笹尾根 <浅間峠〜生藤山(2回目)〜陣馬山(3回目)>


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:27
天候 | 晴れのち高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/transfer/DepArrTimeList?snode=00042639&gnode=00042159&date=2020-09-27&depTime=06 帰り:和田バス停から中央本線藤野駅まで神奈川中央交通バス 藤野行きの15:42に乗った(HP上の所要時間14分)。座席半分ぐらいで出発したが、途中の陣馬山登山口バス停で満席になり、立っている人もいた。 https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000801122-1/nid:00128824/dts:1601188920/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
2020年09月22日(火) 【笹尾根】<浅間峠〜生藤山〜陣馬山>
秋の4連休、谷川岳か尾瀬あたりに遠出しようと思っていたけど、関東地方は全般にすっきりしない天気予報だった。好天待ちしていたら、結局最終日22日に登ることになってしまった。前日21日夕方の高速道路の上りの渋滞が半端ではなかったので、恐れをなして遠出は断念しました。そこで電車で行ける山ということで、笹尾根の未踏部分がある浅間峠から陣馬山までを歩くことにしました。
22日の朝、武蔵五日市駅から数馬行のバスに乗り、上川乗バス停で降りると予報どおりの晴れのお天気だった。2ヶ月ほど前の7月12日は夏のにわか雨に降られてびしょぬれで下山した登山道だったが、今日はひんやりとした秋の空気に包まれ、朝陽を浴びながら登った。
植林帯の山腹のジグザグの登山道を登りきると尾根に出て緩やかな登りに変わる。登山道はやがて尾根の西側の山腹に移り、朝陽が届かない暗めの植林帯を進む。さらに進むと登山道は尾根を東側に乗越して、緑がまぶしい広葉樹の森が広がる山腹に移る。そこから浅間峠まではほんの少しだった。
大きな杉の木もある森に囲まれた広い浅間峠で小腹の空きを満たしたあと、熊倉山に向けて笹尾根の縦走が始まる。気持ちの良い広葉樹の森はすぐに植林帯も混じるようになるが、醍醐丸までは広葉樹もかなり多い。
広葉樹に癒されながら登り基調で進んでいると熊倉山の山頂に着く。山頂は狭く、眺めは南側に少しあるだけだ。広葉樹の尾根道を軍刀利山と軍刀利神社元社のコブを越えていくと三国山の山頂に着く。山頂は樹林に囲まれているが、広くて開放感がある。テーブルも4つ、ベンチが2つ置かれていてパーティの休憩には良さそう。
次の生藤山の山頂には少しの登りですぐに着いてしまう。樹林に囲まれて眺めはなく、狭いので少し落ち着けない感じだろうか。岩混じりの短い急坂を下って尾根を進むと範囲は大きくないが広葉樹に囲まれた感じのいい所がある。僕の好きなところだ。短い急坂を登り切ると標高1019mの茅丸の山頂に着く。本日の最高峰だ。前回登った時は樹林に囲まれて眺めはなかったが、南側の樹林が剪定?されたのか背が引くなっており、雲が多いながらも道志や丹沢の山々とともに富士山も右側が少しだけ見えた。
狭い山頂だが、眺めも良いしベンチもあるのでここでお昼を食べることにした。次々に登ってくる人は写真だけ摂って先に進んでいく。人が少なくていいのだが、せっかくの展望を楽しまれない方が多いのは少し残念に思う。
お昼を食べ終えてから、笹尾根をさらに東に進む。連行峰を過ぎて下りきったところが山の神という鞍部だ。前回昨年7月28日に井戸から登った時は同行者の体調がすぐれずここから和田へ下山したことが思い出される。大蔵里山のコブを越えて少し長い登りをこなすと醍醐丸の山頂に着く。植林帯の中にある静かなところだ。
さらに植林帯を進むと車道が横断する和田峠に着いた。午後も2時近くなので、人もまばらにしかいない。木の階段が多い急坂を一気に登り切ると本日最後のピークである陣馬山の山頂に着いた。
上空はすっかり厚い雲に覆われているが、丹沢、道志、奥多摩の山々はまだ見えていた。さきほど山頂を踏んだばかりの生藤山とそこから東に延びる笹尾根の眺めは格別だ。
時刻は2時を回っているが次々にハイカーが登ってくるし、みんな思い思いに山頂の憩いを楽しんでいる。天気はまだもちそうなので僕もゆっくりと過ごしたいと思ったが、下山後に予定を入れてしまったので、和田バス停15:42発のバスに間に合うように、山頂の憩いを30分ほどで切り上げて下山を始めた。
右ひざ裏に出始めた痛みをこらえながら、すっかり薄暗くなった植林帯や広葉樹の森を急いで下った。幸い和田バス停には発車時刻の10分以上前に着くことができた。
今日の天気は下り坂でしたが、気持ちの良い広葉樹の森が随所にある笹尾根の尾根歩きをじっくりと楽しむことができた山旅になりました。
※この山行記録は2020年9月26日 59歳時に作成しました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する