「鋸岳の全容と達成感｜本チャンメンバーで挑む試練の山行」

2025年08月02日(土) [日帰り]

• GPS: 18:35
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,712m
• 下り: 2,783m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 1:44
• 合計: 7:40

距離 6.0km 登り 1,136m 下り 649m

6:28 北沢峠
6:28 6:30 北沢峠 こもれび山荘
8:15 双児山南峰
8:26 双児山
8:35 8:36 双児山のルックアウト
9:23 9:37 駒津峰
10:03 10:16 六方石
11:16 11:30 甲斐駒ヶ岳
12:52 13:21 六合石室
13:28 13:44 水場(六合目小屋)
13:49 14:06 六合石室
14:08 宿泊地

日帰り

• 山行: 9:20
• 休憩: 1:51
• 合計: 11:11

距離 12.4km 登り 576m 下り 2,134m

4:38 宿泊地
5:26 5:30 三ッ頭
6:40 6:52 中ノ川乗越
7:31 7:48 第2高点
8:55 9:30 鹿窓
9:51 10:06 鋸岳
10:24 10:25 角兵衛沢ノ頭
13:06 13:35 角兵衛沢渡渉点
15:26 15:27 戸台登山口
15:48 戸台大橋バス停
15:48 ゴール地点

天候

晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

『北沢峠～駒津峰』
緩やかに樹林帯を登って行きます

『駒津峰～甲斐駒ヶ岳』
直登コース・・岩場が長く楽しい。危ない所は特に無いです。

『甲斐駒ヶ岳～六合石室』
・出だしのザレ場の下りは滑り易くけっこう危険⚠️
・テン場は貸切状態。
・水場まではテン場からすぐを右に降りて行く。かなり急登で疲れるが水は冷たくて美味しい😋

『六合石室～第二高点』
・薮漕ぎ有り、根っこや前傾の所は滑りやすい
・第二高点までの登りはガレ場で落石注意⚠️
頂上に剣が立っている🗡️
振り返ると降りて来た甲斐駒ヶ岳が
よく見える。

『第二高点～シカ窓』
急な下りが多い。足場が草で見えないところは注意⚠️最下点からガレ場を左に10m程下り右斜めに上がるとロープが設置されてます。ロープを使わなくても普通に登れるが、使っても良いだろう。どちらかと言えば下ってくる人のために有ると思う。シカ窓までの登りは鎖が有るが下に人がいる場合は使うと落石が発生するので気を付ける必要有り。ただ鎖使わないとけっこう怖かったです。

『シカ窓～鋸岳』
小ギャップまでは激下り。
ザレ、ガレが多く足を滑らせると落ちそうなので鎖を使って降りた方が安心です。小ギャップからの登りも直角に登る為、鎖は有るがクライミング経験が浅い人は厳しいと思います。

『鋸岳～角兵衛沢出会い』
とにかくガレ場が長くて足が取られる。落石も起きるので同行者と距離を取る必要有り。

『角兵衛沢の出会い～』
沢沿いを歩くがとにかく疲れた足には長く感じます。

写真

8/2 8:22

8/2 8:34

8/2 8:35

8/2 9:21

8/2 10:25

8/2 10:44

8/2 11:20

8/2 11:24

8/2 4:56

8/2 11:28

8/2 12:23

8/3 5:07

8/3 5:15

8/3 5:28

8/3 6:14

8/3 6:14

8/3 6:20

8/3 6:23

8/3 6:46

8/3 7:32

8/3 7:47

8/3 8:01

8/3 8:12

8/3 8:17

8/3 8:25

8/3 8:41

8/3 8:50

8/3 8:50

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8/3 8:58

8/3 9:02

8/3 9:15

8/3 9:46

8/3 10:23

8/3 10:33

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

感想

Konchan

盆明けに予定している北鎌尾根の訓練登山として、鋸岳に行ってきました。メンバーは本番と同じ3名です。

甲斐駒ヶ岳は今回で3度目ですが、「直登コース」は初めてで、とても楽しめました。天気にも恵まれ、北岳・間ノ岳・塩見岳・悪沢岳・仙丈ヶ岳・中央アルプス・乗鞍岳など、周囲の山々がよく見えました。

六合石室には、「ゴミを置いていく人が多く、ネズミが出るようになってしまいました」との張り紙がありました。使用する方は注意しましょう。
私たちはテン場の一番奥、好位置にテントを張りました。水場へはテン場から激しく下って10分ほど。冷たい水が流れており、顔を洗うととてもさっぱりして気持ちよかったです。

この日はテン場で「お疲れさま会」をしてから就寝。夜中に雨が降りましたが、明け方には一面に星が広がり、素晴らしい夜明けでした。


【2日目】

2日目は4時半頃に出発。第二高点へは、ガレ場を一旦下ってから登ります。右側の岩に沿って登り、途中から左に渡って木の間を慎重に進みました。頂上には剣のような岩が空に向かって突き刺さっていて、迫力がありました。

ここで休憩を取り、ハーネスを装着。鋸岳の山頂もかなり近くに見えてきます。ここから一気に下り、シカ窓へ向かいます。左の沢に10mほど進んだところで右上に登るルートが現れるので、ここを見逃さないように進むとロープが出てきます。ロープを使わずに登れますが、下りでは必要かもしれません。

その後、左側に移って上を見上げると、シカ窓が遠くに見えてきました。慎重に登っていくと鎖が現れます。昨日出会った方から「この鎖を使うと落石が起きやすい」と聞いていたので、1人ずつ間隔をあけて登りました。手がかりはしっかりあるので問題はありませんが、クライミング経験がないと厳しく感じるかもしれません。
シカ窓に到着したときはホッとして、思わず感動してしまいました。


その後は小ギャップに向かって下ります。ここでも鎖が出てきます。使わずに下ろうとしましたが、ガレ場がひどく、滑ると滑落の危険があったため、鎖を使って慎重に下りました。今回の山行でここが一番怖かったポイントです😱

最後の難所、ギャップからの登りは垂直に近い岩壁で、上部は少しハングしていていやらしい箇所でした。リーダーの判断でザイルを下ろしてもらい、確保してもらいながら登りました。やはりザイルがあると安心感が全然違いますね。

鋸岳の山頂では、1人で登ってきた方に写真を撮っていただき、無事の登頂を実感。ただ、最後には長いガレ場の下りが待っており、落石を避けるのは非常に困難で、メンバーと間隔を空けながら神経を使って慎重に降りました。とても疲れました。


角兵衛沢出合からは、当初の予定では歌宿まで登るつもりでしたが、あまりに疲れていたため、沢沿いを歩いて赤い橋を目指すことに。この道も長く、暑さもあってとても大変でした。

幸いなことに、バス停にはちょうどバスが来る少し前に到着。ホッとしました。

とにかく今回の山行はハードでしたが、その分達成感は格別でした。行けて本当によかったです。一緒に登ってくれたメンバーに心から感謝します🙇

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