いてると山荘の方から「おーい!おーい!」と呼ぶ声が。何か叫んでますが沢の音でよく聞き取れません。でも私は登山道上の雪を歩いてるし変なことはしていない、スキーで歩いてること以外は・・・まあピンクヘルメットは目立つので悪いことはできません。クトーを裏返してブーツを滑走モードにしてシールのまま滑り始めたら山荘の方も走ってきました。何かなぁ〜と思っていたららその方はエコーライン方面に走って行きました。あれ?私じゃなかったのか。変態には用はないと。仕方なくまたブーツを歩行モードにしてクトーを表にして雪渓を歩きます。
ずっと雪がつながっていればいいのですが途中そこそこの距離で雪がありません。登山靴に履き替えるのは面倒なので兼用靴のまま歩きます。兼用靴で石のある道はとても歩きにくいです。そして上半分の雪渓に到着し、またスキーを履いてシール歩行します。
そこから上部もまた結構な距離雪が切れてて、勢いで兼用靴で行きましたがこれは失敗、帰りは登山靴にしないとと思いました。そしてまた雪が出てきてスキーで歩きます。
今日は大カンクラ雪渓を滑るつもりでした。先に大カンクラに寄るつもりが、やっぱり御前峰の南側斜面の急斜面をスキーで登って、そこからそれを滑って大カンクラに入ることにしました。この南側斜面はざっと斜度45度くらいとかなりのものですが、スキー歩行でもそれほど恐怖ではなかったです。雪がズルズルかカリカリならそういうわけには行きませんが。
雪渓の最上部に着いて、御前峰の山頂には密を避けてというよりは面倒なので寄らず。休憩して滑走準備をしてザックを担ごうと思ったら、あれ?ザックに固定してた登山靴が片方ない!
どこで落としたのかなぁ。多分トンビ岩の登山道で藪に引っかかったのではないかと思いましたが、これが急斜面の雪渓を転法輪谷に落ちていってたら大変・・・それでもあればまだ良くて、もしなかったら兼用靴のまま別当出合まで歩くのはもっと地獄・・・と周囲を探しながらの滑走となりました。
雪が切れたらスキーを外して歩きを3回繰り返し、トンビ岩コースの中間部を歩いていたら登山道の真ん中に登山靴がゴロンと。あぁ良かった。これで兼用靴で歩いて帰らなくて済みました。見つからなかったら明日もう一度探しに来ようと思ってましたから。
さて登山靴も回収してあとは南竜山荘のところまでスキーで滑ったら今日の滑走は終了です。今日もスキーができてなかなか楽しかった。登山靴に履き替えてスキーを担げば後は歩いて下山するだけ。もう雪の誘惑もありません。今日は涼しいので水の消費も1.5Lで済みました。さて明日も早いので早めに帰りましょう。連チャンの初日は早めに下山するに限ります。疲れ果てた体を道中4時間の運転で癒して体力回復させるのでした。
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