権現岳(南八ヶ岳)悪天の為敗退


- GPS
- 06:49
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 762m
- 下り
- 743m
天候 | 吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
→佐久小諸JCT→佐久南(一部無料区間あり)→141号線野辺山方面 →天女山入口交差点(脇に駐車場あり) ■野辺山駅周辺より圧雪の路面に変わる ■気温マイナス7度 走行にはくれぐれもご注意を |
コース状況/ 危険箇所等 |
6:14 身支度を調える。 ☆小雪舞う駐車場出発 気温マイナス7度 ☆樹林帯からの日の出。急いで天女山へ 6:52 天女山 ☆日の出を拝めるなんて想定外。思わず感動! ☆此処でのトイレ使用一部可。気温マイナス5度 7:08 天女山駐車場 ☆数日前まで利用可能でした。 ☆登り口に登山ポストあり(気温が低い為ボールペンのインクが出ない) 7:33 天の河原☆吹雪で閑散としている 7:43 徐々に積雪増し数日前の薄いトレース消える ☆暫く樹林帯の中を登る 8:? パティーと出会う(正確な時間と場所記録なし) ☆上はかなり厳しいとのことです。 9:11 海抜1800m?の石碑 ☆一八迄は読めたが下二桁はしっかり確認しなかった 10:32 登る意欲失う。標高2110m此処で戻る ☆気温マイナス10度を越えた 10:39 下山途中パティーと出会う 12:11 天の河原まで戻る ☆相変わらず荒れていた。 13:02 無事駐車場に戻る |
写真
感想
天気図は西高東低の冬型。当然山は荒れる。悪天承知で権現岳(100パーセント行けないのはわかっているが)を目指す。数日前の薄いトレースの跡を忠実に登るが、予想外の積雪にトレースが消える箇所が多い。吹き溜まりに成ると膝上まで優にある。時々強風が襲い雪を巻き上げる。こんな悪天の中、登山者はいないと思っていたが、下ってくるパティーと遭遇。時間と場所は記録にないが、昨夜は権現小屋付近でテント泊したようだ。一見して相当ベテランの雰囲気が漂っていた。山頂は相当荒れているとの事です。此処の状況からでも相当荒れていることは予想できた。自分は行けるところまでと決めていた。下山者のお蔭でこれから先のラッセルがなくなり楽になった。
標高1930m付近で休んでいると若いパティー(男女3)が、追い付き権現山頂を目指して登って行った。私は暫く休み後を追うが、足の速いパティーの姿を見ることがなかった。一人黙々と登るが、登路は益々きつくなり呼吸が荒くなる。だが、気温が低いので汗がでない。やがてロープが、頭上を蜘蛛の巣のように張り巡らせた場所を通過。更に登ったが、とうとう張り詰めた糸が切れてしまった。せめて前三ッ頭迄と頑張って登って来たが、見上げれば樹林のきつい登りがまだまだ続くし展望も全く無い。登るのが嫌に成ってしまった。気が付くと足が下り始めていた。そして一気に気が楽に成った。暫く下ると大パティーの方達と遭遇する。悪天の中、まだ登って来る登山者がいたのかと少し驚いた。励ましの言葉を交わし別れた。
吹き荒れる登路をひたすら下り無事駐車場に戻った。
今回も悪天を承知で登ったので悔いは無い。
完璧な防寒対策をし、冬山装備を背負い雪の中を歩いただけで満足でした。
■それはそうと二組のパティー権現岳のピークを踏めたかな
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