茶臼山、将棋頭山、木曽駒ヶ岳、麦草岳 コガラ登山口から周回

2020年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 08:23
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,234m
• 下り: 2,225m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:23

5:21 コガラ登山口
5:25 5:25 福島Bコース・茶臼山分岐
5:39 5:42 正沢川吊り橋
7:25 7:25 2412m地点
7:58 7:59 茶臼山
8:08 8:15 行者岩
8:22 8:22 胸突の頭
8:47 8:51 将棊頭山
8:58 8:58 遭難記念碑（聖職の碑）
9:09 9:09 黒沢分岐
9:53 9:53 馬ノ背分岐
10:04 10:18 木曽駒ヶ岳
10:21 10:21 頂上木曽小屋
10:28 10:31 玉乃窪山荘
10:59 10:59 八合目水場
11:29 11:32 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
12:10 12:22 麦草岳
12:40 12:43 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
13:27 13:29 幸ノ川渡渉地点
13:41 13:41 福島Bコース・茶臼山分岐
13:44 ゴール地点

天候

晴れ。気温12~22℃。弱風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日24時ごろからコガラ登山口に駐車。コガラ登山口は、旧スキー場の奥にあります。出発時、自分の車含めて2台。下山時、5台。40台以上は駐車可能。とても広く、景色も良い駐車場ですが、トイレ、水は無い。駐車場から少し下ると水汲み場がある。

コース状況／危険箇所等

登山口から茶臼岳方面へ少し登ると、登山道の中央が川になっていて1m以上えぐれています。この川を1.5mほどジャンプする必要があります。さらに20分ほど先の正沢川渡渉は靴を脱がないと渡渉が難しい。流れも速い。私は鉄棒の懸垂の要領でワイヤーにぶら下がり、そのまま横移動して渡渉しました。腕を伸ばすと水に漬かりそうでした。ワイヤーは2、3m横移動雲梯ができれば問題ありませんが、腕力がないと厳しいと思います。消防団員の様に足も利用すれば腕力をカバーできそうでした(笑)。ここが一番の危険箇所ですが、渡渉できるかどうかの判断は、水文水質データベースで、木曽川の桃山の水位が11m未満が目安だと思います。http://www1.river.go.jp/cgi-bin/SiteInfo.exe?ID=305091285519010
過去のレコを総ざらいして、大体、そのくらいなら何とかなると判断しました。ちなみに、多分、ここを渡渉したレコでは今日が一番、桃山の水位が高いと思います。下山時にも駐車場から1、2km程度のところに渡渉がありますが、こちらは正沢川より川の規模が小さいので、今日の水位ならばなんとか渡渉可能でした。難しい場合は靴を脱げば何とかなると思います。こちらも桃山水位12m位ならばなんとかなると思います。
ちなみに、水場は往路は少なく、復路は3箇所程度ありますので、水には困りません。

写真

7/19 5:19

前日の24時ごろにコガラ登山口の駐車場に着きました。横の車は1泊2日のようで、御不在のようでした。

7/19 5:27

これが茶臼山への登山道の入口です。真ん中を川が・・・。
1.5mほどジャンプして対岸へ行きました。おちたら結構面倒なことになりそう。えぐれ方が半端なく深いし・・・。

7/19 5:37

ここが正沢川の渡渉部です。石を飛んでは無理そうです。
しょうがないので、ワイヤーを懸垂移動で渡渉します。
アクロバティック！！こういうのは得意。

7/19 5:37

渡れなそうでしょう・・・。
靴脱いでも、ちょっとシビアですよ。
人によっては、無理かと思います。

7/19 7:24

ガスが抜けてきました。
想定通り！！

7/19 7:28

樹林帯を行きます

7/19 7:56

茶臼山山頂

7/19 8:05

凄い沢だ！！

7/19 8:09

茶臼山は岩々です。

7/19 8:12

これから行く将棋頭への縦走路

7/19 8:12

最近、クマ対策を勉強しているせいで・・・。鈴2つ。
月初めに行った知床対策のヒグマ用の100gといつもの小型の2つ。それと笛。ここで100gは仕舞いました。

7/19 8:22

茶臼山を振り返ります。

7/19 8:23

ちなみに藪でした。朝露で下半身はびしゃびしゃ。
ズボンはすぐ乾くけど、靴は・・・

7/19 8:28

さあ、行きましょう。将棋頭へ。
そういえば、2年前の冬に桂小場から行ったなあ・・・。
あれは美しかった。

7/19 8:29

7/19 8:34

後ろも良い景色

7/19 8:41

前も良い景色

7/19 8:44

7/19 8:45

将棋頭山、山頂

7/19 8:49

ここで初めて人に会う

7/19 8:51

チングルマ一杯！！
こいつ、好きなんだ！！

7/19 8:58

7/19 9:01

7/19 9:05

頂上木曽小屋か？

7/19 9:25

7/19 9:35

7/19 9:38

7/19 9:38

7/19 9:39

7/19 9:48

7/19 9:48

伊那前岳への稜線

7/19 9:56

7/19 10:14

木曽駒ヶ岳山頂。
沢山の人々の笑顔で一杯でした。
ここで昼食しながら、靴も脱いで乾かします。

7/19 10:02

7/19 10:12

ふと横を見ると！！
ゲッ！！俺って、臭い？

7/19 10:18

頂上木曽小屋。
9月に泊まったことがありますが、食堂から夕陽がばっちり見えます。オヤジさんもとっても良い方でした。食事時間もご来光、夕陽に合わせて融通してくれます。

7/19 10:20

7/19 10:20

これは木曽前岳と麦草岳への通行禁止の崩壊箇所です。

7/19 10:27

木曽前岳と玉乃窪小屋。コロナ休館。

7/19 10:34

美しいハイマツの平原。
雷鳥よ、定着してくれ！！

7/19 11:09

途中、岩々トレイル。残雪も見つけた

7/19 11:30

木曽駒ヶ岳7合目避難小屋から麦草岳へピストン。

7/19 12:41

ちなみに中はきれいです

7/19 12:41

しかも広い。2階もある。
銀マットも沢山。
ここに泊まるならマットは不要

7/19 12:42

ナベ類、やかんもある。

7/19 12:08

麦草岳は予想以上に登る。ちょっと行ってこよう・・・では、ちょっと後悔するかも。
しかも山頂より150m先が最高点！！
このあとハイマツ漕いで行ってきました。

7/19 12:08

麦草岳最高点から。
手前の伊那前岳と奥の木曽駒。
麦草から伊那前は崩壊激しく通行禁止とのこと。

7/19 12:08

伊那前へのアップ。
確かに厳しそう。木曽駒から伊那前を眺めたときに、行こうかどうか迷ったが、禁止区間を敢えて行くこともなかろうとやめておいて良かった。自分も大人になったもんだ

7/19 12:15

真ん中は牙岩。ここも危なそう。

7/19 12:21

ここの麦草からの下りが一番危険そうでした

7/19 13:26

帰りの渡渉点。
ここは少し上流をトレッキングポール利用して1.5mほど石飛して、石積みを登りました。

7/19 13:41

帰ってきました

7/19 13:44

駐車場からの山の景色はなかなかのものです

7/19 13:44

今日も楽しかった。
おしまい！！

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

半袖シャツ(ウィックロンクール) 薄手ズボン 靴下 手袋 防寒着 雨具 サロモン（スピードクロス5GTX） ザック(パーゴワークスrush28) 行動食 水2L（消費１L） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5） 予備電池 GPS(ガーミンMAP64S 予備のe-trex30) 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 ツェルト（juzaのEMシェルター） スマホ トレッキングポール（シナノ　トレランポール14.0） 帽子

感想

グリーン☕⛷

今日は久々のロング。
仕事が忙しく、体調不調だったので行こうかどうか迷ったが、久々の晴れ！！
山行かないと、ストレスで余計に体調不良になりそうなので、行ってきました。
いまいち、体が重く、動きもいまいちだったが、それでも楽しかった！！
体調もかえってよくなった。
行ってきてよかった！！

コメント

munaita

お疲れ様です
greenriver128さん、こんばんは
中ア快晴だったんですね。
うらやましいです。
でも日曜にこの距離と標高差を登るとはチャレンジャーな・・
次の日会社では？
同世代とは思えない体力。やりますね
私がやり取りするヤマレコの方々は体力旺盛な方が多く関心致します。

グリーン☕⛷

Re: お疲れ様です
こんばんは。
仕事疲れで体調不良でしたが、山行ってかえって良くなりました（笑）。疲れているからこそ山に行く！おかげで、今日も5時起き現場に元気で行きます。ヤマレコの方々も同じような方が多いような気がします。

さんさん

greenriverさんこんにちは、
この山行を参考にして行って来ました。
内容の濃い１日になり、最後まで楽しめました、ありがとうございます。

グリーン☕⛷

Re: 無題
sansan3さん、こんばんは。
お楽しみになられたようで良かったです。
このコース、駐車場からすでに景色が素晴らしく、美しい苔むした森や、こんなとこ歩いて良いの？というような長く伸びる岩々の尾根が素晴らしいですよね。しかもそこそこアスレチックな箇所もあり、歩いても楽しいですから文句なしですね。
このコースのすばらしさを伝えたかったので、お役に立てて嬉しいです。
それでは、これからの紅葉でも良い山行を！！