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記録ID: 2577080
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ハイキング
甲斐駒・北岳

都外自粛の呪縛を解かれて、櫛形山(山梨県)へ一人旅

2020年09月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:04
距離
14.9km
登り
1,265m
下り
1,270m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:44
休憩
1:05
合計
4:49
距離 14.9km 登り 1,271m 下り 1,270m
7:37
7:38
9
櫛形山 三角点
7:47
7:50
31
8:21
8:33
12
8:45
8:49
1
8:50
8:56
27
9:23
9:29
11
9:40
9:42
16
9:58
10:01
14
10:15
10:37
16
10:53
24
11:17
10
櫛形山 三角点
11:27
11:33
7
11:40
19
櫛形山 三角点
・池の茶屋口駐車場の白線枠は16台分。うまく停めても20台程度。なのに山と高原地図(2013年紙、2015年ダウンロード、2020年ホーダイ)はいずれも50台となっていましたので、昭文社にメールしました。Googleマップの航空地図で見ても周辺に第二駐車場らしきものは見当たらず。
・櫛形山三角点と山頂標識はちょっと離れています。少し下って登りますし、私の足で約900歩10分程度かかりました。小ピークが2つあるって感じでした。
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
都内を抜けて中央高速・甲府南ICを降り
県営林道丸山線〜丸山支線〜池の茶屋線で池の茶屋口駐車場(16台)
休憩所とトイレあり。
※本来は一般車両通行止めの丸山支線がう回路としてゲートが解放されていました。要は、車が通れる通りに進めば登山口の駐車場に到着するということです。
コース状況/
危険箇所等
スタートの駐車場が1860mで一番のピークである櫛形山が2052mですから標高差は約200mと厳しいものでは無く、一番低い「もみじ沢1745m?」からの登りも階段が整備されているなど「歩き易い」という表現が正しいかと。。。
もちろん、鎖場も梯子もガレ場もありません。
その他周辺情報 道の駅密集地域?
ナビに従って登山口駐車場に向かって林道を走っていたら「全面通行止め」の看板にドキッ!小雨降る深夜に車を停めて看板に書かれた案内を確認。
ナビに従って登山口駐車場に向かって林道を走っていたら「全面通行止め」の看板にドキッ!小雨降る深夜に車を停めて看板に書かれた案内を確認。
5時20分に駐車場に到着しましたが雨が降っていたので止むまで仮眠。出発前に駐車場入り口から撮影。この時点で4台。
5時20分に駐車場に到着しましたが雨が降っていたので止むまで仮眠。出発前に駐車場入り口から撮影。この時点で4台。
林道 池の茶屋線 終点 と書かれています。
林道 池の茶屋線 終点 と書かれています。
駐車場奥の休憩所の脇に仮設トイレが2基。小屋の反対側の入り口脇ににもトイレがあります。
駐車場奥の休憩所の脇に仮設トイレが2基。小屋の反対側の入り口脇ににもトイレがあります。
休憩所の左奥から櫛形山・アヤメ平に向かいます。
休憩所の左奥から櫛形山・アヤメ平に向かいます。
すると目の前にいきなりゲート。黄色い紐をほどいてゲートを開け、反対側から紐を縛ります(ゲートの網に手の入る穴が開いています)。
すると目の前にいきなりゲート。黄色い紐をほどいてゲートを開け、反対側から紐を縛ります(ゲートの網に手の入る穴が開いています)。
この線香花火のような花は?
この線香花火のような花は?
第二ゲートは赤い紐です。
第二ゲートは赤い紐です。
気持ちの良い森の中を進みます。
気持ちの良い森の中を進みます。
第三のゲート。ここからは地味な登りです。
第三のゲート。ここからは地味な登りです。
金属のしっかりした錠?が上下2か所にあります。
白黒の網状の部分は「雷を通しやすいので、雷が鳴っている時は触れるな」と注意書きがありました。
金属のしっかりした錠?が上下2か所にあります。
白黒の網状の部分は「雷を通しやすいので、雷が鳴っている時は触れるな」と注意書きがありました。
これは・・・
カワラナデシコ
第四ゲート。まだ登りです。
第四ゲート。まだ登りです。
第五ゲート。そろそろ頂上が近そうです。
第五ゲート。そろそろ頂上が近そうです。
おっ、富士山の胸の辺りが見えています。
おっ、富士山の胸の辺りが見えています。
雲の隙間から・・・
雲の隙間から・・・
こんな風に根元から複数に分かれている木が沢山ありました。
こんな風に根元から複数に分かれている木が沢山ありました。
いきなり核心スポットの登場です。
いきなり核心スポットの登場です。
櫛形山の三等三角点
1
櫛形山の三等三角点
山頂があちらと書かれていますが、その「あちら」が意外と遠いんです。
山頂があちらと書かれていますが、その「あちら」が意外と遠いんです。
櫛形山の立派な山頂標識「山梨百名山」と書かれています。奥には標高の書かれた古い木の標識がありました。
櫛形山の立派な山頂標識「山梨百名山」と書かれています。奥には標高の書かれた古い木の標識がありました。
山頂標識前からも富士山の胸が見えました。
山頂標識前からも富士山の胸が見えました。
先ほどよりもしっかりと見えています。
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先ほどよりもしっかりと見えています。
写真では分かりにくいですが、広い森の中、濡れた落ち葉は踏み跡を隠します。少し先を見て道筋をつなげて進みます。
写真では分かりにくいですが、広い森の中、濡れた落ち葉は踏み跡を隠します。少し先を見て道筋をつなげて進みます。
これは、これは、複雑です。折れた跡も入れると8分岐。
これは、これは、複雑です。折れた跡も入れると8分岐。
こちらも同様の分岐かとおもいきや、手前の2本と奥の1本は明らかに異なる樹木です。手前の木の上に根付いてしまったように見えます。
こちらも同様の分岐かとおもいきや、手前の2本と奥の1本は明らかに異なる樹木です。手前の木の上に根付いてしまったように見えます。
裸山の山頂直下に到着。山頂への斜面は時期が時期ならお花畑のようです。
裸山の山頂直下に到着。山頂への斜面は時期が時期ならお花畑のようです。
お花畑ですから蝶も沢山居るのでしょう。
お花畑ですから蝶も沢山居るのでしょう。
狭い山頂ですが立派な三角点がありました。
狭い山頂ですが立派な三角点がありました。
山頂から「北岳・間ノ岳 方向」とあります。
山頂から「北岳・間ノ岳 方向」とあります。
山頂に雲が掛かっていて私にはどれが北岳か分かりませんがこの方角のようです。
山頂に雲が掛かっていて私にはどれが北岳か分かりませんがこの方角のようです。
写真右手の斜面の上が裸山山頂で周回コースになっています。私は右手から反時計回りに進みました。
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写真右手の斜面の上が裸山山頂で周回コースになっています。私は右手から反時計回りに進みました。
これでもかという位、ぶら下がっているのは「とろろ昆布」のようなサルオガセ(霧藻)。
誰かが「トトロの森」ならぬ「トロロの森」と言っていました。
これでもかという位、ぶら下がっているのは「とろろ昆布」のようなサルオガセ(霧藻)。
誰かが「トトロの森」ならぬ「トロロの森」と言っていました。
アヤメ平避難小屋手前の第六ゲート
アヤメ平避難小屋手前の第六ゲート
ここのロック機構が一番丈夫そうです。
ここのロック機構が一番丈夫そうです。
あやめ平避難小屋 兼 休憩舎
この中にトイレはありません。
あやめ平避難小屋 兼 休憩舎
この中にトイレはありません。
小屋の前に、
 手折られし
 あやめの花の
 あわれさよ
 君にも命の
 あるものを
と彫られた碑がありましたが、「あやめ」に限らず山の植物は大切にしたいものです。
小屋の前に、
 手折られし
 あやめの花の
 あわれさよ
 君にも命の
 あるものを
と彫られた碑がありましたが、「あやめ」に限らず山の植物は大切にしたいものです。
唐松岳方向に60m進んだところに仮設トイレが2基あります。
唐松岳方向に60m進んだところに仮設トイレが2基あります。
小屋の周囲はヤマトリカブトだらけです。
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小屋の周囲はヤマトリカブトだらけです。
アヤメ平からは本日のルートを周回とするためにトレッキングコースに進みます。
アヤメ平からは本日のルートを周回とするためにトレッキングコースに進みます。
小屋の前のベンチ
小屋の前のベンチ
トレッキングコースはこの木道から始まります。
トレッキングコースはこの木道から始まります。
木道の階段
この辺りも時期によってはお花畑なんでしょうか。
この辺りも時期によってはお花畑なんでしょうか。
左手からきて右手に進みますが、実は真ん中の2本の柱の間にも木道があり、アヤメ平と裸山の間につながっています。
左手からきて右手に進みますが、実は真ん中の2本の柱の間にも木道があり、アヤメ平と裸山の間につながっています。
木道の上に金網があって滑り止めになっています。
木道の上に金網があって滑り止めになっています。
アヤメ平からの木道の終点にある第七ゲートです。
アヤメ平からの木道の終点にある第七ゲートです。
トレッキングコースと言うだけあって比較的整備されています。
トレッキングコースと言うだけあって比較的整備されています。
裸山のコルにやってきました。
以前はこの指導標の手前・直角方向にも案内があったようですが、綺麗に切断されています。
木道の途中にあった地図によると10分程登ったところに「冬の白峰展望台」といったものがあったようです。
裸山のコルにやってきました。
以前はこの指導標の手前・直角方向にも案内があったようですが、綺麗に切断されています。
木道の途中にあった地図によると10分程登ったところに「冬の白峰展望台」といったものがあったようです。
今回の行程で一番低いところにある「もみじ沢」には10以上のベンチがあります。
今回の行程で一番低いところにある「もみじ沢」には10以上のベンチがあります。
一番低いところから駐車場までは当然、登りになります。
一番低いところから駐車場までは当然、登りになります。
階段が連続しています。
階段が連続しています。
気持ちの良い陽がさしてきました。
気持ちの良い陽がさしてきました。
「この上 休憩所」となっていたので、登ってみました。
「この上 休憩所」となっていたので、登ってみました。
幾つかのベンチがありましたが。。。
休憩所に行くための登りで疲れてどうするんだ!!
ということで、ここへの寄り道はお勧めしません。
幾つかのベンチがありましたが。。。
休憩所に行くための登りで疲れてどうするんだ!!
ということで、ここへの寄り道はお勧めしません。
北岳展望デッキに到着です。
北岳展望デッキに到着です。
何も見えませんが、我慢強く待ってみます。
何も見えませんが、我慢強く待ってみます。
10分待って鳳凰山
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10分待って鳳凰山
更に待つこと3分。真ん中奥が甲斐駒ヶ岳
更に待つこと3分。真ん中奥が甲斐駒ヶ岳
その直後に、山頂に雲が掛かっていますが、北岳
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その直後に、山頂に雲が掛かっていますが、北岳
もう少し待ちましたが、雲が完全に切れることなく、北岳にお別れです。
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もう少し待ちましたが、雲が完全に切れることなく、北岳にお別れです。
展望デッキから駐車場まではトレッキングコースというよりも、30分の遊歩道。
展望デッキから駐車場まではトレッキングコースというよりも、30分の遊歩道。
途中に小さな展望スポットがありました。
途中に小さな展望スポットがありました。
駐車場に戻ってきました。
午前11時で11台。私が出発する時からは2台が入れ替わっていました。
駐車場に戻ってきました。
午前11時で11台。私が出発する時からは2台が入れ替わっていました。
何故か、本日2回目の櫛形山三角点
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何故か、本日2回目の櫛形山三角点
これも2回目の山頂標識の場所から富士山方向・・・何も見えず。
朝方よりも良く見えることを期待して2回目の来訪ですが、期待は叶えられませんでした。
これも2回目の山頂標識の場所から富士山方向・・・何も見えず。
朝方よりも良く見えることを期待して2回目の来訪ですが、期待は叶えられませんでした。
櫛形山三角点に戻ってきました。
櫛形山三角点に戻ってきました。
天気も徐々に良くなってきました。
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天気も徐々に良くなってきました。
下山中に真正面に北アルプス?の山々がくっきりと見えました。
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下山中に真正面に北アルプス?の山々がくっきりと見えました。
立派な山ですが、名前が分らず残念です。
2
立派な山ですが、名前が分らず残念です。
12時ジャストに戻ってきました。
12時ジャストに戻ってきました。
ここからは帰路に車を停めて富士山を撮影しています。
いつもの、下山後に綺麗な富士山が見えるパターンです。
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ここからは帰路に車を停めて富士山を撮影しています。
いつもの、下山後に綺麗な富士山が見えるパターンです。
うーん。立派。
多少、雲のかかった富士山も素敵です。
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多少、雲のかかった富士山も素敵です。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 タオル ストック 地図(地形図) GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ツェルト カメラ

感想

都外自粛が緩んだ週末に妻を誘って行く山として「谷川連峰の平標山・仙ノ倉山」「関越道/沼田から玉原湿原・鹿俣山」「南アルプスの櫛形山」の3プランを提示して、「しばらく山に行っていないので最も短いコースを」ということで櫛形山に決定。4連休の後半は道路渋滞を避けたいので天気を見ながら土日のどちらかで決行することとし日曜は関東全域で雨模様だが、土曜日の山梨は曇りの予報であったため土曜日早朝に自宅を出て池の茶屋登山口に向かった。中央道・甲府南ICを降りた午前4時にフロントガラスに雨が当たり、次第に本格的な雨になる。4時20分には小雨に変わったが、狭い林道を進んで登山口に向かう。ナビに従って進んでいたら林道の途中で「全面通行止め」の表示があってびっくり。普段は一般車通行止めのゲートが開いて「う回路」として示されていたので問題なく登山口には到着。前後に1台も車が居ない深夜の林道は突然の「鹿」にも驚いたが、「全面通行止め」程心臓に悪い情報は無い。簡単にUターンさえ出来ないのだから。慎重に進んで5時20分に無事駐車場に到着。朝食を食べてから雨が止むまで仮眠。時々目を覚ますと、まだ雨滴感応ワイパーが動いている。
そうそう、金曜の深夜に出ると言ったら「疲れているのでパス」と妻。ということで単独行でした。
コンタクトを装着して7時頃出発。
途中の時期が時期なら「アヤメの群落が見れる」アヤメ平を始めとした多くの花が楽しめる山として「櫛形山を愛する会」に護られた気持ちの良い山ですが、肝心の8月を都外自粛で逃したことから圧巻の群落ということではありませんでしたが、比較的多くの花を見ることが出来ました。
また、天気の良い日には富士山や南アルプスを眺めることが出来るコースでもあります。午前8時前に胸の辺りを見せていた富士山の全景が見たくて、周回で駐車場に戻った後に再度、櫛形山をピストンしたくらいですから期待は大きいものでした。
花を見るなら春から夏。山を見るなら北岳展望デッキがお勧めです。
北岳展望デッキで一日中シャッターチャンスを狙うだけなら駐車場から30分です。

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