ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 253761
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

女神に振られ雪に降られた丹沢山(反省だけなら猿でも出来る大倉尾根ピストン)

2012年12月19日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.9km
登り
1,627m
下り
1,619m

コースタイム

大倉バス停(どんぐりハウス)07:13−登山口07:19−山の家下分岐07:45−雑事場の平(山の家上分岐)07:57−見晴茶屋08:01−駒止茶屋08:35−堀山の家08:53−天神尾根分岐09:11−花立山荘09:41/09:43−金冷シ10:04−塔ノ岳10:21/10:41−竜ヶ馬場11:24/11:29−丹沢山11:53/12:23−竜ヶ馬場12:46/13:16−塔ノ岳14:07/14:48−金冷シ14:59−花立山荘15:11−天神尾根分岐15:31−堀山の家15:46/15:48−駒止茶屋16:06−見晴茶屋16:31−山の家下分岐16:42−大倉バス停17:07
天候 曇り時々晴れ、夕方は雪
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
渋沢〜大倉
神奈川中央交通バス 200円

※丹沢・大山フリーパス利用。200円くらいお得?でした。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
大倉バス停・どんぐりハウス前。
登山届用紙・筆記具(すごくちびた鉛筆w)もあります。

<道の状況>
前日の雪で石が濡れていて、泥(土)そのものより、泥のついた石がすごく滑って怖かったです。
凍結・泥濘について:
日によって状況が変わるものだと思いますが…。
この日は
大倉尾根:花立から上部が午前中泥濘凍結。でも柔らかくて歩き易い。午後は溶けてぐちゃぐちゃでした。
塔ノ岳〜丹沢山:塔ノ岳北斜面は凍結していたものの、つるつるにはなっていなかったので、アイゼン不要でした。平坦部は日が高い時間に通過したこともあり、気温は0度前後でしたが、日向は溶けてどろどろ。日陰はほどよく柔らかくて歩きやすかったです。
※いずれにしても軽アイゼンの携帯は必須とのこと。出来るだけ6本爪がいいとのことです。

<温泉>
小田急の「丹沢・大山フリーパス」は本厚木〜渋沢間で乗降自由のため、沿線のいくつかの温泉が利用できます。
http://www.kankou-hadano.org/hadano_higasyuku/higasyuku_top.html
大倉バス停から、日の出。
太陽は見えないけど、燃えてます。
2012年12月19日 07:02撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 7:02
大倉バス停から、日の出。
太陽は見えないけど、燃えてます。
大倉から5分ほどで、登山道に入ります(左)。
が、まだしばらくは舗装道です。
あれ?何か変なものが。
2012年12月19日 07:19撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 7:19
大倉から5分ほどで、登山道に入ります(左)。
が、まだしばらくは舗装道です。
あれ?何か変なものが。
拡大。
撮ったときは気づかなかった…。
夜いきなり会ったら怖そうですTT
2012年12月19日 07:19撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
2
12/19 7:19
拡大。
撮ったときは気づかなかった…。
夜いきなり会ったら怖そうですTT
雑事場の平。本当に平ら。
ここまではゆるやかな植林の道でした。
2012年12月19日 07:57撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 7:57
雑事場の平。本当に平ら。
ここまではゆるやかな植林の道でした。
見晴茶屋からの眺め。
江ノ島が浮かび上がってきれい…。
2012年12月19日 08:00撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
2
12/19 8:00
見晴茶屋からの眺め。
江ノ島が浮かび上がってきれい…。
見晴茶屋から本格的な登り開始。
でも踏み石も多くてステップが細かいので楽チン♪
下りにはこの石が曲者になるのですが…滑る滑る。
2012年12月19日 08:04撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 8:04
見晴茶屋から本格的な登り開始。
でも踏み石も多くてステップが細かいので楽チン♪
下りにはこの石が曲者になるのですが…滑る滑る。
大きな段差があっても、踏み丸太とかがあって、腿を大きく上げるところはありません。
2012年12月19日 08:13撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
2
12/19 8:13
大きな段差があっても、踏み丸太とかがあって、腿を大きく上げるところはありません。
わくわくするようなステキなヤセ尾根。
でも、もっと寒くなるとアイスバーンになるそうです^^;
2012年12月19日 08:48撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 8:48
わくわくするようなステキなヤセ尾根。
でも、もっと寒くなるとアイスバーンになるそうです^^;
堀山の家到着!
閉まっていましたが、有名なアイスボックスはちゃんと置いてありました。
覗いたけど買わなかった、スミマセン。
あれ、玄関に何か貼ってある?
2012年12月19日 08:53撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
12/19 8:53
堀山の家到着!
閉まっていましたが、有名なアイスボックスはちゃんと置いてありました。
覗いたけど買わなかった、スミマセン。
あれ、玄関に何か貼ってある?
え?
2012年12月19日 08:53撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 8:53
え?
これが二俣へと誘導してしまう、困った看板ですね。確認、確認。
看板の後ろに確かにはっきりとした踏み跡があります。
初大倉尾根が下りだったら、確かに迷い込んじゃうかも。
2012年12月19日 08:54撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 8:54
これが二俣へと誘導してしまう、困った看板ですね。確認、確認。
看板の後ろに確かにはっきりとした踏み跡があります。
初大倉尾根が下りだったら、確かに迷い込んじゃうかも。
前日の雪がまだところどころに残っていました。
融雪用の薬剤だと勘違いしたのは内緒です(笑)。
2012年12月19日 09:12撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 9:12
前日の雪がまだところどころに残っていました。
融雪用の薬剤だと勘違いしたのは内緒です(笑)。
左が現在の道、右がおそらく昔の道なんでしょう。
すごく荒れてます。これ通らなきゃいけなかったら大変です。
その内左側もこうなってしまうのでしょうか。その頃には右が回復して、また交代なのか。
2012年12月19日 09:18撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 9:18
左が現在の道、右がおそらく昔の道なんでしょう。
すごく荒れてます。これ通らなきゃいけなかったら大変です。
その内左側もこうなってしまうのでしょうか。その頃には右が回復して、また交代なのか。
細か〜い霜柱。
大きいのはよく見ますが、これは繊細な細さなのに、長くてかわいいv
2012年12月19日 09:24撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 9:24
細か〜い霜柱。
大きいのはよく見ますが、これは繊細な細さなのに、長くてかわいいv
こんな岩岩したところもあったのね。
2012年12月19日 09:27撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 9:27
こんな岩岩したところもあったのね。
辛かった記憶にあったのはここだと思うんだけど…。
あら、意外といいんじゃない?
2012年12月19日 09:33撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
2
12/19 9:33
辛かった記憶にあったのはここだと思うんだけど…。
あら、意外といいんじゃない?
振り返るとこんな景色!
花立山荘までこんな感じ。
2012年12月19日 09:35撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
5
12/19 9:35
振り返るとこんな景色!
花立山荘までこんな感じ。
花立を過ぎると、鹿さんが増えてきました(笑)。
角を片方ぷらぷらさせた鹿。痛そうだけど、抜け替わりだから本人(鹿)は痛くないんでしょうね。
おじ様3人連れ「まだ若いな」「あのくらいのがうまいんだよな」
^^;うん、確かに美味しいよね、鹿肉。
2012年12月19日 09:50撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
3
12/19 9:50
花立を過ぎると、鹿さんが増えてきました(笑)。
角を片方ぷらぷらさせた鹿。痛そうだけど、抜け替わりだから本人(鹿)は痛くないんでしょうね。
おじ様3人連れ「まだ若いな」「あのくらいのがうまいんだよな」
^^;うん、確かに美味しいよね、鹿肉。
表尾根をバックにきりりと立つメス鹿。
子連れでした。
2012年12月19日 09:57撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 9:57
表尾根をバックにきりりと立つメス鹿。
子連れでした。
お母さんを追いかけるバンビ。
まだ斑点が背中に残ってます。
2012年12月19日 09:57撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
6
12/19 9:57
お母さんを追いかけるバンビ。
まだ斑点が背中に残ってます。
金冷シを過ぎた平坦部。
泥濘が足跡スタンプ付きで凍ってました。でこぼこだから滑りません。
帰りはどろどろでしたけどw
2012年12月19日 10:10撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
4
12/19 10:10
金冷シを過ぎた平坦部。
泥濘が足跡スタンプ付きで凍ってました。でこぼこだから滑りません。
帰りはどろどろでしたけどw
1年振りの塔ノ岳。
富士山は見えず。
一面の曇り空の中で、八ヶ岳(標識すぐ右)と、
2012年12月19日 10:22撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 10:22
1年振りの塔ノ岳。
富士山は見えず。
一面の曇り空の中で、八ヶ岳(標識すぐ右)と、
南アルプスだけが白く輝いて浮き上がっていました。
これはこれでかっこいい!
2012年12月19日 10:23撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 10:23
南アルプスだけが白く輝いて浮き上がっていました。
これはこれでかっこいい!
塔ノ岳北斜面、まだアイゼンなしでも不安ない感じでした。
凍っているけど、つるつるに磨かれてはいません。
2012年12月19日 10:46撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 10:46
塔ノ岳北斜面、まだアイゼンなしでも不安ない感じでした。
凍っているけど、つるつるに磨かれてはいません。
蛭にだけ陽が当たってる!
霧氷はね、はい、ありません。
2012年12月19日 10:50撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 10:50
蛭にだけ陽が当たってる!
霧氷はね、はい、ありません。
切れ落ちた鞍部。
この日は問題なしだったけど、ここ凍ったら怖いなあ。
2012年12月19日 10:54撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 10:54
切れ落ちた鞍部。
この日は問題なしだったけど、ここ凍ったら怖いなあ。
バラの実。何バラ?
2012年12月19日 11:05撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:05
バラの実。何バラ?
笹原に出ました♪
やっぱり稜線はいい!
2012年12月19日 11:10撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:10
笹原に出ました♪
やっぱり稜線はいい!
鹿のオトシモノ。
何もこんな道の真ん中でしなくても…。
2012年12月19日 11:14撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 11:14
鹿のオトシモノ。
何もこんな道の真ん中でしなくても…。
青空出てきました!
PLフィルターは使ってません!!
2012年12月19日 11:16撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:16
青空出てきました!
PLフィルターは使ってません!!
竜ヶ馬場から大山越しに東京。
ぽっかり雲がいい感じです。
暑くて衣類調整しました。
2012年12月19日 11:29撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:29
竜ヶ馬場から大山越しに東京。
ぽっかり雲がいい感じです。
暑くて衣類調整しました。
ここに霧氷が付いているハズだったんだよ。
脳内では…。
2012年12月19日 11:41撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:41
ここに霧氷が付いているハズだったんだよ。
脳内では…。
でも丹沢山塊はこんなにクリア。
これはこれで気持ちいい!
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でも丹沢山塊はこんなにクリア。
これはこれで気持ちいい!
富士山もちょっとは顔を覗かせたけど、ちら見せのみ。
2012年12月19日 11:41撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:41
富士山もちょっとは顔を覗かせたけど、ちら見せのみ。
ここのブナはみんな風格がありますね!
地衣類が多いから?
2012年12月19日 11:49撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:49
ここのブナはみんな風格がありますね!
地衣類が多いから?
丹沢山頂到着!
気合の入ってない山頂写真ですみません。
2012年12月19日 11:53撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 11:53
丹沢山頂到着!
気合の入ってない山頂写真ですみません。
トイレ&スタンプを済ませて、蛭ヶ岳方面にちょっと下りて登ってみます。
不動ノ峰から蛭ヶ岳までくっきり。あーあすこまで行きたいなあ。
2012年12月19日 12:18撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 12:18
トイレ&スタンプを済ませて、蛭ヶ岳方面にちょっと下りて登ってみます。
不動ノ峰から蛭ヶ岳までくっきり。あーあすこまで行きたいなあ。
本日のベストブナ。
2012年12月19日 12:21撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 12:21
本日のベストブナ。
丹沢山頂のベンチは混んでいて眺めもないので、竜ヶ馬場に戻ってランチです。
本日のおにぎり雑炊は、リッチにフカヒレ入り。
2012年12月19日 12:54撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 12:54
丹沢山頂のベンチは混んでいて眺めもないので、竜ヶ馬場に戻ってランチです。
本日のおにぎり雑炊は、リッチにフカヒレ入り。
まー、予想通りフカヒレは数えるくらいしか入っていませんでしたけどね…。
味はちゃんと中華雑炊でなかなかよろしいです。
2012年12月19日 12:57撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 12:57
まー、予想通りフカヒレは数えるくらいしか入っていませんでしたけどね…。
味はちゃんと中華雑炊でなかなかよろしいです。
雪がちらついてきました。
最後にコッヘルの水気を拭こうとしたら、凍ってました!こんな短時間で。
2012年12月19日 13:09撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 13:09
雪がちらついてきました。
最後にコッヘルの水気を拭こうとしたら、凍ってました!こんな短時間で。
登りで抜きつ抜かれつだった大倉尾根常連のおじ様が、スカイツリーの場所を教えてくださいました。
2012年12月19日 13:13撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
12/19 13:13
登りで抜きつ抜かれつだった大倉尾根常連のおじ様が、スカイツリーの場所を教えてくださいました。
前の写真アップ。
中央ちょっと左寄りにスカイツリー、右側が新宿副都心だそうです。
2012年12月19日 13:13撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 13:13
前の写真アップ。
中央ちょっと左寄りにスカイツリー、右側が新宿副都心だそうです。
大山には日が当たってる、いいなあ。
奥には江ノ島。
2012年12月19日 13:16撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
2
12/19 13:16
大山には日が当たってる、いいなあ。
奥には江ノ島。
帰る先の塔ノ岳。
やっぱり尊仏山荘って目立ちますね〜。
2012年12月19日 13:16撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 13:16
帰る先の塔ノ岳。
やっぱり尊仏山荘って目立ちますね〜。
ふと上を見ると、
ぎゃー!何かが牙剥いてる!!@@
2012年12月19日 13:36撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 13:36
ふと上を見ると、
ぎゃー!何かが牙剥いてる!!@@
倒れた木が、別の木に引っかかったまま途中で折れたみたいです。
登山道のすぐ頭上だから、ちょっと危ないかも^^;
2012年12月19日 13:35撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 13:35
倒れた木が、別の木に引っかかったまま途中で折れたみたいです。
登山道のすぐ頭上だから、ちょっと危ないかも^^;
塔ノ岳に戻ってきました。
丹沢〜蛭方面を振り返ると…
あれっ、ガスってる?霧??
ということは明日霧氷???
戻って泊まろうか、かなり迷う。
2012年12月19日 14:12撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
12/19 14:12
塔ノ岳に戻ってきました。
丹沢〜蛭方面を振り返ると…
あれっ、ガスってる?霧??
ということは明日霧氷???
戻って泊まろうか、かなり迷う。
相模湾に夕方の光が反射して輝いています。
天使のはしごも。
富士山は見えないけど、この眺めを見ながらココアタイム。(←のんびりしすぎ)
2012年12月19日 14:17撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 14:17
相模湾に夕方の光が反射して輝いています。
天使のはしごも。
富士山は見えないけど、この眺めを見ながらココアタイム。(←のんびりしすぎ)
色調変えて。
2012年12月19日 14:33撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
2
12/19 14:33
色調変えて。
相模湾をバックに、越前岳が浮かび上がってます。
きれい…。
2012年12月19日 14:34撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
9
12/19 14:34
相模湾をバックに、越前岳が浮かび上がってます。
きれい…。
東京方面はこんな。
なんだかSFみたい。
2012年12月19日 14:35撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
2
12/19 14:35
東京方面はこんな。
なんだかSFみたい。
シュールレアリズムの絵のような塔ノ岳山頂を後にします。
2012年12月19日 14:47撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
12/19 14:47
シュールレアリズムの絵のような塔ノ岳山頂を後にします。
鹿だって幻想的です。
山の神さまの使いなら、今度は霧氷、見せてください。なむなむ。
2012年12月19日 15:03撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 15:03
鹿だって幻想的です。
山の神さまの使いなら、今度は霧氷、見せてください。なむなむ。
雪、降ってきました。
しかも本格的に。
雹くらいの大きさですが、六角形の結晶もちらほら。
2012年12月19日 15:25撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 15:25
雪、降ってきました。
しかも本格的に。
雹くらいの大きさですが、六角形の結晶もちらほら。
雪、写っているのが見えますか〜。
2012年12月19日 15:31撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
12/19 15:31
雪、写っているのが見えますか〜。
堀山の家前のテーブルもほら。
2012年12月19日 15:47撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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12/19 15:47
堀山の家前のテーブルもほら。
行きには木漏れ日いっぱいだったステキヤセ尾根も、こんな。
幸いアイスバーンにはなってませんでした。
2012年12月19日 15:51撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 15:51
行きには木漏れ日いっぱいだったステキヤセ尾根も、こんな。
幸いアイスバーンにはなってませんでした。
木道もご覧の通り。
横板に土踏まずやつま先を引っ掛けて、スリップに注意しながら下ります。
2012年12月19日 15:54撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
12/19 15:54
木道もご覧の通り。
横板に土踏まずやつま先を引っ掛けて、スリップに注意しながら下ります。
堀山ピーク付近。
日没まで30分、なのにまだ4.2kmあるってどういうこと…。
この後は暗い&それどころじゃない、ので写真ナシ。
2012年12月19日 15:57撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
12/19 15:57
堀山ピーク付近。
日没まで30分、なのにまだ4.2kmあるってどういうこと…。
この後は暗い&それどころじゃない、ので写真ナシ。

感想

去年ヤマレコを飾った丹沢の霧氷レコの数々。
すっかり魅了され、いつかは丹沢で霧氷を見たいと思ったのでした。

今年も12月に入ってから、いくつもの幸運な方々のレコが。

見たい、見たい、見たい!!!
もう見たい気持ちがマックスです。

ricalojpさんの霧氷予測日記にも触発され、自分なりに天気図や数社の天気予報とにらめっこして、ここだ!と決めて行ってきました。

…結果は題名にあるとおり、玉砕でございます。
霧氷の女神は微笑んではくれませんでした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

予報ではこの日もっと冷え込むはずだったのに、朝起きたら、あれ?寒くない。
うーん、と思いながらも大倉へ。夜明け直後の山裾なのに、やっぱり寒くない。

あーこれは外したな、と思いながらもとりあえず大倉尾根に取り付きます。

10年くらい前に1度下って以来、ずっと避けてきた大倉尾根。
何だかやたらと段差の大きな階段だらけの道、という記憶で、もう2度とあれを下りたくないと思っていたのです。
登りはまだましかも、でも、あれだけ段差が大きいと登りもきついはず。しかも単調(だった気がする)なあの尾根を歩くくらいなら、表尾根とかの方がいい。

しかし、霧氷は時間勝負。
公共交通機関利用で、一番早く霧氷エリアにたどり着くには大倉尾根しかありません。
若干しぶしぶと選択した結果だったのですが。

あれ?
何これ、結構楽しい。
しかも思ったより変化もあるし、きつくないじゃん♪

子供の時に食べてまずかった食べ物が、大人になってもう1度食べてみると実は美味しかったような。
何だか不思議な感覚になり、最後はにこにこしながら歩いていました。
霧氷のことがなければ、このレコの題名は「食わず嫌い返上の大倉尾根」になっていたところです。あ、1度歩いているから「食わず」、ではないか。

ほとんど休憩なしで上がったので、金冷シからはさすがにちょっときつさを感じたけど、かなりの余力を残して塔ノ岳登頂です。

「今週一番の寒さ」だったはずのこの日、登っている間は懐に入れた地図が汗でぐっしょり濡れるほどの暖かさ。
でもさすがに山頂に出ると寒い!
急いで尊仏山荘に飛び込み、勢いでスタンプラリーの台紙を購入。
こんな時期からエントリーしてどうすんだ、私。

山荘の裏手に回ると、やっぱりね、霧氷は全くナシ。
でもちゃんとした稜線歩きにも飢えていた私、霧氷はなくともとにかく丹沢山まではマストです。
ところどころ泥濘はあるけど、まだそんなにひどくなく、風もなく。
雲は多いけど、時には澄んでくっきりした青空が通り過ぎていく。
富士山は見えなくとも、丹沢山塊も関東平野もすっきり。
暑いくらいの天候で、ほくほくしながら丹沢山に到着です。

ちょうどお昼時なので、丹沢山山頂のベンチは満員御礼。
でももともとランチは眺めのいい竜ヶ馬場で、と決めていたので、山頂はトイレ&スタンプ&山荘の方とちょっとお話でさくっと通過。ちょっと蛭ヶ岳方面に下りてから少し登った展望のいいところでぼーっとしてから引き返しました。

んが、ここから空は雲が優勢に。
竜ヶ岳でのランチももうちょっと陽射しぽかぽかを期待していたんだけど、残念でした。しまいには雪もちらちら。

塔ノ岳に到着する直前、もしや、と思って振り返ってみると、

大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳、不動ノ峰、丹沢山。
名だたる霧氷ポイントが雲に覆われているではないですか!!!
これは明日霧氷ついちゃったりする???

どうする、どうする私。
引き返してみやま山荘に泊めてもらう?

悩みまくって結論は出ず、とりあえず午前中よりは寒くなかった山頂でココアを飲んで心を落ち着けます。

結局、夫には日帰りで行くと言ってあること、尊仏山荘のご主人の「んー、このままもっとガスれば付くかもしれないけど、ちょっとだと思うよ」の話を聞いたことなどでやっぱり下りることに。

金冷シまで下りてくると、今度は雪が本格的に降り始めました。
えええ、と思って稜線(ここからだと、表尾根)を見ると、晴れ。

やっぱりだめかあ、とそのまま下り続けました。

さて、ここからは反省文。

山頂出発が遅すぎです。
塔ノ岳山頂を出たのが14:48。
日没は16:32。
標準コースタイムは2時間。
私は下りが苦手。

はい、アウトですね。

雪はどんどん強くなってくるわ、日没が気になるわ、泥のたっぷりついた石は滑るわで、余裕のない下山になってしまいました。

塔ノ岳の山頂にはもう誰もいなかったし、実際、前後には他の登山者はいません。
絶対に怪我は出来ない、と慎重に下っていきました。そう、気をつけてはいたんです。

にもかかわらず。
何かの音に気を取られた拍子に片足をもう一方の足で踏んでしまい、前のめりに倒れ込むように転倒。一瞬血の気が引きました。
もう誰もいない大倉尾根、雪、こんなところで大怪我したら…。
幸い落としたストックの上に倒れ込んだため、これがクッションになって頭や骨を直接岩に叩きつけずにはすんだものの、そんなのはただのラッキーです。
最悪のシチュエーションで最悪の転び方。

歩くスピードそのものと、体力面では計画に無理はない。
でも休憩、というか大休憩がだらだらしすぎです。
最初の塔ノ岳で20分、丹沢山で30分、竜ヶ馬場で30分、2度目の塔ノ岳で40分。計2時間。
このうちトイレは1回、竜ヶ馬場ではランチだとしても、あまりにも無計画。
いかに休憩はゆっくりするのが好きとはいえ、日が長い時期ならまだしも今の時期でこれは。

脳内で大反省会をしながら、何とかライトをつけずにすむぎりぎりのラインでバス停に着きました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そんなにまでして下ったのに。

なんと翌朝、どうも霧氷がついたみたいです(泣)。

ソース:ヤマケイオンライン・蛭ヶ岳山荘の最新現地情報(12/20発信)
http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?info_id=1013

>今朝の山荘前はうっすらと雪か霜か白くなり、周辺の山々には霧氷がついています。

えええええええ。

それを読んだとたん、ショックだったことといったら。
やっぱりあの時、塔ノ岳から引き返して泊まればよかった〜!!
尊仏山荘のご主人の「ちょっと」はきっともともとレベルが高すぎだった、話ぶりから薄々分かってたのに。(12月最初の皆を感動させたあの霧氷も、「ああ、何かちょっとついたね」って感じだった)

レコを書くモチベーションが激しく下がりました。
ええ、このレコは気力で書いてます。今までで一番。


でも霧氷空振りと自分のスケジュールコントロールミス以外はいい山行でした。
何より大倉尾根を見直しました。それが一番の収穫かな。
今まで10年、毛嫌いしてごめん。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ところで。

この日最終ランナー(走ってないけど)だと思っていたのですが、結局見晴茶屋で先行の4人グループに追いつき抜かさせてもらい、そのあと、今度は観音茶屋のちょっと上あたりで西丹沢から1日で縦走してきたという方に追いつかれました。

この韋駄天さんとはそのあとバス停までお話ししながらご一緒しました。
が、彼我の足の速さを比べるに、私を気遣ってお付き合いいただいたんだと思います。
ヤマレコユーザーさんかは聞けませんでした。でももしこれをご覧になられることがあったら。

改めてありがとうございました。
とても心強かったです!!

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コメント

丹沢山
poniさんこんばんは。
丹沢山ニアミスでしたね。残念です
予報に反して暖かく、シャツで歩いていました
バカ尾根を軽く登られたあたり
夏場の山行のたまものですね
元気に歩いて下さい。またお会いしたら宜しくです。
2012/12/21 21:28
kazikaさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
本当、ニアミスでした。お会いできていれば、初めての2度会ったヤマレコユーザーさん、だったのですが。

暖かかったですよね、私も下にウール下着を着ていたので汗だくになりました

バカ尾根、確かに体力テスト的な意味もありました。
きつさを感じなかったのは、やはり体力UPしているのでしょうか。
ただ足が遅いので、なかなかタイムは縮まりませんが

こちらこそまたお会いしたらよろしくお願いします。
2012/12/21 22:44
夜分失礼します。
poniさん、こんばんは。
早速おじゃまいたします。

それぞれに目的があって山行ってとても面白いですね。
憧れの表尾根歩いてみて子供みたいにはしゃいだり、霧氷
が見たくて見たくて駄々っ子みたいになったり

山はいろんなプレゼントをいっぱいしてくれます
楽しみましょうね!!
2012/12/22 0:48
mmgさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

これが見たい、やりたい!というのは登山の大きなモチベーションの一つですよね。

山のプレゼント present、確かにその通りです。
時にはこちらが思ってもいなかった意外なものだったり。

アンテナを広げて、いろんなものを受け取りたいと思います♪
2012/12/22 18:54
こんばんは!
poniさん、poniさん。
噂になってましたよ、「霧氷、霧氷。」ってうるさい(失礼)美しい女性がいたって。
グチグチ言ってるけど、山小屋関係者はうれしいんです。
だってね、丹沢の霧氷は、、、いい、美しいもの。

ではでは。
2012/12/24 20:03
ricalojpさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ちょっとしつこかったかもと思っていたのですが、やっぱり
「よっぽど好きなんだね、霧氷」とか言われましたし
正に駄々っ子 申し訳ないことしました。
それにしても「噂になってる」って、どんだけ〜。>_<

「美しい」という部分はricalojpさんのアドリブですね、お心遣いありがとうございます。
2012/12/25 0:10
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