記録ID: 2689569
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無雪期ピークハント/縦走
東北
七ヶ岳は煌めく滑床から竜の背中への巡り旅(^o^)/
2020年10月31日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:45
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 981m
- 下り
- 964m
コースタイム
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜一般道(R1・R357・R298・江戸川沿い・R4・栃木185・R400)〜道の駅たじま※1〜R121〜会津荒海駅付近〜富貴沢林道※2〜下岳登山口 【駐車場】 下岳登山口の林道交差点付近。 (正式な駐車場では無いが、4〜5台は駐車可能なスペースがある) 【復路】 下岳登山口〜富貴沢林道〜会津荒海駅付近〜R121〜道の駅・湯西川※3〜R121〜今市エリア※4 ※1:車中泊。 ※2:ここまで舗装されていて痛みも少ない。両側からの茅などが延びて垂れているので車にカシャカシャ当たる) ※3:日帰り温泉 ※4:洗濯。食糧調達。翌日の登山に備える。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【下岳登山口(a)〜黒森沢登山口】 未舗装の林道を下り調。 途中の樹林伐採エリアの中をクマが走っているのを目撃。 黒森沢登山口は駐車場もある。そのから分岐した林道が登山口。 【〜護摩滝】 分岐した林道は地図上での「荒れた林道」となっているが、四駆なら問題なく走れそうなくらいな良いコンディション。途中で更に林道に分岐するが、こっちは荒れていて大きめの石が浮き出たり、終点近くは道全体が湿地状に泥濘んでいる。ここまで沢を見下ろしながらだが、見事な滑床が所々で光っている。 林道終点の小さな広場から登山道に入り、急登や支沢(滑床)徒渉のトラバースが繰り返され、沢ルートの開始点に入るが、沢沿いルート・高巻きルートに別れる。 急登の高巻きルートを進んだが、最近開かれた道なのか、歩く人が少ないのか、道筋は草に覆われて不明瞭。ラストは護摩滝へ急斜面を下降する。 【〜稜線合流点(b)】 護摩滝は小振りなだが、その上に滑が続いている美しい滝。 沢屋が大喜びしそうな滝は残置ロープで登れるが、びしょ濡れ必至なのでパスして高巻きへ。滝横からは高度感があって滑りそうに見えるので慎重に。 滝頭の上は滑滝状になっており、ロープを参考に流れをそっと踏んだり徒渉を繰り返しながら登っていく。 ややフラットな沢になってからも笹に囲まれた沢谷歩きが続き、石飛徒渉の繰り返しとなり、本沢が笹に覆われて、ルートが支沢に分岐するまで美しい沢ルートが続く。 支沢に入ってからは、笹の中をV谷を這い上がり、トンネルの出口のような稜線合流点に至り、眼下に秋森の波、周囲に那須・日光・阿武隈方面の名山たちが広がる。 【〜△高倉山〜(b)】 スキー場側へのコルを下り、ちょっと急な登り返しで登り詰めたら、地図には無い道の分岐点(道標もない)がある。 分岐してすぐの岩場から先はちょっと分かりにくいけど、這い上がると歩きやすい踏み跡が草間に見え、アンテナ施設の脇からスキー場の整備道(未舗装・太い)に合流し、ちょっと登って頂上リフト乗り場に至る。 動いていないリフトの眼下は、秋模様の森たちが広がる。 同じ道をダウン・アップで戻る。 【〜△七ヶ岳〜△下岳〜針生下降点】 (b)を過ぎたら岩の稜線となり、登り詰めてぐるり360°の景観が静かに楽しめる。 ここから7つの峰への稜線アップダウンルート。右側(東)は常に絶壁に近い崖なので、日光・磐梯の山々の景観は各所で楽しめる。いずれも直登・直下降で滑りやすい道もあるが、特に3番岳への登り返しはキツい。 7番岳(下岳)を過ぎたらややなだらかになり、下降点でもう一つの高倉山への分岐点に至る。 【〜(a)】 分岐点からは下岳口への一気に下る。 地図ではきつい急坂とあり、各所にロープが張ってあるが、そんな急でもない。 ラストはややフラットな黄葉のプロムナードになり、その尽きた直下が下岳登山口である。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 周辺は何も無い。会津荒海駅付近にも商店らしいものは見当たらない。 田島市街まで行けばコンビニもあるが、かなり先。 手前だと、道の駅たじまの20km近く手前のR400号沿いのファミマがラストコンビニ。 【温泉】 「湯西川温泉」 (500円・アメニティ有・ドライヤーはコロナ対策のため個別に貸出を申し込み要) (道の駅の2階。次の訪問先へ移動するため、中間点のココにした) |
写真
装備
個人装備 |
ザック:チャチャ35
靴:ツォロミー2
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感想
『七ヶ岳は煌めく滑床から竜の背中への巡り旅(^o^)/』
10/31(土)、晩秋の愁景を求めて、今年4度目の会津へ向かい、思いも掛けぬ美渓相の沢谷から登り、気になっていたギザギザ尾根で美景三昧を尽くしました(^○^)
日本300名山の七ヶ岳(ななつがたけ)は、その名の通り7つのピークが連なる。
八ヶ岳のような知名度は無いけれど、コンパクトな山域の中にワンダーがアソートされていた(^^)
そして、クマちゃんと初対面\(◎o◎)/
【山行記】
会津西街道は錦の国
塩原越えて夜が明けたら
深い紅茶黄が山谷里を包み込む
森の裾野は静の国
誰かの気配が感じたら
黒い毛玉が慌てて伐採跡を駆け抜ける
沢の登攀路は滑の国
朝の煌めきが始まったら
光りの揺らぎが天の上からやってくる
稲妻の尾根は透の国
山々の囁きが聞こえたら
七ヶ岳は大きな竜の背になっている
樺の山肌は遊の国
落ち葉の思いが薫ったら
白い回廊に黄葉の絨毯が続いている
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