川苔山 吹雪の中、真名井北稜を登る



- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,089m
コースタイム
天候 | 曇り後雪、後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鳩ノ巣駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、川井駅構内にあります。 真名井北稜は、取り付きから42号鉄塔の上(伐採地跡)あたりまでは鉄塔巡視道がありますが、それ以降は踏み跡が薄くなりますので、地図・コンパスは必携です。 |
写真
感想
会の仲間3人と川苔山に登ることにした。
登りにバリエーションコースの真内井北稜、下りに赤杭尾根を使って、余裕があればズマド山にも立寄る計画をした。
Hさんは、以前の川苔山山行で靴擦れをおこしいやな記憶が残ったので、それを払拭すると意気込んでいる。
上日向バス停についた時は、曇り空。天気予報では晴れとなっていたので、その内晴れてくるだろうと楽観しスタートする。
真名井沢林道の取り付きからいきなりの急登で、汗がにじみ出る。尾根に登りつめたところで小休止。
3人とも、バリエーションコースと聞き身構えていたが、予想していたより確かな道で、なんとなく安心の様子。
その後順調に40号鉄塔〜42号鉄塔を過ぎ、伐採地跡にかかると、あられ状の雪が落ち始める。
たいした降りにはならないと思ったが、伐採地跡上部で休憩し、雨具の上着を着用しザックカバーをかける。
ここを過ぎると、道も不明瞭になり始める。
1002m直下の急登の途中の鉄塔巡視道道標を過ぎると、後は踏み跡も殆ど判別できない。
小潅木の中の急斜面を、手足を総動員し、木の幹、枝、根っこを掴みながら登るが、3人とも必死の形相で、ようやくバリエーションルートの意味を理解した様子。
ようやく1002mピークに登りつめ小休止。
この頃になると雪が本格的になり、尾根上も白くなってきた。
その後一旦比較的平坦な道が続くが、1168mピーク直下で再度急登が始まる。
最後のピークをまいて上がるところでも、皆手足を総動員し必死で登る。
尾根に登りつめると、沢から吹き上げる風が猛烈で、雪も大降りとなる。
林はゴウゴウと音をたて、雪が横殴りに顔に当たる。雨具のフードを目深にするが、効果がなくほほに当たる雪が痛く感じられる。
12時少し前にようやく真名井沢の頭に到着し、一般道に合流する。
予定より時間が遅くなったので、川苔山頂上に行かず赤杭尾根を下る提案をするが、3人ともここまできたら頂上を踏みたいとのことなので、吹雪の中川苔山に向かう。
合流地点近くで下ってきた人とすれ違うが、その人の足跡が直ぐに消えてしまう程の雪で、狼住所で雨具のズボンを着用しようとしたが風が強く、曲ヶ谷南峰頂上の尾根影でようやくズボンを着用する。
しかし、ズボンを着用した途端に太陽が雲の切れ目から差し込んできた。
その後、曲ヶ谷北峰を過ぎ川苔山に向かう途中、ドンドン晴れ間が広がり、頂上に着く頃には完全に晴れ上がった。
気温は低いが、風も収まってきたので、頂上から少し下った林の中で、昼食休憩とする。
昼食を終わった時には既に13時をまわっていてしかも日没が早いので、赤杭尾根を下ることをあきらめ、入川谷のコースを下ることにした。
舟井戸に下る頃には、風も完全に収まり、もっと早くに晴れてくれればなど愚痴を言いながら、のんびり下る。
大根ノ山ノ神手前で、延長された林道に下り立つ。林道工事をしていることは知っていたが、見違える様な風景にびっくり。
林道を行けば峰部落跡に行くのかな行ってこようかなどと思ったが、今回は仲間と一緒なので、そのまま鳩の巣に向かう。
駅に向かう途中、もみじが見事に紅葉して写真を撮りながら、16時20分頃駅に到着、山行を終えた。
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