記録ID: 2507080
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沢登り
谷川・武尊
真夏の沢旅(東黒沢〜ナルミズ沢)
2020年08月14日(金) 〜
2020年08月15日(土)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 31:51
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,753m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:20
距離 11.0km
登り 904m
下り 204m
2日目
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:23
距離 10.5km
登り 856m
下り 1,545m
5時 すぐに白毛門への登山道から外れ東黒沢方面へ。しっかりした登山道のような踏み跡があり難なく入渓。5分も歩かないうちに綺麗なナメが連なる。名物ハナゲの滝は壮観、スリップに注意しながら登る。
東黒沢の遡行情報はあえて調べていないのでドキドキワクワク。ナメと小滝が続く、レベル的には丹沢の葛葉川程度でどこも楽しく登れる。時々現れる二股は水量の多い方へ向かえば大丈夫。沢は徐々に水量は減ってくるもコルへの突き上げ間近になってもまだ水がでている。沢も階段状の登山道のような感じで歩きやすい。あと50mほどでようやく水が枯れてそれらしい踏み跡を辿るとコル到着。薄い笹藪をかき分けてここから下降。それらしいところを進むと細い沢にピンポイントででた。あとはゆっくりと沢下り。小滝などもあるが蜘蛛の巣が鬱陶しい。広いウツボギ沢に合流すると太陽が差し込み水面がキラキラ美しい。これでこそ夏の沢だよ。
少しの歩きで広河原へ。テントがひとつ張ってあり空荷で出かけているようだ。笹刈りされており広くて快適なテン場だった。宝川に合流する。美しい釜や天然プール。太陽サンサン。こりゃ泳ぐしかないでしょ。全身水浴び。超気持ちいい。
泳いだりしながら進むと先行者2名が休憩している。どうも釣り人のようだ。追い越して休憩していると彼らも再び追い抜き釣竿をだして登っていく。時間も早いし邪魔をするのも悪いのでここで大休止とする。水浴びして寝転んだり自分も釣りをしてみるもやはり当たりはない。1時間ほどでのんびりしてそろそろ行こう。すぐに大石沢通過。この辺りで泊まろうかと思っていたが先行者も泊まるようなのでもう少し先へ進むことにする。先行すると魚が走るのが見えた。魚止めの滝でも竿を出すも少し当たりらしいものはあったが釣れず諦めて滝を登る。渓相はどこまでも綺麗で飽きない。ところどころピバーク地点はあるもそれほど快適ではなさそうなので以前の宿泊地まで進むことにする。とありました、懐かしいほぼ以前のままの河原地形。標高1400m近くの二股の少し下のようだ。本日の宿はここに決定。早速ピバークの準備、ポールはないので木を探すもない、、、かろうじて二本の1.5mくらいのしっかりした木を見つけてほっとする。ザイルでタープを設営したら立派なホテルの完成。ツェルトも持ってきたがこれで充分でしょ。さあ次は焚き火の準備。あまり倒木がなく、薪木集めも苦労する。1時間ほどでかけて集めまくる。太陽が雲に隠れてくれたので多少マシだが暑いので疲れた。寝転んでワインで喉を潤す。くーうまい。ゴロゴロしながら15時になったら焚火開始。
5時頃 明るくなってきたのでそろそろ起きよう。
06:20 一通り撤収とパッキングがすんだら出発。焚き火の跡を完全になくしゴミ残しもないかもチェック。曇空だが沢の水が気持ちいい。10分も登らないうちにすぐに二俣。遡行図の通り右股へ。トレビの泉のようなところに草付きのテン場地があった。
ナメが続くよどこまでも。苔が多いが緩やかな流れの中をヒタヒタ登る楽しい時間。6m滝は直登できそうだけどしっかりした巻道あったので使う。あとは全て流心を登れる快適な遡行そのもの。草原で休憩。水筒に水1.0Lくんでポカリを作っておく。500mlは使わないだろうと念のために汲んでおいた(後々これで助かる)
もう上着を着替えて最後の詰めへ。沢は徐々に枯れるも踏み跡がしっかりある。池塘がでてくると膝から腰丈の笹をかき分けて大烏帽子へのコルに到着。時間は8時だった。朝日が登ってきた沢に差し込み輝いていた。さあここからが今回の鬼門。踏み跡はあるが時に胸丈まで伸びた笹をかき分けて登ったり下ったり。登山道がいかに素晴らしいか思いしらされる。
9時にジャンクションピークに到着。やっとまともな登山道だ。全身汗だくと朝露でずぶ濡れなので朝日岳まですすみ山頂で大休止。靴も沢靴からトレランシューズに履き替える。高山植物もたくさん咲いていた。昼寝でもしたいくらいだが先は長い。
9時30分ごろに下山開始。太陽がサンサンとでて暑くてたまらない。真夏の登山は危険なのがよくわかる。アップダウンしながら笠ガ岳を経て白毛門へ。今回は荷物が重いせいか急な登りと下りがかなり堪えた。白毛門を過ぎると登山者は増えてくる。こんな急登を真夏に登るなんて考えられない。飲み水も暑くて飲み尽くさないよう調整しながらすすむ。樹林帯に入ると日差しがないぶん多少楽。15分ほど下ったらもう辛くて立ち止まる。谷川岳ロープウェイの建物が見えたらもうあと少しだ。沢沿いの道にでて少し戻ると東黒沢に戻れた。荷物をおいて沢へ飛び込み頭から水をかぶる。生き返ったー。ここは駐車場からすぐで多くの家族連れが川遊びしていた。
12:40 車に戻って着替えと装備の片付け。マジで暑過ぎると思ったが気温は30〜32℃くらいだった。都会の40℃とかどんだけやねん。車に乗り込みクーラー全開で自販機まで走り炭酸ジュースで喉を潤す。どこも人が多いのでいつもの湯テルメ谷川まで移動して温泉だけ入ってサクッと夕方には帰宅。
東黒沢の遡行情報はあえて調べていないのでドキドキワクワク。ナメと小滝が続く、レベル的には丹沢の葛葉川程度でどこも楽しく登れる。時々現れる二股は水量の多い方へ向かえば大丈夫。沢は徐々に水量は減ってくるもコルへの突き上げ間近になってもまだ水がでている。沢も階段状の登山道のような感じで歩きやすい。あと50mほどでようやく水が枯れてそれらしい踏み跡を辿るとコル到着。薄い笹藪をかき分けてここから下降。それらしいところを進むと細い沢にピンポイントででた。あとはゆっくりと沢下り。小滝などもあるが蜘蛛の巣が鬱陶しい。広いウツボギ沢に合流すると太陽が差し込み水面がキラキラ美しい。これでこそ夏の沢だよ。
少しの歩きで広河原へ。テントがひとつ張ってあり空荷で出かけているようだ。笹刈りされており広くて快適なテン場だった。宝川に合流する。美しい釜や天然プール。太陽サンサン。こりゃ泳ぐしかないでしょ。全身水浴び。超気持ちいい。
泳いだりしながら進むと先行者2名が休憩している。どうも釣り人のようだ。追い越して休憩していると彼らも再び追い抜き釣竿をだして登っていく。時間も早いし邪魔をするのも悪いのでここで大休止とする。水浴びして寝転んだり自分も釣りをしてみるもやはり当たりはない。1時間ほどでのんびりしてそろそろ行こう。すぐに大石沢通過。この辺りで泊まろうかと思っていたが先行者も泊まるようなのでもう少し先へ進むことにする。先行すると魚が走るのが見えた。魚止めの滝でも竿を出すも少し当たりらしいものはあったが釣れず諦めて滝を登る。渓相はどこまでも綺麗で飽きない。ところどころピバーク地点はあるもそれほど快適ではなさそうなので以前の宿泊地まで進むことにする。とありました、懐かしいほぼ以前のままの河原地形。標高1400m近くの二股の少し下のようだ。本日の宿はここに決定。早速ピバークの準備、ポールはないので木を探すもない、、、かろうじて二本の1.5mくらいのしっかりした木を見つけてほっとする。ザイルでタープを設営したら立派なホテルの完成。ツェルトも持ってきたがこれで充分でしょ。さあ次は焚き火の準備。あまり倒木がなく、薪木集めも苦労する。1時間ほどでかけて集めまくる。太陽が雲に隠れてくれたので多少マシだが暑いので疲れた。寝転んでワインで喉を潤す。くーうまい。ゴロゴロしながら15時になったら焚火開始。
5時頃 明るくなってきたのでそろそろ起きよう。
06:20 一通り撤収とパッキングがすんだら出発。焚き火の跡を完全になくしゴミ残しもないかもチェック。曇空だが沢の水が気持ちいい。10分も登らないうちにすぐに二俣。遡行図の通り右股へ。トレビの泉のようなところに草付きのテン場地があった。
ナメが続くよどこまでも。苔が多いが緩やかな流れの中をヒタヒタ登る楽しい時間。6m滝は直登できそうだけどしっかりした巻道あったので使う。あとは全て流心を登れる快適な遡行そのもの。草原で休憩。水筒に水1.0Lくんでポカリを作っておく。500mlは使わないだろうと念のために汲んでおいた(後々これで助かる)
もう上着を着替えて最後の詰めへ。沢は徐々に枯れるも踏み跡がしっかりある。池塘がでてくると膝から腰丈の笹をかき分けて大烏帽子へのコルに到着。時間は8時だった。朝日が登ってきた沢に差し込み輝いていた。さあここからが今回の鬼門。踏み跡はあるが時に胸丈まで伸びた笹をかき分けて登ったり下ったり。登山道がいかに素晴らしいか思いしらされる。
9時にジャンクションピークに到着。やっとまともな登山道だ。全身汗だくと朝露でずぶ濡れなので朝日岳まですすみ山頂で大休止。靴も沢靴からトレランシューズに履き替える。高山植物もたくさん咲いていた。昼寝でもしたいくらいだが先は長い。
9時30分ごろに下山開始。太陽がサンサンとでて暑くてたまらない。真夏の登山は危険なのがよくわかる。アップダウンしながら笠ガ岳を経て白毛門へ。今回は荷物が重いせいか急な登りと下りがかなり堪えた。白毛門を過ぎると登山者は増えてくる。こんな急登を真夏に登るなんて考えられない。飲み水も暑くて飲み尽くさないよう調整しながらすすむ。樹林帯に入ると日差しがないぶん多少楽。15分ほど下ったらもう辛くて立ち止まる。谷川岳ロープウェイの建物が見えたらもうあと少しだ。沢沿いの道にでて少し戻ると東黒沢に戻れた。荷物をおいて沢へ飛び込み頭から水をかぶる。生き返ったー。ここは駐車場からすぐで多くの家族連れが川遊びしていた。
12:40 車に戻って着替えと装備の片付け。マジで暑過ぎると思ったが気温は30〜32℃くらいだった。都会の40℃とかどんだけやねん。車に乗り込みクーラー全開で自販機まで走り炭酸ジュースで喉を潤す。どこも人が多いのでいつもの湯テルメ谷川まで移動して温泉だけ入ってサクッと夕方には帰宅。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
遡行は難しいところはないがスリップ注意、突き上げてから下山が長い |
その他周辺情報 | 水上周辺は観光客で込み合っていました |
写真
感想
沢で泊まるのも久しぶり、お盆休みは沢で避暑するのがよい。ひとりで静かに焚火もできて静かな沢旅ができた。
危険箇所はなかったが単独はワンミスが致命的なので少し緊張しながらの遡行だった。遡行は全て快適そのもの。綺麗な釜で泳ぐのも楽しかった。突き上げてからの炎天下の下山は暑くて死にそうでした。
沢はいろいろ装備が重くなり大変なので、ライト装備の山旅の方がいいな。でも炎天下で沢で泳いだり夜の焚火はそれ以上に魅力的。
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