スベリオール至仏山

2020年08月09日(日) [日帰り]

• GPS: 08:38
• 距離: 11.2km
• 登り: 880m
• 下り: 873m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:40
• 合計: 8:10

5:39 鳩待峠
6:32 6:51 山ノ鼻
9:43 9:44 高天ヶ原
10:15 11:27 至仏山
12:11 12:13 小至仏山
12:35 12:35 オヤマ沢田代
12:55 12:56 原見岩
13:40 13:45 鳩待峠
13:49 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：新宿から関越交通尾瀬号で尾瀬戸倉(4200円)、尾瀬戸倉からバス乗り換えで鳩待峠(1000円)
https://kan-etsu.net/pages/17/

帰り：鳩待峠からバスで上毛高原(2500円)、上毛高原から新幹線で帰宅

関東住まいの場合は尾瀬号を往復使うのがお安いかと思います。
感染症対策の為、尾瀬号は座席数を半分に減らしての運行になっていました。4列シートの片方全てを使える形です。そのためいつもよりもバスの中でぐっすり出来た気がします。
上毛高原から都心に戻る新幹線はいつも自由席をとるのですが、今の所座れなかったことはないので、よほどの事情が無ければ自由席で問題ないかと思います。

コース状況／危険箇所等

自然見本園にてツキノワグマの目撃情報多数とのこと。至仏山登山の場合はこちらを通らなければならない為、通行可能でしたが速やかに通行くださいの注意書きあり。
至仏山は全体的に雨だと岩場が滑りやすく注意が必要です。

その他周辺情報

尾瀬戸倉に温泉あり。(大人500円)ですが、現在入場制限を行っている為、入浴待ちに時間がかかる場合があるようです。自分たちは帰りのバスに間に合うかがわからなかったため、今回は利用せずに帰宅しました。

写真

8/9 5:10

バスで鳩待峠着。夏休み中ですが、バスは中型1台と乗り合いタクシー2台ほどだったかと思います。例年よりはかなり少ないのではないでしょうか。

8/9 5:13

バス停から登山口まで数十メートル。

8/9 5:18

登山口手前で朝食をとります。

8/9 5:39

いざ。

8/9 6:21

山の鼻までは尾瀬らしい木道を1時間ほど下っていきます。途中テンらしき動物が木道を横切るのが見えました。

8/9 6:27

一昨年来た際は雨がほとんど降らず、水量がかなり少ないと聞きましたが今年はどうなのでしょうか。

8/9 6:40

至仏山荘着。今回の登山ルートはこちらが最後のトイレ＆水場の為、トイレ休憩はしっかり取っておくことをお勧めします。

8/9 6:51

見本園でツキノワグマが多発だそうです。今回一番緊張した一瞬…。

8/9 6:52

見本園は見晴も良く遮るものもない＆木道しかない為、ここでクマに出合ったら逃げようがなさそうです。

8/9 6:57

幸いクマには出会わず登山口へ。ここからいよいよ至仏山へ。

8/9 7:27

登り始めは舗装された階段が続きました。怪しい天気です。雨が降らなければ良いのですが。

8/9 7:54

あいにくの曇り空。うっすらと尾瀬ヶ原が見えています。

8/9 8:24

かわいいツリガネニンジンが咲いていました

8/9 8:33

振り返ると尾瀬ヶ原。こちらの道を下山に利用できないのが残念です。このあたりでとうとう雨が降り始めてしまいました。

8/9 8:33

ゴロッとした岩の多い登山道。雨に濡れるとすさまじく滑ります。

8/9 8:41

雨＆登山者の靴で磨かれた蛇紋岩が凶悪な岩場…。落ちないように慎重に

タカネナデシコも咲いていました

8/9 8:54

うっすらと見える尾瀬ヶ原が唯一の癒し

8/9 9:15

山頂はまだまだ先のようです

8/9 9:21

ウメバチソウもたくさん咲いていました　かわいい

8/9 9:24

見られると思っていなかったニッコウキスゲ。1輪だけ咲いていました。

ニッコウキスゲ

8/9 9:52

イワショウブでしょうか

8/9 9:59

雨がやや強まってきました。足場が危うい…

8/9 10:04

ごりっぱなでんでんむし

8/9 10:07

ホソヒバナウスユキソウ！至仏山や谷川岳等にしか分布が見られない様です。珍しいお花なんですね。雪が積もったようで綺麗です。

8/9 10:12

山頂に到着！残念ながらガスってしまって展望はゼロです。ただ雨は止んでくれたので良かった。

8/9 10:30

今回はこれです。

8/9 10:37

ホットサンド！

8/9 10:51

いつか作りたいな〜と思っていたホットサンドメーカーを買いました。コールマンのもの。持ち手が外せるので折りたためて便利です。

8/9 10:59

パンを1斤持ってきたのですが、美味しくて二人で1斤平らげてしまいました。ホットサンド楽しかったのでまた持っていきたいです。少し重いですが…。

8/9 11:14

お昼休憩も済ませたので下山します。

8/9 11:25

道行は霧の中…

8/9 11:26

タカネツメクサ。可愛らしいお花です。

8/9 11:30

ちいさなお花畑。

8/9 11:33

下りもゴロゴロとした岩場が続きます。先ほどの雨が渇いてくれているのが救い。

8/9 11:49

小至仏山が見えてきました

小至仏山の手前、佇まいが立派です。どことなく赤岳天望荘から見る赤岳を思い出す感じ

8/9 12:09

小至仏山到着。登りを見た時は怯んだのですが、案外登りやすくてほっとしました。

8/9 12:11

一息ついて振り向くともう至仏山が見えなくなっていました

8/9 12:18

小至仏山からの下りは木道が整備されているようです。歩きやすい。

8/9 12:26

大迫力の岩。みんな大好き蛇紋岩。

8/9 12:30

うっすらと燧ケ岳…

8/9 12:31

8/9 12:36

オヤマ沢田代着

枯れちゃってますがワタスゲがちらほら

オヤマ沢田代でタテヤマリンドウを見かけました　小さいけれどとてもきれいな花です

8/9 12:43

オヤマ沢田代から先はどんどん藪と樹木が高くなっていき、足も早まります

8/9 12:43

ずっとこんな感じの下り道

8/9 12:55

オニシモツケ

8/9 13:00

もくもくと下ります。もうすこし…

8/9 13:08

藪の周りではずっと鶯が鳴いていました

8/9 13:12

どらやき！ではなくきのこ

8/9 13:31

こちらもサンゴ色の立派なキノコ

ハリブキの実が鮮やかでした　もう秋の足音

8/9 13:39

下山です。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 計画書 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

hajime0083

先月に逃した尾瀬にやっと来れました。
お天気はあいにくの曇りと雨だったのですが、天気がよいとついつい景色だけを見てしまうところ、いろいろな花に目が留まり（写真を見ながらさっき名前を調べました）いつもとは違う発見があって楽しい道行になりました。
ただ登りの間、途中まで胃の調子がおかしく（朝食を食べてすぐに動き始めたのが良くなかったようです）だいぶゆっくりしたペースになってしまいました。反省点でした。
事前に道が滑る旨は色々な方のレポートで見ていたのですが、雨が降ると本当にすべる…！特に至仏山荘からの登りがとても滑るのと直登するため傾斜が割とあり、うっかりしているとケガをするので注意です。今回グローブをつけていったのですが、会って良かったかもしれません。（登りはストックが無い方が良いような気もします）

自粛自粛でなかなか大手を振って登山だ！と出来なくなってきてしまったのが悲しいのですが、新しい生活様式に沿って少しずつまた再開できるようになってきたのが楽しくもあります。
一昨年は尾瀬ヶ原を歩いた場所ですが、いつか登りたいねと仰ぎ見た至仏山にやっと登れたのでうれしさもひとしおです。

折角久しぶりの尾瀬なので楽しいことがしたい！とあたらしくホットサンドメーカーを導入したのですが、これはいいですね。思ったよりも楽しかったので、また次の登山の機会にも持っていければと思っています。
次はどの山にいこうかな〜