百尋ノ滝は6割氷結 川苔山(川乗山)・日向沢ノ峰


- GPS
- 05:57
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,874m
- 下り
- 1,970m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温 10:20ごろの川乗林道0℃ 13:00ごろの日向沢ノ峰の日向5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鳩ノ巣駅からJR |
コース状況/ 危険箇所等 |
・川乗谷の道は細く切り立っているので、一歩一歩注意して歩きたい。ルートはよく踏まれているので、足跡を追えば迷う心配はない。ただし、リボンは見当たらず、雪のせいで、なんでもない斜面が道に見えることがある。 ・日向沢ノ峰までの道は、日が当たらない北向きの斜面には膝下までの積雪。そうかと思うと、日が当たる南向きの斜面には雪がなく、路面はぬかるんでいる。 ・日向沢ノ峰の先、棒ノ嶺方面にはトレースなし。 ・曲ヶ谷北峰から下は圧雪。 ・鳩ノ巣駅までの道で雪が完全になくなるのは、標高650m以下。大ダワと巻き道が合流する舗装路(大根ノ山ノ神の社がある)の下で、きれいに雪がなくなる。それまでは、斜面の向きによって雪がないところと残っているところが交互に現れる。 |
写真
感想
冬の百尋ノ滝を見たいと思っていました。落差40mの滝が、真冬には全面氷結することもあるとか。昼ごろ到着するようにすると、日光が差し込んで滝が輝いて見えると聞いたことがあって、ゆっくり出発。「ホリデー快速おくたま」から9:35奥多摩駅発のバスに乗り継ぎました。この日は青梅マラソンが開催されていて、電車内はランナーとハイカーで一杯でした。
11:00ごろ百尋ノ滝に到着。先に到着していたグループが行ってしまうと、聞こえるのは水の音、ときどき氷の塊が滝つぼに落下する音だけになりました。氷結の具合は6割程度でしょうか。この2週間のレコで見るよりは氷結しているようです。全面凍結したのは、この10年間では2006年と2011年とのこと。そろそろ寒さも底ですが、2013年はどうでしょうね。
積雪状況によっては棒ノ嶺経由で御嶽駅に下りることも考えていましたが、日向沢ノ峰で引き返して鳩ノ巣駅へ下山しました。夜間走行も可能なライト2灯を持ってはいましたが、棒ノ嶺方面の分岐でトレースが途切れ、その先にもたっぷりと雪が続いていたので、所要時間が読めないと判断しました。思い切り動く楽しみは、無雪期にとっておきます。
川苔山に引き返す途中、大丹波川沿いの道から来たという年配のハイカーに声をかけられて、10分ほど立ち話をしていました。この近辺には地図にない道があちこちにあって、夏の間に確かめて冬にも歩いていること、ハンターから獲物の肉を分けてもらったこと(獲物に間違われないように目立つ色の服装をしておいた方がよいとのこと)などを伺いました。「もっと若ければ」とおっしゃっていましたが、いやいや、十分山を楽しんでいる方でした。「ここの道がいいんですよ」と、地図に道が載っていない尾根を嬉しそうに指差す姿が印象に残っています。
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