ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2631857
全員に公開
ハイキング
東北

東北百名山・三岩岳(国体コース登山口〜三岩岳〜窓明山〜保太橋登山口)

2020年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
phk55 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:41
距離
14.7km
登り
1,554m
下り
1,548m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
0:38
合計
8:34
7:07
7:15
101
8:56
8:57
43
9:40
9:52
62
10:54
10:54
25
11:44
11:56
57
12:53
12:58
41
13:39
13:39
39
14:18
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平成7年(1995年)のふくしま国体山岳競技に使われたルートだそうです。
1
平成7年(1995年)のふくしま国体山岳競技に使われたルートだそうです。
登山口から、しばらくすると急登が始まります。
1
登山口から、しばらくすると急登が始まります。
899.5mピーク辺りに無線中継所があり、チョットだけ下り〜平坦があり拍子抜けしました(^^ゞ
1
899.5mピーク辺りに無線中継所があり、チョットだけ下り〜平坦があり拍子抜けしました(^^ゞ
三岩岳の一部が見えるところがありました。
1
三岩岳の一部が見えるところがありました。
まだそれ程の急斜面ではありません。
1
まだそれ程の急斜面ではありません。
いよいよ急斜面が始まります。所々にお助けロープもありました。
1
いよいよ急斜面が始まります。所々にお助けロープもありました。
ジグザグでなく、直登が続きます。
1
ジグザグでなく、直登が続きます。
地面が乾いていたので、ほとんど滑りませんでした。
1
地面が乾いていたので、ほとんど滑りませんでした。
焦らず息が上がらないペースで進みます。
1
焦らず息が上がらないペースで進みます。
休ませてくれるところがありません。
1
休ませてくれるところがありません。
傾斜が緩くなると旧道分岐です。旧道とは古くから登拝路に利用されていた尾根コースで、渓谷沿いのコースが新道と言われているようです。旧道が整備されて国体コースになったので、知らないと新旧を逆に捉えそうです(^^ゞ
1
傾斜が緩くなると旧道分岐です。旧道とは古くから登拝路に利用されていた尾根コースで、渓谷沿いのコースが新道と言われているようです。旧道が整備されて国体コースになったので、知らないと新旧を逆に捉えそうです(^^ゞ
立派な登山道案内図がありました。
1
立派な登山道案内図がありました。
渓谷沿いの黒檜沢コースは、崩壊しており使えないようです。
1
渓谷沿いの黒檜沢コースは、崩壊しており使えないようです。
また急登が続きます。
1
また急登が続きます。
登山道は整備されており、
1
登山道は整備されており、
歩き易いのですが、
1
歩き易いのですが、
展望が無いので、
1
展望が無いので、
ひたすらガマンです。
1
ひたすらガマンです。
標高1,600m付近に展望が開けたところがありました。右の台形が田代山、左端が荒海山でしょう。
1
標高1,600m付近に展望が開けたところがありました。右の台形が田代山、左端が荒海山でしょう。
右奥が荒海山、中央より左の高い山が七ヶ岳ですね。
1
右奥が荒海山、中央より左の高い山が七ヶ岳ですね。
標高1,600mを超えると、樹木が低くなります。
1
標高1,600mを超えると、樹木が低くなります。
オヤマリンドウでしょう。
1
オヤマリンドウでしょう。
登山道の雰囲気が変わりました。
1
登山道の雰囲気が変わりました。
標高1,800mを超えたところに湿原がありました。
1
標高1,800mを超えたところに湿原がありました。
周りの樹木はオオシラビソでしょうか?
1
周りの樹木はオオシラビソでしょうか?
避難小屋がありました。
1
避難小屋がありました。
水場もありますが、少し上の水溜まりから流れているかもしれませんので、煮沸した方が安全でしょう。生で飲むのは遠慮します(^^ゞ
1
水場もありますが、少し上の水溜まりから流れているかもしれませんので、煮沸した方が安全でしょう。生で飲むのは遠慮します(^^ゞ
避難小屋は頑丈そうな作りです。
1
避難小屋は頑丈そうな作りです。
二階もあります。
1
二階もあります。
丁字路です。右は窓明山、左が三岩岳です。
1
丁字路です。右は窓明山、左が三岩岳です。
三岩岳山頂へ向います。
1
三岩岳山頂へ向います。
ツルリンドウがありました。
1
ツルリンドウがありました。
古そうですが、しっかりした木道です。
1
古そうですが、しっかりした木道です。
古い標識がありました。国体コースとして整備される前のものと思えました。
1
古い標識がありました。国体コースとして整備される前のものと思えました。
雨が降ったら沢になるでしょう。
1
雨が降ったら沢になるでしょう。
三ツ岩の一つでしょうか?右の木道を進みます。
1
三ツ岩の一つでしょうか?右の木道を進みます。
この辺りで標高2,000mを超えています。
1
この辺りで標高2,000mを超えています。
目の前が山頂のようです。
1
目の前が山頂のようです。
三岩岳山頂に到着しましたが、ガスで回りが見えません(ーー;)
1
三岩岳山頂に到着しましたが、ガスで回りが見えません(ーー;)
三等三角点がありました。
1
三等三角点がありました。
ガスの切れ目を狙いましたが、これが限界でした。ガスが無ければ左前方に会津駒ヶ岳が見える筈です。
1
ガスの切れ目を狙いましたが、これが限界でした。ガスが無ければ左前方に会津駒ヶ岳が見える筈です。
避難小屋へ戻ります。
1
避難小屋へ戻ります。
イワイチョウが残っていました。
2
イワイチョウが残っていました。
手前が登って来た尾根、その向こうが家向山です。
1
手前が登って来た尾根、その向こうが家向山です。
アキノキリンソウもありました。
1
アキノキリンソウもありました。
避難小屋まで戻り、早めのお昼休憩にしました。
1
避難小屋まで戻り、早めのお昼休憩にしました。
ここにも登山道案内図がありました。〇印のところに設置してあると思われるので、次は窓明山でしょう(^_^)
1
ここにも登山道案内図がありました。〇印のところに設置してあると思われるので、次は窓明山でしょう(^_^)
沢道の下りなので、スリップ注意です。
1
沢道の下りなので、スリップ注意です。
きれいな形の窓明山が見えましたが、足場の悪い下りが続いています(-_-メ)
1
きれいな形の窓明山が見えましたが、足場の悪い下りが続いています(-_-メ)
ここまで下ると歩き易い道になります。
1
ここまで下ると歩き易い道になります。
この辺りをめまうだ湿原と言うようです。
1
この辺りをめまうだ湿原と言うようです。
陽が差せば、紅葉がもっと綺麗に見えるでしょう(-_-メ)
1
陽が差せば、紅葉がもっと綺麗に見えるでしょう(-_-メ)
今までと違ったなだらかな道を進みます。
1
今までと違ったなだらかな道を進みます。
窓明山への登りの途中で振り返ると、ガスが無くなった三岩岳山頂が見えました。
2
窓明山への登りの途中で振り返ると、ガスが無くなった三岩岳山頂が見えました。
紅葉の中の歩き易い道を登ります。
1
紅葉の中の歩き易い道を登ります。
山頂直下にも小さな湿原があります。
1
山頂直下にも小さな湿原があります。
山頂の一角に到着しました。三岩岳の右奥は、前日に歩いた中門岳です。本日の会津駒ヶ岳登山者は多かったと思いますが、遅く登った方が少しはマシだったようです。
1
山頂の一角に到着しました。三岩岳の右奥は、前日に歩いた中門岳です。本日の会津駒ヶ岳登山者は多かったと思いますが、遅く登った方が少しはマシだったようです。
山頂標識は少し先にありました。
1
山頂標識は少し先にありました。
手前が家向山、その奥に高く見えるのが七ヶ岳、右が会津高原高畑スキー場です。
1
手前が家向山、その奥に高く見えるのが七ヶ岳、右が会津高原高畑スキー場です。
右奥に薄っすらと見えている高い山が博士山のようです。
1
右奥に薄っすらと見えている高い山が博士山のようです。
目の前の家向山に向かって下ります。この辺りの紅葉は見事でした(^_^)
1
目の前の家向山に向かって下ります。この辺りの紅葉は見事でした(^_^)
少し急になりましたが、歩き易い道でした。
1
少し急になりましたが、歩き易い道でした。
刈り払いも行われているようでした。
1
刈り払いも行われているようでした。
樹林帯に入ると展望が無くなります。
1
樹林帯に入ると展望が無くなります。
1,436m手前に開けたところがありました。左の台形が田代山、その右が帝釈山、右端の遠くに見えているのが日光白根山です。
1
1,436m手前に開けたところがありました。左の台形が田代山、その右が帝釈山、右端の遠くに見えているのが日光白根山です。
目の前が鞍部のようです。
1
目の前が鞍部のようです。
ここから家向山への登りです。
1
ここから家向山への登りです。
三岩岳が見えました。手前が登った尾根で、左へ曲がった少し先が避難小屋のある丁字路です。
1
三岩岳が見えました。手前が登った尾根で、左へ曲がった少し先が避難小屋のある丁字路です。
傾斜が緩くなると山頂の一角です。
1
傾斜が緩くなると山頂の一角です。
家向山尾根1,493mとなっていました。家向山1,526mは、この藪の先で道はありません。
1
家向山尾根1,493mとなっていました。家向山1,526mは、この藪の先で道はありません。
激下りが始まりました。
1
激下りが始まりました。
ひたすら下ります。
1
ひたすら下ります。
傾斜が緩くなると、
1
傾斜が緩くなると、
巽沢山(たつみさわやま)です。
1
巽沢山(たつみさわやま)です。
また激下りです。
1
また激下りです。
ひたすら、
ひたすら、
下ります。
窓明山への保太橋登山口に到着しました。
1
窓明山への保太橋登山口に到着しました。
国道脇の駐車スペースです。正式な駐車場は、スノーシェッドの途中から旧窓明の湯へ曲がった空地のようです。
1
国道脇の駐車スペースです。正式な駐車場は、スノーシェッドの途中から旧窓明の湯へ曲がった空地のようです。

感想

前日(10/02)の会津駒ヶ岳・中門岳で「あす、会いにゆきます」と告げた三岩岳が本日の山行目的地です(^_^)

福島県内の東北百名山で、標高1,500m以上の山は15山あります。その中で三岩岳(三ツ岩岳)だけが未登頂でした。別の言い方をすれば、三岩岳だけが日本三百名山に入っていません。

地元の五頭山系・菱ヶ岳などから、会津駒ヶ岳とほぼ同じ高さに並んで見えるので、気になっていました。今回の山行では、三岩岳の方がメインと言っても良い感じでした。

本来なら天気の良い10/02(金)に登りたかったのですが、会津駒ヶ岳を10/03(土)にすると混雑が予想されたので、マイナーな山の方を休日にしました。

早朝に檜枝岐から三岩岳登山口に向かう時、たくさんの車とすれ違いました。たぶん会津駒ヶ岳か燧ヶ岳へ向かう車だったと思います。

会津駒ヶ岳と比較すると、展望が少なかったので、この順序で正解だったようです(^_^)v

三岩岳山頂から避難小屋へ下るとき、ご夫婦、単独2人の計4人とスライドしましたが、ご夫婦と1人はピストンと言っていました。もう1人にはお聞きしませんでした。
ヤマレコでは三岩岳〜窓明山周回の方が多いですが、実際にはピストンの方が多いのかもしれません。
国道の駐車スペースに停めてあった車は、私たちの車以外は国体コース登山口寄りでした。

前日の会津駒ヶ岳、今年の巻機山、昨年の越後駒ヶ岳と比較すると、標高差は最大、累積標高もアップダウンの多かった巻機山〜牛ヶ岳〜割引岳に匹敵しますので、なかなかの歩き応えです。

            距離(Km) 標高差(m) 累積標高(m)
三岩岳〜窓明山       14.7   1,300    1,630
会津駒ヶ岳〜中門岳     14.1   1,075    1,320
枝折峠〜越後駒ヶ岳     15.1    920    1,420
巻機山〜牛ヶ岳〜割引岳   14.6   1,220    1,650

GPSログは、Garmin eTrex の自動モードの標準で記録していますが、記録間隔は10m前後です。記録間隔が20〜30mと長い場合と比較すると、小さなジグザグやアップダウンも拾うので、データは大きめになります。
また、GPSは垂直方向の精度が低いので、経度・緯度の位置データから、その位置の10mメッシュ標高値に書き換えています。
GPSの精度や設定で結果は変わりますので、同一条件で測定したデータの比較として見てください。

このレコは、以下のHPを参考にしました。
三ツ岩岳・窓明山(みついわだけ・まどあけやま)/南会津町
https://www.kanko-aizu.com/miru/mountain/23929/

かつての国体コースを行く!三岩岳@南会津町/地球の歩き方
https://tokuhain.arukikata.co.jp/fukushima/2019/09/post_212.html

前日(10/02)のレコ
会津駒ヶ岳(滝沢登山口〜会津駒ヶ岳〜中門岳 往復)は
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2629774.html

翌日(10/04)のレコ
東北百名山・博士山(道海泣き尾根〜博士山〜近洞寺尾根)は
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2633587.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:934人

コメント

いい山ですね!
かなりの急登のようですが、登山道は広く歩き易そう?

生憎、三ツ岩岳はガスだったようですが
下り始めたら晴れて来たようで
所々に池塘も点在し、いい色になってましたね♪

周回はどちら周りがいいとかあるんでしょうか?
どちらも急登続きの様なので、どっちもどっちかな?

お疲れ様でした〜(^^)/
2020/10/8 8:19
Re: いい山ですね!
急登、激下りですが、危険個所もなく歩き易いです。
要注意は、窓明山へ向かう沢道の下り程度でした

レコを見る限りでは、時計回りがほとんどですが、
ピストンの人も多そうなので、下りでも問題ないでしょう。
好みの問題ですが、初めてなら時計回りをお勧めします(^_^)/

紅葉は会津駒よりきれいかもしれません。
特に、三岩岳〜窓明山の吊り尾根が良かったです

但し、会津駒に隠れる南西側の展望が悪いですが、
日光白根山、男体山から南側、平ヶ岳から北側は
見える筈です
2020/10/8 11:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら