ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2450854
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

朝日岳雪倉岳周回 蓮華温泉から

2020年07月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:44
距離
29.5km
登り
2,390m
下り
2,399m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:17
休憩
0:22
合計
11:39
0:06
5
0:19
0:19
14
0:33
0:34
19
0:53
0:56
36
1:32
1:33
4
1:37
1:37
57
2:34
2:34
3
2:37
2:37
106
4:23
4:28
41
5:09
5:12
29
5:41
5:41
13
5:54
5:54
97
7:31
7:31
19
7:50
7:58
46
8:44
8:44
25
9:09
9:09
5
9:14
9:14
58
10:12
10:13
48
11:01
11:01
12
11:13
11:13
17
11:30
11:30
6
11:36
11:36
6
11:42
11:42
3
11:45
ゴール地点
天候 晴れのち雨
雪倉岳付近から暴風(稜線西側から。東側は弱風)、特に風が抜ける山頂付近とコルの部分にある避難小屋付近。
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天候のせいか蓮華温泉の駐車場は3割程度。
愛知県から5時間弱。gontaさん運転ありがとうございます!
コース状況/
危険箇所等
蓮華温泉〜吹上のコル(整備された木道。濡れているとスリップ注意。この時期吹上のコル手前に雪渓トラバースで軽アイゼンやチェーンスパイク使用)
吹上のコル〜鉱山道分岐(歩いやすい稜線。この時期雪渓トラバース3ヶ所、軽アイゼンやチェーンスパイク使用)
鉱山新道(整備が入ってないのでバリルートと考えた方が良い。草刈りがしてないので、足元が見難くトラバース時の踏み外し。草をかき分けるのが煩わしくルートが分かりにくい。雪渓の渡渉が通過が2ヶ所、崩壊を心配して緊張。)
追伸:下山後把握したのだが、鉱山道に関して、Facebookに以下の最新情報がアップされていた。
「◆蓮華温泉〜鉱山道
 例年8月上旬まで危険な雪渓がたくさんあります。
 8月中旬以降の通行をお願いします。」
今後、さらに雪渓は崩壊しやすくなると思うので、あと三週間程度は通行を控えた方が良いと思う。
その他周辺情報 蓮華温泉入浴800円
本日は午後から天候が崩れるということで、早めのスタート。空には星が見えていた。
2020年07月24日 00:02撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/24 0:02
本日は午後から天候が崩れるということで、早めのスタート。空には星が見えていた。
五輪高原通過中。木道が整備されている。
2020年07月24日 02:37撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/24 2:37
五輪高原通過中。木道が整備されている。
五輪高原は暗闇の中の通過だったが、夜露に濡れた高山植物が咲き乱れていた。
2020年07月24日 02:57撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/24 2:57
五輪高原は暗闇の中の通過だったが、夜露に濡れた高山植物が咲き乱れていた。
五輪高原は東側の斜面。この頃は風も穏やか。
2020年07月24日 04:05撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/24 4:05
五輪高原は東側の斜面。この頃は風も穏やか。
夜明け前。朝の天気は予想通り期待できそう。
2020年07月24日 04:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/24 4:08
夜明け前。朝の天気は予想通り期待できそう。
ライトに照らされる花々もいい感じ。
2020年07月24日 04:08撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/24 4:08
ライトに照らされる花々もいい感じ。
左中央部が雪倉岳。最奥が白馬岳。夜明け前、モルゲンロートで染まり始める。
2020年07月24日 04:14撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 4:14
左中央部が雪倉岳。最奥が白馬岳。夜明け前、モルゲンロートで染まり始める。
吹上のコルの手前で雪渓トラバース。軽アイゼン、又はチェーンスパイク&ポールで慎重に。
2020年07月24日 04:24撮影 by  iPhone XR, Apple
5
7/24 4:24
吹上のコルの手前で雪渓トラバース。軽アイゼン、又はチェーンスパイク&ポールで慎重に。
吹上のコルから朝日岳。朝日岳はなだらかな山容。
2020年07月24日 04:29撮影 by  iPhone XR, Apple
6
7/24 4:29
吹上のコルから朝日岳。朝日岳はなだらかな山容。
吹上のコル。灼熱の栂海新道を歩いたのが懐かしい。
2020年07月24日 04:30撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 4:30
吹上のコル。灼熱の栂海新道を歩いたのが懐かしい。
朝日岳山頂手前で夜明け前。雨飾山や火打山方面から夜明け。深夜に歩き始めた、梅雨の隙間を狙ってわざわざここまで来たご褒美。
2020年07月24日 04:42撮影 by  iPhone XR, Apple
14
7/24 4:42
朝日岳山頂手前で夜明け前。雨飾山や火打山方面から夜明け。深夜に歩き始めた、梅雨の隙間を狙ってわざわざここまで来たご褒美。
雪倉岳、白馬岳方面も染まる。
2020年07月24日 04:51撮影 by  iPhone XR, Apple
12
7/24 4:51
雪倉岳、白馬岳方面も染まる。
朝日岳山頂手前で乾杯( ´ ▽ ` )
2020年07月24日 04:59撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 4:59
朝日岳山頂手前で乾杯( ´ ▽ ` )
朝日岳山頂から、白馬岳方面。白馬岳から右へ、旭岳(百高山)〜清水岳への稜線。
2020年07月24日 05:09撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/24 5:09
朝日岳山頂から、白馬岳方面。白馬岳から右へ、旭岳(百高山)〜清水岳への稜線。
剱岳方面は山頂部が雲の中。
2020年07月24日 05:09撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 5:09
剱岳方面は山頂部が雲の中。
富山湾。
2020年07月24日 05:10撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/24 5:10
富山湾。
栂海新道側の稜線。
2020年07月24日 05:10撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/24 5:10
栂海新道側の稜線。
雪倉岳方面に向かう。
2020年07月24日 05:15撮影 by  iPhone XR, Apple
4
7/24 5:15
雪倉岳方面に向かう。
中央に雪倉
雪倉の右奥が白馬
2020年07月24日 05:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/24 5:15
中央に雪倉
雪倉の右奥が白馬
歩きやすい稜線が続く。
2020年07月24日 05:19撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/24 5:19
歩きやすい稜線が続く。
湿地帯も所々にあり、この稜線も五輪高原に並ぶ高山植物の宝庫。
2020年07月24日 05:52撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 5:52
湿地帯も所々にあり、この稜線も五輪高原に並ぶ高山植物の宝庫。
朝日岳を振り返って。
2020年07月24日 05:53撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/24 5:53
朝日岳を振り返って。
ニッコウキスゲも見ごろ
2020年07月24日 06:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
7/24 6:02
ニッコウキスゲも見ごろ
雪倉岳山頂。この頃になるとガスが発生。また強風というか爆風になる。山の天気はすぐ変わる。
2020年07月24日 07:32撮影 by  iPhone XR, Apple
4
7/24 7:32
雪倉岳山頂。この頃になるとガスが発生。また強風というか爆風になる。山の天気はすぐ変わる。
雪倉岳北側になるとイワギキョウも増えてきた。
2020年07月24日 07:48撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/24 7:48
雪倉岳北側になるとイワギキョウも増えてきた。
雪倉岳避難小屋に向かう。避難小屋があるコル付近は西から爆風に。その奥のトラバース道は東側にあるので風が弱まる。雪倉岳から北側は東側トラバース道が多いので助かった。
2020年07月24日 07:48撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/24 7:48
雪倉岳避難小屋に向かう。避難小屋があるコル付近は西から爆風に。その奥のトラバース道は東側にあるので風が弱まる。雪倉岳から北側は東側トラバース道が多いので助かった。
花畑。
2020年07月24日 08:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
7/24 8:24
花畑。
朝日小屋が営業していない注意喚起看板
2020年07月24日 08:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/24 8:44
朝日小屋が営業していない注意喚起看板
爆風なので、三国境〜白馬大池山荘への稜線ルートは厳しいと判断し、風の影響を受けない鉱山道で下山する。この後、雨が本降りになる。
※コース情報を参照。8月下旬以降にこの道は選択した方が良い。
2020年07月24日 08:53撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/24 8:53
爆風なので、三国境〜白馬大池山荘への稜線ルートは厳しいと判断し、風の影響を受けない鉱山道で下山する。この後、雨が本降りになる。
※コース情報を参照。8月下旬以降にこの道は選択した方が良い。
悩ましい雪渓通過。いつ崩れるかわからないので緊張する。
2020年07月24日 09:26撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/24 9:26
悩ましい雪渓通過。いつ崩れるかわからないので緊張する。
ここの通過も緊張した。ある意味今回の核心部だったかも。
2020年07月24日 09:48撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 9:48
ここの通過も緊張した。ある意味今回の核心部だったかも。
鉱山新道は手入れがされていないので、踏み跡はあるが草が伸びて足元が見えず、踏み外したりして苦労する。
2020年07月24日 11:01撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 11:01
鉱山新道は手入れがされていないので、踏み跡はあるが草が伸びて足元が見えず、踏み外したりして苦労する。
鉱山道分岐。鉱山道はもう卒業だな( ̄O ̄;)
この後、蓮華温泉に入浴して帰宅。中身の濃い山行きだった。
2020年07月24日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
3
7/24 11:30
鉱山道分岐。鉱山道はもう卒業だな( ̄O ̄;)
この後、蓮華温泉に入浴して帰宅。中身の濃い山行きだった。

感想

天候が期待できない4連休。二転三転する天気予報を眺めながら、北ア最北部に金曜日未明から午前中と絞り込み、朝日岳雪倉岳周回に行ってきた。またここはアルプス有数の高山植物地帯なので、天候が悪い場合でも楽しめることもある。今回はgontaさんとヘレさんと( ´ ▽ ` )
天気予報では、天候の悪化は早まりつつあったので、蓮華温泉スタートを深夜0時、天候悪化の場合に備え鉱山道下山もすぐ選択できるように五輪高原周り(半時計周り)とした。
狙って来ただけあって、朝日岳山頂付近で迎えた夜明けは格別で、モルゲンロートの世界に包まれた。

その後稜線では風が強まり爆風、三国境から稜線経由での下山は厳しいと判断し、谷沿いのトラバースが多い鉱山道経由で下山する。ここは風の心配は無かったが、人の手が入っていなく、草で踏み跡が見難く足を踏み外したり、その上雨も降り出し、バリルート並みの苦労で下山した。
今年は雪が多く、雪渓のトラバースで数回軽アイゼンを装着して通過した。特に鉱山道の雪渓の沢通過はスノーブリッジになっており、この時期の通過は崩れるか心配しながらの通過だった。

4連休、雨の隙間を縫った山行きは、色々中身の濃いものとなり、ある意味相当充実していた( ´ ▽ ` )



朝日岳山頂付近モルゲンロート


雪倉岳方面へ


爆風

何年か前に蓮華温泉〜白馬〜朝日岳の周回を2泊3日でやった事がある。
同じコースをシンさんに誘われたので行ってきました。

午後からの天候が悪くなる予報なので0時スタート。
周りも時計の反対周りにして後半の天候次第で白馬岳をカット。
最悪は鉱山新道で下山の予定。

天気予報通りで雨と風が出てきたので鉱山新道で下山。
このコースは前に調べたが評判が悪い。

入ってスグはそんなに悪いコースじゃないと思ったが最初だけ。
雪渓を数回渡るし藪漕ぎで足元も見えない。
登山道も流れて無くなっても整備されない。
藪漕ぎが終わったと思ったら岩がゴロゴロしてて歩きにくい。

雨と風の中で白馬大池方面から回ったら大変だと思ったので
鉱山新道でエスケープしたがこのコースも大変だった。
二度と行かないかな〜?(笑)

でもこの4連休の天気予報でアルプスに行けただけ有難かった。
ゴンタさん運転お疲れさまでした。
シンさん誘ってくれて有難う御座いました。
またご一緒してください。

 例年、この時期は梅雨明けで夏山シーズン開始といったところなのに、4連休の天気予報は傘マークばかり。その中で北ア北部は、金曜日午前中まで天気が良さそうだったので蓮華温泉から雪倉周回を計画した。
 そういえば、去年も台風通過のなか北ア北部の天気が良かったので、蓮華温泉から雪倉を周回したな〜(笑)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1943526.html

 蓮華温泉に到着した時は、満天の星空が眺めるほどの天気だったけど、時間が経つにつれ雲と風が強くなり、雪倉山頂で風速20mくらいある強風に煽られ、エスケープルートにしていた鉱山道から下山した。
 鉱山道は、五輪高原や小蓮華のメインルートと違い、ほとんど登山者の通行がなく、藪まではいかないが草の茂みが濃く、とても細い登山道が判断できるかできないかで足の運び場の判断に迷うほど、ときおり斜面に足を置いたためバランスを崩すこともあったり。一番の核心部分は、雪渓の残った渡渉だ!!
 水の勢いと水量の多い沢で雪渓を踏み抜いたらかなり危険、登山者の足跡がほとんどなく安全なルートが良く判らないなか、なんとか先行者1名の足跡を発見し、トレースしてクリアした。
 その後、泥濘や滑りやすい木道のオンパレード、終始気の抜けない登山道だった。
 もう鉱山道を通ることは無いな。

 天候や鉱山道に苦しめられたが、見ごろの高山植物や夜明け前のモルゲンロートを十分に楽しめたので良しとしよう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2583人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら