今年初めてのテント泊♪ 三条の湯から雲取山を目指す
- GPS
- 14:58
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 2,523m
- 下り
- 2,542m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:38
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:11
天候 | 初日は雨 2日目は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三条の湯から雲取山へのルート、崩落箇所に迂回ルート有 |
写真
装備
MYアイテム |
hanya
重量:0.34kg
|
---|
感想
テント泊の経験が少ないwata-waさん、tsuyu1002さんをお誘いして雲取山へ。
東京近郊でテント泊が出来る山って言うとやっぱり雲取山は外せませんね、
奥多摩小屋が閉鎖されてしまったので、
雲取山荘、七ツ石小屋、三条の湯と三つの候補地からまだ行った事のない三条の湯をチョイス。
コロナ禍でなまった脚力が不安なので初日は林道歩きメインで三条の湯まで、
幕営して二日目に雲取山へ登り、石尾根縦走路から登り尾根を降って鴨沢へ降りるルートです。
初日、ホリデー快速おくたま1号で奥多摩駅へ向かいます、
新宿駅のホームでtsuyu1002さんと合流、
入線したホリデー快速に乗車して程無くwata-waさんも合流、
連休のホリデー快速なのに空席が目立つのは空模様が怪しいからでしょう。
しかし車内アナウンスで
「青梅線日向和田―石神前駅間で発生した倒竹の影響で、ホリデー快速おくたま1号は拝島駅止まりとなります」なんて言ってる、えー!?
奥多摩駅まで行けないって事?それは困った。
復旧の見込みとか代替輸送とか何も言わないし、
JR東日本のウェブサイト見ても何も載っていない・・。
そもそも何で拝島駅止まり?せめて青梅駅まで行ってくれればいいのに。
拝島駅でホリデー快速を降り、
後続の青梅線で青梅まで移動、青梅駅でしばらく待ったら奥多摩行の列車が来ました。
ああよかった、初日は時間に余裕が有るので出発が少し遅れても問題無い。
本来であれば8:35発のバスに乗る予定でしたが、もちろん間に合わず。
9:30発の鴨沢西行に乗って終点の鴨沢西からバス停2つ分歩いていく事に。
さてバスが出るまで少し時間が有るなと思っていたら鴨沢西行の臨時便が出てくれました。
一日中雨の予報ですからハイカーの数は少ないので、
列車遅延を考慮して臨時便出してくれたのでしょうか、いずれにせよ有難い事です。
臨時便のおかげでさほど遅れずに行動開始出来ました。
初日は後山林道を歩いて三条の湯を目指す行程です、
林道の終点から30分くらい登山道を歩けば三条の湯です。
しばらく林道歩きが続くので、レインウェアを着ないで傘をさして歩きます。
林道歩きならレインを着るよりも傘の方が快適に歩けます。
久し振りにテント泊の荷物を担いだので堪えますね、
雨予報だったから4テン担いできました、ザックは宴会山行用(笑)のバルトロ95です。
荷物の重さが堪えてペースはゆっくり、ちょこちょこ休憩しながら進みます。
林道の終点まで着いた時に雨が強く降っており、
ここまでは傘を差してきたけど、流石に登山道を歩くのはマズいかなと思い
レインウェアを着る事にしました。
1人が着替える間は残りの二人で傘をさしてフォローする作戦で順番にレインを着こみます。
みんなレインウェアを着こんでさあ出発、登山道に入ります。
結果的には傘のままでも良かったんじゃ?ってくらい歩き易い道でした。
30分程歩いてあっさり三条の湯に到着、受付を済ませて設営開始します。
一番下のスペースなら3張まとめて張れそうでしたのでそちらで設営します。
三条の湯は小屋とテン場は指呼の間ですが標高差が30mくらいは有るので、
テン場から小屋まで行くのは少し面倒です。
ぬかるんでいる箇所も有るので登山靴必須です、サンダルは使えませんでした。
水場はテン場にも有るのですが、お手洗いは小屋まで行く必要があります。
途中に沢を渡る橋が有るのですが、連日の雨で茶色く濁った濁流がゴウゴウと流れています。
橋には手すりも何も無いので、お手洗いは単独では行かない事に決めました。
暗くなってほろ酔い加減だと何が有るか分かりませんからね(笑)
設営を終えたらお風呂に行きました。
山の中ですから石鹸やシャンプーの類は使えませんが汗を流せるだけで有難いですね。
やや熱めのお湯に浸かって疲れをとります、あー気持ちいい。
お風呂からテントに戻ったら早速ビールで乾杯です、
ビールは十分に担いできたので沢で冷やしておけば程よく冷えていい感じです。
宴会山行なので(そう思っているのは多分僕だけですが)
お酒と食事は豪華に用意しています、たっぷりの生野菜と肉、食べきれない量のつまみ(笑)
途中の用足しは結局全員で行きました、呑んでると標高差がキツイです(*´Д`)
テン場のすぐ脇をゴウゴウと沢が流れているので、
酔って騒いでも他のテントに聞こえる事も無いでしょう、その点は安心でした。
そして夜も更けて就寝、僕のいびきも聞こえない事でしょうww
翌朝は4時頃に目が覚めました、4時半から朝食です。
湯を沸かしてコーヒーを飲み、水戻しパスタで朝御飯です。
パスタは昨日の内に水に漬けておいたので茹でて市販のソースを絡めるだけ、
短時間で作れてコストも安いので個人的には定番メニューです。
朝食の後は撤収です、昨日の雨に濡れたテントは随分と重くなりました。
残念ながらザックの重量は大して軽くなっていません。
予定より少し遅れて出発、標高差900mを登って雲取山を目指します。
稜線に出るまではずっとトラバースしながら標高を上げて行くルートです、
途中、標高1,450m付近で崩落のために迂回路が付けられていました。
この迂回路がかなりのアルバイト、100m登って80m降りて元の道に戻る感じ、
しっかりと整備された迂回路でした、関係者の皆様にはただ感謝です。
重い荷物でペースが上がらず、地図読みの為に立ち止まる事が多かった事も有り、
稜線に出るまで随分と時間が掛かりました。
稜線に出てからは約250mの標高差を一気に登る急登です、
汗が噴き出してきますが陽射しが無くて涼しかったので助かりました。
頂上で軽く行動食を食べて下山開始、
足の裏が痛くなってきて我慢の下山になりました。
ザックのフィットもイマイチで、腰やら背中やらあちこち痛くなってきます。
やっぱりバルトロ95よりも75の方がフィット感がいいんだよなー。
14時頃七ツ石小屋で休憩と水補給、
バスの時刻を調べると2時間後の16時、その後は2時間待ちだったので少し急いでみました。
急いでは見たもののたいしてペースが上がらず、堂所の手前で諦めました。
諦めた後も我慢の下山です、登り尾根は緩やかな傾斜なのでゆるゆると進みます、
小袖の駐車場のところで舗装路に出ますがこの舗装路がキツイ!
駐車場の脇から再び登山道、鴨沢までもう一息です。
ようやく鴨沢の集落に入りました、
以前にこの辺りで野生のニホンザルを見た事が有るなんて話をしていたら
今回も見ました、民家の屋根を軽快に走り回っていました。
住んでいたらドタバタとうるさくてさぞや迷惑だろうと思いました。
そしてバス停に到着、いや〜長かった。
ザックの整理をしたり隣のトイレで着替えをしているうちに1時間ほど経ちました。
時刻表を改めてチェックすると、留浦まで約10分歩けば30分早いバス便が有ることが判明、
30分でも早く帰宅できた方がいいかなと思い歩く事にしました。
留浦についてバス停にザックをデポ、
留浦の浮橋を途中まで渡ってみました、観光に来てるみたいww
長かった二日目の行程も無事に終了です。
ここから備忘録
レイヤリング
初日は普段通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
傘をさして林道歩き、途中から登山道だったのでレインウェアを着た
夕食時はジオラインLWの七分丈タイツの上にトレッキングパンツ
薄手のフリースを羽織る
就寝時は長袖ハーフジップシャツに七分丈タイツ
2日目はトレッキングパンツの下にCW-Xを履いて歩いた
雲取山の山頂でトレッキングパンツをジップオフしてショート丈にチェンジ
初日朝食
電車内でパン
昼食はお握り二つ
夕食はサラダ、カットステーキ、つまみ沢山
2日目朝食はパスタ一人前
昼食はカップラーメン予定だったが時間短縮の為行動食少々に変更
飲み物
初日は300mlペットボトルのお茶、ちょうど良い量だった
2日目はナルゲンで作る500mlポカリで七ツ石小屋まで、ちょい不足気味
七ツ石小屋で水を500nl補給して最後まで300mlくらい飲んだ
シュラフはポリゴンネスト2×2
スリーピングマットはモンベルULコンフォート120
朝方の気温は17℃くらいか、全く問題なく快適に眠れた
出発時のザック重量は約21kg
このザック重量が想像以上に響いた
食料と酒で2kg以上は減ったはずだが
雨で濡れたテントが重くなった分で相殺されたようだ、
1kgくらいしか減らなかったんじゃないかと思う
夏山遠征はもっと軽量化しないと・・
翌日は当然太ももとふくらはぎの筋肉痛、
腰や肩などザックの当たりが悪い部分が少し痛んだ
記録読ませて頂きました!
同行者のためにいつも豪勢な食材と酒を担いで頑張る姿に敬服しています。
濡れたテントが重かったと思いますが、
同行者には感謝されたでしょう。
ただ宴会が好きなだけなのです、
しかし4テンは流石に重いのでもう無理w
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