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Yamareco

記録ID: 2677460
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

小金沢連嶺縦走 大峠でテント泊 秀麗富岳を巡る山旅

2020年10月24日(土) 〜 2020年10月25日(日)
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GPS
--:--
距離
24.7km
登り
1,328m
下り
2,535m

コースタイム

1日目
山行
4:40
休憩
0:50
合計
5:30
10:55
65
12:00
12:15
65
13:20
13:35
35
14:10
14:20
65
15:25
15:35
50
2日目
山行
8:50
休憩
1:10
合計
10:00
7:15
7:35
65
8:40
8:55
100
姥子山東峰
10:35
10:45
7
10:52
10:52
78
12:10
12:20
30
12:50
13:00
40
13:40
13:45
40
14:25
14:25
110
16:15
天候 初日 曇り/晴
2日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
中央線 甲斐大和駅からバス(栄和交通)で小屋平下車
コース状況/
危険箇所等
コースを通じて危険個所は無いが、①踏み跡が薄いうえに大量の落ち葉で更に不明瞭②倒木でルートが遮られる個所が多い③道標類が少ない、などの諸要因で非常に時間を要した
10:55小屋平発 予定より1時間近く遅れました
10:55小屋平発 予定より1時間近く遅れました
先ずは樹林帯を行きます
先ずは樹林帯を行きます
小金沢山でしょうか
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小金沢山でしょうか
石丸峠着。ここを右に向うと登山者が少なくなりました
石丸峠着。ここを右に向うと登山者が少なくなりました
大菩薩峠方面を振り返る
2
大菩薩峠方面を振り返る
1957m地点
大菩薩湖と甲州市方面を見下ろす
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大菩薩湖と甲州市方面を見下ろす
小金沢山
遠くに見えるは雁ヶ原摺山か?なかなか立派な山容です
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遠くに見えるは雁ヶ原摺山か?なかなか立派な山容です
小金沢山着
秀麗富岳十二景の一つなのですが富岳は何処?
秀麗富岳十二景の一つなのですが富岳は何処?
紅葉はちらほら
気持ちの良い縦走路でした
気持ちの良い縦走路でした
牛奥ノ雁ヶ原摺山。ここでも富岳は見えず
牛奥ノ雁ヶ原摺山。ここでも富岳は見えず
三角点もあります
三角点もあります
倒木が登山道をふさいでいる個所が多かった
倒木が登山道をふさいでいる個所が多かった
日没前になんとか幕営地、大峠着
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日没前になんとか幕営地、大峠着
大峠にあるトイレ。必要最小限の設備
大峠にあるトイレ。必要最小限の設備
大峠の休憩舎
ここにテントを張りました。風雨を防げ暖かい
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ここにテントを張りました。風雨を防げ暖かい
水場。勢いよく出ています
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水場。勢いよく出ています
立派な名前が
日暮れ前、本日初めて富岳登場。これを見れただけで来た甲斐があったというものです
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日暮れ前、本日初めて富岳登場。これを見れただけで来た甲斐があったというものです
夕食はカルディで買ったカレーラーメン。かなりボリューミー
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夕食はカルディで買ったカレーラーメン。かなりボリューミー
朝、日の出前。今日は快晴です
2020年10月25日 06:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
10/25 6:00
朝、日の出前。今日は快晴です
アップにしてみました
5
アップにしてみました
朝6時の大峠はすでに満車状態
朝6時の大峠はすでに満車状態
雁ヶ原摺山を目指します。結構な急登でした
雁ヶ原摺山を目指します。結構な急登でした
山頂からの富岳。昭和の世代には懐かしい風景
2020年10月25日 07:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/25 7:38
山頂からの富岳。昭和の世代には懐かしい風景
ややズーム
まさに500円札の図柄です
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まさに500円札の図柄です
しつこく何枚も撮ってしまう
2020年10月25日 07:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/25 7:37
しつこく何枚も撮ってしまう
この通りに見えました
この通りに見えました
南アルプスも僅かに見える
南アルプスも僅かに見える
いざ姥子山へ
山頂に到着
姥子山山頂からの富岳。これも秀麗
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姥子山山頂からの富岳。これも秀麗
道志方面の山々
大垈山へ向かう稜線からの富岳
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大垈山へ向かう稜線からの富岳
大垈山山頂は道標が朽ちてしまっていました
大垈山山頂は道標が朽ちてしまっていました
セーメーバンへ
うっそうとした尾根道
うっそうとした尾根道
念願のセーメーバン山頂・・・なにもありませんでした
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念願のセーメーバン山頂・・・なにもありませんでした
三角点はありました
三角点はありました
本日最後の富岳
滝子山かな?
力尽きて桜沢峠から下山することにしましたが、下山路の案内は無し・・・・
力尽きて桜沢峠から下山することにしましたが、下山路の案内は無し・・・・
下山路も迷い、漸く自動車道に辿り着く
下山路も迷い、漸く自動車道に辿り着く
行けなかった岩殿山。ちなみに大月駅近辺でも迷いました(笑)
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行けなかった岩殿山。ちなみに大月駅近辺でも迷いました(笑)

感想

4年ぶりのテント泊山行はアクシデントの連続。
初日、御茶ノ水で乗り換えた中央線快速は高尾行との当初の予定が青梅行に変更。高尾での中央本線への乗り継ぎのため、一本遅い電車に変更を余儀なくされる。結果、甲斐大和駅には25分遅れの到着。それでも9:20のバスには間に合うとたかを括っていたが、そこで目にしたのは久しぶりの晴れ予報の週末に繰り出した登山客の群れ群れ群れ(自分もその一人)。栄和交通は必死に増便を試みるも追いつかず、登山開始は予定の一時間遅れ。秀麗富岳を巡るはずが展望は無し。雨男の自分としては降らないだけ良しとしなければならないか・・・黒岳からの下りは薄い踏み跡が倒木に遮られ、思いのほか時間を要し、宿泊地である大峠に到着したのは日没の30分前。まったりとテント泊を楽しむには遠く及ばないながら。最後にこの日初めての雄大な富岳を仰ぐことが出来たのは、それだけでも来た甲斐があったと思わせた。車中泊の方と明日の快晴を確認しあい、一日を終える。
2日目、当初の予定を繰り下げて大峠で暁光の富岳を楽しんだ後、雁ヶ原摺山では旧500円札に描かれた富岳を目の当たりにし、思わず感嘆の声が漏れる。しかしながらその後の道程は苦難の連続。登山道を見失い何度も行き来を繰り返したため、大幅に時間を費やす。特に大垈山直下の登山道はエアリアと異なり尾根のやや下方であることに戸惑い大幅に時間をロスしたことで心が折れ、サクラ沢峠からの下山を決意。その後の下山路でも迷い、偶然通りかかった他の登山者の方に助けられやっとのことで下山。大月駅まで1時間半の下界の道中では疲れ果て、大月駅付近でも道を誤るという体たらく(笑)
とはいえ、当初不安であった夜間の寒さについては、風を遮れる休憩舎にテントを張ることが出来たことで快適に過ごせた。テント泊装備を背負いながらも、道を探し行ったり来たりする体力がまだ残っていることも確認できた。何よりも、めったにない快晴に恵まれ、記憶に残る富士山の展望を得られたのは何にも代えがたい経験。
思えば「アクシデント」と冒頭に述べたが、到着が遅れることも道を誤ることも「想定される事象」であり、それも想定した計画をたて、読図能力を高め、或いはGPSなどの装備も用意するのもなすべき準備。この経験を活かしテントを担いで山を歩きつづけたい。キングカズだってまだまだ現役だし

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