ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 245215
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス深南部・「熊!!!&ドM&マニアック&道無きルート&激藪漕ぎ&迷い度、人がおらん度100%」戸中山ゲートから六呂場山と不動岳を周回!!!

2012年11月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
08:03
距離
23.4km
登り
2,922m
下り
2,919m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

06:20 戸中山ゲート 出発
07:04 六呂場山登山口
07:48 1400m尾根にでる。
08:33 稜線分岐
09:05 六呂場山「三等三角点」
10:24 鹿ノ平
11:00 不動岳 「三等三角点」
12:03 鎌薙の頭
13:10 工事事務所前
14:24 戸中山ゲート 下山
天候 一日快晴
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水窪より水窪ダムを経て戸中山ゲート前
水窪ダムから戸中山ゲートまで8km悪路林道を走行するが、フラットなダートなので走行しやすい。
工事車両も通行するので狭い林道での離合は注意。
コース状況/
危険箇所等
*戸中山ゲート-六呂場山
ゲートを出て黒法師岳登山口の戸中山林道は行かず、すぐ左の林道へ進む。
林道を約3km40分ほど歩くと尾根の末端に六呂場山取り付きがある。
頭上を見ると木に六呂場山登山口と書かれてる案内場がある。
ずっと尾根道を進みかなりの激急登に苦しむが、ジグザグの踏み跡は明瞭で藪漕ぎは一切無い。
稜線から派生する広々した尾根に出るとルートは左へ、はじめ緩やかな広い尾根ですが迷いやすい場所でテープを頼り尾根を外さず歩く。
尾根が細くなりはじめると急登になって、しばらく耐えると稜線はもうすぐ。
稜線に出て左に行くと黒沢山、右は六呂場山、案内板は一切無し。
右へ向かうと六呂場山に行くが、今までの道とはうってかわって険しくなる。
道は細くなり木々を掴んでのアップダウン歩行となります。
一旦鞍部に降りて、登り返しに耐えると六呂場山。
狭い山頂で見晴らしは無いが、ここにだけある珍しい文言が書かれてるプレートがある。

*六呂場山-鹿ノ平-不動岳
さらに道は険しくなり一箇所だけ岩場の危険箇所を通過する。
鹿ノ平の登り返しは標高差350mあり、はじめ踏み跡は明瞭ですが潅木と笹薮が出てくると、背筋以上の笹薮漕ぎとなり道は不明瞭となります。
獣道をうまく利用すると少しだけ楽です。
鹿ノ平は笹の平原でテント場に最適。水場はありません。
鹿ノ平から不動岳も腰ぐらいまでの笹薮漕ぎが続く。こちらもテープを確認し獣道を繋いでうまく進むとよい。
笹薮に倒木が隠れてるので、足元に注意です。
不動岳最期の急登は、幾分笹薮は薄く歩きやすくなり展望が良い。
不動岳はすばらしい展望が広がる狭い山頂。

*鹿ノ平-鎌薙ぎの頭-戸中山林道不動岳登山口
鹿ノ平より鎌薙の頭まで膝ぐらいまでの笹薮漕ぎで、少しだけ不明瞭な踏み跡が続く。
不動岳と同じぐらいまでの登り返しが辛いところ。
急登に耐え振り返ると南アルプス南部の山々や富士山まで見渡せる。
赤テープに従い戸中山林道へ降りる尾根へ。
始めは笹薮がうるさいが次第に薄くなり、踏み跡も明瞭になります。
中間地点で尾根が広い場所に出るところが迷いやすい地点。テープを確認。
ここを通過すると登山道らしい道となり、作業小屋を見るとモノレール沿いに下れば登山口ではなく、工事事務所前に出る。
林道を左へ進み7分ほどで不動岳登山口があった。
あとゲートまで歩いて1時間半ほどで下山できる。

この一周ルートは危険箇所こそないが、不明瞭な道が多くて迷いやすく、笹薮漕ぎを要するので体力と読図力が必要になります。
地図やコンパスは必要で、GPSがあるとなおさら安心。


*戸中山林道ゲート前に登山届けあり。
*ゲートの先に作業小屋があり、脇に仮設トイレがありました。
*山中水場は無いので持参しましょう。
*藪漕ぎなので頑丈な服装を。
*水窪にスーパーあります。
*水窪ダムに販売機とトイレあります。
*周辺日帰り入浴施設はありません。山住峡温泉、白樺荘も日帰り入浴はできませんでした。
戸中山林道ゲート前を出発します。
ゲート前に登山者のマイカーは2台。
登山届けを見るとマイカー二台の人は黒法師岳へ向かっていた。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 17:00
戸中山林道ゲート前を出発します。
ゲート前に登山者のマイカーは2台。
登山届けを見るとマイカー二台の人は黒法師岳へ向かっていた。
ゲートから西俣沢林道を左へ向かい、東俣沢の橋を渡る。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
ゲートから西俣沢林道を左へ向かい、東俣沢の橋を渡る。
左俣沢沿いの林道を約40分(3km)ほど歩くと
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
11/16 17:00
左俣沢沿いの林道を約40分(3km)ほど歩くと
尾根の末端に六呂場山取り付きがあります。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
11/16 17:00
尾根の末端に六呂場山取り付きがあります。
頭上の木に取り付けた六呂場山登山口案内板。
意外や意外、簡単に登山道に取り付くことができた。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
11/16 17:00
頭上の木に取り付けた六呂場山登山口案内板。
意外や意外、簡単に登山道に取り付くことができた。
ずっと尾根を外さず登って行きます。
踏み跡は明瞭で迷うことは無いです。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 17:00
ずっと尾根を外さず登って行きます。
踏み跡は明瞭で迷うことは無いです。
熊の罠が仕掛けられていました。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
11/16 17:00
熊の罠が仕掛けられていました。
このピンクテープが導いてくれますが、ものすごい激急登に汗が噴出す。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
このピンクテープが導いてくれますが、ものすごい激急登に汗が噴出す。
斜度はこんな感じ、すごい急坂でしょ!
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7
11/16 17:00
斜度はこんな感じ、すごい急坂でしょ!
稜線から派生する尾根に立ちました。
昨日の雪が解けずに残っています。
ここは広々して踏み跡は不明瞭になり、尾根を外さず適当に登ります。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 17:00
稜線から派生する尾根に立ちました。
昨日の雪が解けずに残っています。
ここは広々して踏み跡は不明瞭になり、尾根を外さず適当に登ります。
木々の隙間から南アルプス南部の山々が望めます。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
木々の隙間から南アルプス南部の山々が望めます。
1700m地点、深南部の稜線に到着しました。
六呂場山へ左へ進みます。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 17:00
1700m地点、深南部の稜線に到着しました。
六呂場山へ左へ進みます。
稜線は細く険しくなります。
雪があるので慎重に歩きました。
凍結箇所は無かった。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
稜線は細く険しくなります。
雪があるので慎重に歩きました。
凍結箇所は無かった。
六呂場山直下の激急登に耐えると
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 17:00
六呂場山直下の激急登に耐えると
狭い山頂に到着です。
今日は移動性高気圧に覆われて、快晴無風で暖かい。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
6
11/16 17:00
狭い山頂に到着です。
今日は移動性高気圧に覆われて、快晴無風で暖かい。
三等三角点ゲットじゃ!
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
11/16 17:00
三等三角点ゲットじゃ!
これ!これ! これが見たかった。
六呂場山にしかない、有名な文言が書かれた表示板。
おもしろいでしょ!
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
19
11/16 17:00
これ!これ! これが見たかった。
六呂場山にしかない、有名な文言が書かれた表示板。
おもしろいでしょ!
山頂は展望が無いが木々の隙間から上河内岳や信濃俣、大根沢山が見えました。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
11/16 17:00
山頂は展望が無いが木々の隙間から上河内岳や信濃俣、大根沢山が見えました。
最低鞍部付近に岩場の危険な所が一箇所だけありました。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
最低鞍部付近に岩場の危険な所が一箇所だけありました。
鹿ノ平までの急登に差し掛かると、笹薮が濃くなり踏み跡は不明瞭になります。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 17:00
鹿ノ平までの急登に差し掛かると、笹薮が濃くなり踏み跡は不明瞭になります。
鹿ノ平直下は完全に激笹薮漕ぎになりました(泣)
もう適当に漕ぎます。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
11/16 17:00
鹿ノ平直下は完全に激笹薮漕ぎになりました(泣)
もう適当に漕ぎます。
ガレの縁に出ると藪漕ぎから開放されます。
あそこまで登ると鹿ノ平。
2012年11月16日 18:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 18:48
ガレの縁に出ると藪漕ぎから開放されます。
あそこまで登ると鹿ノ平。
鹿ノ平に到着しました。
あーしんど!!!疲れた。
テント場に最適で展望がバツグン。
2012年11月16日 18:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7
11/16 18:48
鹿ノ平に到着しました。
あーしんど!!!疲れた。
テント場に最適で展望がバツグン。
不動岳まで腰ぐらいの笹藪漕ぎが続きます。
倒木が隠れてるので足元に注意。
獣道をうまく利用すると少しだけ楽です。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
11/16 17:00
不動岳まで腰ぐらいの笹藪漕ぎが続きます。
倒木が隠れてるので足元に注意。
獣道をうまく利用すると少しだけ楽です。
不動岳直下まで来ました。
あと一分張りです!
ここから展望がよく笹薮も薄くなります。
2012年11月16日 18:49撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8
11/16 18:49
不動岳直下まで来ました。
あと一分張りです!
ここから展望がよく笹薮も薄くなります。
やっと見えました不動岳山頂。
もう足元は濡れてビショビショ(泣)
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
やっと見えました不動岳山頂。
もう足元は濡れてビショビショ(泣)
南アルプス深南部の主峰、憧れの不動岳に到着しました。
ヤマレコに載ってるのも少ないですね。
ほんま俺は晴れ男! ワイルドだろ! どんなもんじゃい!!! 不動岳。
道の無い山に一度来てみな! ほとんどの山が登れるぜ!
2012年11月16日 18:49撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
21
11/16 18:49
南アルプス深南部の主峰、憧れの不動岳に到着しました。
ヤマレコに載ってるのも少ないですね。
ほんま俺は晴れ男! ワイルドだろ! どんなもんじゃい!!! 不動岳。
道の無い山に一度来てみな! ほとんどの山が登れるぜ!
三等三角点ゲットじゃ!
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
6
11/16 17:00
三等三角点ゲットじゃ!
すばらしい大パノラマが望めます。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8
11/16 17:00
すばらしい大パノラマが望めます。
白銀に染まった聖岳と上カ河内岳が見えています。
2012年11月16日 18:50撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
11/16 18:50
白銀に染まった聖岳と上カ河内岳が見えています。
左から恵那山、黒沢山の奥に加賀白山、右端に御嶽山。
2012年11月16日 18:50撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7
11/16 18:50
左から恵那山、黒沢山の奥に加賀白山、右端に御嶽山。
俺の大好きな黒法師岳など南部の山々が見渡せます。
2012年11月16日 18:50撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
11/16 18:50
俺の大好きな黒法師岳など南部の山々が見渡せます。
遠くに伊豆山脈、左に寸又三山の朝日岳、右に前黒法師岳が見えます。
2012年11月16日 18:50撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
11/16 18:50
遠くに伊豆山脈、左に寸又三山の朝日岳、右に前黒法師岳が見えます。
いかにも鹿の好む場所、鹿ノ平。
周りでキューンと鹿の泣く声がしていた。
2012年11月16日 18:51撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
11/16 18:51
いかにも鹿の好む場所、鹿ノ平。
周りでキューンと鹿の泣く声がしていた。
ツキノワグマの足跡発見しました。
偶然通ると獣臭がしたので、近くに居たのでしょう。逃げたのか姿は見えませんでした。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
16
11/16 17:00
ツキノワグマの足跡発見しました。
偶然通ると獣臭がしたので、近くに居たのでしょう。逃げたのか姿は見えませんでした。
鎌薙の頭まで激急登し山頂に立ち、振り返ると絶景が!
大無間山と富士山が見えました。
2012年11月16日 18:51撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
14
11/16 18:51
鎌薙の頭まで激急登し山頂に立ち、振り返ると絶景が!
大無間山と富士山が見えました。
最期に名峰の不動岳とお別れ。
2012年11月16日 18:51撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
11/16 18:51
最期に名峰の不動岳とお別れ。
赤テープに導かれ戸中山林道への尾根へ下山開始です。
雪が積もってるので滑るスベル。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
赤テープに導かれ戸中山林道への尾根へ下山開始です。
雪が積もってるので滑るスベル。
始めは笹薮がうるさいが、次第に薄くなる。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
11/16 17:00
始めは笹薮がうるさいが、次第に薄くなる。
途中一箇所だけ展望地がありました。
鎌薙崩れと黒法師岳。
2012年11月16日 18:52撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
11/16 18:52
途中一箇所だけ展望地がありました。
鎌薙崩れと黒法師岳。
倒木などあり少しだけ荒れた道を降りて来ると、作業小屋に着く。
登山者も利用できます。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
倒木などあり少しだけ荒れた道を降りて来ると、作業小屋に着く。
登山者も利用できます。
モノレールを伝って降りて行くと
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
モノレールを伝って降りて行くと
現場事務所に出ました。
不動岳登山口ではありませんが、ま、いいか!
こっちの方が判りやすい。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
現場事務所に出ました。
不動岳登山口ではありませんが、ま、いいか!
こっちの方が判りやすい。
事務所から林道を7分ほど歩くと、不動岳登山口がありました。
前回は、この登山口へうまく下山できたが!
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 17:00
事務所から林道を7分ほど歩くと、不動岳登山口がありました。
前回は、この登山口へうまく下山できたが!
林道脇の紅葉は見頃でした。
2012年11月16日 18:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8
11/16 18:53
林道脇の紅葉は見頃でした。
黄葉と雪化粧した黒法師岳。
2012年11月16日 18:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 18:53
黄葉と雪化粧した黒法師岳。
等高尾根の黒法師岳登山口があります。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 17:00
等高尾根の黒法師岳登山口があります。
名無しの滝もありました。
2012年11月16日 18:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
11/16 18:53
名無しの滝もありました。
清滝橋にある、清滝。
2012年11月16日 18:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
11/16 18:53
清滝橋にある、清滝。
シブイぜ! 黒法師岳!
2012年11月16日 18:54撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
11
11/16 18:54
シブイぜ! 黒法師岳!
歩いて2時間かかるところを、走って1時間ちょっとで戸中山ゲート前に無事下山しました。
止まっていたマイカー4台に増えていました。
明日土曜日は雨なのでゆっくり休養します。
2012年11月16日 17:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
6
11/16 17:00
歩いて2時間かかるところを、走って1時間ちょっとで戸中山ゲート前に無事下山しました。
止まっていたマイカー4台に増えていました。
明日土曜日は雨なのでゆっくり休養します。
撮影機器:

感想

今回は南アルプス深南部の六呂場山と山頂にある有名なプレートを見るのが目的でした。
一昨日は冷たい雨が降って1000mを越えると雪が降った。
その翌日(昨日)は熊伏山を雪山ハイキングを楽しみました。
そして今日は寒気が抜けて、移動性高気圧に覆われ天気はバッチリ。
でも、昨夜は放射冷却のため、めっちゃ寒かった。
朝4時に起きて、水窪から戸中山ゲートまで移動。
まだ暗い夜空を見上げると星がいっぱいで、快晴の天気に心が弾む。
ゲートに着くと先客のマイカーが2台止まって、ゲート前にある登山届けノートを見ると黒法師岳へ向けて出発していた。
さあ! 俺もマニアックの山に向けて出発だ!
六呂場山の登山口まで林道を40分歩くと尾根の末端に取り付きがあった。
林道ではカモシカにも見送られた。写真は暗くてボツになった。
今回はいつものワイルドさが出て超ハイペースで激急登を行く。
稜線から派生する尾根の上に立つと、これぞ深南部と言わんばかりの風景に出くわす。
だだっ広い尾根は迷う心配はなかったが、踏み跡は不明瞭で適当に歩きやすい獣道を進む。
ちょっとした急登に耐えて稜線に出ると、表示板も何も無い分岐点。
六呂場山へ続く稜線は雪が積もっており、細くなり少し険しくなるが慎重に進み待望の六呂場山に到着。
有名なプレートを見ることができた。
これで目的は完了。
そして主峰の不動岳を目指します。
相変わらず道は険しく鹿ノ平の登りに差し掛かると、笹薮が濃くなり藪漕ぎになり踏み跡も不明瞭になった。
そして鹿ノ平がもうすぐだというのに、超激藪漕ぎに体力を奪われる。
鹿ノ平は別天地で笹の原が広がり展望も良く、テント場に最適。
いかにも鹿が好む場所!
不動岳までも笹薮は濃く隠れた倒木に気をつけて歩いた。
山頂が近づくと笹薮は薄くなり、獣道を伝って最期の急登に耐えると待望の不動岳に着いた。
360度の大パノラマの眺めは超サイコー。
それもド快晴で晴れ男が居たからこそだ!
この山は年に何人の登山者が立つのだろうか! たぶん少ないだろうなあ!
さあ! ここから鹿ノ平を経て鎌薙の頭まで、標高を落として登り返しがある。
鹿ノ平に戻ると雪の積もった場所に熊の足跡と臭気がプンプン匂う。
やば!と思い辺りを見回すと姿は見えない。
隠れてじっとこっちを見てるのだろう。
気を取り直し先へ向かう。
最期の激急登で厳しかったなあ!
赤テープに従い明瞭な尾根の登山道を戸中山林道へ降りる。
前回一度ここから降りてるので、不安も無く安心して行けた。
作業小屋からは登山口の道とは違う、モノレール道を降りて工事事務所前に出てしまったこと。
結局林道を7分ほど歩くと不動岳登山口だった。
ゲートまで2時間林道を延々と歩くのは嫌なので、走って1時間ちょっとで下山できた。
ゲート前には2台増えて登山者のマイカーが4台に止まっていた。

明日は雨のようだ! 一日休養日になってちょうど良い。
関西への帰り道に山に立ち寄りながら楽しみたいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4324人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 東海 [日帰り]
不動岳・戸中山口ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら