甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根から

2020年08月29日(土) 〜 2020年08月30日(日)

• GPS: 15:10
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,576m
• 下り: 2,591m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:03

距離 6.9km 登り 1,690m 下り 103m

8:25 尾白川渓谷駐車場
8:33 竹宇駒ヶ岳神社
8:48 笹の平分岐
12:09 刃渡り
12:31 刀利天狗
13:21 五合目小屋跡
13:24 屏風小屋跡
14:28 七丈小屋

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:17

距離 12.2km 登り 903m 下り 2,503m

4:17 七丈小屋
5:28 八合目御来迎場
6:21 6:24 駒ヶ岳神社本宮
6:27 7:02 甲斐駒ヶ岳
7:05 駒ヶ岳神社本宮
7:43 7:44 八合目御来迎場
8:21 8:47 七丈小屋
9:24 9:26 屏風小屋跡
9:32 五合目小屋跡
10:15 10:16 刀利天狗
10:36 刃渡り
11:27 11:28 笹の平分岐
13:16 13:24 竹宇駒ヶ岳神社
13:32 13:34 尾白川渓谷駐車場
13:34 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場

コース状況／危険箇所等

所々本来のルートが崩れているが整備されていて問題は無い。
刃渡りからは梯子と鎖場が連続する。七丈小屋まででかなり消耗している場合はそこまでで宿泊して翌日に回すのが無難。そこから上は気を抜くと危険な所が随所に出てくる。

その他周辺情報

道の駅はくしゅうで下山後に遅い昼食を取ったが冷やし玉ねぎうどんがさっぱりして美味しかった。

写真

8/29 8:07

尾白渓谷駐車場は登山客だけでなく、トレランの人は勿論、渓谷で水遊びする家族連れの車も沢山停まっていた。

8/29 8:25

さあ、いよいよ日本三大急登への挑戦です！

8/29 8:28

渓谷にはキャンプ場もあり涼しげと言いたい所ですが、この暑さではそうも言ってられなそうでした（汗）

8/29 8:29

日向山への登山口。甲斐駒ヶ岳から周回も出来るようですね。

8/29 8:33

御朱印は帰りに頂くとして安全登山を祈願しました。

8/29 8:33

神社の左手を抜けて吊り橋を渡ります。

8/29 8:34

揺れるしそこそこ怖いかも。定員5名となっていました。

8/29 8:34

川遊びしたい衝動を抑えて先に進みます。

8/29 8:35

黒戸尾根の入り口です。ここからいきなり急登が始まります。

8/29 8:48

分岐です。

8/29 8:49

ヤマジのホトトギスだそうです

8/29 11:28

苔むした岩が沢山ある。

8/29 12:08

この辺の登山道はこんな感じ

8/29 12:09

刃渡りまで来ました。鎖が無かった頃は怖かったろうなぁ。

8/29 12:10

ずっと樹林帯に籠もってましたがやっと展望が開けました。

8/29 12:24

ここから七丈小屋までは梯子と鎖が連続します。

8/29 12:26

ここまでかなり体力を消耗しているので大した事はない筈なのに身体にこたえます。

8/29 12:31

やっと刀利天狗まで辿り着きました。長かった...。

8/29 13:14

トラバースの道になり身も心も救われます。

8/29 13:21

あの雲の中が山頂かなぁ。テンションが上がらない。

8/29 13:21

五合目小屋跡と思われる。

8/29 13:24

梯子がきれいに整備されており助かります。しかしまあ、でっかい岩が何故にこんな高い所にと思わずにはいられない。

8/29 13:24

カイタカラコウ

8/29 13:44

セリバシオガマ

8/29 14:01

あれが甲斐駒ヶ岳に違いない！とテンションが上がりましたが...定かではありません。

8/29 14:04

ガッチリしてるんだけど片側の遠くにしか捕まる紐がなく、スケスケなので意外と怖い橋

8/29 14:28

やっと七丈小屋に到着！！ 感染症対策がしっかりされて、宿泊客数も2棟で8人に抑えられている上に、食事も含めサイコーでした！！

8/29 14:42

宿泊したのは第二小屋。感染症対策の為にたった4人しか宿泊させていない為、ご覧のように快適なスペースが確保されていました。布団と枕は消毒されており、夜でも窓が少し開いているのでかなり不安は解消されました。何よりこの布団と枕が絶品で、消灯の夜8時から翌朝3時半まで快適に眠れました。シュラフを持参して寝ます。

8/29 14:59

サンダルにも番号が書かれており、個別になっている為安心。下山の時に消毒している所を拝見しましたが、防護服を来て二重に手袋をして本当に大変そうでした。感謝感謝です。

8/29 15:01

布団側から見た様子。通常なら布団が敷かれるであろう広大なスペースが専用になってます。部屋の入り口にはアルコール消毒液が設置されています。トイレの写真を取り忘れましたが、手洗い場には液体石鹸、トイレの中にはアルコールスプレーが設置されています。

8/29 17:01

夕飯のメニュー。カレー美味しかった！ コロッケは小屋で作っているとの事。何とこの後にデザートの梨と美味しいコーヒーが振る舞われました(^^)

8/29 19:13

木々の間から街の灯りが見えました。

8/30 4:31

翌朝、御来校を見る為に4時20分に出発し、テン場まで上がって見た朝焼け。

8/30 5:08

八合目御来迎場。修健者が御来光を拝む場所との事でここで日の出を待ちました。後ろで甲斐駒ヶ岳が登頂を待っています。

8/30 5:09

朝焼けの中、鳳凰三山の奥に富士山が見えます。

8/30 5:13

八ヶ岳から甲斐駒ヶ岳までのパノラマ写真

8/30 5:17

御来光

8/30 5:20

後ろを振り向けば甲斐駒ヶ岳のモルゲンロート

8/30 5:20

八ヶ岳からモルゲンロートの甲斐駒ヶ岳までのパノラマ

8/30 5:33

フィールドアスレチックの始まりです。

8/30 5:34

友人がまさに今登っている筈の八ヶ岳

8/30 5:37

右手の岩の上に二つの剣が見えます。

8/30 5:38

下りだとこの足の取っ掛かりが見えない

8/30 5:54

8/30 5:59

もう少しで頂へ

8/30 6:00

どこかの山で見たような石だが...。こちらは鯨とシャチ 笑

8/30 6:22

駒ヶ岳本社

8/30 6:23

駒ヶ岳本社から山頂をのぞむ

8/30 6:28

到着です！

8/30 6:28

360度の絶景です！

8/30 6:30

山頂にて。左から赤岳→瑞牆＆金峰→富士山＆鳳凰三山→北岳＆間ノ岳（奥に塩見＆赤石？）→仙丈ヶ岳→中央アルプス？

8/30 6:31

中央アルプス？

8/30 6:38

鳳凰三山越しの富士山

8/30 6:41

左から北岳、間ノ岳、塩見、赤石、仙丈ヶ岳

8/30 6:46

8/30 8:27

七丈第二小屋に戻って来ました。デポしておいた荷物をピックアップして下山です。

8/30 8:45

いつか日向山の方まで周回してみたい。

8/30 8:46

タカネビランジ。七丈小屋の所と刃渡りまでの一箇所に咲いていた。

8/30 9:07

登りでは撮る余裕も無かったダイモンジソウ

8/30 9:30

山頂には雲がかかり早出して正解でした。

8/30 9:42

この長い急登の尾根に2箇所あるトラバースの一つ。

8/30 9:45

苔むした所が多かったなぁ

8/30 9:50

象のようなマンモスのような...

8/30 13:02

やっと下山しました。暑さを紛らす為に吊り橋の手前を左に降りれば渓谷に入れます。

8/30 13:06

いや、もう冷たくてたまらない(><) 疲れも吹っ飛びます！

8/30 14:25

帰りに道の駅はくしゅうで食べた冷やし玉ねぎうどん？ 玉ねぎが丸ごと一個乗ってるとの事で美味でした(^^)

撮影機器：

iPhone X Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

備考

長袖シャツは1枚で良かった。レインウェアとダウンがあれば事足りる。

感想

kinta6066

前日までは赤岳＆阿弥陀岳に行こうと思っていたが、午後の天気が崩れそうだったので他を探していた。

何故か甲斐駒ヶ岳が頭に浮かび、七丈小屋に電話すると丁度二人キャンセルが出たとの事で急遽予約。

七丈小屋は感染症対策もしっかりされており、人数も最盛期には50名程泊まった所に8名という事で超快適だった。布団や枕も寝心地が良く、夕飯もデザートの梨やコーヒーまでサービスして頂きました。

初めての黒戸尾根は、日本三大急登の名に恥じぬ長くてきつい急登。約1ヶ月前に同様に登りが連続する白毛門に登ったがその標高差をそのまま伸ばし、鎖と梯子を追加した印象だった。

あわよくば初日に山頂までやっつけてしまおうと思っていたが甘かった。しかしながら、そのおかげで翌朝早出して御来光を拝もうという気になった為、結果的には正解だった。

雨が多かった今シーズン、360度の大展望は久しぶりの絶景だった！