岩木山 天候条件は良かったけど色々あってリフトトップまで (^^ゞ
- GPS
- 05:42
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,011m
コースタイム
08:29 700m
08:57 800m
09:12 900m
09:38 1000m
10:05 1100m
10:23 1200m
10:34 八合目(標高約1250m)
11:40 リフトトップ(標高約1470m)
後続を待ちつつ休憩
12:06 リフトトップより下山開始
12:13 標高1400m付近より滑走開始
12:17 八合目
昼食・休憩
12:53 八合目より滑走開始
13:14 嶽温泉駐車場 到着
天候 | 高曇り〜 下山時に1000m付近だけガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストは有ったはずですが、雪の下に埋もれてしまっています (笑) よって、各自それなりの対処が必要となります。 ※ 嶽温泉の駐車場には公衆トイレがあります。 ※ 嶽コースはブナ林が切り開かれているので、八合目直下までは迷う可能性は少ないと思います。 ※ 七合目付近から樹林が薄くなり、天候もだいたいその辺りから悪くなってきます。 ※ 八合目直下で高い木の森林限界となりますので、雲の中に入ったりすると視界が悪くなるとともに目標物がほとんど無くなります。 しっかりとコンパスを合わせて登るなどしてください。 特に下山時は、踏み跡が消えている可能性が高いので要注意です ! ※ 八合目からはリフトの下を歩くと安心です。 ただし、途中で傾斜がきつくなるとともに、クラストしてきます。 ※ 八合目直下の斜面は雪崩の危険がありますので、下山の場合は注意が必要だと思います。 また、あわせて尾根を間違えやすい地形となっていますので、細心の注意が必要だと思います。 ※ 下山後の温泉は、出発地点が嶽温泉なのでいくらでもあります。 「嶽温泉旅館組合」の下記ホームページを参考にしてください。 http://www.dake-onsen.com/ |
写真
感想
この日はソコソコの天気だと事前に予想して、今年最初の山頂を目指すつもりで計画した山行でした。
当初は嶽温泉から登り、山頂に行った後は鳥海山から滑り降り、百沢に下りようかとも思っていましたが、前々日の雪の状態が今一つよくなく雪崩の心配もあるとの情報があり、素直に嶽コースのピストンに変更しました。
デポしたりすることがなくなったので、ついでに集合時間も少し遅くずらしました。
これが一つめと二つ目の失敗だった(^^ゞ
メンバーが複数になった時点で、とりあえずでも百沢に一台デポしておけばよかったし、時間もずらさなければ・・・・・
まあ、詳しい事は後程(笑)
集合場所の嶽温泉に向かう途中、薄暗い国道を車で走行中にもう一つ失敗(^^ゞ
前を少し低速で走る除雪車がいて、その除雪車を追い越す時の事です。
私の前にはトラックがいて、そのトラックが追い越すために対向車線に出たのに続いて、私は少し遅れて付いて出てしまいました。
こんな早朝だから、それほど車も走っていないだろう。ちょっとスーッと行けば大丈夫でしょ。
そう考えていたのですが、前のトラックが走行車線に戻ってビックリ!
前から対向車が来てるじゃあーりませんか〜・・・(゜_゜i)タラー・・・
路面は前日からの天気でテカテカのツルッツル。
私が走行車線に戻ろうとすると完璧にスピンしちゃいそう。
とにかくブレーキしかない!そう思ってタイヤロック寸前の微妙なフルブレーキ(~_~;)
なかなかスピードが落ちてくれず、最後の手段で私は右側の雪壁に微妙に突入〜
ドカドカガラガラボコボコ・・・・・なんとか停まり、対向車とも後続車とも接触は回避できました。
対向車さんごめんなさい、かなりビビりましたよね <(_ _)>
なんとか雪壁から脱出して、広い場所に移動してから車を見ると、幸いなことにほとんど無傷!
ただ一つ、何かの液体が漏れてる。。。。。それはウォッシャー液でした。
まあ、ウォッシャーが出なくても走行には問題ないので、そのまま気にしないで集合場所に向かいました(爆)
こんな事があったのも今回の山行に影響したんでしょう、やっぱり今一つ攻めの気持ちが盛り上がってこないもんですね(^^ゞ
集合場所に着いた時には山の上部は雲の中でした。
いつもの事なので気にしないで三人で出発!
前日のトレースが残っていたので、それを使って順調に登って行くと、途中から山頂方面の雲が取れてきて、高曇りになってきました。
ルンルン気分で登って行くと、七合目付近で前日組が一泊していたようで、そこからはその人達が山頂に向かった輪カンの踏み跡がハッキリと付いていました。
そのころには八合目はもちろん、山頂もハッキリと見えていて風も強く吹いていませんでした。
そんな色々な好条件もあってか、八合目には予定の三時間で到着。
今まで見たことがない八合目からの山頂方面の景色を堪能してから(笑)これからどうするかを話し合いましたが、なかなか結論は出ず、とりあえずリフト沿いに登りだすことにしました。
ここからが時間が掛かりました。傾斜もグングンきつくなり、雪面も登るにしたがってクラストしてきて、シールも負けはじめ悪戦苦闘です。
私は何とか頑張ってスキーのままリフトトップに登り詰めましたが、他の二人は途中でスキーを担ぎ、輪カンに変えて登ってきました。
八合目からリフトトップまで結局1時間以上の時間が掛かっていて、皆が登ってくるまでこの後の事を考えていました。
ここから山頂までは二時間くらいか?。戻ってくるのを考えると三時間は必要かな?。なおかつ昼食の時間もか・・・・・
一人は二時過ぎには下山しなくてはいけないらしい。まあ、単独でも下山はできるけどなー。
それと、先行していた一泊組が山頂を諦めて下山したのも気にかかる。
ちょうどその人達とすれ違った時は、こっちはクラスト斜面と格闘していた時なので、なぜ諦めたかまでは聞けなかったし。
考えた結果、山頂を目指すには絶好の天候ではありましたが、今回は山頂は諦めて無理をしない事に決めました。
今回残念ながら仕事で山行に参加できなかった、「岩木山は自分の山」と言ってる人よりも、先に山頂に立つのも申し訳なかったし(笑)
そこでこの後の行動を考えました。考えた下山方法は二種類。
一つはそのまま戻る。
もう一つは鳥海山からおいしい斜面を滑って百沢に下りる。
鳥海山の大斜面は今日登ってきた雪の状態から予想すると、程良く締まってきて雪崩の心配もなさそうです。
ただ二つ引っかかるのは、風向きが途中から変わって逆になった事。
もう一つは下山後に百沢から嶽温泉までの戻る足。
とりあえず携帯を出し、ある人に迎えに来てもらえないか電話をしてみる事にしました(爆)
電話で新年の挨拶をし、近況を話していると、どうもその方は体調がよくないようです。
これは迎えは無理だなと思いながら、苦し紛れに話をそらし、迎えの事を口に出さずに電話を切りました。
やっぱり都合よく他人に頼っちゃいけませんねぇー(^^ゞ
突然訳の分からない電話をしちゃってごめんなさい_(._.)_
そして風向きも気になるので素直に嶽温泉に戻る事にしました。
全員がリフトトップに到着してからこれからの行動を話し、それぞれシールを外したりして滑走の準備を始めました。
しかし私はそろそろ体が冷えてきて、全員の滑走準備が整う前に一人お先に八合目まで下り始めました(^^ゞ
前半はエビの尻尾だらけで滑るまでにはいかず、横滑りでズルズルとエビの尻尾を崩しながら高度を下げていきました。
そして途中の標高1400m付近からドロップイン!
いや〜、パック気味の雪質だけど最高〜〜〜〜〜!
そんな滑りをジックリ堪能するまもなく、あっと言う間に八合目に到着(笑)
向い風を避けるために、リフト乗り場のくぼみに逃げ込んで後続を待ちながら昼食をとります。
皆がそろい昼食を済ませた後は、いよいよ八合目直下の斜面を滑り降ります。
言ってしまえば残された本日のお楽しみ斜面はココだけ(笑)
あとはダラダラの緩斜面が続くので、この一本に全てを注ぎ込みます!
斜面の上に立つと、一面の雲海が広がっていました。
いつもその斜面はガスガスで視界不良なんですが、今日はその斜面の下に雲海が広がっていて、おいしい斜面だけはスッキリ見えてました。
こりゃ早く行くしかないでしょう!
途中で写真を撮るのも忘れ、一気に斜面を滑り降りてガスの中に突入していきました。
いやー最高でしたよ、大満足の一本でした!!!!!
その後は緩斜面を適当に楽しみ、途中で一泊組を追い越してスルスルと順調に駐車場に到着しました。
時計を見ると、八合目から約20分!
三時間もかけて登ったのにねぇ〜(笑)
スキーってすごいですよね。
この下山時間がナカナカ雪質等で変わるので、今一つ読み切れないところはありますが、登り時間に余裕ができるのは確かです。
でも、ちょっと今回は時間に余裕がなかったかな〜。
しかし、あの天気。
あー、もったいなかった。
でも全員無事に下山したし、次があるって (^^ゞ
散々鳥海山から百沢方面の大斜面に降りようか悩みましたが、
今回は嶽で正解かもでした。
帰り際に見上げた鳥海山斜面はガスってたし!
しかし、この時期に8合目の上下斜面を
視界クリアで一気に滑り降りれた記憶なんて僕は無いです。
(2月後半-3月くらいの天候が安定してからの記憶しかないです)
いつもはホワイトアウト上等でフラッグ打っていくため、
その回収もあり、斜面一気食いってできないもんです。
しかも深雪のいい感じの雪質で滑り降りれるなんて!
他の滑り目的の入山者もいないおかげで
ノートレースの斜面を僕らで独占でした。
確かにこの斜面を滑ってる時間って数分かと思います^^;
(8合目上下斜面でも2−3分もあるかなw??)
この滑りのために登り4時間かけた価値がありました。
尚、仕事で参加できなかった親方へ。
すみません。ものすんごい楽しく滑ってしまいましたw
コメント
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下から見上げる以上にいい天気でしたなぁ〜
やっぱ、美味しいとこは俺にとって置く・・・良い心がけです。
そうした良い行いを続けていけば、次回も晴天に恵まれるでしょう。是非一緒に
でしょ
実は電話の候補に名前があがったんですが、
どうせ打ち上げ真っ最中で飲でいると思って遠慮しました
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