日向山

2020年07月12日(日) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 9.1km
• 登り: 962m
• 下り: 957m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:23

距離 9.1km 登り 963m 下り 972m

6:58 尾白川渓谷駐車場
7:04 7:15 竹宇駒ヶ岳神社
8:12 8:13 矢立石登山口
9:47 日向山
9:51 9:52 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
9:55 10:40 雁ヶ原
10:43 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
10:49 日向山
11:41 矢立石登山口
12:16 竹宇駒ヶ岳神社
12:21 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷無料駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

道については良く歩かれており難しい所はありませんが、特に神社〜矢立石登山口までの区間において大量の毛虫が発生しており、登りが急だからといって迂闊に立ち木を触ったりすると大変な事になる可能性がありますので注意しましょう。
山頂では北側斜面へ滑り落ちないように注意をしましょう。

写真

7/12 6:58

おはようございます。
ここは尾白川渓谷駐車場です。
本日は日向山へやってまいりました。

7/12 7:07

お馴染みの甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の登山口。
この日も早朝から沢山の登山者・トレイルランナーが入山していく姿を見送りました。

7/12 7:14

日向山登山口は一旦通り過ぎ、麓の神社に参拝して行きます。
こちらは竹宇駒ヶ岳神社。
神聖な雰囲気です。

7/12 7:15

家族の健康や登山の安全、社会の安定・世界平和などお願い欲張りセットで宜しくお願い致します。

7/12 7:17

神社の横にある吊り橋。
黒戸尾根へ向かう方はこちらから。
私は違うので見物だけです。

7/12 7:17

広範囲に被害をもたらしている連日の降雨でやや濁った尾白川。
それでも地元の川より遥かに綺麗という現実。

7/12 7:20

それでは日向山目指してレッツゴーです。
なおこのルートは2度目です。

7/12 7:25

湿度の高い南アルプスの森。
非常にジメジメしており不快指数が高くなっております。

7/12 7:28

このルートは最初が一番急登。
立木に捕まりたくなりそうですが、毛虫が多いのでやめた方が良いです。

7/12 7:47

炭焼き釜の跡と思われる遺構。
この辺は林業が盛んな地域だったはずなので、その頃の名残りでしょうか。

7/12 7:58

これはシャクジョウソウ。
別名ギンリョウソウモドキ。
本物のギンリョウソウさんと比べると茶色いですね。

7/12 7:59

ホコリタケと思います。
ツンツンすると胞子を放出する子です。
ジメジメした森はキノコの天国になっておりました。

7/12 8:05

一旦林道に出ます。
実際にはこの林道を使えばもう少し上の矢立石まで車で入る事ができますが、ちょっと山行が短くなり過ぎるので私は下から歩いています。

7/12 8:08

林道を少し歩くとすぐに登山道。
矢立石まではこんな感じで林道と交錯しながら登って行きます。

7/12 8:19

矢立石登山口。
すでに車が止まっています。
ここまで車で入れますが駐車台数は多く無い事には注意。

7/12 8:19

ここから第二ラウンドです。
2年前の5月より明らかにペースが落ちていますが、暑さと湿気のせいかな？
キノコを探しながらというのもあるかも？

7/12 8:23

矢立石登山口から先の道は明らかに整備度が高くなります。
一定の斜度はあるものの非常に歩きやすい。

7/12 8:27

お、こちらは本物のギンリョウソウさんですね。
ちょっとピントがはずれてしまっています。

7/12 8:37

美しい南アルプスの森。
この辺りだとまだ南アルプス独特の深さというものは感じませんが、豊かさはすでに一目瞭然です。

7/12 8:45

矢立石からはこちらのように進行度が10段階で示されています。
わかりやすい。

7/12 8:57

日向山といえば山頂ビーチが非常に有名。
だんだんと足元も真砂土が混ざって白くなって行きます。

7/12 9:29

コアジサイ。
小さいながらも色鮮やかで可憐です。

7/12 9:41

歩きやすいので気づき辛いですが斜度はそこそこあります。
暑さと湿度のせいもあって体力を削られていく。

7/12 9:46

10-8地点を通過。
ここから先はかなり緩やかになりお気楽散歩な感じになります。

7/12 9:52

10-9地点の雨量計を通過。

7/12 9:57

ここまで来れば山頂は目前。
三角点もすぐ近くですが先ずは山頂に行きます。

7/12 10:00

足元はすでに砂浜のような感触。
この坂から飛び出ると珍百景です。

7/12 10:01

ばーん！
山を登ったら何故か砂浜にいた！

7/12 10:51

というわけで日向山(1660m)登頂です。
背後の甲斐駒ヶ岳は雲が惜しい感じに！

7/12 10:03

2年ぶりですが相変わらずの砂浜っぷりです。
その間も何度となく大雨はあったので少し流れてるのかもしれませんが見た目にはよくわかりません。

7/12 10:05

少し進んで振り返り撮影。
ハイキングというよりピクニックに来た気分。

7/12 10:05

甲斐駒ヶ岳の雲は山頂部だけしつこくまとわりついている感じでした。

7/12 10:05

こちらは八ヶ岳。
八ヶ岳も山頂部に雲が引っかかっている感じ。
今日は日向山くらいの標高地が丁度良さそう。

7/12 10:07

日向八丁尾根を見据えています。
あそこを詰めに詰めると6合石室を利用した鋸岳登山が可能なのですが…。
いつか行ける日が来るかなぁ。

7/12 10:08

一つ前の写真の砂浜突端の祠。
ここまで来る人はあまり居ない様子です。
2年前は私も見逃していました。

7/12 10:10

鳳凰山。
周囲が曇りでも鳳凰山は結構晴れている事が多い気がします。
北岳や甲斐駒ヶ岳が雲を受け止めてくれるのかもしれませんね。

7/12 10:58

山頂でたっぷりと休憩してから下山。
三角点に寄って行きました。
ここは1659.9mなので山頂より10cm低い事になりますが…細かい！

7/12 11:04

木漏れ日差し込む爽やかな森。
今日は久しぶりに晴れの日曜で最高でした。

7/12 12:42

無事下山。
下界は暑い！
今年も暑い夏になりそうですね！

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

登山者D

2020年7月12日

南アルプスの日向山に行ってまいりました。
日向山は南アルプスと言えどもアクセスも良く非常にお手軽に登ることができる山で、どちらかと言うと甲斐駒ヶ岳へ向かう途中のピークという感じです。
しかしながらその独特な山頂風景は一見の価値ありで、お手軽さと合わせて非常に人気な山ですね。

季節は梅雨。
広範囲に大きな被害をもたらした長雨はいまだ継続中。
そんな中奇跡的に晴れ予報が付いた日曜日の日向山。
久しぶりの日光はすでに夏の暑さで長雨の湿度も相まってなかなか削られる登山でしたが、山頂ビーチは居心地が良い程度に風があり非常に気持ちの良い贅沢な時間を過ごす事ができました。
南アルプスへの登山は何気に21ヶ月ぶりでした。
去年は北アルプスばかり歩いていたからですが、久しぶりの南アルプスに大変楽しい時間を過ごすことができました。

今年の南アルプスは非常に制限の多い山域になってしまいましたね。
ここ数日は人口密集地ではなかなか緊張感をある数字を目にするようになってきています。
無警戒に行動して4月5月が潰れてしまったあの無念を繰り返さないためにも、注意すべきところは注意しつつアウトドアを楽しみたいものですね。