記録ID: 2510641
全員に公開
ハイキング
大雪山
日程 | 2020年08月13日(木) [日帰り] |
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メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 一日中濃いガスに巻かれる。 |
アクセス |
利用交通機関
ホテル地の涯前の登山者用駐車場に駐車。
車・バイク
帰りは岩尾別ユースホステルまでシャトルバスで移動し、徒歩にてホテルへ
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 10時間34分
- 休憩
- 50分
- 合計
- 11時間24分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
以前から1度は来てみたいと思っていた知床。今回念願叶い、来ることができた。
レンタカーにてウトロ市街に前日に入り、知床自然センターにて帰りのバスのチケットの購入と熊スプレー(1,000円/日)をレンタル。バスチケットは現地でも購入はできるようだったが、念のため正規のとおり事前購入する。
道の駅にて車内で仮眠し、次の日に備える。
当日は2時に起床し朝食をとり、車でホテル地の涯へ。駐車場に止め出発する。木下小屋で入山届に記入すると木下小屋のオーナーらしき方から熊は24時間営業だから気を付けるようにとのアドバイスをいただく。とくに前半はつづら折りのため曲がったときにばったりということもあるので手をたたきながら登ると良いとのこと。このアドバイスを守りながら登る。羅臼平までは道は明瞭で特に問題なし。熊に遭うこともなく、順調に登る。羅臼平のテントサイトには1張テントがあり、少し離れた場所にはフードロッカーが設置されている。今回の山行はとにかく熊づくしである。
羅臼平から登っていくと途中雲が切れて国後島が見え、遠くまで来たという実感を強くする。羅臼岳頂上は景色もなく、風が強いので写真をとり、早々に下山する。羅臼平に降りると三ツ峰の方に向かう。三ツ峰のコルを越え下りの途中で急に強い雨が降ってきてびしょぬれになる。ガスも濃く何の景色も期待できないため、引き返すかどうか10分近く迷ったが、現状風も強くないためこの状態が維持されるなら行けると踏んで前に進む。この判断は間違いであったとことはあとからわかる。
この先は景色もない中をひたすら歩くだけの修行になる。稜線上に出る突風も吹いていたため、慎重に進んでいく。踏み跡はしっかりしているので、外れないように進む。知円別岳手前の吹き曝しは濃いガスの中杭を探しながら進むが暴風も吹いており、しっかり踏ん張らないと吹き飛ばされそうであった。途中反対から歩いてくる登山者がおり、硫黄岳周辺の状況を聞くとガスが濃くルートがわからないため、引き返してきたとのこと。若干不安になりながら進んでいく。すれ違った方の言う通り、第一火口分岐から硫黄岳分岐の間はガスが濃いと道がわかりずらく、慣れてないと発見するのは難しいかなと感じる。何とかルートを見つけ、硫黄岳分岐につく。今回は荒天のため硫黄岳頂上はパスし沢沿いに下っていく。くだりもロープなどを確認しながら間違えてほかの沢に入らないように下っていく。くだりは数か所涸れ滝があり、巻き道あるがテープ等ない場合もあるので、よく探す必要がある。
下っていくと沢を横断するようにロープがはられており、これ以上下に下らないようになっている。その先には登山口と書かれた道標があり、終わりが近いことを強く感じる。樹林帯の中を下っていくと新噴火口の上部に抜ける。ここは今でも噴煙を出しており、大地のエネルギーを強く感じる。このまま下り、旧採掘場を越えていくとまた熊ゾーンに突入するので口笛と笛を駆使して存在をアピールしながら下っていくと登山口が見えてくる。
ここまでくると一安心。あとは道を歩いてカムイワッカの滝へ。多くの観光客がおり、ぬれねずみの自分たちと比較すると状況が全く違い若干悲しくなりながらもワンデーで抜けることができ満足感も強かった。
ここからはシャトルバスで岩尾別に移動し、ホテル地の涯まで4kmあるいて車を回収。
天気悪く景色は望めなかったが、いい修行にはなった。
また借りた熊スプレーを使うことなくよかった。
レンタカーにてウトロ市街に前日に入り、知床自然センターにて帰りのバスのチケットの購入と熊スプレー(1,000円/日)をレンタル。バスチケットは現地でも購入はできるようだったが、念のため正規のとおり事前購入する。
道の駅にて車内で仮眠し、次の日に備える。
当日は2時に起床し朝食をとり、車でホテル地の涯へ。駐車場に止め出発する。木下小屋で入山届に記入すると木下小屋のオーナーらしき方から熊は24時間営業だから気を付けるようにとのアドバイスをいただく。とくに前半はつづら折りのため曲がったときにばったりということもあるので手をたたきながら登ると良いとのこと。このアドバイスを守りながら登る。羅臼平までは道は明瞭で特に問題なし。熊に遭うこともなく、順調に登る。羅臼平のテントサイトには1張テントがあり、少し離れた場所にはフードロッカーが設置されている。今回の山行はとにかく熊づくしである。
羅臼平から登っていくと途中雲が切れて国後島が見え、遠くまで来たという実感を強くする。羅臼岳頂上は景色もなく、風が強いので写真をとり、早々に下山する。羅臼平に降りると三ツ峰の方に向かう。三ツ峰のコルを越え下りの途中で急に強い雨が降ってきてびしょぬれになる。ガスも濃く何の景色も期待できないため、引き返すかどうか10分近く迷ったが、現状風も強くないためこの状態が維持されるなら行けると踏んで前に進む。この判断は間違いであったとことはあとからわかる。
この先は景色もない中をひたすら歩くだけの修行になる。稜線上に出る突風も吹いていたため、慎重に進んでいく。踏み跡はしっかりしているので、外れないように進む。知円別岳手前の吹き曝しは濃いガスの中杭を探しながら進むが暴風も吹いており、しっかり踏ん張らないと吹き飛ばされそうであった。途中反対から歩いてくる登山者がおり、硫黄岳周辺の状況を聞くとガスが濃くルートがわからないため、引き返してきたとのこと。若干不安になりながら進んでいく。すれ違った方の言う通り、第一火口分岐から硫黄岳分岐の間はガスが濃いと道がわかりずらく、慣れてないと発見するのは難しいかなと感じる。何とかルートを見つけ、硫黄岳分岐につく。今回は荒天のため硫黄岳頂上はパスし沢沿いに下っていく。くだりもロープなどを確認しながら間違えてほかの沢に入らないように下っていく。くだりは数か所涸れ滝があり、巻き道あるがテープ等ない場合もあるので、よく探す必要がある。
下っていくと沢を横断するようにロープがはられており、これ以上下に下らないようになっている。その先には登山口と書かれた道標があり、終わりが近いことを強く感じる。樹林帯の中を下っていくと新噴火口の上部に抜ける。ここは今でも噴煙を出しており、大地のエネルギーを強く感じる。このまま下り、旧採掘場を越えていくとまた熊ゾーンに突入するので口笛と笛を駆使して存在をアピールしながら下っていくと登山口が見えてくる。
ここまでくると一安心。あとは道を歩いてカムイワッカの滝へ。多くの観光客がおり、ぬれねずみの自分たちと比較すると状況が全く違い若干悲しくなりながらもワンデーで抜けることができ満足感も強かった。
ここからはシャトルバスで岩尾別に移動し、ホテル地の涯まで4kmあるいて車を回収。
天気悪く景色は望めなかったが、いい修行にはなった。
また借りた熊スプレーを使うことなくよかった。
コース状況/ 危険箇所等 | 危険な個所はないが、ガスが濃い時は不明瞭な個所があった。 |
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過去天気図(気象庁) |
2020年08月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック サブザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ |
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