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Yamareco

記録ID: 2481619
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

碓氷峠/中尾山 中山道古道(軽井沢駅〜横川駅)

2020年08月08日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:52
距離
16.9km
登り
622m
下り
1,202m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:24
休憩
1:24
合計
5:48
距離 16.9km 登り 626m 下り 1,202m
11:24
10
スタート地点
12:17
12:21
109
14:10
14:12
7
14:19
14:20
20
14:40
14:44
14
14:58
10
15:08
6
15:14
16:26
15
16:41
16:42
30
17:12
0
17:12
ゴール地点
実際には軽井沢駅より徒歩。およそ6時間ほど歩き通していることになります。
古道は立ち寄った観光協会でも公式案内はされておらず、きちんとした装備が必要となります。
今の時期群馬側の地元の方々は山に入りません。なぜならヒルがいるから。
天候 霧/曇り
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
軽井沢駅より徒歩
バスもあるが土日祝は使いづらい
コース状況/
危険箇所等
中尾山三角点?(1069ピーク)周辺より群馬側はヒルの密集地
その上道はやや悪く、熊野平に近づくにつれ急傾斜下降、道不明瞭のため危険が伴う
その他周辺情報 峠の湯で入湯、食事可能(2Fに中休みなし19:00頃まで可能な食事施設あり)
一応現地野菜も購入できる(質は良いが安い八百屋レベルで直売所ほどではない)
一日のスタートは松原湖駅から。駅ノートもあり、予想よりはやや秘境感あり。
2020年08月08日 08:51撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 8:51
一日のスタートは松原湖駅から。駅ノートもあり、予想よりはやや秘境感あり。
軽井沢駅を降りた瞬間濃霧に包まれ、映画『ミスト』の如く怪物が現れないかワクワクしてしまいました。
2020年08月08日 10:47撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 10:47
軽井沢駅を降りた瞬間濃霧に包まれ、映画『ミスト』の如く怪物が現れないかワクワクしてしまいました。
見晴らし台への遊歩道は途中から立派な山道になります。
2020年08月08日 11:59撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 11:59
見晴らし台への遊歩道は途中から立派な山道になります。
見晴台直前のくの字を破線に従いショートカット。半袖半ズボンは物理的に痛いのでやめましょう。
2020年08月08日 12:15撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:15
見晴台直前のくの字を破線に従いショートカット。半袖半ズボンは物理的に痛いのでやめましょう。
藪藪ですが、尾根であることと目的地がすぐ近くの山頂のため迷わず直進。
2020年08月08日 12:16撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:16
藪藪ですが、尾根であることと目的地がすぐ近くの山頂のため迷わず直進。
すぐ隣に階段あったのに使用せずに登ってしまった。案の定何も見えません。
2020年08月08日 12:17撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:17
すぐ隣に階段あったのに使用せずに登ってしまった。案の定何も見えません。
なんのお花でしょうかねー?
2020年08月08日 12:21撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:21
なんのお花でしょうかねー?
結構迷いましたが、この奥が古道の入口です。
2020年08月08日 12:30撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:30
結構迷いましたが、この奥が古道の入口です。
お墓が目印。立派だのう。ええのう。金ほしいのう。
2020年08月08日 12:32撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:32
お墓が目印。立派だのう。ええのう。金ほしいのう。
入口こそ迷いますが、少し進むと赤テープあり。立派な『山道』(ハイキングコースではない)です。
2020年08月08日 12:35撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:35
入口こそ迷いますが、少し進むと赤テープあり。立派な『山道』(ハイキングコースではない)です。
ふつーに尾根道で、切り立っているところもあります。
2020年08月08日 12:43撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:43
ふつーに尾根道で、切り立っているところもあります。
えっ…登るの?
2020年08月08日 12:48撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:48
えっ…登るの?
天国と地獄。もちろん地獄を選ぶぜ!
2020年08月08日 12:50撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:50
天国と地獄。もちろん地獄を選ぶぜ!
名もなき小さなピーク(1145-9?)
2020年08月08日 12:51撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:51
名もなき小さなピーク(1145-9?)
比較的新しいゴゴティーのペットボトルが落ちていたことで、ここを通った人間がいるとわかり安心。満タンのため、以前水入りボトルを落としてしまった自分としてはなんともいえない気持ちになる。
2020年08月08日 12:57撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:57
比較的新しいゴゴティーのペットボトルが落ちていたことで、ここを通った人間がいるとわかり安心。満タンのため、以前水入りボトルを落としてしまった自分としてはなんともいえない気持ちになる。
おわかりいただけただろうか。画面真ん中奥に…白と黒の幽……………いやカモシカなんですけど、めっちゃ見てくるしビビりますね。
2020年08月08日 12:58撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 12:58
おわかりいただけただろうか。画面真ん中奥に…白と黒の幽……………いやカモシカなんですけど、めっちゃ見てくるしビビりますね。
霧が濃くなってきました。
2020年08月08日 13:03撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:03
霧が濃くなってきました。
ここで一度道をロストしました。この大木で塞がれている道の先は尾根が切れ落ちており行き止まり。左側(北)のやや踏み後薄い尾根道が正解です。
2020年08月08日 13:10撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:10
ここで一度道をロストしました。この大木で塞がれている道の先は尾根が切れ落ちており行き止まり。左側(北)のやや踏み後薄い尾根道が正解です。
苔?
2020年08月08日 13:13撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:13
苔?
もっと霧が濃くなってきました。この中でもう一度アイツに出会ったら心臓飛び跳ねそう。
2020年08月08日 13:19撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:19
もっと霧が濃くなってきました。この中でもう一度アイツに出会ったら心臓飛び跳ねそう。
3度目の上下分岐(巻道かピークか)。中尾山三角点があると知っていたので迷わず右へ。
2020年08月08日 13:22撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:22
3度目の上下分岐(巻道かピークか)。中尾山三角点があると知っていたので迷わず右へ。
碓氷と書かれた看板。なお地獄の一丁目であることにこのときは気付かなかった…。
2020年08月08日 13:24撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:24
碓氷と書かれた看板。なお地獄の一丁目であることにこのときは気付かなかった…。
レコでもほとんど到達者がいないと思われる三角点。絶対にコロナなんてついていないと思われるウヒャッホーイ!
しかしながらここで補給しようとしていたらヒル4匹の同時襲撃に。びびった逃げるか。
2020年08月08日 13:24撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:24
レコでもほとんど到達者がいないと思われる三角点。絶対にコロナなんてついていないと思われるウヒャッホーイ!
しかしながらここで補給しようとしていたらヒル4匹の同時襲撃に。びびった逃げるか。
樹の根がひっこ抜けてる…(ヒルと格闘中)
2020年08月08日 13:30撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:30
樹の根がひっこ抜けてる…(ヒルと格闘中)
傾斜のある道・不明瞭な道も増えてきて非常に歩きづらい(ヒルと格闘中)
2020年08月08日 13:41撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:41
傾斜のある道・不明瞭な道も増えてきて非常に歩きづらい(ヒルと格闘中)
長く不明瞭で急で制動の効かない斜面を降りた後の、近くなる排気音と見える人工物に一安心(ヒルと格闘中)
2020年08月08日 13:59撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:59
長く不明瞭で急で制動の効かない斜面を降りた後の、近くなる排気音と見える人工物に一安心(ヒルと格闘中)
線路が見える!ツアーらしき声が聞こえる!しかしながら降り口がわからず遭難の二文字が頭を過る(ヒルと格闘中)
2020年08月08日 13:59撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 13:59
線路が見える!ツアーらしき声が聞こえる!しかしながら降り口がわからず遭難の二文字が頭を過る(ヒルと格闘中)
ここね、すっごくわかりにくいんですが右です。途中道が途切れているように見えますが右です(ヒルと格闘中)
2020年08月08日 14:00撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:00
ここね、すっごくわかりにくいんですが右です。途中道が途切れているように見えますが右です(ヒルと格闘中)
右にいって途切れてると思い引き返して左に戻る途中に見たきのこ。撮ってる途中に視界の端にヒルを発見し焦る。
2020年08月08日 14:00撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:00
右にいって途切れてると思い引き返して左に戻る途中に見たきのこ。撮ってる途中に視界の端にヒルを発見し焦る。
すっ転びかけ滑落しかけながらなんとか車道に出て駐車場まで来れました。カメラになにかついてますが、それほど余裕がありませんでした。
2020年08月08日 14:11撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:11
すっ転びかけ滑落しかけながらなんとか車道に出て駐車場まで来れました。カメラになにかついてますが、それほど余裕がありませんでした。
え、また登るん…昨日の縦走より疲れたよママン…
2020年08月08日 14:12撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:12
え、また登るん…昨日の縦走より疲れたよママン…
あるじゃねーか!ここに!登山口が!(先程の柵を右へいくとここに出る模様)
2020年08月08日 14:19撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:19
あるじゃねーか!ここに!登山口が!(先程の柵を右へいくとここに出る模様)
トンネルの上にさっき撮った柵が見えますね。ツアーの人らは私が見えていたんでしょうか…。
2020年08月08日 14:20撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:20
トンネルの上にさっき撮った柵が見えますね。ツアーの人らは私が見えていたんでしょうか…。
反対側から出ると埋め立てられているのか見えなくなる隧道。
2020年08月08日 14:22撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:22
反対側から出ると埋め立てられているのか見えなくなる隧道。
隧道の中に角材が突き出しているのが気になりました。架線?
2020年08月08日 14:26撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:26
隧道の中に角材が突き出しているのが気になりました。架線?
恐らく当たりっぽい。こんな感じで隧道が続きます。
2020年08月08日 14:26撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:26
恐らく当たりっぽい。こんな感じで隧道が続きます。
山に行くようになり初めて気づくこの地形。尾根道を真横から掘削している。正直めがね橋より見とれてしまったかもしれない。
2020年08月08日 14:31撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:31
山に行くようになり初めて気づくこの地形。尾根道を真横から掘削している。正直めがね橋より見とれてしまったかもしれない。
通行量の多い峠道を上から眺めるってのも新鮮ですね。
2020年08月08日 14:43撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:43
通行量の多い峠道を上から眺めるってのも新鮮ですね。
めがね橋です。観光地です。恐らく下から見上げるために降りる道でヒルに食いつかれる人がいるのではないかと思われます。
2020年08月08日 14:45撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:45
めがね橋です。観光地です。恐らく下から見上げるために降りる道でヒルに食いつかれる人がいるのではないかと思われます。
内装の禿げてる隧道。
2020年08月08日 14:48撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 14:48
内装の禿げてる隧道。
何故曲げたし。
2020年08月08日 15:01撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 15:01
何故曲げたし。
ここから右がまた中山道だそうで。もう勘弁して!
2020年08月08日 15:07撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 15:07
ここから右がまた中山道だそうで。もう勘弁して!
峠の湯を撮り忘れすっ飛ばし。一旦線路跡を潜り抜けると、架線下と合流することが視認できてテンション↑↑
2020年08月08日 16:29撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 16:29
峠の湯を撮り忘れすっ飛ばし。一旦線路跡を潜り抜けると、架線下と合流することが視認できてテンション↑↑
アプトの道です。ここは観光客ほとんどおらず快走路です。標高低いから暑いけど。
2020年08月08日 16:32撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 16:32
アプトの道です。ここは観光客ほとんどおらず快走路です。標高低いから暑いけど。
変電所。思ったより立派な歴史機構です。日本初の電化区間のために設けられた施設で、もう少し見学したかったものの草藪の中にあるためヒルが怖い…。
2020年08月08日 16:40撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 16:40
変電所。思ったより立派な歴史機構です。日本初の電化区間のために設けられた施設で、もう少し見学したかったものの草藪の中にあるためヒルが怖い…。
線路脇どころか中央に映える花。
2020年08月08日 16:44撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 16:44
線路脇どころか中央に映える花。
ここらへん面白い形の山が多いですね。
2020年08月08日 16:46撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 16:46
ここらへん面白い形の山が多いですね。
後から地図で見たら山急山っていうのがあのあたりなのかな?
2020年08月08日 16:58撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 16:58
後から地図で見たら山急山っていうのがあのあたりなのかな?
静態保存場と立派な崖山。さすがに無名っぽい。
2020年08月08日 17:01撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
8/8 17:01
静態保存場と立派な崖山。さすがに無名っぽい。
レトロ感溢れる廃屋。
2020年08月08日 17:02撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 17:02
レトロ感溢れる廃屋。
碓氷峠関所。数年前訪れた記憶のある関所は不破関。時代が違いますね。
2020年08月08日 17:03撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 17:03
碓氷峠関所。数年前訪れた記憶のある関所は不破関。時代が違いますね。
鉄道村。国鉄カラーだーいいなー。もっと地方交通網が豊富な時代から旅をしたかったものです。記憶に残るのは中央本線での横須賀カラーの手動(非ボタン式)ドア車両。
2020年08月08日 17:05撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 17:05
鉄道村。国鉄カラーだーいいなー。もっと地方交通網が豊富な時代から旅をしたかったものです。記憶に残るのは中央本線での横須賀カラーの手動(非ボタン式)ドア車両。
アプトの道を歩きとおしました! 正直北八ツ縦走より疲れたので感動もひとしお。
2020年08月08日 17:10撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 17:10
アプトの道を歩きとおしました! 正直北八ツ縦走より疲れたので感動もひとしお。
それでも線路は続くよどこまでも。
2020年08月08日 17:10撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 17:10
それでも線路は続くよどこまでも。
今回の遠征(?)、完了!
2020年08月08日 17:12撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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8/8 17:12
今回の遠征(?)、完了!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック 携帯トイレ ヘルメット 小諸産野菜土産
備考 飽和食塩水を常備しよう

感想

気温(体感)15〜28℃
湿度(体感)100~80%
消費水量 1L

稲子湯様のご好意に甘えられたため、満を持して軽井沢へ。しかしながら地元の食材があると噂のヤオトクに寄ったためバスを逃しました。阿呆め。
乗りたい場合は、駅から一直線に急ぎ足で歩かないと乗れないかもしれません。見晴らし台へは歩くと駅から1時間半はかかります。観光がてらのハイキングだともっとかかります。見晴らし台への遊歩道は普通に観光に来た方が9割でしたが、割と普通に山道のため、運動不足/心臓が弱い人は注意ですね。
ちなみに現地食材は小諸駅直売所が豊富で安かったです。にんにく1個100円レベル。最高。
見晴らし台へは途中ルートにある破線の尾根が気になっており通ってみましたが藪。最初の地点に赤テープこそありましたが、入口が若干わかりにくく、棘植物もあるのであまりオススメできません。出口には階段が隠れてましたが気付かず全身を使って遊歩道に登っちゃいました。もちろん展望はなし。でも今回はそれが目的じゃないのでOK。

見晴台より古道への入口は探しましたが、画像にあるようにトイレ横を通っていく感じになります。少しいくと墓があり、直進すると道はなくなりますが、方向にして直進です。左手に降りる道がありますのでそこから行きます。少しいくとピンクテープと轍だか踏み後があるのでわかるでしょう。
そこからは尾根道らしい尾根道と中尾山三角点まで3つのピークがあります。基本下りですが、登りは短いものの急登です。このあたりはのんびりいけます。ただし道を塞ぐ大木の後ろの尾根は行き止まりなので注意。カモシカにはびびった…。
中尾三角点ですが、後から写真で見るとよくわかりますね。 い か に も ヒルのいそうなエリアです。リュックを下ろしてチュロスをかじり、水をゴクゴク、詰め足そうか…と思っていた矢先、2本のポール両方にヤマビルがよじのぼっているのを発見。丹沢のより10倍ほど大きいサイズでビビる。キモイ。樹にこすりつけ、即退散。それまでのマイナーな山頂に居座れた優越感など吹っ飛んでいきました。退散後急いでるときにも靴によじのぼってきた子を2匹発見。仕方なく触りました。キモイ。
その後も急ぎ足にもかかわらず次々に襲撃を受けます。キモイ。丹沢の際調べていたことが功を奏し、ヒルは上から降ってこない、絶対に下から這い上がるということを知っていたため、足元にだけ気を付け、ほぼすべてのヒルを排除できています。もちろん足を止めて剥ぎ取るわけにもいかず手で引っぺがしています。…あれ、よく見るとキモカワイイ……?
まあそうはいってもやはりぎょっとはするもので、とにかく逃げるように歩きますが、追い打ちをかけるように道は悪くなります。傾斜のある崖付近の狭路、不明瞭な道、出口は近づくもののどこから降りていいかわからない急斜面。そうこうする間に靴に入り込もうとするヤマビルくんちゃん。いやほんと、滑り落ちるようにして廃鉄塔まで辿り着きましたよ。階段なのか水路なのかわからない斜面にも引っかけられるし…。
そして最大の難路なのですが、熊野平への出入口です。レコではほとんどさし示されていませんが、10mほどの落差があります。歩き方は画像を参照してほしいのですが、正規(といっても半分閉じられてますが)の道は行き止まりと勘違いしやすいです。私は引き返しました。その際ヒルが頑張ってとりつこうとしてました。その先、すぐ前に車道が見えるものの、道は見えず。傾斜は若干急でしたが、降りられなほどでもなく、どこにヒルがいるわからない焦りとこんなところで遭難との考えが頭を過り、決行してしまいました。半分パニックだったんですかね。
砂泥まみれになりながらも車道におり、ようやく観光地とも呼べるようなところに再び来ることができました。靴に入った小石等を取り除き、ヒルチェックするも幸いゼロ。峠の湯で確認したところ一匹ふくらはぎに噛みつかれていたぐらい(それも既に血が止まっていたので、早い段階で噛まれ途中で剥がれた?)でした。そこから横川駅へは2時間とかなりかかったものの、今までの道に比べたら負担もありません。ただし銭湯で聞けばアプトの道でもヒルに襲撃された人はいるようで、油断はできませんね。
峠の湯で存分に体を癒し、受付の方と少しお話をして、いくつかの野菜を買って帰りました。余談ですが峠の湯から横川駅まで普通に1時間弱はかかります。

ヒルへの抵抗感がほんの少し薄まり、お友達になれた気のする山行でした。それでも見かけたらぎょっとはしそうですけど、少なくとも丹沢のヒルは小さくてかわいいかな…そうでもないかな……。
とかいいながらも食塩水は持ち歩こうと思います。食塩は重い…。

↓ヒルへの理解を深める山行URL(ヤマケイ)↓
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/group.php?gid=50
特に「木から落ちてこない」「集まる場所は?」のコラムがとても参考になります。

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