武尊山〜武尊神社からヘロヘロ周回〜


- GPS
- 07:35
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,161m
コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:35
天候 | 終始曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
えーと、武尊山へと行ってきました。
もう夏山シーズンも最終盤ですね。
いつもシーズンであれば、へたれハイカーのアタイも小屋泊やらテン泊やらであちこち遠征するンですが、こんな情勢下ですから、今期は遠征でも日帰りしかしておりません。その分、いつも行こうと思っていながら後回しになっていた山へと訪れております。
そのひとつが今回の武尊山です。
4連休の3日目。朝8時に裏見ノ滝駐車場へと到着すると、もう満車状態でした。
やっぱりちょっと遅かったか…と、少し後悔しても後の祭り。まだ路肩スペースは空いてましたので、そちらへ駐車します。アタシがモソモソと準備している間にも、どんどんクルマが来ましたので、やっぱり人気の山なんだな〜と、感心します。
駐車場の先にある武尊神社に本日の無事の帰還をお願いしてから、林道を進みます。
この林道も車両が通れると聞いていましたが、この日は入口が塞がってました。
30分ほどで、林道終点駐車場を通過。その先は道幅がぐっと狭くなり、トレイルっぽくなります。少々荒れ気味で、水が流れたようなえぐれた跡もありました。
そんな中を15分ほど進むと分岐に到着します。
こちらから、手小屋沢避難小屋経由で山頂に向かうルートと、剣ヶ峰方面に向かうルートに分かれますが、アタシは避難小屋経由ルートに進みます。
分岐から先は原生林の中を進む土道が続いてました。
よく整備されたあたりが柔らかい土の路面はアタシが大いに好む道です。傾斜もそんなにはキツく感じないので、機嫌よくズガズガと進みます。
しかし、20分も経過すると傾斜がキツくなってきました。
へたれハイカーのアタシはたちまち息が上がります。しかも、かなり過ごしやすくなったとはいえまだまだ暑い。周囲がガスっているくらいですから湿度も高いのでしょう。玉のように汗が噴き出ます。
そんなこんなでヒーヒーいいながら進むこと分岐から50分ほどで稜線上に出たもよう。
分岐のすぐ先に避難小屋があるのが見えましたが、いったん稜線上から離れなければならないので、今回はスルー。
その先は稜線歩きになります。
ただし、雲のまっただ中に入っているようで、周囲はガスガス。ちょっと雨もパラついてもいたかも。
なので、せっかく路面もよく穏やかな感じの道なのに黙々と進みます。
そして、しばらくすると傾斜がキツくなってきたかな〜と、思ったら鎖場が現れました。
しかもひとつ鎖場をクリアすると、すぐに次の鎖場が現れる連続ノックです。
鎖場自体の難度はそんなには高くないようですが、足下の岩が濡れていたので注意しつつクリアしていきます。
そしてこの鎖場の連続ノックが終わると、周囲がハイマツ帯となり、開放感のある道となりますが…相変わらずガスが出ていて見晴らしはナシ。天気がよければ気持ちよさそうなのに…とションボリしつつ進むと山頂に着きます。
山頂スペースはそんなに広くはありませんでしたが、登山口の駐車場が満車だっただけあってたくさんのハイカーで賑わってました。
アタシとしては、山頂から眺望を楽しみしていたのですが…やはりまったく眺めナシ。
昼食中にちょっと雲が切れた感じがありましたが、それでも期待してた分ションボリでした。
昼食休憩後に下山にかかります。
まずは剣ヶ峰方面に向かいますが、山頂直下の下りではビリビリにシビれました(*´Д`*)
山と高原地図にも「ザレた急坂」とある場所ですが、路面は石礫が敷き詰められたような路面で、足がとられやすく、その上傾斜は見下ろすような急角度。へたれハイカーのアタイなんでおっかなびっくりのへっぴり腰で、なんとかヨレヨレとクリアしましたよ。
鞍部に着くと、穏やかな道になりました。ここも天気がよければ気持ちよさそうなのですが、周囲の視界が利かないので黙々と進むのみでした(^_^;)
50分ほどで武尊神社方面への分岐に到着。
ここから5分で剣ヶ峰山の山頂に着くというので、向かうことにしましたが、けっこうな急坂だったうえ、路面が岩がちかつそれが濡れているのでちょっと後悔しましたね。
5分は超えてましたが、到着した剣ヶ峰山の山頂は、標識がポツンとあるだけでした。、休めるようなスペースもないのですぐに下山にかかります。
そして、この下山路がかなりシンドカッタ。
基本は土の道なのですが、その土が泥濘んでスリッピーになってます。木の根の張り出しも多く、こちらも濡れて滑りやすい。その上で急傾斜かつ、いちいち段差が大きいので歩きづらいったらありません。
何度かバランスを崩し、実際に一度はコケたりしつつ、ジリジリと下って行きます。
そんな状態が1時間ほど続きましたので、すっかりヘロヘロです。
武尊沢を渡ったくらいで道が穏やかな感じになり、ようやくホッとした次第。
その後は歩きやすいトレイルと林道を進み、再び駐車場へと戻ってきた次第。
とまぁ、下山路では苦戦しましたが、路面コンディション次第ではもうちょっとスムーズに下れた感じですかね。
往路は鎖場とかありましたから楽だったとはいいませんが、全般的にけっこうスムーズこなせました感じでしたので、へたれハイカーの力量には合った山だったな〜と思った次第です。
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