過去ログ宮之浦岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,132m
- 下り
- 2,150m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:00
天候 | 台風 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
霧島を登った後に気分がよくなり野宿ではなく、宿に泊まった。
そこで地元の方々に宮之浦岳を奨められたので、屋久島に渡ることにした。
【DAY1】
昼頃から登り始める。
山中でお会いした地元の方々に複数の絶景ポイントを教えていただきながら進む。
夕方少しまえから、すれ違う人たちが私を見て血相を変えだす。
中には手首をつかんで離さない方、ホテル代を出すから一緒に下山しようと
言われる方がおられた。
途中で山頂がかなり遠いことに気付き、全速力で走り始めるが、
屋久杉に来たところで真っ暗になり、避難小屋に宿泊した。
避難小屋は7名くらいおられた。
適当に野宿しようとしていたので、寝るところはあまり気にしていなかったが、
この日のうちに山頂に行っておきたかった。
手ぶらなので寝具等なし。
【DAY2】
朝起きたら誰もいなかった。
のんびり山頂を目指す。
だんだん風が強くなり、なかなか前に進めなくなった。
かなり時間がかかってようやく山頂に到着。
山頂につく頃は、立てば吹っ飛ぶほどの強風と土砂降りの雨
山頂では遭難の碑があり背筋が寒くなる。
山頂は丸い岩を覆うように草が生えており、どこが登山道かわからない。
岩場を匍匐前進しながら進む。少しでも体が起き上がると滑落するので、
何時間かかったか分からないが少し下に行くと風が弱くなり一安心。
空腹と疲労であまり動けなくなる。
ゆっくり下山していると男2人、女2人のパーティが登ってこられた
これ以上登らないことを提案して受け入れていただいた。
私の顔色を察してか、食料を分けていただいた。
山荘に到着すると、山荘におられた方々から万歳で迎えられる。
皆さま台風が直撃したので、登れなかったとのこと。
どおりで、人とすれ違わなかったのと風速40m/s程度であれば
普通に歩ける私が歩けなかったとここで納得。
さらに食料を分けていただき山荘で寝る
【DAY3】
山荘におられる方々から食料を大量に分けていただき
(おにぎり多数と、飯盒2つ)感謝の意を伝えて山荘を出る。
完全充電されたので、前が見えない土砂降りでも楽しく下山。
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