☀ピーカン☀目国内岳→パンケメクンナイ湿原→岩内岳ピストン
- GPS
- 07:05
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
天候 | ガスのち☀️ピーカン☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前目国内岳までは泥濘で岩も滑りやすいです。 目国内岳の頂部はなかなかの岩登りです。滑落に注意してください。 パンケメクンナイ湿原までの下りは太い木の根や幹がたくさん這っているので乗り越え時に注意が必要と思います。 パンケメクンナイ湿原は前日の雨次第では靴がべちょべちょになります。 岩内岳分岐までは草が覆って踏み跡が見づらく、隠れた滑る岩に要注意です。 |
その他周辺情報 | いつもの”グリーンパークいわない”さんが、日帰り入浴17:00~ということで入れませんでした。みなさまご注意ください。また帰りがけ余市の鶴亀温泉が閉館しておりました(残念)。セコマは岩内、共和にあります。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
ドライナミックメッシュ
ズボン
靴下
指だしグローブ
予備グローブ
帽子orヘルメット(アンダーキャップ)
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ザック
ザックカバー
ストック
カッパ(上下)
昼ご飯(おにぎり)
行動食(月寒あんぱん・塩キャラメル・塩タブレット等)
飲料(2.2リットル)
ドリンクゼリー(凍)2個
高度計付腕時計
お守り
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
スマホ(GPS)
熊鈴
熊スプレー
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
JRO登録証
ココヘリ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫除けスプレー
虫刺され薬
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
日焼け止め
コムレケア
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---|
感想
【お山紹介】
今回は目国内岳→岩内岳ハイク。高さは、前目国内岳(標高980.5m)→目国内岳(標高1,220m)、岩内岳(標高1,085m)です。
登山ルートは今回の新見峠からのと岩内スキー場からの2ルートがメインで、朝日温泉からのルート(廃道に近い)もあります。
目国内岳は登る人が少なく快適な山行ができます。アップダウンはありますが、眺めが良いので気持ち良く歩くけます。特に目国内岳からのニセコ連山と羊蹄山は圧巻です。岩内、寿都方面の海も見ることができます。
【地質】
地質図Naviでは、西ニセコ界隈は広く、第四紀の安山岩・玄武岩質安山岩溶岩、火砕岩とあります。地形が少し開析されていて分かりにくいですが、比較的新しい時代の火山ですね。所々岩石が露出していて溶岩であることが確認できます。
↓産総研 地質図Naviより
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#13,42.90878,140.48372
産総研地質調査総合センターの資料では、目国内岳が110万年前から、岩内岳が70万年前から噴火したようです。ただ地形を見ると開析が進んでおり噴火活動は終わっていると思われます。
↓産総研地質調査総合センターHPより
https://www.gsj.jp/data/openfile/no0613/09Niseko.pdf
【山行】
お盆最終日だし疲れを残さない程度でゆっくり目国内岳ピストンを計画。朝5時前に出発、6時15分くらいに到着し、ガスガスの中、準備を整え6時45分に登山スタートです。
前目国内岳までは昨晩の雨でドロドロに。岩場も滑りやすいため、気を付けながら順調に高度を上げていき、まずは1座目の前目国内岳登頂〜!。同時にガス上がり目国内岳がこんにちは。やる気モード突入。暑いが湿度は低く快適。お花や景色を撮りながらゆっくりと高度を上げていく。
途中振り返ると羊蹄山の雲がすごいことに。以前積丹岳でも見たよな。あれより近いのでさらに大迫力!いいもの見させてもらいました。
山頂直下の岩場は登るルートは決まっているが、滑落に緊張しながら登っていき、無事に祝、目国内岳登頂〜!雷電山塊目の前にどーん!その他は大雲海が待っていました。
ニセコ連山を見たく待機するも雲が上がりそうにない。「時間つぶしにパンケメクンナイ湿原でも見に行くか」となり山行変更です。
湿原への下りは低木の根や幹が這ってて歩きにくい。また時折足元にいるカエルを避けるのにも一苦労。踏んづけてないよな(汗)。
湿原ではタチキボウシ、ウメバチソウがお出迎え。アザミもありましたね。でも花はほぼ終わって秋の準備、という感じがしましたね。
しかし目国内岳の東側、まだガスが抜ける様子はない。ううむ、どうしよう、と思っていると足が勝手に岩内岳へ(ウソ)。まあ近いし行っちゃおうか、ということで更なる山行変更です。
途中エゾカンゾウがまだ咲いてて嬉しかったですね。チングルマも綿毛に変身。いい感じで撮影ができました。
草が生い茂った個所では滑る岩が隠れてて何回かスリップ。右足首を軽くひねって今はシップとお友達。ここの草刈りは厳しいよな。
その後雷電山分岐を通過して最後のガレ場を登り切り、祝、岩内岳登頂〜!目国内岳、雷電山塊は見えるがそれ以外は大雲海。いやいや、すんごい景色だね。再びレリーズタイムに突入。お昼を食べて、さて戻るか。
戻りは淡々と戻ります。相変わらず目国内岳東側はガスに覆われており、景色は半分諦めながら目国岳へ登り返す。ヒーコラ登り返すと、なんとニセコ連山がこんにちは。アンヌプリと羊蹄山が少しかくれんぼするが、十分に満足ショットをいただきました。
あとは淡々と下山。前目国内岳への登り返しは流石につらかったが、その後の泥濘も何とかクリアし、無事の下山となりました。
北海道では紅葉が始まりましたね。ちょっと早い気もしますが、黄色くなっている葉っぱもちらほら。紅葉で行きたい山がたくさんありすぎるよ〜。さてさて、次回は何処に〜。
コメント
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yo-shaさん、こんにちは😃
目国内、岩内岳、お疲れ様でした!
岩山に湿原にお花に山々の景色に、多彩な山で楽しそう😃 冬しか登ってないですが、紅葉時期🍁も良さそうですね。
セコマシリーズも楽しく拝見。実は甘党…バレてますよ 笑。でもビールも美味そう!両刀使いは私もです😋
jei-boyさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます!
目国内岳界隈、ご指摘の通り確かに多彩!変化に富んでますよね〜。なるほど、だから私は好きなのかなぁ。山頂からのニセコ連山、羊蹄山を見渡す冬景色はとにかく絶景ですよね。私のPCの壁紙はず〜っとその写真です
セコマ宣伝であれだけ甘いものアップしてたら、”実は甘党”、バレますよね(笑)。甘いもの、しょっぱいもの、すっぱいもの、苦いもの(は少し苦手 )、なんでも食べる食いしん坊です。はぁ〜、痩せたいけどなぁ〜
伸びやかな稜線、山上の湿原など
見所いっぱいのお山ですね。
羊蹄山と雲のせめぎ合いは
自然の素敵な演出ですね。
標高グラフ拝見しますと、けっこうな
アップダウンのコースですが、景色が
変化に富んでて、飽きませんね。
リンドウ、ウメバチソウは、
秋の近さを予感する花。
暑い夏も、ようやく終わりが
見えてきたような気分です。
komakiさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます!
目国内岳(めくんないだけ)周辺は私のお気に入りルートの一つです。
序盤のダケカンバ林、山頂手前のハイマツ帯、山頂の岩場、お花畑の高層湿原に加え、冬は標高900m以上で植生がほぼ雪で覆われ、とてもきれいにニセコ連山を見渡すことができるお山です。
羊蹄山と雲のせめぎ合いは当日登った人にはご褒美でしたね。思わず立ち止まって見入っちゃいました。
目国内岳、前目国内岳への登り返しがキツくてヒーコラなのですが、それでも湿原まではついつい行っちゃいます。今回は更にその先の岩内岳まで行っちゃいましたが(笑)。
ご指摘の通り秋のお花に移り変わり、北海道は紅葉が始まりました。あと1か月もすれば大雪山から初雪の便りが届きます。1年が早いですね。今年も残暑が厳しそうですが、お花はしっかりと秋を告げてくれますね。紅葉登山が楽しみです。
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