新雪の赤岳

2012年12月13日(木) [日帰り]

• GPS: 07:45
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,961m
• 下り: 1,961m

コースタイム

6:20美濃戸口P→7:05美濃戸→9:00行者小屋→10:00地蔵の頭→10:30赤岳→11:30行者小屋（文三郎道経由）→13:15美濃戸→14:00美濃戸口P

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今回は美濃戸口Pに駐車。（1日500円也）
美濃戸までの林道は新雪直後だったので、さほど凍結しておらず凸凹が雪で埋まりむしろ雪の無い時よりも運転しやすそうでした。

コース状況／危険箇所等

特にありません。
南沢は初冬の頃に比べると、新雪が付いて岩などが埋まって歩きやすかったです。しかし踏み固められるとツルツルになるのでアイゼンが必要かもしれません。
地蔵尾根及び文三郎道ともにまだ階段、梯子、鎖が一部出ていますので、アイゼンなどを引っ掛けないように注意が必要です。

下山後のお風呂は、やっぱり『樅の湯』かな。（第3水曜日定休日。500円也）
地元の野菜や特産品、レストランもある『蓼科自由農園』もお勧めです。12月〜3月は水曜定休日です。

写真

12/13 8:12

凍てついた南沢。いつもこの辺りで休憩しますが、今日は寒くて寒くて・・・。

12/13 8:48

白河原から見た横岳稜線は、風が強そう。

12/13 18:41

新雪のついたダケカンバの隙間から見えるのが、赤岳です。

12/13 9:44

地蔵尾根を登っている途中で必ず写真に撮ってしまう、阿弥陀岳と中岳。

12/13 9:52

雪の付いた横岳の岩壁。

12/13 9:52

地蔵の頭付近から見た横岳。かなり雪がついていますね。

12/13 18:41

赤岳展望荘から見た雪煙舞う赤岳。でも思ったよりも風はきつくなかったです。

12/13 18:41

登りきったところで振り返ると、真っ白な横岳から硫黄岳へと続く稜線が素晴らしい！

12/13 10:35

大好きな権現岳の後ろには南アルプスの山々が控えています。

12/13 10:35

すっかり真っ白になった阿弥陀岳です。後ろには諏訪湖、諏訪盆地が広がります。

12/13 10:36

新雪の北アルプスも遠くに見えています。

12/13 10:36

硫黄岳、天狗岳、蓼科山・・・。ほんとに今日は綺麗！

12/13 10:37

富士山も！

12/13 18:42

キレット方面分岐あたりの鎖場。まだ雪には埋もれていません。阿弥陀岳がカッコイイ。

12/13 18:42

同じく鎖場。凍り付いている箇所もあって慎重に下ります。

12/13 18:43

文三郎道分岐。この辺りはいつも風が強い。

12/13 18:43

文三郎道途中の階段。振り返ると雪の赤岳岩壁が迫ってくるようです。

12/13 11:06

難所を通過してホッとしたところです。

12/13 11:14

前回もこのアングルで撮影した阿弥陀岳。青空に映えます。

12/13 11:26

どうです？この吸い込まれそうな青空！

12/13 18:45

行者小屋のテント場。雪上テント泊もいいですねえ。でもソロだと寒そう。

12/13 11:56

八ヶ岳主峰の赤岳。なかなか堂々とした姿です。

12/13 12:02

木々の間から横岳稜線を写してみました。

12/13 12:19

白河原から見た横岳稜線。吸い込まれそうな青空とフカフカの雪原。これだから雪山はやめられません。

12/13 18:46

陽も高くなったというのにまだまだ凍てついた樹林帯の中です。北八ヶ岳の森のようです。

撮影機器：

uD800,S800 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

hirasaki

つい2週間ほど前にも登った赤岳ですが、雪も結構つもってお天気も良さそうなので出かけることにしました。
前日に蓼科山に登ったのでちょっと疲れているかな・・・と思ったのですが、雪山の誘惑にはかないません。

今日はトレーニングのつもりで？美濃戸口から林道を歩きましたが、道は雪でいい具合に埋まっていて運転するにはベストな状態でした。
南沢も前回はツルツル状態でしたが、やはり新雪で岩とかが埋まり、まだトレースも固まっておらずとても歩きやすい。（特に下りが快適そのものでした。）
樹林帯の中は新雪で真っ白でまるで北八ヶ岳の森を歩いているよう・・・。ただ、陽が差さず寒くて寒くて、手がしもやけになってしまいました。

行者小屋からは前回と同じルート、地蔵尾根を登りました。稜線に時おり雪煙が舞い上がり風が強そう。急登もアイゼンが良く効き、なによりも新雪に輝く山々が美しく辛さを忘れさせてくれます。
稜線は思ったほど風は強くありません。（展望荘の先と文三郎道分岐あたりだけが風当たりが強かったです。）

頂上からの展望は申し分ありませんでした。真っ白な山々が真っ青な空にとても映えます。（月並みな表現ですが。）なんで冬山の空はこんなに青いのだろうといつも思います。日本アルプス中の山々がすべて見えているのでは？と思うくらいの展望の良さでした。

下りはまだ鎖が露出している岩場を慎重に下りますが、一部凍結している箇所もあって緊張しました。頂上や鎖場はまったく風が無いのに文三郎道分岐付近に来ると急に風が強まります。厳冬期はもっと強くて寒いのだろうなあ。
前回よりも階段とかはだいぶ雪で埋まっていて快適です。

あっという間に行者小屋へ。ようやく陽が差し始めた辺りは暖かくて、まったりしてしまいました。そして新雪の横岳稜線の美しいことといったら・・・。何回か登っていますが、こんなに綺麗だったのは初めてかもしれません。
今シーズンは、なんとか頑張って横岳縦走にチャレンジしてみたいなと思っています。（1泊しないと無理かな。）

コメント

chibiko

はじめまして
chibikoと申します。

とってもきれいですね〜。
吸い込まれそう。

青空と雪山の組み合わせは最高ですよね〜。

今シーズンは、是非冬の赤岳挑戦したいと思います。

これからも、楽しい山行続けて下さい。
レコ楽しみに拝見させていただきます。

同郷と言う事だけで勝手に親近感を持ちコメントしてしまいました。

yamatyan

わかった！
hirasakiさん

お邪魔します

hirasakiさんとは文三朗でもすれ違いましたが
その前に行者小屋で一緒にアイゼン装着していましたね
hirasakiさんは行者小屋にトレッキングポールを
置いて赤岳に登りましたね

しかし早いですね

yamatyan

hirasaki

chibikoさん、初めまして！
コメントありがとうございます。

赤岳に限らず、冬の八ヶ岳はとってもいいですよ。
富山の雪深い山と違って、アプローチが短くて日帰りでも楽しめる山がいっぱいありますよね。
ただ寒さは富山より厳しいかも・・・。
赤岳の挑戦、応援しています！

ところで富山の山へは登ったりしますか？

hirasaki

そうです！行者小屋の前です。
yamatyanさん、まさにそうです。

小屋の前では、寒くて結構焦って準備していました。
登っている時は、アドレナリンが出ているのか？あまり寒さは感じませんでしたが・・・。

お天気が良かったので、もっとゆっくりすればよかったのですが、一人だとどうしても早く先に進みたくなってしまいます。

それにしてもyamatyanさんの写真、素敵ですね！

chibiko

富山の山は…。
hirasakiさん

八ヶ岳は、アクセスしやすいので今年は頑張ってみます。
とりあえず、年末富山に帰る途中に新穂高から西穂独標に登ってから帰ろうと予定してます。

富山の山は、実家が立山よりなのでほとんど立山周辺なんです。
冬の立山はまだ経験がありません。
残雪期のＧＷから行くぐらいで…。

いっぱい行きたい所があるのに、神奈川に嫁に来てしまった為、なかなか行けてないです。
まだ、劔にも登れてないです。

富山の山はどのあたりに行かれますか？
オススメあれば教えてください。

hirasaki

私も立山です。
私も年末に帰省しますが、山には登らず・・・

ここ2，3年は、残雪期（5月中旬〜6月上旬）に室堂から奥大日岳往復登山をしています。（もちろん、小屋泊）
プラス雄山往復。
お気軽？登山とあなどっていたら、雪の付き方によっては、難しいところもありました。
でもお天気が良ければ、まったり登山が楽しめます。

今年の夏は、雷鳥沢にテントを張って数十年ぶり？に立山三山縦走をしましたが、なかなか楽しかったです。
帰りは、大日三山縦走して称名滝へ下りました。
このコース、静かでお花も多くてお勧めです。

富山の山、やっぱりいいなあ〜。

chibiko

立山良いですよね〜。
十数年前に称名滝から大日岳に向かって登ったのですが
天気が悪くなり敗退しました。
その後立山側から奥大日に行きましたがその時も天気が良くなく、展望０。
雨女雨男なんです。

GWは、立山山頂からスキーをしているのでなかなか山を歩く事が出来ません。

次回は、是非歩いてみようと思います。
ありがとうございます。

富山の山やっぱり良いですよね〜。

年末は富山でゆっくりするのが楽しみです。
hirasakiさんも富山でゆっくりお正月を過ごして下さい。