(過去レコ)赤石岳〜悪沢岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 61.5km
- 登り
- 3,689m
- 下り
- 3,685m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:40
天候 | 3日=晴れ 4日=曇りのち雨 5日=雨のち曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
感想
畑一ダムで乗ったリムジンバスは、私と聖沢登山口で降りた単独行の、合わせて二人だけだった。天気がとても良く、バスから聖岳や赤石岳を見上げられる所ではドライバーが徐行してくれた。椹島ロッジまで行かず、手前の登山口で降りた。
赤石小屋(新館)で宿泊手続き後、展望台へ行っただけで夕食までの2時間半が長かった。
午後4時前から三つの大きなツアーパーティーが続々到着し、小屋は混み始めた。
みんなが寝静まった後もしゃべり続ける人がいたが、どこかの男性が大声で注意したら静かになった。
パーティー以外は、私と別の単独行、カップルが一組で、合わせて4人だけだった。
初めて使うシュラフは寒く、二枚重ねで寝る。大きな往復いびきや、寝言で叫ぶ女性の大声で何度か目を覚ましたが、眠剤が効いていたので再び眠れた。
二日目
早朝5時少し前から食事してスタート。
どんよりした曇天で赤石、悪沢にはガスが掛かっていた。富士見平では富士山が見えたが、それが最後だった。
赤石岳では発電機の音がする避難小屋が見えただけで、山はガスで全く見えなかった。
荒川小屋のベンチに腰を下ろし、赤石小屋で作った弁当を半分だけ食す。
小屋の先の水場から始まるジグザグの急斜面は、まだ広範囲に高山植物が咲いていた。
時間とともにガスは濃くなり、悪沢岳手前で小雨となった。残りの弁当を急いで食べ、レインウェアを着てザックカバーを付ける。
風は弱かったが、丸山通過後に本降りとなる。
千枚小屋では先客10人ほどがストーブを囲んで談笑していた。私は高度障害で頭痛がひどく、薬を飲んでから部屋で横になっていた。
私の後には椹島から4〜5人が上がり、今夜は団体はなかった。その夜も大変寒く、19時前に小屋の管理人がテレビを付けたら富士山に初冠雪したとのニュース有り。
三日目
午前3時頃に目覚ましで起きて小屋を出た人もいた。
椹島へ下ったのは私だけで、小屋を出たのも私が最後だった。
雨はやんでいたが雨具のズボンだけ履いてザックカバーを付け、もし雨が降り出したら傘を差すつもりで雨具の上着は着ず。
傘を広げたり閉じたりする空模様で、下るほどに暑くなり、雨具のズボンも脱ぐ。
畑一ダム行のバスはダイヤでは13時だったが、大きな団体で客が多く、10時50分の臨時が出てそれに乗る。
山頂からの展望は皆無だったが、初の山小屋連泊を体験し、得られたものも多かった。
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