南アルプス深南部・ドM&超マニアック破線ルートを全山日帰り縦走でやってもた~!!!
- GPS
- 13:01
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 4,064m
- 下り
- 3,938m
コースタイム
06:12 登山口
07:00 栗ノ木の段「三等三角点」
07:39 イワカガミ群生地
08:15 前黒法師岳「三等三角点」
08:54 廃林道終点
10:28 黒法師岳 「一等三角点」
11:28 バラ谷の頭
12:20 房小山 「三等三角点」
13:16 鋸山
14:10 三ツ谷分岐点
14:52 蕎麦粒山 「三等三角点」
15:11 山犬段
16:07 板取山 「三等三角点」
17:20 沢口山 「二等三角点」
18:35 下山
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
寸又峡温泉、静岡から国道362号線を走行し1時間半ほど。 広い駐車場があります。 交通機関 大井川鉄道・金谷駅から奥泉駅・駅から路線バスで寸又峡温泉へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
「寸又峡-前黒法師岳-黒法師岳-バラ谷の頭-房小山-鋸山-蕎麦粒山-板取山-沢口山-寸又峡」 *寸又峡温泉-前黒法師岳-林道出合 前黒法師岳は急登で知られているが、整備されて歩きやすく道標もあって迷う心配はありません。 樹林帯でほとんど展望を得られない。 イワカガミ群生地があって、開花の時期はとても綺麗でしょう。 前黒から南赤石林道出合まで道が細くなり、ペンキやテープが目印となります。 尾根から外れぬように歩く。 林道に出ると展望が広がり、テント場に最適地。 *赤石林道-黒法師岳 ほとんど道は不明瞭で獣道や藪の中を歩きます。 倒木が多く笹薮の中に隠れてるので足元に注意が必要です。 笹薮漕ぎもありました。 視界不良時、道迷いに注意が必要です。 この間、かなり時間を要します。 黒法師岳山頂は珍しい三角点が設置されて、それを求めて全国各地から三角点マニアが来るぐらい。 *黒法師岳-バラ谷の頭-房小山 こちらもかなり不明瞭な道で、なるべく尾根を外さずテープを頼りに歩きます。 小さなピークが多くて、倒木などの通過でかなり疲れるところ。 ほとんど獣道を繋いで歩く感じでした。 視界不良時は道迷いに注意が必要です。 ずっと展望が良くバラ谷の頭からは南ア南部の山々が見渡せ、遠くに富士山も見えます。 *房小山-鋸山-三ツ谷分岐点 房小山から明瞭な道が三ツ谷分岐まで続いていました。 最近、山犬段からピストン登山する人がいるようで、道は良いとはいえないが明瞭で迷う心配は無い。 藪漕ぎ無し。 小さなピークを何度も越えるのでかなり疲れるところ。 危険箇所はありません。 *三ツ谷分岐-蕎麦粒山-山犬段 整備されたハイキング道です。 道標もあって迷うことは無いでしょう。 蕎麦粒山は日本300名山に選ばれて、山頂からの展望はピカイチです。 山犬段に避難小屋と広い駐車場あります。 山犬段小屋は寝袋持参で宿泊ができ、トイレも完備で紙もあります。 *山犬段-板取山-沢口山-寸又峡温泉 こちらも整備されたハイキング道でした。 道標もあります。 天水と沢口山から、南アルプスや富士山のすばらしい展望が望めます。 山頂にベンチがあります。 今回、沢口山で暗くなりましたが、寸又峡へ下る登山道は整備されてライトでも問題なく歩けました。 今回の縦走コースはガイドブックには載っておらず、地図は破線になっており山に慣れた上級者のルートですね。 もし登られる方は、それなりの装備と知識、読図力と体力が必要です。 日帰りはかなり厳しいので山中一泊の方が楽です。山犬段で泊まっての山行もいいですね。 寸又峡の前黒法師岳登山口と沢口山登山口に登山届けあります。 トイレは寸又峡と山犬段しかありません。 寸又峡温泉で日帰り入浴ができます。 |
写真
感想
以前から歩きたかったルートを、今回やっと念願が叶って日帰りで歩き通すことができた。
とっても嬉しいです。
このプランを決行しようと思ったのは、つい先日でレコをちょっとだけ拝見し情報を得た。
山中一泊しようか、それとも自慢の脚で日帰りでやってしまおうか考えた。
山中一泊だと寸又峡から登って黒法師岳、南へ縦走し山犬段小屋で一日目はここで泊まり、二日目は楽して寸又峡へ下山する、これもいいなと思った。
が、しかし日帰りスタイルの俺はどうしても一日で周回したい。
日が短くなった今、山行の終盤おそらく暗くなるのは覚悟していた。
まあ、なんとか沢口山までに行っちゃえば、道は覚えてるのでなんとかなるさ!と思っていた。
そして当日、甲府から寸又峡まで三時間の長距離運転。
出発が5時半とちょっと遅れたが、体力気力脚力とも万全の状態。
前黒法師岳まで早く到着できた。
メインの黒法師岳までは結構距離があり、笹薮漕ぎや倒木などの歩き難さなどが重なり時間がかかった。
稜線に立つと西風が強くておまけに寒い、そういえば今日の気圧配置は冬型だったんだ!と思い出した。
笹には薄っすらと雪が付いていた。
黒法師岳からバラ谷の頭までは厳しかったな! 一旦ガーンと標高を落として、また同じ高さまでの激急登がある。
でも展望が良かったので満足。
房小山まではいかにも深南部にふさわしい風景がずっと続き、おまけに見晴らしが良い。
道の悪さは前黒からのルートと同じだ。
蕎麦粒山までピークを幾つも越えていくが、これがまた疲れた体と脚には厳しい。
それに夕暮れが迫ってくるので、時間との勝負もあるのだ!
山犬段小屋に着いて時間をみると午後3時を回っている、暗くなるのは判っていたのでそれほど慌てなかった。
冷静になった。
まあ!なんとか沢口山まで2時間とちょっとあればいけるじゃん!と、いつものワイルドさが出ていた。
地図を見ると沢口山まで三つピークがあったんです。
八丁段、板取山、天水と。
結構厳しかったな!
案の定、沢口山で完全に暗くなりました(^0^)
全然冷静でした。
寸又峡温泉まで道覚えてたので余裕がありました。
でも足先と足首が痛かったです。
なんとか1時間ほどで無事温泉に下山できました。
入ろうと思っていた露天風呂に行ってみると、午後6時で終了でただいまの時間は半を過ぎていた。アチャー!
どうしよう! 風呂に入らず疲れきったまま寝るのは嫌だ!
駐車場への帰り道に旅館とかで入れるかも、と思いながら歩いてると、あ!あった助かった。
待望の風呂に入れる。
さすが源泉、超サイコーのお湯でした!体も心もリフレッシュしました!
そして温泉の駐車場で車中泊。
ほんと今日は充実したヘロヘロ山行になりました。
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