駒ヶ岳〜黒檜山〜覚満淵〜鳥居峠【赤城山】

2020年10月18日(日) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 8.2km
• 登り: 658m
• 下り: 630m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:03

10:11 あかぎ広場前バス停
10:54 10:54 駒ヶ岳
11:06 11:06 大タルミ
11:37 11:37 黒檜山大神
11:40 11:54 赤城山
11:58 11:58 黒檜山大神
12:22 12:22 大タルミ
12:31 12:32 駒ヶ岳
13:12 13:13 駒ヶ岳大洞登山口
13:17 13:17 赤城公園ビジターセンター
13:39 13:39 覚満淵
13:42 13:42 赤城公園ビジターセンター
13:48 14:07 鳥居峠
14:14 赤城公園ビジターセンター

天候

曇り（風は穏やか）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
前橋駅から赤城山ビジターセンター行きの関越交通のバスに乗車。
あかぎ広場前バス停で下車して徒歩。

■帰り
赤城山ビジターセンターバス停から富士見温泉行きの関越交通バスに乗車。
富士見温泉バス停で前橋駅行きの関越交通バスに乗り換え。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありませんが、濡れた鉄製階段や露岩が滑りやすかったです。

その他周辺情報

赤城山ビジターセンターは展示室と食堂兼売店が休業中でした。

写真

10/18 8:26

前橋駅北口から関越交通のバスに乗って...

10/18 10:08

"おのこ駐車場"前にある"あかぎ広場前"バス停に到着。今日はここからスタートしました。

10/18 10:10

地蔵岳の紅葉は中々良さそうです。

10/18 10:11

あかぎ広場前バス停の目と鼻の先にある駒ヶ岳・黒檜山登山口から、いよいよ登山道へと入っていきます。

10/18 10:14

駒ヶ岳までは、木製の階段が付けられた九十九折れの道ですが、所々に鉄製の階段が登場します。

10/18 10:16

紅葉が進んでいるものの、曇り空だと上手く撮れません...

10/18 10:20

基本的に良く整備されていますが、所々で土留めの杭が崩壊している所や、階段が斜めに傾いている所がありました。

10/18 10:21

ツツジの透き通るような紅葉。

10/18 10:23

鉄製の階段は濡れていると滑りやすいだけでなく、道幅が狭く登り/下りで交互に人が行き交うので前方の確認は必須です。

10/18 10:28

今日の駒ヶ岳・黒檜山は黄色やオレンジ色の"黄葉"が主体で、真っ赤な"紅葉"は点々とある感じでした。

10/18 10:36

この辺りも黄色やオレンジ色が主体ですね。

10/18 10:37

時折現れる紅葉は、林内でも一際目立ちます。

10/18 10:40

最後の鉄製階段を登ると...

10/18 10:41

いよいよ尾根に到達！ここから駒ヶ岳までは比較的緩やかな道となりあmす。

10/18 10:42

紅葉したマルバダケブキ。タイミングが合えば真っ赤な状態を見られたかもしれません。

10/18 10:44

小地蔵岳・長七郎山と小沼。小沼周辺の山々も紅葉が進んでいるようです。

10/18 10:45

この帯状に広がる紅葉は見事でした。

10/18 10:46

10/18 10:52

サクッと駒ヶ岳に登頂！休憩せずに黒檜山を目指します。

10/18 10:54

せっかく登ってきましたが、駒ヶ岳から大タルミまで60〜70mほど下ることになります。

10/18 10:54

遠くから見ると綺麗な赤に見えますが、近づいて見るとちょっと黒ずんでいるんですね...

10/18 10:58

小さな水たまり。野生動物にとっては貴重な水場なのでしょう。

10/18 10:59

稜線上は樹高10m足らずの亜高木と、膝丈〜腰丈程度のササが中心となっている林でした。

10/18 11:03

黒檜山が見えてきました！

10/18 11:04

紅葉の綺麗なポイント（※大タルミ）では、皆立ち止まって写真を撮っていました。

10/18 11:07

先程の"紅葉の綺麗なポイント"を過ぎると、いよいよ黒檜山に向かって登り返します。

10/18 11:09

もうちょっと時期が早ければ、ダケカンバの黄葉を楽しめたかもしれません。

10/18 11:10

黒檜山の山頂部にズームインすると、意外と緑葉のままの木が残っているのに驚きました。

10/18 11:11

駒ヶ岳〜黒檜山間は泥濘や水たまりがあちこちにあるので、思わぬところで足を取られるかもしれません。

10/18 11:12

紅葉と黄葉の中間的なオレンジ色も良いですね...

10/18 11:16

振り返ると駒ヶ岳(左)と地蔵岳(右)がよく見えました。中央に見える小さなピークは小地蔵岳かもしれません。

10/18 11:17

黒檜山の山頂が近づくにつれて、徐々に階段の傾斜が急になってきます。

10/18 11:21

先程とちょっとアングルを変えて、駒ヶ岳(左)と地蔵岳(右)。山頂のアンテナ群のおかげで、地蔵岳を見間違えることはありません(笑)

10/18 11:24

地面に埋め込まれたグレーチング。鹿避けの対策の一つでしょうか？

10/18 11:33

黒檜山山頂手前の分岐に到着！あとは緩やかな道を北に向かえば山頂に着きます。

10/18 11:35

黒檜山大神。ものすごく山頂っぽい雰囲気なのですが、黒檜山山頂はここから少し北にあります。

10/18 11:40

ようやく黒檜山に登頂！山頂は大勢のハイカーでごった返していました。

10/18 11:42

金峰山の時と同様に、やはりランチパックの袋は膨れ上がっていました。

10/18 11:55

綺麗な紅葉でしたが、曇り空だと上手く撮るのが難しいですね...

10/18 12:00

黒檜山山頂近くは急な階段なので、ゆっくり下っていきます。

10/18 12:06

往路で撮った木ですが、復路でも撮ってみました(笑)

10/18 12:12

このカエデは濃い目のオレンジ色ですね。

10/18 12:14

紅葉の合間からダケカンバの白っぽい幹が目立っています。

10/18 12:18

大タルミまで下ってくると、黒檜山からかなり下降してきたことが分かります。

10/18 12:20

メギの真っ赤な実。確かメギも棘だらけなので、シカが食べない種だったと思います。

10/18 12:24

完全に落葉したダケカンバの林。ここだけ見通しが良すぎです(笑)

10/18 12:29

木製の階段を登り返すと...

10/18 12:30

駒ヶ岳に戻ってきました。ここから登山口までの間に登り返しはないため、サクサク下っていくことになります。

10/18 12:30

大沼周辺も紅葉が進んでいるので、晴れれば大絶景だと思うのですが...

10/18 12:34

稜線上には点々と生えるススキ。どんよりとした空模様も重なって、何だか寂しげな景色に見えてきます。

10/18 12:38

このように歩きやすい尾根道を進んでいくと...

10/18 12:39

あっという間に尾根の末端に到達して、山腹に付けられた九十九折れの道に入っていきます。

10/18 12:40

登っている時には気づきませんでしたが、赤/黄/緑と3色混ざっていて綺麗でした。

10/18 12:41

黄葉の下をくぐって下山していきます。

10/18 12:42

ちょっと登山道から離れていますが、ここも綺麗な黄葉ですね。

10/18 12:44

同じ株のツツジなのに、赤/黄/緑と3色になっていました！

10/18 12:54

登山口が近づくにつれて、緑葉の割合が増えてくるように感じました。

10/18 13:11

登山口に無事帰還。ここから次の目的地の覚満淵を目指します。

10/18 13:15

ゼンマイの黄葉。シダの黄葉も見応えがありますね。

10/18 13:17

シカ避けの柵をくぐって、覚満淵へ突入！

10/18 13:19

おお...素晴らしい紅葉です！

10/18 13:20

駒ヶ岳を下から見ると、こんな風に紅葉していたとは...

10/18 13:21

駒ヶ岳から篭山へと続く斜面の紅葉が素晴らしいです。

10/18 13:22

そして覚満淵の草紅葉。ちょっと赤みが強い黄金色という感じです。

10/18 13:25

続いて小地蔵岳の紅葉。今がちょうどピークかもしれません。

10/18 13:25

こちらは鳥居峠近くの篭山の紅葉。他の山とは違い、赤い紅葉が目立ちます。

10/18 13:26

草紅葉の向こうには駒ヶ岳。

10/18 13:28

こちらは地蔵岳。手前のササの緑葉と比べると、湿地帯の草が色づいているのがよく分かります。

10/18 13:33

覚満淵と小地蔵岳。次に紅葉を見に行く時は、小地蔵岳・長七郎山・篭山辺りを回るのも良さそうです。

10/18 13:35

路傍に何か赤いものが...と思ったら、ニガイチゴの紅葉でした。

10/18 13:37

このピンク色の実はマユミだと思います。

10/18 13:40

覚満淵を一蹴した後、赤城山ビジターセンターに戻ってきましたが、ここから鳥居峠へ向かいます。

10/18 13:46

5分ほど歩いて鳥居峠に到着。

10/18 13:47

鳥居峠からの大絶景！これが見たくてここまで歩いてきました。

10/18 13:48

手前にススキを入れると、秋らしさを一層感じられるでしょうか？

10/18 13:53

赤城山頂駅記念館の入口には「日本で一番標高が高いセガフレードコーヒーの店」と書かれていました。

10/18 13:55

赤城山頂駅記念館は建物の中に市境がありました！

10/18 14:01

鳥居峠でソフトクリーム（350円）を食べて一服しました。

10/18 14:12

最後に赤城山ビジターセンターに戻ってきて無事にゴールイン。

10/18 19:07

締めは登利平の鳥めし(竹)！今日の夕飯です。

10/18 19:09

鳥めし(竹)には鶏むね肉が使われていますが、鶏むね肉には疲労回復に役立つイミダペプチドが豊富に含まれているそうです。

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

ZenFone Max Pro (M2) SIMフリー ASUS

装備

個人装備

ソフトシェル フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
10/2〜10/3に三頭山に行った後、平日は毎日4時間ほど残業していてストレスが限界を超えていたので、紅葉のピークを迎えた赤城山でリフレッシュすることにしました。
そこで今回は、「紅葉を楽しむ」「サクッと黒檜山に登って登高欲を満たす」「覚満淵の草紅葉を楽しむ」という3つの要件に沿ってルートを計画しました。
事前の天気予報とは異なり、残念ながら晴天には恵まれませんでしたが、紅葉・黒檜山登頂・覚満淵の草紅葉の3つを楽しむことができました。

[展望・景色]
・駒ヶ岳：ガスでほとんど見えませんでしたが、黒保根町方面に続く稜線は見えました。
・黒檜山：ガスで何も見えませんでした。
・覚満淵：草紅葉を楽しみつつ、周遊コースを歩きながら周囲の駒ヶ岳、小地蔵岳、篭山の紅葉を楽しめました。
・鳥居峠：北側は覚満淵と駒ヶ岳の素晴らしい展望が楽しめます。南側は関東平野を一望できるそうですが、今日は辛うじて筑波山がうっすらと見えたのが限界でした。

[動植物]
ツツジ類の紅葉、ミズナラの赤みがかった黄葉、カエデ類の黄葉、それに笹の葉の緑色が混ざって、林内はとてもカラフルでした。
稜線上のツツジ類やダケカンバの葉は既に大半が散っていたものの、そのおかげで稜線上から黒檜山や駒ヶ岳の山頂付近の紅葉を遠目に楽しめました。

[飲食・お土産]
鳥居峠の赤城山頂駅記念館で、ソフトクリームと地蔵岳のピンバッチを買いました。
帰りに前橋駅構内の土産物屋でお酒などを買った後、高崎駅で途中下車して登利平の鳥めし(竹)を買いました。

[その他]
おそらくコロナ対策だと思われますが、赤城山ビジターセンターの食堂兼売店と展示室が休業中でした。

コメント

yamaonse

遅ればせながら・・・
ardisiaさん、こんばんわ。赤城山、いらしてたんですね。地元民もようやく１週間遅れで歩いて来ました。山頂エリアの紅葉は先週末がピークだった様子。中腹の荒山あたりがちょうど見頃でした。覚満淵も草紅葉の色が濃くてきれいですね。日の陰った夕方の湿原は冬の枯れ野原のようでした（笑）行き帰りのバスは混んでませんでしたか？近くに居るとありがたみが分からない山ですが、大勢の人たちがバスでやって来ているのを見て、やはりいい山なんだなぁ、と再認識させられました。

ardisia

Re: 遅ればせながら・・・
yamaonseさん、こんばんは。

私が行った1週間前の時点で、黒檜山〜駒ヶ岳の稜線では既に紅葉のピークを過ぎている木々もありましたが、もう荒山辺りが見頃になっているとは驚きです。
地元の横浜では11月下旬頃が紅葉の見頃なので、ざっと計算すると"紅葉前線"は1週間で標高300mほど高度を下げているようです。

前橋駅〜赤城山ビジターセンター間のバスは、行き帰りとも満員で座れない人が居たほどでした。
行きのバスでは早起きして眠たそうな人が多かったですが、帰りのバスでは「赤城山の紅葉は思っていたよりも良かった」などと満足そうに話しつつ、結局疲れ果てて眠ってしまう人が多かったです(笑)