【伊那山地】大西山(1741m)
- GPS
- 06:19
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,193m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:19
◆村には手に職を持った人々が大勢いました。板へぎ・屋根屋・桶屋・木挽き・大工・指物大工・畳屋・油屋・石工など。これらの人々が、村の暮らしを支えていました。(同上)
◆鹿塩の名前は、山の中に湧いてくる濃い塩泉に由来します。本州の下に沈み込むフィリピン海プレートが持ち込んだ水が、地下数十キロから湧き上がっているのです。(大鹿村観光ガイドより)
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
いよいよ大西山だ。このエリアで、ジグソーパズル最後のピースとして、わざわざ登り残していた山なんだよ。何だか、わくわくするけど、ちょっぴり寂しいね。
出発地点は、青田川にかかる和合橋。和合2号橋を渡って登山口へ。そうそう、大西山の登山口と言えば「つり天国」が目印でした。寂しいね、廃業しちゃったなんて。
いちごのビニールハウス脇を山道へ。ジグザグ切って尾根筋に高度を上げていきます。
昨日まで、実は大雨だったんだよ。湿った土から、湯気がゆらりゆらりと立ちのぼり、森を一層幻想的にみせている。森が匂い立つ瞬間だ。森が呼吸しているのがわかる。森の生命の躍動を全身で受け止めて歩く。
足元には雨に叩かれた、無数の森の恵み。ドングリにヤマグリにキノコたち。途端にスピードが上がらなくなった。
樹間からのぞく山岳アートも素晴らしい。栂村山も前茶臼も、こうやって下から見上げるとデカいな。もったいぶって姿を表したのは、赤石岳・荒川岳・小河内岳・塩見岳。心の澄んだ私には、左の端に白峰三山だって見えるぞ(意味不明)。
清水平の三角点を越えると、初めて西側の展望が開けました。越百山から南駒ヶ岳、空木岳、木曽駒ヶ岳の千畳敷カールあたりの眺望に大満足。北アルプスの展望までは、ちょっと望みすぎかな。
山頂が近くなると、〇△の山容の前茶&奥茶が並び立って見えました。絵になるね、この子たち(いつから私の子になったのか不明)。そして、森の中にたたずむ寂峰、大西山に立ちました。
山頂の南に向かいました。雨に打たれて散り敷いたコシアブラの葉が素敵だったから。ちょっとした美術館だ。
一息ついてから下山開始。メインディッシュの鳥倉山が待っている。キノコを愛で、どんぐりを拾いながらの下山となりました。
里に降りると、主のいない庭に、秋の花々が盛りと咲き誇っていました。好きだ、コルチカム。ため息が出るほどきれいだ。
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