穏やかな初冬の赤岳
- GPS
- 06:10
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,750m
- 下り
- 1,746m
コースタイム
天候 | 穏やかな晴れのち薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸〜行者小屋:堰堤のあたりから氷化した雪で登山道はツルツルです。登りはなんとかツボ足で行きましたが、下りは4本爪アイゼン使用。 行者小屋〜地蔵尾根:まだ階段・梯子などが出ているくらいの積雪量。早朝はアイゼンが効いてとても快適でした。 赤岳〜文三郎道:上部の鎖場はまだ埋まっていません。部分的に氷が付いていて注意!分岐からの階段はまだ完全に埋まってないので、アイゼンを引っ掛けないように注意! |
写真
感想
いよいよ雪山シーズン突入!
昨日は、雪も舞う悪天でしたが、今日は穏やかな晴天が予想されるので
赤岳に登ることにしました。
4時起床の予定が・・・。
1時間も寝過ごした!しかも超寒い。予定では美濃戸口から林道を歩くつもりでしたが、そんなわけで美濃戸まで車で入りました。
この林道は雪が積もると凍りつき、とっても運転が恐いです。
南沢は雪が氷となってツルツル。登りだったのでなんとかノーアイゼンでがんばりましたが、下りはちょっと無理だな。
白河原まで来ると積雪量もかなりあります。
まだ陽の差していない雪面は、しまっていて何処を歩いても沈まない!
ここか見た横岳はもう冬模様です。
今の時期は行者小屋は営業していません。
テントも2,3張りで登山者も数人・・とても静まりかえっています。
今日は日曜日だというのにどうしたのでしょう?
おそらく年末年始あたりから賑わうのでしょう。
ここでアイゼン、オーバー手袋、目出帽の完全防備。(ちょっと暑いか?)
適度に締まった雪はアイゼンが良く効いて歩きやすい。
高度を上げるにつれて見えてくる阿弥陀岳は真っ白で美しい。
傾斜がどんどんきつくなり、足がつりそう・・・です。
冬靴+アイゼンはやはり重い。筋トレをもっとしなければいけませんね。
つらくて下を向いて階段を登っていたら、手すりに頭をしたたか打ちつけ
とても痛かった。
なんとか地蔵の頭。
今日は風も無く穏やかで日差しも暖かい。まだ真冬とは違うなあ。
真っ白な北アルプスの山々もほとんど見えています。
もちろん最近登った爺ヶ岳も。3つのピークが特徴的です。
頂上まではあともう少し頑張らねばなりません。
ようやく赤岳。
いや〜素晴らしい眺め!!
やっぱり雪の時期が一番いいですね。
大気は澄みわたり、白と黒のモノトーンの山々に真っ青な空。
ここから見る権現岳も素敵です。
さて文三郎道の下りにとりかかります。
上部は鎖場でちょっと緊張しますが、今日は鎖もでていて良かった。
これが埋まっていて、ノートレースだとかなり難しいかも。
階段もまだ出ていて、アイゼンを引っ掛けないよう慎重に下ります。
再び行者小屋。
静かな小屋前でまったりランチタイム。
真冬ほどには寒くないので、かなりのんびりしました。
山に囲まれてなんて贅沢なランチタイムでしょう!
たとえ食べている物が100円のパンであってもね。
下りは4本爪のアイゼンを使用しました。
これは優れものです。樹林帯の雪の少ない所は12本爪のアイゼンだととっても歩きにくいですが、4本爪は快適です。
ただ、調子に乗って歩いていると滑ったりするので気をつけましょう。
穏やかな晴天で雪もほどほどのベストコンディションの赤岳。
最高でした。
しかしこれからは、もっと寒くて風も強くて雪も多くなってくるのですね。
大変そうですが、また登りに行きたいです。
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