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Yamareco

記録ID: 2676052
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ハイキング
中国山地東部

天狗岩・三十人ヶ仙 〜紅葉はじまりました〜

2020年10月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:03
距離
8.8km
登り
690m
下り
673m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:08
休憩
1:55
合計
6:03
9:43
122
スタート地点
11:45
12:38
50
13:28
14:30
76
15:46
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 鳥取から行くには国道53号線バイパス(鳥取自動車道)を南下し、用瀬で下りて国道482号線を佐治方向へ進みます。県境の辰巳峠を越えて恩原湖を過ぎたところで左に折れ、舗装林道をしばらく進みます。根知川に沿って南下すると三十人ヶ仙方向への道に出会います。入口に「一般車両立入禁止」と書いてあるのでこのあたりに車を停めて歩くのが良いでしょう。
コース状況/
危険箇所等
 今回は天狗岩に先に行く時計回りのルートをとりました。
 林道から天狗岩までの上りルートにはほとんど標識はありませんが、登山道は草が刈ってあり、踏み跡がはっきりしているので迷うような所はありませんでした。ただし、山頂直下の勾配はかなりきついです。斜面に手をつきながら登ったところもあります。下りにはお勧めしません。
 稜線は一本道で、勾配も緩いので気持ちよく歩けます。時々ネマガリタケが道に倒れ込んでいるところもありますが、それが続くことはありません。
 三十人ヶ仙からの下りは比較的緩い森の中の道で所々木段も設置されています。林道に入ると分岐にしばしば出会いますが、「登山道」の標識があります。往復こちらの道を使うのが歩きやすいと思います。
その他周辺情報 近くにトイレはありません。
佐治川ダムの湖畔道路沿いに公衆トイレがあったので私はそこに立ち寄りました。
車でもっと進めそうですが、「一般車両進入禁止」と書いた標識が続くので、途中で歩くことにしました。
2020年10月25日 09:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 9:45
車でもっと進めそうですが、「一般車両進入禁止」と書いた標識が続くので、途中で歩くことにしました。
道の真ん中にキノコ発見
2020年10月25日 09:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 9:48
道の真ん中にキノコ発見
高校の演習林になっているようです。ということは、県有地?
2020年10月25日 09:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 9:55
高校の演習林になっているようです。ということは、県有地?
天狗岩と三十人ヶ仙の分岐点です。
2020年10月25日 09:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 9:59
天狗岩と三十人ヶ仙の分岐点です。
今回はまず天狗岩へ向かい、時計回りのコースをとることにしたので、左の道を進みます。
2020年10月25日 09:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 9:59
今回はまず天狗岩へ向かい、時計回りのコースをとることにしたので、左の道を進みます。
マムシグサ
道端の赤い実が目を引きます
2020年10月25日 10:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 10:07
マムシグサ
道端の赤い実が目を引きます
立派な標識です。しばらくこの広い林道が続きます。
2020年10月25日 10:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:08
立派な標識です。しばらくこの広い林道が続きます。
木によってはかなり紅葉(黄葉)が進んでいます。これはケヤキかな?
2020年10月25日 10:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:09
木によってはかなり紅葉(黄葉)が進んでいます。これはケヤキかな?
道も落ち葉で覆われています。
2020年10月25日 10:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:14
道も落ち葉で覆われています。
この葉の形は、ミズナラかな。
2020年10月25日 10:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:24
この葉の形は、ミズナラかな。
この辺りは花崗岩地帯のようで、露頭の岩が風化が進んで真砂土になっています。
2020年10月25日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:26
この辺りは花崗岩地帯のようで、露頭の岩が風化が進んで真砂土になっています。
ホコリタケ
つまんだら煙が出ました。
2020年10月25日 10:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:28
ホコリタケ
つまんだら煙が出ました。
コザラミノシメジ?
2020年10月25日 10:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:33
コザラミノシメジ?
ハウチワカエデ
日に当たって、赤が鮮やか。
2020年10月25日 10:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:37
ハウチワカエデ
日に当たって、赤が鮮やか。
トチノキは黄色く色付いています
2020年10月25日 10:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:48
トチノキは黄色く色付いています
林道から右に折れて車の通れない登山道に入ります。
2020年10月25日 10:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 10:52
林道から右に折れて車の通れない登山道に入ります。
笹(ネマガリタケ)が多いですが、歩くところは開いています。
2020年10月25日 11:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 11:03
笹(ネマガリタケ)が多いですが、歩くところは開いています。
杉と広葉樹の混合林です。
2020年10月25日 11:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 11:09
杉と広葉樹の混合林です。
笹がかなり茂っていて勾配もそこそこあります。
2020年10月25日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 11:22
笹がかなり茂っていて勾配もそこそこあります。
空は青空 陽光に当たった黄葉がきれい。
2020年10月25日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 11:22
空は青空 陽光に当たった黄葉がきれい。
山頂に近付きました。角の四角い岩が並びます。
2020年10月25日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 11:35
山頂に近付きました。角の四角い岩が並びます。
朽ち木に黄色いキノコ
ヒメカガイロタケ?
2020年10月25日 11:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
10/25 11:39
朽ち木に黄色いキノコ
ヒメカガイロタケ?
三等三角点「天狗岩」
 緯度: 35:16:03.2562
 経度: 134:01:04.0319
 標高: 1196.64
向こうの黒っぽい岩が「天狗岩」だそうです。
2020年10月25日 12:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 12:34
三等三角点「天狗岩」
 緯度: 35:16:03.2562
 経度: 134:01:04.0319
 標高: 1196.64
向こうの黒っぽい岩が「天狗岩」だそうです。
北〜東の展望
東側が開けています。
2020年10月25日 12:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 12:35
北〜東の展望
東側が開けています。
天狗岩に登って、麓を見下ろしてみました。秋の風景が広がります。
2020年10月25日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 12:38
天狗岩に登って、麓を見下ろしてみました。秋の風景が広がります。
山頂でドローンを飛ばしてみました。登っているときには気付かなかった大きな石柱がたくさんあります。
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山頂でドローンを飛ばしてみました。登っているときには気付かなかった大きな石柱がたくさんあります。
★ドローン映像
三十人ヶ仙の方向を望みます。西側斜面は紅葉が進んでいます。
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★ドローン映像
三十人ヶ仙の方向を望みます。西側斜面は紅葉が進んでいます。
★ドローン映像
西側上空から稜線の向こうの山並みを望みます。
★ドローン映像
西側上空から稜線の向こうの山並みを望みます。
三十人ヶ仙に向かう稜線に落ちていた赤く色付いた落ち葉
ウリハダカエデかな?
2020年10月25日 12:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 12:44
三十人ヶ仙に向かう稜線に落ちていた赤く色付いた落ち葉
ウリハダカエデかな?
ケショウハツ?
2020年10月25日 12:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 12:46
ケショウハツ?
立派なサルノコシカケ
2020年10月25日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 12:49
立派なサルノコシカケ
これは赤い色が鮮やか
2020年10月25日 12:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 12:50
これは赤い色が鮮やか
天狗岩は色が黒く、閃緑岩のようですが、それ以外は大体白っぽくて風化が進んだ花崗岩です。
2020年10月25日 12:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 12:51
天狗岩は色が黒く、閃緑岩のようですが、それ以外は大体白っぽくて風化が進んだ花崗岩です。
これもきっとカエデの仲間ですね
2020年10月25日 12:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 12:53
これもきっとカエデの仲間ですね
スギヒラタケ
2020年10月25日 12:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 12:57
スギヒラタケ
ハタケシメジ?
ちょっと違うかなぁ
2020年10月25日 13:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 13:00
ハタケシメジ?
ちょっと違うかなぁ
クロガネモチ
2020年10月25日 13:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 13:03
クロガネモチ
ヌメリはナメコっぽいけど、傘の下の毛が気になる
2020年10月25日 13:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 13:14
ヌメリはナメコっぽいけど、傘の下の毛が気になる
分岐点まで来ました。帰りはここから下ります。
2020年10月25日 13:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 13:18
分岐点まで来ました。帰りはここから下ります。
勾配はそんなにきつくないです。もうすぐ山頂。
2020年10月25日 13:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 13:26
勾配はそんなにきつくないです。もうすぐ山頂。
四等三角点「三十人ケ仙」
 緯度: 35:16:47.4968
 経度: 134:01:16.7590
 標高: 1171.67
2020年10月25日 13:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 13:29
四等三角点「三十人ケ仙」
 緯度: 35:16:47.4968
 経度: 134:01:16.7590
 標高: 1171.67
遅いお昼になりました。棒ラーメンに家から刻んできた野菜とコンビニで買ったベーコンを入れました。
2020年10月25日 13:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 13:51
遅いお昼になりました。棒ラーメンに家から刻んできた野菜とコンビニで買ったベーコンを入れました。
ここでもドローンを飛ばしてみました。色とりどりの紅葉が美しく色付いています。
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ここでもドローンを飛ばしてみました。色とりどりの紅葉が美しく色付いています。
★ドローン映像
真上から見るとパッチワークのような木々の色です。
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★ドローン映像
真上から見るとパッチワークのような木々の色です。
★ドローン映像
この辺りは今が紅葉の盛りです。
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★ドローン映像
この辺りは今が紅葉の盛りです。
★ドローン映像
西側の斜面が特に色鮮やかです。
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★ドローン映像
西側の斜面が特に色鮮やかです。
下山します。この山は山頂以外は展望が無く樹林の中を歩くので、木の葉の色が綺麗に見えるこの季節が気持ち良いです。
2020年10月25日 14:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 14:36
下山します。この山は山頂以外は展望が無く樹林の中を歩くので、木の葉の色が綺麗に見えるこの季節が気持ち良いです。
こちらの道は木段が設置されていて、登山道としての整備が行き届いています。
2020年10月25日 14:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 14:45
こちらの道は木段が設置されていて、登山道としての整備が行き届いています。
やはり、杉と広葉樹の雑木林です。
2020年10月25日 14:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 14:50
やはり、杉と広葉樹の雑木林です。
ウリハダカエデかな?
2020年10月25日 14:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 14:51
ウリハダカエデかな?
日が傾いてきて葉の色が一層鮮やかに映えます。
2020年10月25日 14:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 14:58
日が傾いてきて葉の色が一層鮮やかに映えます。
露出をややオーバーにして葉の色を明るくしてみました。
2020年10月25日 14:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/25 14:59
露出をややオーバーにして葉の色を明るくしてみました。
倒木や切り株にこの白いキノコがたくさん生えています。スギヒラタケかなぁ、広葉樹だったらブナハリタケかも。
2020年10月25日 15:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 15:12
倒木や切り株にこの白いキノコがたくさん生えています。スギヒラタケかなぁ、広葉樹だったらブナハリタケかも。
林道分岐点にはきちんと標識が立っています。花りこちらのコースで上り下りするのがおススメルートなのかもしれません。
2020年10月25日 15:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 15:16
林道分岐点にはきちんと標識が立っています。花りこちらのコースで上り下りするのがおススメルートなのかもしれません。
この黄色い大きな葉はトチノキでしょう。
2020年10月25日 15:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 15:23
この黄色い大きな葉はトチノキでしょう。
小学校の森林体験学習のフィールドにもなっているようです。
2020年10月25日 15:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 15:27
小学校の森林体験学習のフィールドにもなっているようです。
ログハウス造りの休憩舎がありました。
2020年10月25日 15:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 15:29
ログハウス造りの休憩舎がありました。
やっと車のところまで帰ってきました。約9kmの行程でした。
今日はよく歩いた。紅葉が綺麗で満足です。
2020年10月25日 15:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/25 15:45
やっと車のところまで帰ってきました。約9kmの行程でした。
今日はよく歩いた。紅葉が綺麗で満足です。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 サポーティングタイツ グローブ ジャンパー 日よけ帽子(ハット) サブザック(19L) 昼食(棒ラーメン+カット野菜+ベーコン) コッヘル バーナー 割り箸 行動食(飴+羊羹) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶500mL+水500mL) iPhone(GPS) iPad mini カメラ ドローン(MavicMini) サブバッテリー 携帯電話 腕時計 剪定鋏 手拭い

感想

 朝晩肌寒い季節になってきた。山陰は相変わらずあまり天気の良い日がない。週の後半雨の日が続いたので週末に山に登れるか心配だったが、土曜日は時折晴れ間の見える曇り空だった。日曜日は晴れマークだったので県境辺りの山へ上る計画を立ててみた。この季節なので、紅葉が始まっている山がいいなと、標高が1000mを越える山を探しているうちに、以前Geographicaにルート登録していながらまだ登っていない三十人ヶ仙のことを思い出した。紅葉があるかどうかは分からないが、歩行距離は10km程度、標高差は500m余り、山頂からの眺めは良いらしいので、高い所からならきっとどこかの紅葉が見えるだろうと期待して出かけた。
 鳥取市の自宅を朝8時前に出掛けて、GoogleMapでは1時間半程度の道程、途中コンビニで買い物をしたが9時半過ぎには登山口あたりに到着した。「一般車両進入禁止」との立て札が立っている前の路肩スペースに車を停めて歩き始めた。道はずいぶん広く車で十分に進めそうだが、「進入禁止」の道を無理して進んで距離を縮めても何かあった時に申し訳ないので、歩くことにした。「岡山県立勝間田高等学校演習林」という標識がある。演習のために作業車両や人の出入りがそこそこある山なのだろう。舗装こそしてないものの、広くて平らな林道がしばらく続く。今回は最初に天狗岩へ登るコースをとるので分岐では左側の道を選び、道なりに進んでいく。
 歩き始めて1時間余り経ったところで林道の右側の尾根に上る木の階段が現れた。「登山道→」の標識が立っている。いよいよここからが山登りだ。一気に道幅の狭くなった登山道の周りには、あまり枝打ちもされていない杉が並んでいる。岡山県の山にはヒノキが多いという印象だったが、この山ではあまりヒノキは見かけなかった。演習林ということもあって成長の早い杉が植えられているのだろうか。林床には比較的背の高い笹が多くみられる。ネマガリタケというヤツだな。これは放っておくと道を覆い隠すぐらい茂って来るので、道がきちんと空いているということは登山道の手入れがされているということだ。所々いろいろな種類の広葉樹も見られる。葉が緑のものも色付いたものもある。そして時々、朽ち木にキノコが生えているのを見つけることができた。進むにつれて傾斜がきつくなってくる。直登の急登だ。時々休憩を入れながら無理せず、ゆっくり目のペースを心掛けて登る。標高が上がるにつれて傾斜は更にきつくなる。地面に手をついたり笹の茎を掴んだりして歩を前に進める。道の横に大きな四角い岩の塊が現れると山頂が近い。茂みの向こうが明るくなって稜線が間近なことがわかる。稜線に出たところで、北方向から歩いてきた男性と出会った。その後ろには女性の姿が、夫婦のようだ。私の方が先に進ませてもらって、少し稜線の坂を上ると目の前に黒っぽい大きな岩が現れた。これが天狗岩のようだ。岩を越えたところに標識が立っていて、草が刈り払われた広場になっていた。南東方向が開けていて遠くの山々が見渡せる。麓の方を見下ろすと赤や黄色に色付いた樹が散らばっている。ここでドローン(Mavic Mini)を飛ばしてみた。上空から見ると、展望の開けていない北西側の斜面に色付いた木々がたくさんあることや、回り込んでみると、天狗岩の東側斜面に巨大な岩の柱が幾つもそびえているのが見えた。山頂に立っているだけでは決して見ることのできなかった光景を目にして、この山の良さを更に強く感じることができた。
 既に昼を過ぎてしまっているが、もう一つのピーク、三十人ヶ仙に早く行ってしまおうと、稜線を歩き始めた。明るい稜線で紅葉した木や赤い実、小さなキノコなどを見つけて歩いた。アップダウンも緩やかで気持ちよい稜線散歩を行えた。そして1時間かからずに三十人ヶ仙山頂に到着した。
 三十人ヶ仙山頂も草が刈り払われ、東側の展望が望める気持ちの良い場所だ。ここでまずは昼食にした。棒ラーメンに家から刻んできた野菜とコンビニで買ったベーコンを入れた。ああ、何という贅沢、家で食べれば粗末な食事と感じるかもしれないが、山では文句なく旨い。しかしもう14時も近い。食事ばかりに時間をかけることはできない。急いでラーメンを食べた後ここでもドローンを飛ばしてみた。この山頂から北に向かって上空を飛ばすと、やはり西側斜面に色付いた木々が多くあった。1000mを越える山はちょうど今が紅葉の盛りのようだ。今日、この山を選んでよかった。天気にも恵まれて本当に気持ちの良い秋の山を堪能できた。

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