記録ID: 2684648
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
鋸岳(釜無川コース)
2020年10月29日(木) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:12
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,246m
- 下り
- 2,245m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:09
距離 27.5km
登り 2,246m
下り 2,245m
5:40
3分
スタート地点
15:52
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
ゲート手前にもスペースはあるが、駐車禁止の看板があるのでNG。砕石場出入口付近も迷惑になるかもしれないのでNG。ダンプや工事用車両に最大限の配慮をすること。 20号から入って少し進むと砂利道です。普通車ならスピードを出さなければ腹下は擦らないと思います。横が砕石場かなんかで帰った時には車が真っ白です。 ゲートから先6.5kmの崩落地付近までは自転車を運びました。登りは自転車乗るより押すほうが多いです。私は20インチのボロ激安折り畳み自転車でどうにか行けましたが、下りダート部分はけっこう危なかったです。最低限20インチ以上、できればMTBが望ましいと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体を通してほとんど手入れされていない。林道崩壊は無論、登山道も一般的なものよりルートは明確でないし倒木などもほとんどそのまま。 雪は登山道上にはほぼなくチェーンスパイクは履かなかった。 鹿窓にさえ行かなければ鎖場もなく一般的な登山道と比べて特出した危険箇所はないと思う。(ただし距離と急登とルーファイが大変) ゲートから6.5kmまでは普通の林道。場所によっては舗装もされている。登りは1/3程度自転車に乗れ、下りはほとんど自転車に乗れたが深い砂利や大きな石のところは転ばぬよう慎重に下った。 6.5kmからログハウスまでは数カ所大崩壊しているところがあるため林道と河原を行ったり来たりする必要があり時間がかかる。詳細は写真参照。 ログハウスから富士川の水源までの登山道も倒木や土石流でほとんど崩壊しておりゴロゴロ浮石だらけの急斜面の河原を登る必要がある。若干のルートファインディングが必要。 富士川の水源から横岳峠を通って森林限界まではかなりの急登。ここまではほぼ登り返し下り返しはない。 森林限界から鋸岳第一高点までは山の形状からも分かるように岩場を何度か登り返さなければいけない。ただ鎖場などは無いので落石さえ気を付ければそこまで危険では無い気がする。 鋸岳第一高点から鹿窓までは、鎖で降りてまた長い鎖場を登り返さなければならない。長い方の鎖場は横に逸れて鎖が届かないところを登った方が楽。鎖の他にロープもあるが使わない方が楽なルートだったりするので注意。 横岳峠から横岳はわずかなマーキングしかなく踏み跡も薄い。登りは高い所目指せば良いだけなので良いが下りは道迷い注意。苔の踏み抜きにも注意すること。もちろん急登だった。 |
その他周辺情報 | ログハウスの軒下に2張までならテント張れる。その周辺にもテント張れる。 横岳峠にもテント張れるが水の確保とテン泊装備を担いで登る体力が必要。 ルート上に登山者用トイレは一切ない。(軽トラの上に仮設トイレが設置してあったが工事関係者用のものと思われるので使わなかった) |
写真
崩落地点。端っこに自転車デポ。山側に立てかけなかったのは念のため落石で潰されないように。
残った道を歩けなくもないがいつ落ちるかわからないし右手の梯子で上に登って先に進んだ方が安全。上に登っても向こう側で自然に降りられるようになっている。
残った道を歩けなくもないがいつ落ちるかわからないし右手の梯子で上に登って先に進んだ方が安全。上に登っても向こう側で自然に降りられるようになっている。
崩落地付近で渡渉したら、すぐに林道に復帰できるところで復帰する。復帰できそうな場所にピンクテープがあり踏み跡もある。
ここで復帰しておかないと林道はどんどん高度を上げていってしまう。
ここで復帰しておかないと林道はどんどん高度を上げていってしまう。
そのまま河原を数十メートル行くと、えぐれたガードレールがありその対岸から林道が復活している。林道が復活しているところですぐに林道に登る。登れる場所にはピンクテープがあり踏み跡もある。
装備
備考 | トレランシューズ(サロモンXA ELEVATE)、チェーンスパイク持参も使わず |
---|
感想
本格的に山に登り始めて3ヶ月、まさかこんなに早く鋸岳に登る時が来るとは思っても見ませんでした。
今回が初めての自転車も利用した登山でした。累積標高や距離に自転車で走行した部分も含まれてしまうのでちょっとどうするか迷いましたがとりあえずそのままで山行記録に載せることにしました。
林道崩壊が進んでおり、次にデカい台風や大雨が来たらもうこのルートは使えなくなってしまうかもしれないとふと思い、雪山シーズンになってしまう前に滑り込みで登ることができました。
この前降った初雪がまだ残っていないか少し心配でしたがチェーンスパイクの出番が全くないほど溶けていてよかったです。
今回の山行で出会ったのは広島からきた60代と70代のおじさん2人組だけでした。ログハウスのところでテン泊したそうで、年齢を感じさせない元気そうなお二方でした。
崩落箇所の巻き方などは先人の方々のレコを参考にしたおかげでほとんど苦労することなく通過することができました。本当に感謝です。
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