信越トレイルSec-6 伏野峠〜天水山〜栄村口 再踏破達成

2020年08月02日(日) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 13.6km
• 登り: 672m
• 下り: 1,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 1:07
• 合計: 5:43

8:07 伏野峠
8:38 8:40 須川峠
8:46 8:51 菱ヶ岳分岐
9:48 9:48 西マド湿原
10:05 10:21 野々海峠
10:57 11:03 深坂峠
11:20 11:27 三方岳
12:10 12:33 天水山
12:46 12:50 松之山分岐
13:11 13:15 森コース分岐
13:46 13:46 栄村口
13:50 駐車場所

天候

晴れ後一時曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車二台使用
国道117号線で栄村に向かい
栄村登山口下方のため池脇に自分の車を停め
（ため池脇で通行止めになっていました）
国道403号線で伏野峠まで送ってもらいました

コース状況／危険箇所等

標識、登山道が整備され、
特に危険個所はありません
森コースは、足に優しい栄村口へのショートカット、
藪が茂りだしている箇所があります

その他周辺情報

百合居温泉
https://www.shinetsu-shizenkyo.com/sightseeings/detail/1792/
シャンプー、石鹸類は持参してください

写真

8/2 8:06

伏野峠から歩行開始
7月初めから日帰りで歩き始めた信越トレイル再踏破。今日ゴールの栄村口を目指します！嬉しいような、寂しいような(^^;

8/2 8:08

いきなり急坂に泣かされ、足が重いです(T_T)

8/2 8:18

菱ヶ岳くっきり！

8/2 8:18

写真でははっきりしませんが、左奥に霞んでいるのは刈羽黒姫だと思います

8/2 8:20

見飽きない優美な形の山が今日は一際美しく、しばし疲れを忘れ、大満足(^.^)

8/2 8:24

不動滝駐車場
記録を拝見すると、見る価値のある滝のよう。日を改め、菱ヶ岳を周回し、不動滝を見る計画も思い付きました。

8/2 8:33

やっぱり青空の下の山歩きが一番♪心も晴れやか！

8/2 8:40

須川峠に到着
標識の位置は地図と違っています。標識の背後に廃道らしき道跡があり、ここが峠だと思います。

8/2 8:44

小さなアップダウンがなければ最高の小径(^^;

8/2 8:48

菱ヶ岳分岐
現在、この分岐から菱ヶ岳に向かう登山道は崩壊して通行できません

8/2 8:52

緑の葉を茂らせる、最も生命力にあふれる時期のブナ

8/2 9:01

葉の緑と空の青
ようやく開けた梅雨を歓迎！しかし、分かっていても蒸し暑さに閉口(/_;)

8/2 9:02

野々海峠までまだ3kmもあるのですか(/_;)

8/2 9:07

陰影くっきり
ずっと木陰だったら嬉しいのに

8/2 9:21

ブナの居並ぶ贅沢な散歩道を独り占め♪

8/2 9:22

急斜面の西側から涼しい風が吹き上げてきます。これが何よりの御馳走！

8/2 9:37

樹間に山頂停留所駅

8/2 9:38

菱ヶ岳
いつの間にか左後方になっていました

8/2 9:40

山頂停留所駅分岐
良く踏まれている感じに見えます。菱ヶ岳に出かけて来たら、この道を辿るのが楽しみ。

8/2 9:46

西マド湿原

8/2 9:53

山頂停留所駅と菱ヶ岳
左に見えるのが菱の文様でしょうか？

8/2 9:59

つい立ち止まって見上げてしまう大木

8/2 10:06

野々海峠
お待ちかねのコーヒーブレイク♪

8/2 10:06

野々海池に向かう舗装道。車が通行できるのか分かりません。一台も見ませんでした。

8/2 10:19

深坂峠目指して出発

8/2 10:33

入道三角点
三等です。小灌木帯は蒸し暑く、先を急ぎます(^^;

8/2 10:39

ブナの大木の林は涼しい風が吹き抜け、一転オアシス(^.^)

8/2 10:46

振り返ると崩壊箇所

8/2 10:49

道理で通行止めでした

8/2 10:59

深坂峠
見晴らしの良い休憩場所になっています。しかし蒸し暑く、日差しにいたたまれず、早々に通過！

8/2 11:00

車道を横断後、右へ少し歩くと登山口

8/2 11:00

新潟県側の道路は通行止め。ここ迄は車が入れるのか、二台駐車していました（一般車ではないかもしれません）

8/2 11:01

左前方に標識が見えました

8/2 11:02

天水山登山口
駐車していた車からして登山者に出会うかと思いましたが、この後も全く人に出会うことはありませんでした

8/2 11:09

三方岳まで1km

8/2 11:21

急坂
イワウチワの咲く時期は見事でしょう！

8/2 11:24

三方岳

8/2 11:25

二等三角点

8/2 11:38

新潟県側の山麓がちらり

8/2 11:41

通行禁止
ここも崩落箇所のようです。新潟県側は切れ落ちていて、崩落はこれからも進むのでしょう。

8/2 11:44

足元に山麓の集落

8/2 11:45

振り返った崩壊箇所

8/2 11:45

ゴールの天水山？

8/2 12:06

ため息の出る美しいブナ林は、季節を変えてまた来たくなります。晩秋も良いでしょう♪

8/2 12:08

言葉は要りません

8/2 12:12

天水山に到着
ブナの大木の下に案内板

8/2 12:13

斑尾山の雰囲気そのまま！

8/2 12:14

津南方面が見えているのでしょうか？

8/2 12:32

さようなら
無事縦走させて頂き、有難うございました。と同時にちょっぴり寂しくなりました。

8/2 12:47

松之山口分岐
以前縦走した時はこの分岐を北に下山。懐かしい分岐なのに、記憶は全くなし(/_;)ここから未踏コースを歩きます。

8/2 12:54

前方に聳える山を通過するのでしょうか？となると、まだ時間がかかりそう

8/2 12:56

水平に見えている尾根を歩いて来たのでしょう

8/2 13:01

思えば、ずっとブナと一緒でした。別れるのが寂しくなります。

8/2 13:06

雨池三角点は、三等でした

8/2 13:06

すぐ北に高い尾根が見えます。何故ここに三角点があるのかふと疑問に！

8/2 13:13

森コース分岐
小さな標識に誘われ、予定コースを変更。それに舗装道路より足に優しそう！

8/2 13:22

予想外に緩やかな下り♪

8/2 13:25

駐車場所すぐ近くの池が見えました♪

8/2 13:30

天水山が見えているのでしょうか？

8/2 13:31

日蔭も蒸し暑くなってきました。標高が下がると仕方ありません。一刻も早く下山して、温泉に行きたい！と足も早まります(^^;

8/2 13:31

東入沢川
右下の谷間から大きく水音が響いて来ます。長雨で増水しているのかもしれません。

8/2 13:39

ホウキタケ？

8/2 13:43

広い道幅なので、かつては林道だったのでしょうか？あまり人の歩いている感じがなく、伸びた枝が体に当たり、クモの巣が顔に貼り付き、鬱陶しい個所

8/2 13:46

未舗装林道に合流

8/2 13:47

池が見えました
山を歩いたというより、服を着たままプールで泳いだよう(*_*)全身汗でびしょ濡れ(^^;

8/2 13:48

天水山登山口に合流
途中、鬱陶しい個所がありましたが、森コースは林道歩きより時間短縮できるショートカット！

8/2 13:51

透き通った池の向こうに天水山方面

8/2 14:09

青々と棚田
「耕して天に至る」という言葉を思い出しました。千曲川の谷間に沿う国道117号線からは見られない風景に、うっとり。

8/2 14:14

道端の畑にカサブランカ。夏の到来を喜んでいるように見えます。

8/2 15:55

道端の藪にカサブランカ。誰かが植えたものなのでしょうか？緑色の支柱も添えられていました(*_*)

8/2 16:01

鍋倉山
10年以上の時を経て、再び信越トレイルを踏破でき、感動と共に感謝を込め、振り仰ぎました。

8/2 16:02

東に見えている山の名が分らず、残念

8/2 16:10

ノカンゾウ？
ではなく、ヤブカンゾウでした。八重咲で豪華！

8/2 16:26

久々に高社山全体を見渡せました。すっかり夏空！

感想

kyom4

昨年11月初め、 斑尾フォレストトレイルを二日間かけ
時にコースを外しながらも周回したのがきっかけで
もう一度信越トレイルをゆっくり歩いてみたいと思い始めていました。

外出自粛、長雨も重なり、突如それを思い出し、七月初め、
第一回を涌井起点として毛無山周回後、富倉峠往復16.5km、
第二回は富倉峠から桂池を経て鷹落山周回し往復15.4km、
第三回は桂池から小沢峠13.1km、
第四回はよし八池から小沢峠を経て鍋倉山周回12.9km
第五回は森太郎登山口から鍋倉山を経て関田峠周回10.8km
第六回は関田峠から宇津ノ俣峠往復14.2km
第七回は伏野峠を起点に宇津ノ俣峠、須川峠を往復11.7km

今回は、伏野峠まで車で送ってもらい（バイト料を払いました）
梅雨明けし、蒸し暑い中、一気にゴールの天水山まで13.5km縦走。
本当は梅雨明けしたら、秋まで延期の積りでしたが
走り始めたら止まらない性格が災いし、決行しました。

総歩行距離は、108.1kmで100kmを超え
昨年の斑尾フォレストトレイル38.7kmを合わせると146.8km、
往復やらアプローチトレイル周回やらが含まれていて、
予想以上の距離を歩き切ったことに驚きました。
以前の縦走時の様な軽やかさはもう望めませんけれど
無理せずマイペースを保てば、もう少し山歩きが楽しめそうです。

思いを馳せると、いつも傍らをブナたちと一緒に歩いていました。
毎回、雨の降りだす瞬間を気に病みながらの山行、
晴天は最終日位で、それは服を着たままプールで泳いだ感じの蒸し暑さ！
でも、ブナたちは気にする風もなく、黙々と立ち続け、
風だけが葉のざわめきを音にして過ぎ去ります。

競うように体いっぱいに葉を茂らせ、凛と立つ
誇り高き森の巨人たちの生命の最も輝く季節に
その懐で、束の間の時を揺り籠に揺られるように過ごしたい、
なぜ、こんな蒸し暑く、体力を消耗する時期に、信越トレイルに？
との自分への答えはその辺にあるのかもしれません。

草深くなるこの時節、登山道を維持管理して下さる方々のお陰で
信越トレイルを再度楽しむことができました。
心よりそのご苦労に感謝しながら、歩かせて頂きました。
縦走路のブナ林を季節を変え、訪れたいという願いは止みません。