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Yamareco

記録ID: 2638181
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

【伊那山地】大西山(1741m)

2020年10月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:19
距離
11.0km
登り
1,193m
下り
1,180m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
0:35
合計
6:19
5:31
169
スタート地点
8:20
8:20
34
8:54
9:29
38
10:07
10:07
103
11:50
ゴール地点
◆大鹿村の山林原野は村の面積の95%以上を占めています。村人はその豊富な森林資源を頼りに生きてきました。江戸時代は年貢として「榑木(くれき)」と呼ばれる材木を幕府に収めていたそうです。榑木以外の雑木の切り出しもさかんに行われ、薄板曲輪・絵馬板・櫛・経木・下駄歯・乗物棒などを作って出荷していました。これは貴重な村の稼ぎとなっていたそうです。(ろくべん館のパンフレットより)

◆村には手に職を持った人々が大勢いました。板へぎ・屋根屋・桶屋・木挽き・大工・指物大工・畳屋・油屋・石工など。これらの人々が、村の暮らしを支えていました。(同上)

◆鹿塩の名前は、山の中に湧いてくる濃い塩泉に由来します。本州の下に沈み込むフィリピン海プレートが持ち込んだ水が、地下数十キロから湧き上がっているのです。(大鹿村観光ガイドより)
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
いざ
2020年10月11日 05:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 5:35
いざ
とうとうと流れる青木川
この川は秋葉街道に沿う水線で
水源は地蔵峠を南限に
鬼面山・奥茶臼に囲まれた集水域です
2020年10月11日 05:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 5:36
とうとうと流れる青木川
この川は秋葉街道に沿う水線で
水源は地蔵峠を南限に
鬼面山・奥茶臼に囲まれた集水域です
林道支線に入ります
今は亡き「つり天国」の文字が
涙を誘う・・・
2020年10月11日 05:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 5:43
林道支線に入ります
今は亡き「つり天国」の文字が
涙を誘う・・・
わごう二号橋を渡って
2020年10月11日 05:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 5:46
わごう二号橋を渡って
いちごビニールハウス脇から入山
2020年10月11日 05:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 5:48
いちごビニールハウス脇から入山
数日来の大雨があがり
朝日を浴びる林床
森が匂い立つ瞬間
2020年10月11日 06:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 6:39
数日来の大雨があがり
朝日を浴びる林床
森が匂い立つ瞬間
美しすぎるイヌブナ
期せずしての森林浴に
魂まで浄化される思い
2020年10月11日 06:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 6:58
美しすぎるイヌブナ
期せずしての森林浴に
魂まで浄化される思い
あれは
栂村山や前茶臼だよ!
2020年10月11日 07:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 7:10
あれは
栂村山や前茶臼だよ!
ふと見上げると
ミズナラの巨木
森の主に見守られて歩く
2020年10月11日 07:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 7:23
ふと見上げると
ミズナラの巨木
森の主に見守られて歩く
どんぐりや
2020年10月11日 07:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 7:34
どんぐりや
オオウラジロノキの実や
2020年10月11日 06:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 6:37
オオウラジロノキの実や
きのこなど
森の恵みに感謝する
2020年10月11日 07:40撮影
10/11 7:40
きのこなど
森の恵みに感謝する
千畳敷に
木曽駒さん
2020年10月11日 10:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:01
千畳敷に
木曽駒さん
空木と
木曽駒
2020年10月11日 10:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:04
空木と
木曽駒
空木と
南駒と
仙涯嶺と
2020年10月11日 10:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:05
空木と
南駒と
仙涯嶺と
気づけば
からまつの美林に包まれる
2020年10月11日 08:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 8:09
気づけば
からまつの美林に包まれる
火遊びが得意な私も
ここはグッとがまん(意味不明)
2020年10月11日 08:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 8:16
火遊びが得意な私も
ここはグッとがまん(意味不明)
〇の前茶
△の奥茶
2020年10月11日 09:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 9:35
〇の前茶
△の奥茶
そして
我、寂峰「大西山」に立つ
2020年10月11日 08:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 8:56
そして
我、寂峰「大西山」に立つ
ひっそりと埋められた
三角点の標石に敬意を表して
南にふらりとさまよい歩けば
2020年10月11日 08:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 8:58
ひっそりと埋められた
三角点の標石に敬意を表して
南にふらりとさまよい歩けば
雨に叩かれて落ちた
コシアブラ美し
2020年10月11日 09:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 9:29
雨に叩かれて落ちた
コシアブラ美し
これはタマバチとコラボした
どんぐりアート
手の込んだ自然の造形に
息をのむ
(実はこれはクヌギとかアベマキではなくミズナラ)
2020年10月11日 10:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:09
これはタマバチとコラボした
どんぐりアート
手の込んだ自然の造形に
息をのむ
(実はこれはクヌギとかアベマキではなくミズナラ)
どこからともなく射す光明の
その霊光の尊さに思わずこうべを垂れる
(ホントか!?)
2020年10月11日 10:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:14
どこからともなく射す光明の
その霊光の尊さに思わずこうべを垂れる
(ホントか!?)
森の美しさにとろけそう

とろけるチーズって
とろける瞬間には
こんな気持ちになるんだろうな(意味不明)
2020年10月11日 10:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:21
森の美しさにとろけそう

とろけるチーズって
とろける瞬間には
こんな気持ちになるんだろうな(意味不明)
荒川三山だ
2020年10月11日 10:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:33
荒川三山だ
荒川岳
小河内岳
塩見岳
2020年10月11日 10:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:33
荒川岳
小河内岳
塩見岳
見飽きぬ光景
2020年10月11日 10:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:35
見飽きぬ光景
大河原の集落がほのみえると
人里も間近
2020年10月11日 10:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 10:30
大河原の集落がほのみえると
人里も間近
マントカラカサタケ
こいつはマラカスみたいだぞ
けど、振ったらあかん
2020年10月11日 10:38撮影
10/11 10:38
マントカラカサタケ
こいつはマラカスみたいだぞ
けど、振ったらあかん
いちごハウスに戻って
本日の山旅Part1を終える
2020年10月11日 11:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/11 11:35
いちごハウスに戻って
本日の山旅Part1を終える
主のいない家の庭先
・・・君の名は
コルチカム
そこにいるだけで
気品が香り立つ
(最後まで意味不明なことをお詫びします)
2020年10月11日 11:44撮影
10/11 11:44
主のいない家の庭先
・・・君の名は
コルチカム
そこにいるだけで
気品が香り立つ
(最後まで意味不明なことをお詫びします)
撮影機器:

感想

いよいよ大西山だ。このエリアで、ジグソーパズル最後のピースとして、わざわざ登り残していた山なんだよ。何だか、わくわくするけど、ちょっぴり寂しいね。

出発地点は、青田川にかかる和合橋。和合2号橋を渡って登山口へ。そうそう、大西山の登山口と言えば「つり天国」が目印でした。寂しいね、廃業しちゃったなんて。

いちごのビニールハウス脇を山道へ。ジグザグ切って尾根筋に高度を上げていきます。

昨日まで、実は大雨だったんだよ。湿った土から、湯気がゆらりゆらりと立ちのぼり、森を一層幻想的にみせている。森が匂い立つ瞬間だ。森が呼吸しているのがわかる。森の生命の躍動を全身で受け止めて歩く。

足元には雨に叩かれた、無数の森の恵み。ドングリにヤマグリにキノコたち。途端にスピードが上がらなくなった。

樹間からのぞく山岳アートも素晴らしい。栂村山も前茶臼も、こうやって下から見上げるとデカいな。もったいぶって姿を表したのは、赤石岳・荒川岳・小河内岳・塩見岳。心の澄んだ私には、左の端に白峰三山だって見えるぞ(意味不明)。

清水平の三角点を越えると、初めて西側の展望が開けました。越百山から南駒ヶ岳、空木岳、木曽駒ヶ岳の千畳敷カールあたりの眺望に大満足。北アルプスの展望までは、ちょっと望みすぎかな。

山頂が近くなると、〇△の山容の前茶&奥茶が並び立って見えました。絵になるね、この子たち(いつから私の子になったのか不明)。そして、森の中にたたずむ寂峰、大西山に立ちました。

山頂の南に向かいました。雨に打たれて散り敷いたコシアブラの葉が素敵だったから。ちょっとした美術館だ。

一息ついてから下山開始。メインディッシュの鳥倉山が待っている。キノコを愛で、どんぐりを拾いながらの下山となりました。

里に降りると、主のいない庭に、秋の花々が盛りと咲き誇っていました。好きだ、コルチカム。ため息が出るほどきれいだ。

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