モミの木台から那須五峰（敗退）、三本槍岳には届かず

2020年09月06日(日) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,596m
• 下り: 1,578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:58

7:49 モミの木台
8:50 8:53 黒尾谷岳
9:44 9:57 南月山
10:13 10:13 日の出平
10:25 10:29 牛ヶ首
10:32 10:32 高雄口
10:48 10:49 牛ヶ首山頂分岐
11:05 11:05 山頂口
11:12 11:12 那須岳
11:18 11:18 お釜口
11:30 11:30 硫黄鉱山跡
11:34 11:34 峰の茶屋跡避難小屋
11:40 11:40 剣が峰
11:45 11:45 恵比寿大黒
11:59 11:59 朝日の肩
12:05 12:05 朝日岳
12:11 12:13 朝日の肩
12:25 12:25 恵比寿大黒
12:34 12:34 峰の茶屋跡避難小屋
12:49 12:49 無間地獄
12:52 12:53 牛ヶ首
13:04 13:10 日の出平
13:26 13:26 南月山
14:07 14:10 黒尾谷岳
14:46 14:46 モミの木台
14:47 ゴール地点

一部標高にずれがあります。

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口は別荘地の最奥。
途中の道の走行注意。
駐車は路駐。
3台くらいしか停められません。
狭いので転回注意（転回スぺースの駐車は避けたい）。

コース状況／危険箇所等

〜黒尾谷岳：かなり整備されていて、危険と思われる所は少ないです。中盤以降、結構急斜面が続きます。
〜南月山：良く整備された山道ですが、払われた笹で滑ることがあるかも。こちらもやや急斜面。
恵比寿大黒〜朝日の肩：鎖場のトラバース道が一部崩れています。今のところ歩行に問題はありませんが、注意は必要。

写真

黒尾谷岳登山口前に路駐してスタート。
気温21℃、他の車は無し。
ちょっと日は差しているが、今日は天気に期待が持てない。

水の溜まったキノコ。
昨日の雨はどの程度だったのだろう？

整備された登山道。
滑ることもなく歩きやすいが、斜度はややキツイ。
そして蒸し暑い。
水3ℓで足りないなんてことは・・・

この辺りから、さらに斜度がキツくなっていく。

シロヤシオが多くなってくる。
春に来るのが良さそう。
紅葉も良いかな？

アキノキリンソウ・・・に虫こぶ？

時々この程度の段差はある。

展望岩から右手を見るが・・・真っ白。

オトギリ。

ロープ場。
横の木が頼りないので、登りではロープを使用。
見上げれば、うっすら紅葉。

予定した時間で黒尾谷岳に登頂。
展望なし。
すでにシャツは汗と雨露でビショビショ。

一旦100mほど下る。
斜度はややキツイが、初めて来た時はもっとキツイイメージだった。
下る途中に、わずかに残るホツツジ。

イタチ？
もう少し先で、キツネみたいな小動物も見た。

この辺りから登りが始まる。

この辺りから斜度がキツくなる。

キノコ？

おっと、イワインチン。
そう言えば、南月山まで行かなくてもあったっけ。
向こうには、花を落としたシモツケソウ。
いろいろな花が咲いていた様子。

ヤマトリカブト。

山道を飾るイワインチン。

今日の目的の一つは達成。

結実し始めたダイモンジソウ。

む、シラネアザミが1株。

山頂直下に派手なキノコ。

こちらはよく見る黄色。

南月山に登頂。
結構風があり涼しい。

白過ぎる・・・誰もいない。
お腹が空いたので、小休止してパンをほおばる。
白笹山方面から1組来たタイミングで出発。

山道にイワインチン。
もう見たけど、ここの群生もなかなか。

シラネニンジンの赤が目立つ季節になって来た。

ドウダンツツジの紅葉が始まっている。

シラタマノキの実。

今年のナナカマドは、どんな紅葉になるかな？

オオカメノキの実。

トリカブト畑。
付近には、トリカブトが多い。

マルバダケブキは最終盤。

濡れたアザミ。

シオガマギクの残り。

濡れたイチゴ。

牛ヶ首に到着。
茶臼岳は全く見えない。
風と濡れたシャツのせいで寒いくらい。
水分補給して茶臼岳に向かう。

ガンコウランの実。
この辺りも実の付きが良い。
雨がポツポツ降ったり止んだり。

エゾリンドウ。
山道沿いにエゾリンドウが沢山。

この天気では、流石に花は開いていない。

終盤のヤマハハコ。

忘れ物？
ちょっと可哀想。

真っ白な茶臼岳を目指す。
流石に人は少ない。

赤が目立ち始めたシラネニンジン。

久しぶりに見た三角点。

そして久しぶりの茶臼岳山頂。
「臼」が復活している。
また雨がポツポツ。
風はやや強く、ちょっと寒い。
すぐに下山する。

峰の茶屋に到着。
途中から雨は止んだが、相変わらず白い世界。
小屋の中は人が多そう。
外で水分補給して先に進む。
この先は、いつものように風が強め。

トラバース道の方花畑は健在・・・レンズが曇っていた。

リンドウは、先週より花数が増えて来たか？

まだホツツジが良い状態で咲いていた。

今日の目的の一つ・・・一昨日の大雨で崩れた山道を撮影。
上手いこと踏み跡が出来ていて歩くのに支障は無いが、鎖は無いため不慣れな人は怖いと思う。
aki-takayaさんが、鎖の代わりにロープを張っていた・・・感謝！

別な角度から。
最近の気象を考えると、また地形が変化するかも・・・

朝日の肩に到着。
視界が悪すぎるし、ドロドロだろう三本槍岳への登山道を歩くのは嫌なので、今日の五峰縦走は断念。
とりあえず、朝日岳には向かう。

朝日岳に登頂。
こんな天気でも、先客数人。
自分は即下山。

クロマメノキの実。

朝日の肩でお昼にしようと思ったら、少し大粒の雨。
濡れた岩場を下るのは危ないので、ザックカバーをして早々に出発する。

雨は、すぐにほとんど止んだ。
リンドウなどを撮影しながら剣ヶ峰のトラバース道を歩く。

オヤマリンドウ・・・

エゾリンドウ・・・
花付きだけで区別して良いのか微妙な感じ。

小屋の中でお昼を・・・と思ったが、未だに人が多そう（中に入ってませんが）。
先に進む。

茶臼岳のトラバース道も、何ヶ所か崩れている。
歩行に支障は無い。

まだ綺麗に咲くウラジロタデ。

無限地獄。
ガスで噴煙が見えない。

牛ヶ首を過ぎたところで強い雨。
樹木がいくらか雨を防いでくれるし、少し濡れても構わないので、カッパも着ずに進む。
日の出平手前で雨はほとんど止み一安心。
ここで、ゼリー飲料とアンパンを取り出し、食べながら進む。

南月山に再訪。
写真だけ撮って先に進む。

下りは濡れた笹に注意。

キノコ。
標高を下げると、風がないため暑くなってくる。

ひたすら歩いて、黒尾谷岳に再訪。
ここの登り返しは大変だと思っていたが、三本槍岳に行かなかった分体力に余裕があったのか、それほど苦労はなかった。

ガスの中を進む。
雨が降っているような気配だが、樹林帯では全く濡れることはない・・・汗では濡れるけど。

思ったより疲れてゴール。
気温22℃。
水は1ℓしか使わなかった。
到着して数分後、本降りの雨となった。

感想

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ちょっと長距離を歩いておく必要があると思っているのですが、この時期これと言って行きたい山が無いし、難関の栃木百名山に挑むには条件（体力・気象）が良くありません。
ということで困ったときの那須、以前から考えていた那須五峰縦走にチャレンジしてきました（本来の計画は沼ッ原スタート・・・ちょっと短縮バージョン）。

天気予報はあまり良くないので、雨が降ったら敗退覚悟で行きましたが、思った通り三本槍岳には届きませんでした。
もっと早くスタートすれば良いのですが、なかなかねぇ（汗）。
まぁ、結構疲れて戻ってきたことを考えると、ちょうど良い強度の山行だったのかもしれません・・・体力落ちてる（泣）。
また次の機会を狙ってチャレンジします。