ユウトムラウシ沢



- GPS
- 36:06
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 1,455m
コースタイム
- 山行
- 10:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:52
天候 | 1日目曇り 2日目曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ユウトムラウシ沢はシルトがたまっているのか温泉成分がたまっているのかヌルヌル。大滝を超えてからしばらくはフリクションが復活するも山頂付近は今度は藻でヌルヌル。フェルトソールが無難。 山頂付近はだだっ広くて位置をロストしやすい。 山頂はやはり寒い。過去にも大規模な気象遭難がありましたが、天気に要注意。 |
写真
感想
お盆休みを利用し、1泊2日でユウトムラウシ沢へ行く。当初2泊3日で化雲岳まで行くつもりだったが悪天につき予定変更。
前日に野営場に前夜泊。入渓後はひたすら起伏緩やかな河原を歩き続ける。スケールでかし。流石は北海道。距離が長くて単調なので釣りでもしないとかなりかったるい。途中から川床が激しくヌルヌルになる。ラバーソールが全然効かず転んで脛を思いきり打ち付ける。足が痺れて歩行に少々支障をきたす。フェルトの人は滑らず平然としていた。
1200m付近で突如として大滝出現。右から簡単に登れる。2段目もグレード低め。大滝以降はそれまでの河原歩きと打って変わり、いかにも沢登りといった光景となる。いくつか登攀困難と思われる滝が出現するが、いずれもそれほど難しくなく巻くことが可能。
北海道の山は標高1500m程度で森林限界、ということで風をなるべく防ぎたいのでギリギリ木の生えている標高1500m地点を今夜の宿泊ポイントとする。少し狭め。
ちなみに大滝より下でいいのなら、快適なビバークポイントはいくらでもある。
翌日は沢筋を忠実にたどる。水が冷たくて足の感覚がなくなる。ガスっており見通しがきかない。上部の湿地帯はだだっ広く迷いやすいので注意。稜線近くはハイマツとナナカマドの藪漕ぎとなる。ヒグマの糞が何か所かに落ちている。
トムラウシ山頂に登るもガスガスで何にも見ない。
トムラウシ公園は噂にたがわぬ壮大な光景。
途中から足の具合の悪いCLと比較的速足の2班に分かれ、速足班は野営場に車を取りに行き、CL班は短縮コースを取る。ログデータはCL班のもの。
下山路が長い上に沼のようにドロドロ。重荷を背負うと速度が出ず、日頃のトレーニング不足を思い知る。
野営場で車を回収し、短縮コース登山口のCL班を拾い、登山終了。
ヌルヌルなのでフェルトソールが良い。長丁場。山頂付近の広大な平坦地で迷いやすい。気象遭難多発。このあたりが注意ポイントか。トムラウシの変わった登山ルートとして面白い沢だと思う。長くて疲れた。
体感グレード2級上くらい?
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