霧氷の華咲く 信仰の山 石鎚山・天狗岳

2020年11月03日(火) [日帰り]

• GPS: 07:14
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,003m
• 下り: 991m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:59
• 休憩: 2:15
• 合計: 7:14

距離 9.1km 登り 1,003m 下り 1,008m

7:51 山頂成就駅
8:12 8:16 成就社
8:26 8:27 八丁坂
8:37 八丁のコル
9:29 9:43 前社が森
9:58 9:59 夜明峠
10:18 10:19 一ノ鎖（下）
10:27 10:43 二の鎖下
10:55 11:02 三ノ鎖（下）
11:11 11:18 石鎚山・弥山
11:39 12:02 天狗岳
12:15 12:56 石鎚山・弥山
12:59 13:01 三ノ鎖（下）
13:02 13:07 二ノ森・面河渓方面分岐
13:16 13:18 二の鎖下
13:27 一ノ鎖（下）
13:38 夜明峠
13:50 13:51 前社が森
14:19 14:27 八丁のコル
14:37 14:38 八丁坂
14:46 14:47 成就社
15:05 山頂成就駅

天候

曇 山頂部はガスガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

石鎚山ロープウェイ駐車場
350台程駐車可能
700円

コース状況／危険箇所等

◾弥山までの一般道は特に危険な箇所はない
◾試しの鎖場を含め4つの鎖場は危険度大
試しの鎖 74m
一の鎖 33m
二の鎖 65m
三の鎖 68m
いずれも垂直に近い岩場に設置された鎖
をよじ登る
中でも「試しの鎖場」は1番斜度が
きつく下りの鎖もあり難所であるが
前社ヶ森からの展望は大変素晴らしい
いずれの鎖場も足の置き場などの
技術、体力は必須
自信のない方は迂回路へ
◾弥山から天狗岳へは岩場が続く
両サイドとも切れ落ちていて、
特に、北側は絶壁
雨で岩場が濡れたり、強風の時は要注意

その他周辺情報

◾石鎚ふれあいの里⛺️
<http://oofuki.sunnyday.jp/index.html>
・平成2年に廃校になった高嶺小学校跡に、
山間部の振興、都市住民との交流を目的
に石鎚ふれあいの里が開設された。
旧校舎を改装した研修棟に加え、木造の
ケビン６棟が整備されている(HPより)
・石鎚山ロープウェイからは10分強の距離
・山の斜面に立つケビン棟に前日から宿泊
・食器類は備えてあるが、食材を含め
すべて自分で持ち込んでの利用
・ベット、ユニットバス、水洗トイレは
綺麗
◾ 武丈の湯♨️
<http://www.ja-saijyo.or.jp/service/bujyo.html>
利用時間. 10：00〜23：00
年中無休
550円(石鹸、シャンプーなし)
◾湯之谷温泉♨️
<http://yunotani.cside.com/index.html>
利用時間. 8:30〜22:00
500円(アメニティなし)

写真

11/3 7:34

石鎚山ロープウェイから出発
7:40始発に乗車
往復 2000円
モンベル会員証を見せれば 1800円に
乗車時間 8分

11/3 7:50

ロープウェイ成就駅を降りると
ドウダンツツジが真っ赤に色づいています

11/3 8:15

30分程で
石鎚山中宮成就社
天気が良ければ遙拝殿から山頂がを
拝むことができる

11/3 8:16

神門(登山口)
ここから 一旦 八丁まで下ります

11/3 8:23

このあたりが紅葉の盛り

11/3 8:29

ガスに覆われた道を静かに歩きます

11/3 8:34

紅葉ロード

11/3 8:53

八丁
視界が開け 弥山山頂の奥宮が見えます

11/3 9:14

八丁坂を登ると「試しの鎖」

11/3 9:15

前日の大雨とガスで鎖場の岩も濡れて
ツルッツル

11/3 9:22

試しと言っても
なかなかの難路
滑りにくい足の置き場を探すのに
難儀します

11/3 9:27

鎖場を登りきると 「前社ヶ森」の頂上

11/3 9:30

頂上には石仏と祠が鎮座

11/3 9:28

ここからの景色は素晴らしい
360度の絶景

11/3 9:29

丁度 紅葉も見頃の高さ

11/3 9:39

「試しの鎖」は下りにも急な鎖場がある
足元が見えないので 恐怖感がある
振り返ると紅葉🍁と穏やかな朝陽に包まれた岩場は キツそうに見えない

11/3 9:40

迂回路と合流した小屋の前から
紅葉の「前社ヶ森」を見上げる

11/3 10:02

夜明かし峠から東側を望む
青空も見え始め、期待感が高まる

11/3 10:10

「試しの鎖」を越えることができた者だけ
がチャレンジできる 「一の鎖」
4つの鎖場の中で一番短いが
なかなかキツい

11/3 10:34

そして 「ニの鎖」
鎖はしっかり固定されていて、
揺れることはないので、しっかり掴めば安心
それよりも足をかける場所を探すのが大変 結構滑ります

11/3 10:56

最後は 「三の鎖」
岩の割れ目に鎖が設置
かなり 傾斜がキツい
気温も下がり　鎖を持つ手が冷たくなってきた

11/3 11:05

足をかけるために設けられた
トライアングル状の鎖がある
これは 動くので 体重をかける方向を
間違わないようにしないと バランスを崩す

11/3 11:07

「三の鎖」の途中で振り返ると
霧氷の世界が広がる
ゆっくり眺めることができない

11/3 11:08

「三の鎖」を登り切ると弥山頂上
奥社の鳥居の神額も強風に凍えている

11/3 11:12

鈴や法螺貝を持った　たくさんの修験者が祈祷をしている

11/3 11:13

天狗岳へ向かいます
展望はまったくなく
山容をのぞむことはできない

11/3 11:17

弥山山頂から少し鎖場を下り、痩せ尾根の岩場を行く

11/3 11:21

両サイドは切れ切れ
滑らないように 慎重に

11/3 11:22

北側斜面は絶壁で岩場の木々は霧氷に覆われています

11/3 11:25

ガスと霧氷で一面 真っ白

11/3 11:26

ドウダンツツジの紅葉がいっそう鮮やかに

11/3 11:29

珊瑚礁の世界？

11/3 11:33

このあたりがいちばん切れています
立って歩くのはなかなか勇気がいる

11/3 11:39

何とか 天狗岳に到着

11/3 11:41

標高 1982m
西日本一の標高

11/3 11:49

キレキレです

11/3 11:59

でも 断崖を覗くと銀の世界

11/3 12:05

弥山まで戻ってきました
天狗岳を振り返ると 一瞬視界が開けた

11/3 12:05

束の間 絶景

11/3 12:07

一瞬でした
直ぐに ガスに覆われます

11/3 12:10

晴れていれば、更に素晴らしい展望が望めることでしょう

11/3 12:11

太陽も一瞬顔を覗かせます
これ以上 晴れることがなさそうなので
混雑する弥山の片隅でランチタイムにします
強風で体感温度も寒く感じます

11/3 12:52

では 下山開始

11/3 12:53

下山は 迂回路を行きます

11/3 13:16

11/3 13:17

瓶ヶ森の紅葉が美しい

11/3 13:17

前社ヶ森

11/3 13:21

石鎚山を振り返ると 幻想的な風景

11/3 14:44

中宮 成就社に戻ってきました
無事下山

11/3 15:00

ロープウェイ乗り場近くの展望地から
ドウダンツツジ越しに、瓶ヶ森を望む

11/3 15:00

瓶ヶ森の山容
紅葉がまだまだ綺麗

11/3 15:19

駐車場に到着
今日も無事下山！
今日は厳しい鎖場を何とか登り切り
弥山から切れたった岩場を越えて天狗の頂に立つことができました

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

装備

個人装備

ザック ザックカバー 靴 ストック グローブ 雨具 タオル 　 <br />帽子 長袖シャツ ズボン タイツ 靴下 ソフトシェル 防寒服 サポータ 昼ご飯 非常食 飲料（水 お茶 アクエリアス） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 計画書 地図 コンパス 筆記用具 携帯 時計 カメラ（予備バッテリー） ファーストエイドキット 常備薬 クマ鈴 ヘッドランプ

感想

m78ultra

◾️西日本最高峰「石鎚山」
◾️紅葉のシーズンに行きたいとかねてより思っていたが、仕事の都合で行くことができずこの日になってしまった
◾️ピークは過ぎ 山頂付近の紅葉はもちろん諦めていたし、前日の雨と冬型の気圧配置でスッキリしない天候
展望も期待していなかったが、
思わぬ「霧氷の世界」に遭遇
来た甲斐があった
◾️修験道の山である弥山山頂には奥宮頂上社が鎮座する
この日も社の前で鈴、ホラ貝を持ったたくさんの白装束の修験者が祈りを捧げていた
◾️霧氷に世界と相まって
静寂に包まれ信仰の山を肌で感じることができた