恵那山

2020年09月16日(水) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,464m
• 下り: 1,460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:08
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:16

5:46 林道ゲート
6:12 6:12 恵那山広河原ルート登山口
7:45 7:46 ４合目（休憩所）
8:51 9:02 1,990ｍ展望地
9:44 10:26 恵那山一等三角点
10:50 10:53 1,990ｍ展望地
11:30 11:32 ４合目（休憩所）
12:26 12:33 恵那山広河原ルート登山口
12:58 13:00 林道ゲート
13:02 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

〈アクセス〉
　中央自動車道園原IC〜県道477号線〜峰越林道・広河原登山口駐車場
〈駐車場〉
　車両通行禁止地点横、20台位可
　駐車場から広河原登山口まで2km、崖崩れが多いので要注意
　

コース状況／危険箇所等

〈道の状況〉
・登山口から4合目までは急坂のジグザク道。石や木の根で覆われた足場
　の悪い滑り易い登山道
・P1716から明るい稜線、P1864からP1994までは背の高い笹道で展望が
　良い
・P2071から山頂まで針葉樹林帯の歩き易い道
〈登山ポスト〉
　広河原登山口前の安全碑に設置されている

写真

広河原登山口、安全碑に登山ポストが設置されている
駐車場から2km、徒歩30分

登山口を下る、本谷川に架かる丸太橋

林床に笹が拡がる広葉樹林帯が拡がる

緑鮮やかな苔むした切り株

広葉・針葉樹が混合する樹林帯

登山道に咲くアキノキリンソウ

稜線の北側、湧き上がる雲海
中央アルプス方面、雲海に隠れる

東側に拡がる山脈と雲海
南アルプス

東側に拡がる山脈と雲海
南アルプス

東側に拡がる山脈と雲海
南アルプス

ナナカマドの赤い実

笹とダケカンバが拡がる稜線、前ぽを右側に行くと恵那山山頂

ヤマハハコの白い花

P1864付近の展望地にて
山脈と雲海、中央アルプス

山脈と雲海
南アルプス

山脈と雲海
南アルプス

山脈と雲海

唯一のロープ場

P1994展望地にて
山脈と雲海、南アルプス

山脈と雲海
南アルプス

山脈と雲海
南アルプス

山頂直下、9合目付近

恵那山山頂
前方に恵那神社奥宮本社、左側に展望台、前に一等三角点。山頂展望台は、周囲にトウヒやコメツガなどの背が高い針葉樹林があるため、展望は良くない

恵那山山頂標示板

一等三角点恵那山　

恵那山山頂標示板

恵那神社奥宮本社

下山時、再び展望地にて

下山時、再び展望地にて

下山時、再び展望地にて

下山時、再び展望地にて

本谷川の清流が見えてきました

感想

mikimiki

中央アルプスや南アルプスの山行の時、何度も通った中央自動車道。
恵那山トンネルを通過するとき大きな恵那山を目にするが、今日初めて
その山に登ることができる。
色々な登山ルートがあるが、今回は急坂だが最短距離の広河原登山口から登ることにする。
駐車場から峰越林道を進むと、その両側に切り立つよう山が本谷川に迫り谷を刻んでいる。
そして至る所に山崩れが見られ、何時落石があっても不思議でない。

広河原登山口の入口には安全碑が建っている。ここから下った所にある本谷川に架かる丸太橋付近で増水のため流されて死亡するという事故が起こり建てられた碑です。
山の天気には十分注意したいものです。
登山口から尾根筋に付けられた急勾配の斜面が待っています。ゴロゴロとした石や木の根に覆い尽くされた足場の悪い登山道は、ジグザグに切られ約1時間30分の急登が続きます。この時期でも汗が吹き出し、4合目の休憩地で一休みします。
標高1716m地点の小ピークを通過した辺りから傾斜の緩い稜線を進むと、ようやく展望が開けます。早朝の谷から雲が湧き上がり、雲海の東側に南アルプスの山脈を見ることができます。
針葉樹林帯や笹の間の登りを交互に繰り返へし、高度を上げていきます。
標高1864m、1994m地点でも素晴らしい展望が拡がっています。恵那山登山は人気がないと聞いていましたが北に中央アルプス、東に南アルプスの山脈が見られ感動します。

大きな針葉樹林帯を登り上げると恵那山山頂(標高2191m)に到着します。
山頂には一等三角点があり展望台もありますが、周囲にトウヒやコメツガなどの背の高い針葉樹林があるため全く視界が効きません。また山頂には恵那神社奥宮本社と葛城社, 富士社, 熊野社, 神明社, 劍社, 一宮社の7つの社が祀られています。
現在では「恵那山（えなさん）」と呼ばれるのが一般的ですが、古くは「天照大神の胞衣（えな）が埋められている」という言い伝えから「胞衣山」と呼ばれていました。
山頂標示板にも胞衣山の標記があります。
恵那山は歴史ある修験道として親しまれてきた山、信仰の山であることが実感できます。

山頂で神坂峠から登って来た兵庫県西宮から来たというご夫婦にお会いしました。山頂では1時間近く、食事をしたりお話をしながらゆっくりと過ごすことができました。
今日の山行で出会ったのは山頂のご夫婦と下山時に出会った瀬戸から来たという4人の登山者のみでした。
次回登ることがあれば神坂峠登山口から登ってみたい気もします。