鍋割山荘泊 紅富士&御来光 (ヤビツ〜檜岳)+VRx4
- GPS
- 29:40
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,946m
- 下り
- 2,269m
コースタイム
06:10 菩提峠駐車場
07:00 二ノ塔 07:05
07:20 三ノ塔 07:35
07:50 烏尾山
08:15 行者ヶ岳
08:30 政次郎ノ頭
08:55 新大日 09:00
09:10 木ノ又山荘 09:15
09:35 塔ノ岳 10:00
10:40 鍋割山 12:00
12:45 VR1 鍋割沢(尊仏の土平付近) 13:00
14:20 VR2 鍋割山稜
14:25 鍋割山<泊>
【11月4日(日)】
07:10 鍋割山
07:25 鍋割峠
08:10 VR3 寄コシバ沢出会
08:45 雨山峠 09:00
09:20 雨山
09:50 檜岳
10:05 檜岳南西稜線より下降(VR4)
11:30 林道へ合流
11:40 寄大橋
天候 | 11月3日 曇 11月4日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
[帰路]寄大橋〜菩提峠駐車場(タクシー) 菩提峠〜秦野中井IC〜東京(自家用車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
表尾根(ヤビツ〜塔):危険箇所なし。相変わらず崩落多くヤセ尾根多い。 鍋割山稜(塔〜鍋):危険箇所なし。 VR鍋割山→鍋割峠間1230mポイント〜鍋割沢800mポイント:危険箇所なし。ただしニゴイチ地図読み能力要。 VR鍋割沢右岸尾根:950〜1000m間、カーペット状の乾燥した苔の下は動くゴロタ石。ゴロゴロ落ちて全然進まず辟易。 鍋割山〜鍋割峠:危険箇所なし。 鍋割峠〜寄コシバ沢出会:沢の崩落部に踏み入らぬよう、右岸を巻く。 寄コシバ沢出会〜雨山峠:ビビリでない限り危険箇所なし。 雨山峠〜雨山〜檜岳:危険箇所なし。ただし、雨山〜檜岳のコル東面が大崩落して内側にもえぐれており、ボーっとして端を歩くと崩落の危険あり。常に崩落して抜け落ちる地面の範囲を予想して安全を期す必要あり。 VR檜岳〜寄大橋:檜岳尾根からの下降ポイントを間違えると、あとが大変。要注意。 |
写真
感想
メキメキとスキルを上げているFFF氏と泊りがけでの山行にでる。
月曜日からのことを考えると、日曜は正午までに下山し、渋滞なく帰京したいところ。となるとやはり丹沢。
木曜日、主脈縦走する場合の宿泊地、丹沢山みやま山荘に電話してみる。
懐かしい石井さんの声。
A「布団一枚に一人はもう無理?」
I「すでに無理だよ〜。」
主稜縦走する場合の宿泊地、蛭ヶ岳山荘にも電話。
出たのは多分梶原さん。
A「布団一枚に一人はもう無理?」
K「無理ですね。」
尊仏は一番早く「無理」になっているだろうからあえて和田さんにもきかない。
最悪、登って降りて、麓で泊まる2連ちゃんかな・・・
しかし、念のため鍋割に電話。草野さんのお嬢さんがでた。
A「もう無理でしょ?」
K「2名なら未だ大丈夫ですよ。」
という嘘のような話で、即予約、鍋割山荘初宿泊が決まった。
あとは、鍋割泊の前後をどう繋げばよいかのプランのみが問題となる。
折角だから、「丹沢の人」となってきているFFF氏に、「東名高速から見える高ピーク制覇」をしてもらおうと思い、
ヤビツから入って表尾根〜塔〜鍋〜雨山〜檜岳〜伊勢沢の頭あたりまで行く計画でスタート。
二ノ塔に着いたがあいにくの曇りで富士山見えず。三ノ塔も同然。
表尾根では、行者の急な方の鎖以外、FFF氏はWストックで器用に降りて鎖を持たなかった。著しい進歩だ。
連休なので、木ノ又呉屋はやっているだろう。珈琲をいただこう。と思っていたが、残念なことに開いていない。
尊仏で私が珈琲飲んでいる向かいで、FFF氏はカップヌードル。これから鍋焼き食べるというのに凄い食欲だ。
金冷し経由鍋割山着。まだ11時前だというのに、山荘はすでに「鍋割戦争」状態。
どうせ泊まるのだからとビールロング缶を各々購入して飲み、鍋焼きを数十分待つ。
K「Aさん、今日は宿泊されるんですよね、よろしくおねがいします。」
A「こちらこそよろしくお願いします。」
草野氏、奥さん、お嬢さん方、助っ人の皆さん、皆戦闘モード。
とても、「護摩屋敷の水3Lとウイスキーなど重い物デポして行きたいのですけど。」などと声をかけられる状態ではないので、完食後、重い装備のまま小屋を出た。
3時頃までは鍋焼き戦争終わりそうもないので、それまでの間、2.5〜3時間のお散歩をしよう、とほろ酔い加減でお散歩に。
まずは雨山方面の登山道を下り、支柱とロープが出てくるポイントで右へ。
あとは尾根伝いにユーシン方面でなく、鍋割沢のほうへ下りる。
きれいな水で手を洗い、砂防ダムの右岸から少し東へ入って、急峻な尾根に取り付く。
これを上がれば鍋割山荘裏のフラットに出るはず。ところが900〜1000mの区間がきつい。
乾燥した苔のカーペットで地面が覆われており、歩きやすいと思いきや、苔の下は丸いゴロタ石の堆積。
結構急な斜面を「ヤレヤレ」と溜息つきつき、休み休み行く。しかし、上りに圧倒的に強いFFFしはどんどん先へ。
上で待ってもらっているところに合流。
FFF氏は、「下り」「地図読み」「状況判断」「危険回避」などのスキルをあげたらば、私などはとても叶わないレベルの登山者になること間違え無し、と信じるに足るパッフォーマンスだった。
あと20mで鍋割山稜というところで、クマ鈴鳴らして降りてきたバリ愛好家の方と少しお話をする。お気をつけて。
山荘に戻ると、2時半なのににまだ並んでいるではないか!
3時半にようやくチェックイン手続き。FFF氏とさっそくスコッチで飲み始め、そのままダラダラと夕食の時間を迎えた。
隣に平均70歳というカラオケ仲間の3人男性から、お酒を頂き談笑。そうこうしているうちに寝不足の私が居眠り。
8時半に布団に入る。湿っぽい時のことを考えてシュラフとシュラフカバー(FFF氏用)持っていったが使用せずに済んだ。
翌朝6時頃、快晴の空に、日の出前の富士山や江ノ島がくっきり見える。
今日はPhotogenicになりそう。
パチパチ写真撮って朝食。
さっさと頂いて7時10分頃出発。結局、雨山〜檜岳に行き、バリで寄大橋に降りることになった。
秦野峠まで行くと舗装の林道歩き、地獄の1時間が待っているし、ジタンゴまで行くと、正午までに下山という条件が満たせられない。
でも、「雨山峠下の滑滝川床歩行をもう一度したい。」というFFF氏の希望を叶えるために、鍋割峠から寄コシバ沢までバリで降り、雨山峠まで登り返すこととした。
やはりあの滑滝川床の沢の空気感は格別で、FFF氏もお気に入りの様子。
雨山〜檜岳は順調。問題は、GPS地図に点線で示されたバリの分岐を、GPS通りに行ったことで、約30分間は、怒涛の藪こぎトラバースとなってしまったことだ。
支尾根を6つ乗り越えて、やっと下降尾根の踏跡に合流できた。
この間の藪漕ぎ、あちこちで最悪のトゲトゲアザミの群生地をかき分けねばならず、山行6回?目のFFF氏にはご無体な仕打ちとなってしまった。
済まない済まない・・・
【表丹沢タクシー事情】
電波の入るバリ途中でタクシー(秦野交通)呼んでおいたのだが、ドンピシャのタイミングで寄大橋でかち合った。車中表丹沢のタクシー情報を得たので、メモしておこう。
秦野交通タクシーが迎車に行く登山口は、原則次の4箇所。
ヤビツ峠、大倉、表丹沢県民の森、寄大橋(「赤い橋」と呼んでいる様子)。
この他は、バス路線の終点なら迎車OKとのこと。
また、塔ノ岳への最短登山道である戸川には、悪路のためタクシー入ってくれないと、以前聞かされてからずっと信じていたのだが、2名+ザックなら、作治小屋まで入ってくれるという。これはビックリの新情報。
人数や荷物多いと、車体が沈んでお腹を打つからダメなのだという。
今回ALFAROMEO氏と鍋割山荘1泊の目的で再び丹沢へ、上記のルートを辿った。山は同じルートでも来る度に景色が変わる、天候や季節でそれぞれの「顔」を見せてくれる、これもまた楽しい、連休ということもあり多くの登山客で賑わっていた、「それにしても何でこんなに大勢いるんだ?」(自分たちもその1人)。鍋割山荘では鍋焼きうどん450杯という新記録を達成したようでスタッフが大忙し!登山ブームと言っていたが本当にそのようだ。一息つく間もなく鍋割山荘では夕食の支度、うな丼、おでん、やさい天ぷら、サラミ、キュウリのスライス、キウイ、パイナップル、オレンジなどかなり盛りだくさん、正直ここまで食材ゆたかとは思っていなかった、すごい…。山ガール達は「新館」、男性は本館の屋根裏部屋、食後は宿泊客で宴会、楽しいひと時でした。今回の登山では感動的な場面、風景が多々ありましたがそのあたりは知識、経験ともに私よりもはるかに長けているALFAROMEO氏にお任せ致します。今回サイドストーリー的に印象深かったのは尊仏山荘に住んでいる猫の「みーちゃん」実に堂々としている、昔祖母が近所の捨て猫や足のない猫などを可哀そうだとことごとく拾ってきてはメス猫には避妊手術をして可愛がっていた、祖母は薬剤師で店の中で飼っていた、よく調剤室で我が物顔で寝っころがっていたのを思い出す(現在では考えられないが…)名前はそれぞれあったがそのうち面倒くさくなったのか1号さん、2号さんとなっていった、冬になるとストーブにへばりつきよく焦げていた、基本野良猫なので誰もが触れる訳でなく、私と祖母しか触れない猫の世話をよくしていたが全ての猫が死ぬと祖母も他界してしまった。「ストーブと猫」あのまま横になって寝るとみーちゃん焦げないだろうか?店中に焦げた匂いがすると飛んで行って「ほら、焦げてるよ!」と言いながら背中をはたいた事を思い出す、後ろ髪引かれながらも山荘を後にする。山と関係なくここでする話でありませんが思わぬ出会いでした。今度また会いに行こう。
となりのテーブルにいたようですね(笑)
記録をみて驚きました‼
アルファロメオさんとFFFさんに
ちゃんとあいさつしておきたかったです
この日は自分はぼっかだけして他のユーザさんと宴会してたんですよ
しっかり酔った年配の方々を挟んでましたし柱によっかっておやすみのようでしたね
我々の向かい側では山ガールとにいちゃんたちがトランプやってました(笑)
あさの富士山はほんとにきれいだしたね
山行お疲れ様でした
一番奥のテーブルにいらしたのですね。2週間前に受付でご尊顔拝ませていただいているはずなのに、まったく気が付きませんでした。
度重なるポッカご苦労さまです。
山ガールと男子大学生のテーブルに混ざるよう女将さんに促されたのですが、40台と50台の子持ちですし、仕事上若い女性と話すことも多いので、休みの時ぐらい勘弁という感じで遠慮させてもらいました。(笑)
そのうち山荘でご挨拶させて頂きます。
あっ、そうでしたか!気が付きませんでした。
これも何かのご縁でしょうから今後も宜しくお願いいたします。しかし「山ガール」多いんですね。
はじめまして。
山行記録の表題、日程をみてビックリしました!
山荘ではうるさかったかもしれません、、、恐縮です。
しかし渋いコースを歩かれていらっしゃいますね。
ありそうでなかなか見かけないコース、堪能されましたようで。
FFFさん、今うちには猫が5匹おります。
皆、捨て猫や死にかけていた野良猫です。
はじめまして。
奥のテーブルに4〜5名の方がいらっしゃいましたね。
居眠りしてましたが、夜半奥のテーブルから女将さんの例のハイトーン・ヴォイスが聞こえておきました。
うるさく感じたことはないのでご心配に及びません。
こちらこそ早くから酒浸りで宴会準備も手伝わず失礼いたしました。
朝食の時に奥テーブルに急須がなく、こちらのテーブルに取りに来られた方が居て、「急須がないの?」の問いかけに「万事休す」と即応された方がいらっしゃいましたね。笑点並みのみごとな反応だったことを覚えています。
猫5匹ですか 私も頑張ります (一体何を…)。鍋割山荘の夜も楽しいですね、初心者ですが宜しくお願い致します。
おはようございます。
一番奥で、壁際で偉そうに座っていた者です。
コチラから見て「ダジャレのオジ茶ん」達の隣に座られたお二方ですよね。大きい方の方が気持ちよく舟をコイでいらして、青い服の方が、よく立ち上がられて、いろいろ動かれていましたでしょ。(酩酊前の記憶です。)
朝も覚えています。
小屋の前でバリのコースをいろいろ打ち合わせされていましたよネ。
本当にいかれたのですね。
渋いコース取りですネ。
また、どこかでお会いする様なら、ご挨拶したいと思います。よろしく。
アルファさん 日記でやり取りした事ありますよ。
はじめまして。
奥テーブルにいらした皆さん方の区別がつきません。
目が著しく衰えています、すみません。
それにしても凄い記憶力ですね。
舟漕いでいたのが私で、起きていて地元のおっちゃんたち(秦野のカラオケ仲間で平均70歳)の相手を最後までしていてくれたのがFFF氏です。
もし私たちの顔貌・姿態も記憶されているようでしたら、山で声をかけてください。
日記?う〜む、すっかり記憶にないなあ。
目の奥も著しく衰えています。、すみません。
こんにちはFFFです、私アルコールを飲むとやたらとトイレが近くなるのです、行ったり来たりスミマセン (徘徊していた訳ではありません)。丹沢をウロウロしているので(これも徘徊ではありません)また宜しくお願い致します。
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