記録ID: 259423
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ハイキング
京都・北摂
追谷山〜昼ヶ岳（猪名川・三田）
2013年01月09日(水) [日帰り]
兵庫県
inakabus
- GPS
- 06:01
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 874m
- 下り
- 880m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
10:00 天満神社 駐車スペース発
10:05 祠（登山口？）
10:53 愛宕山山頂
11:09 猪名川霊園最上部近くの鞍部
11:31 追谷山 山頂
12:20 昼ヶ岳方面への分岐
12:32 猪名川サーキット方面への分岐？ 鞍部
13:12 内田池・昼ヶ岳 分岐
13:24 昼ヶ岳山頂
〜休憩〜
13:38 発
13:56 昼ヶ岳南峰 山頂
14:46 鳥飼山 山頂
14:56 高畑峠分岐
〜ルートミス・迷走〜
15:22 香合新田
15:30 上之岳・鳥飼山 鞍部
16:00 天満神社 駐車スペース
10:05 祠（登山口？）
10:53 愛宕山山頂
11:09 猪名川霊園最上部近くの鞍部
11:31 追谷山 山頂
12:20 昼ヶ岳方面への分岐
12:32 猪名川サーキット方面への分岐？ 鞍部
13:12 内田池・昼ヶ岳 分岐
13:24 昼ヶ岳山頂
〜休憩〜
13:38 発
13:56 昼ヶ岳南峰 山頂
14:46 鳥飼山 山頂
14:56 高畑峠分岐
〜ルートミス・迷走〜
15:22 香合新田
15:30 上之岳・鳥飼山 鞍部
16:00 天満神社 駐車スペース
| 天候 | 晴 時々 曇 …風、少々 最寄のアメダス観測点『能勢』当日の気温 朝の最低気温 -2.9℃ ( 5:40) 日中最高気温 8.5℃ (12:52) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※7〜8台程度のスペースがあり、地元の方か2台程駐車されていました。神社共に無人。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
山中はほとんど整備された形跡のない踏み跡程度のルートです。区間によりテープ等の目印や境界杭などの目印は散見されます。一部に私設の道標がみられますが、分岐でのルート確認には地図読みが必須となります。 ■駐車スペース〜愛宕山（清水） 愛宕山山頂への地図上の破線道の登山口は結局解らず。中腹辺りからはルートらしき踏み後、テープ目印も見られますがそこに至るルートは不明です。 炭焼き窯等、山中に人跡は見受けられ密度の濃い藪ではありませんが、車道よりしばらくは直登する覚悟は必要でしょうか？ 山腹より山頂に至る勾配は結構急ですが、山頂に近付く程ルートは解りやすくなるようです。 ■愛宕山〜追谷山 両山の鞍部は猪名川霊園の最上部に近く、そちらからのアクセスも可能です。どちらも鞍部へ至る坂は急な勾配ヶ所があり、特に愛宕山側は雨後等、路面状態が悪い場合はかなりの苦戦が予想されます。 ルートは比較的明瞭な踏み跡もあり解り易く、基本は尾根筋となり迷う心配は少ないでしょう。 ■追谷山〜昼ヶ岳 テープや布といったルートを示す目印が混在します。猪名川サーキットより北へ延びる破線道の合流点までは地形図上の破線道が続いており、複数の分岐ヶ所があるようですが不明瞭。目印は稜線を示しているようですが、落葉で踏み跡が不明瞭な所もあり地図でのルート確認が好ましいようです。 先の合流点前後より昼ヶ岳方面へは、猪名川町・三田市の境界線を示すと思われるプラスチック杭が10〜20m程度の濃い密度で設置されており、内田池分岐近くまでは杭が目印となります。突然杭は無くなるようですが、以降は尾根キープで昼ヶ岳の山頂近くまで比較的明瞭なルートが続きます。 ■昼ヶ岳〜鳥飼山 昼ヶ岳よりの下りの他、途中のピーク前後等、等高線の込み具合からも想像できる通り、標高差50m以上の急勾配が散見され、どれもが落葉等で滑りやすく要注意。 基本は尾根筋を外さないルート、テープも散見されますが、特に急勾配ヶ所は尾根筋を見失いやすく地図による確認が好ましいようです。 ■鳥飼山〜香合新田 鳥飼山前後は比較的勾配は緩く、岩混じりの歩き易いルートです。高畑峠へ下るルートは以前の記憶では解り易いルートでしたが、今回は東へ別ルートにチャレンジしたものの、濃い藪に阻まれ谷に降りる破目に。。 山域全般、尾根を外せば濃い藪となっており、綿密な計画を伴わない強行突破は控えるのが好ましいと思われます。 ■香合新田〜駐車スペース 香合新田集落より鞍部へは椎茸栽培等に利用されているようで車も通行可能なレベル。清水地区側への下りも当初は明瞭ながら、下るにつれルートは自然に戻りつつ？近年の治山ダムにより消滅します。 以前は林道として利用されていたと思われるルートに付き、笹等の障害物は多いものの谷筋を意識すれば歩く事は可能です。 【過去の記録】 大船山…猪名川町より周遊？ 2012年09月29日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-228781.html 鳥飼山〜昼ヶ岳〜内田池 2012年02月28日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-171960.html |
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程なく、保存状態の良い炭焼き窯跡に遭遇。但しここに至るルートは不明瞭のまま。
ようやく？ルートらしき踏み跡を発見。地図上の破線道とは異なる位置と思われますが？？
急登区間らしく？振り返れば眺望有。中央奥が寺山、最奥に薄っすらと六甲の山並。
愛宕山山頂（標高414m点）は狭い広場に祠が祭られています。眺望はなし。。
尾根筋に続くルート。踏み跡としては不明瞭、且つ倒木等障害物多し。。
昼ヶ岳方面を望む地点。この辺りで猪名川霊園より登る破線道と合流する筈も確認出来ず。
11月13日まで入山禁止！…昨年のものでしょうか？
この辺りが西へルート変更地点。
この辺りが西へルート変更地点。
昼ヶ岳山頂（標高595m）より南西方面。左手前が大船山、最奥が六甲の山並。
程なく強烈な藪に阻まれ、下れる方向に流されつつ下る迷走状態に。。
踏み跡らしきルートが現われると近くに炭焼き窯。保存状態は極めて良好、最近まで使っていたのかも？
やがて道は消える…左に木製の橋があるものの、正面の笹藪を突破するのが正解。
近年のダムですが下流もルートは荒れ気味。別ルートから作ったのでしょうか？
感想
時速約1．5�辧� 久し振りに密度の濃い里山歩きを堪能しました。
ヤマレコに記録なし…つまり一般的なハイキング道ではなく、ネットで拾った断片的な記録を頼りに以前より計画していたルートですが、後から標高＋地名で検索すると同じようなルートにチャレンジした方の記録も見つかりました。分野的には"ピークハント"になるのでしょうか？
愛宕山〜追谷山〜昼ヶ岳に至るルートは途中まで地形図に破線道はあるものの、尾根筋を頼りに何とかルートと判別できる程度。昼ヶ岳〜香合新田への稜線は地図上に破線道の表示すらないものの、『山と高原地図 北摂・京都西山』には破線ながらルートが示されているコース。
どちらも大差なく不明瞭なルートですが、地形図を確認しメインの尾根を外さない限り歩けるルートです。しかし、鳥飼山〜香合新田へのルートは上之岳への鞍部を目指してチャレンジしたものの見事にルートミス、濃密度の"藪漕ぎ"となりました。
自身の位置を見失う事態に陥ると、年末年始に続いた身近な山での遭難、死亡事故のニュースが頭に浮かびました。幸い？ある程度土地勘のあるエリア内、以前に歩いたルートも近く、何よりコースを外れ10分程度でミスに気付いた事が焦らず安全に下山できた要因となったようです。
普段より、ルートを地図読みに頼る際は長くても10分程度の間隔で位置確認を試みる"癖"も遭難を避けるには有効な手段でしょうか？
ともかく、ほとんど人と出会うことのない里山を歩く事そのものが大きなリスクである事を肝に銘じ、安全を常に意識した行動の大切さを感じる山行となりました。
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こんばんは。
以前居住していた山の家のすぐ近所の里山、毎週のようにうろうろ歩いていた頃を思い出して懐かしく拝見しました。
日本百名山や北アルプスなどを歩いていると、読図をしている人に出会うことはまれです。晴れている日中なら、その必要がないくらい道標や目印が整備されているからです。
しかし、いったんガスや吹雪に見舞われ、その目印がまったく見えない状況になれば、後は読図力と野性の勘が勝負です。
高校生の頃からこのような道無き藪の里山で徘徊した経験が、今に役立っています。
inakabusさんも、知らずの内に登山家としての力量がアップしていると思いますよ。ただ、ご自身が経験されているように、里山でもルートを見失えば夜を越すことを覚悟せねばなりません。
シビアな歩きが予想されるときは、ツエルトやダウンジャケット,非常食などをお忘れなく^^
sekitoriさんいつもコメントありがとうございます。
元々私にとっては縁もゆかりもないエリアですが、山中に人跡の色濃い里山の魅力に取り付かれた今となっては離れられない山域と申しますか…。。
昨年は六甲や箕面の山々等、山歩き愛好家の絶えない魅力的なハイキングコースも歩きましたが、別の魅力を感じるマイナーな里山から離れられません
ネットで拾った地形図のコピーを持参、方位＆標高差を"プロトレック"にて確認と、簡易な位置確認を行う程度ですが、簡易な方法だけに結構な頻度で行う事が概ね正しい位置の把握に繋がっているようです。
無理せず、より安全な装備…と考えつつも、ツエルト（調べてどういうものか初めて知りました）やダウンジャケット（空気を含みすぎて着心地が苦手ですw）には程遠い装備、非常食として計５００kcal程度のチョコを持参はしておりましたが。。
装備についてはかなり悩んでおります。防寒衣を兼ねた雨具、フリースジャケット＋使い捨てカイロ持参…日中立止まっても寒くない程度の防寒態勢は整えているものの、山中で一夜耐えるには心許ない装備でしかありません。。
障害物の多い山中を歩くにはザックすら邪魔に感じる時もありますが、現状の"軽装"で挑むなら今回のように５〜６時間の計画が限界とも感じます。
兎も角、無理は禁物ですね
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