ようやく百高山!南真砂岳周回
- GPS
- 20:17
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 2,528m
- 下り
- 2,535m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:25
- 山行
- 10:56
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 11:45
標高差1,400mの登り、三大急登のぶな立尾根の登りとほぼ同じ。しかし竹村新道は湯股岳から約100m、南真砂岳から約100m下って登り返すのでさらにキツイ。
登り始めから展望台まではガレがあり、槍ヶ岳方向の眺めがよい所がある。
笹は登り始めから南真砂岳近くの2,500m辺りまである。一部は道に覆いかぶさっている所もある。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・高瀬ダム〜晴嵐荘 大雨の影響で数か所巻道あり。 晴嵐荘前の渡渉は重機で整備していただき靴濡れ無し。 ・竹村新道 南真砂岳近くまで笹道、背丈ほどの所もあり鬱陶しい。 南真砂岳直下のガレのトラバースがちょっと不安定。 |
その他周辺情報 | 七倉山荘で入浴 650円 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
ようやく百高山に登ることができました。足掛け45年。概ね半世紀掛かってしまった。登山を始めたころから知っていれば、もっと効率的に登頂できたのにな。回り道や道草も楽しいものだ。兎に角一区切りだ。
今回は当初鹿島槍、五竜の縦走を目論んでいた。しかし日本海に前線が伸び中日の天気が悪そうなので、前日の夜急遽南真砂岳に行先変更した。
晴嵐荘前の渡渉ができないとの情報で烏帽子小屋からピストンを考えていた。しかし今夏は烏帽子小屋は小屋泊のみ、天泊は禁止とのこと。え〜知らなかった。明らかに小屋泊の方が危なく、天泊の方が安全なのに逆じゃね〜の?
じゃあ〜どうする?七倉登山センターですったもんだしている時に、晴嵐荘前の高瀬川が渡渉できると知った。それなら最初の計画に戻り、湯股からの周回コースに変更した。
湯股に天泊予定で出発したが、歩きながら計算すると翌日のCTが15時間位と分かった。明るいうちに下山するには、今日のうちに竹村新道を少しでも登って時間を稼いでおく必要があった。そこで行ける所まで行ってビバークするしかなくなった。変更に次ぐ変更で、今山行に不安が漂った。
湯股で水3ℓを確保し、急登の竹村新道を登り始めた。少しでも時間を稼ぎたいが、早朝出発のため眠たくて眠たくて。歩き始めて1時間位で眠気が限界となった。仕方ない適当な場所にビバークだと決めたが、この急登の途中にいい場所などあろうはずもない。のろのろと歩くこと30分、道にかかるがここしかないと決めてビバークした。幸い登山者なし、もし通ったらm(__)m。
翌朝は日の出前から歩き始めた。笹が鬱陶しい。2,500m位で森林限界を超え、眺めがいい。南真砂岳は360°の展望だ。どの百山も未達成の中途半端。ようやく百高山だけ達成できた。嬉しいより安堵感の方が強い。
南真砂岳から100m位下って登り返し、きつい。入山規制のため真砂岳分岐から烏帽子小屋までに、すれ違った客は5人。野口五郎岳などは休憩中誰も来なかった。普通ありえんな。お陰で大変静かな山を楽しめた。
湯股は天場に土砂が押し寄せ数張の状態。これじゃお客さんは来ないな。
ともあれ百高山が終わったので、次は二百か?ゆっくり考えよう。
コメント
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初めまして。
簫ノ笛山からたどってきました。
南真砂岳、2年前に行こうと思っていたのに、橋が落ちて、今年は最初から諦めて、渡れるかどうかも調べてなかった。
石を並べてくれているんですね。
私は、竹村新道を下ろうと思っていますが・・。
今年行けたらいいですけど、どうなるでしょうね。夏も終わります。
どこの山が印象に残っていますか?
私は、南アの大沢岳と赤沢山、そして、南真砂岳ですね。
大沢岳は、一度聖岳から赤石岳と通ったのに、疲れて、省略してしまった。その後、百高山のことを知り、大沢岳があったことに大ショック!!
忘れられず、3年後にもう一度アタックしたんですよ。
赤沢山も、ルートをみつけるのが大変だったのと、三角点からの槍の雄姿が感動的だったのと。ここも、ずっと前に素通りした所でした。
簫ノ笛山、地元なのですが、藪漕ぎが大変な山と思っていたので、登る気がなかったのですが、最近道が整備されたとのこと、他に見たい花があり、その磐田の森が、私の思っている所なのか確認したくて。
20台ほど停められるという駐車場が、磐田の森なんでしょうか。
そこが、簫ノ笛山の登山口なんでしょうか。
こちらこそ初めまして。
きっと貴女が思っている所が磐田の森Pと思います。現状ではゲートが閉まっており、それより上に行けません。ゲート100m手前が私の言っている磐田の森Pです。特に標識はありませんでした。駐車場の対面の林道入口にあずまや入口?とかいう看板があります。
百高山を知ったのは10年位前ですかね。知っていれば若い頃縦走で立ち寄ったのにと、悔しい気持ちになりました。でも通過したおかげで、今再び行く気持ちになれたんですから、それはそれでよかったのかと思っています。
百高山のために登って印象に残ったのは、蝙蝠岳、小太郎山、赤沢山ですかね…?有名どころの山も印象に残ってますが、マイナーな山も忘れ難い思い出があります。
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