小春日和の蓼科山〜双子池〜大河原峠から
- GPS
- 07:48
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 738m
- 下り
- 743m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 8時間 標高範囲 2000m〜2500m 気温 −3度 帰り4度 山で会った人 40人 案外多い 展望 頂上付近 ハイマツ 頂上付近2500mだけ 紅葉 終わった 日帰り温泉 サンピア佐久 (マスク代に30円=忘れた人 スマホカウント 20000歩 満足度 70% 観光 延びた高速、大河原への蓼科スカイライン ヘルシー道の駅など |
写真
感想
サミッツ最終章 NO009
小春日和の蓼科山〜双子池〜大河原峠から
百名山の中でも絶対にいかない数峰の一つだったのだが、心変わりして冬季閉鎖直前に初見。いつの間にか八千穂まで高速が伸びて、南佐久(無料区間)で降りたのも初めてなのに、そこの道の駅には旅慣れたキャンプ車が横付けで、ああ私取り残されたか。
北八ッもそうだが、舗装が平気で2000mまで上っていくのが不思議すぎる。マイナス3度だ。しかも峠直前にホテル別荘があるのに、閉鎖されるのもやや怖い。こちら寒いだけで雪は少ないが。
すべて閉鎖の殺風景な峠から登りだすが、目的の山が見えない。そうだよ、これは諏訪富士であって、諏訪から馴染みの山だが、佐久では馴染みがない。なのに佐久側が便利になったのは、あの悪名の中央道が何年たってもトンネル壊れる、手抜き工事、渋滞改善しないからだ。
寒い中トボトボ1時間で前掛け抜けて小屋のある峠、目の前にポッコリ現れた樹林のボタが、どうやら蓼科山のようだ、そうですか。数人食事で、それ抜いてガラ場登る。
どうも鬼押し出し登っているような気になった。ああ、火山ごろたの親和性のあるシラビソ樹海。青木ヶ原もそうだが、浅間もそうだ。それがだんだん意外にも急登になって、気が付けば背中にいつも浅間山。ああ同高度で、似たような仕組みの山らしい。向こうは活火山で煙吹いているのに、こちらは死火山。
頂上付近にでると、全面鬼押し出しの平原、上部プラトーというのか、意外なものだ。真横に北横、赤岳周辺も逆光のなかに。よく見れば南ア北岳から、槍穂、鹿島槍まで雪被って見えるのだから、今日は天下の小春日和の七五三。
そうか、ここは北八ヶ岳の最高峰じゃないのか(中山峠辺りで区切れば)。過去にそういう紹介のされ方はなかった。北八の北にある独立峰のやぶというのでは、この40年間登ろうとしなかったのはこれが理由だ。私宣伝に騙されるからね。
頂上平野を満喫して、戻って中に降りる。降りながら思ったが、この谷は北八カルデラだったと思うわけだ。様相が先の浅間の黒斑カルデラの中と全く同じ。枯れた沢に疲れたシラビソで中に降りる人は少ないようで割と静か。冬には高校生ワンゲルの絶好のキャンプサイトになるらしいとは聞いていたが、諏訪から登ってくれば、正月トレースで、のんびりだろうとは思うが、スキーには雪が少なすぎる。
少し登って右折して亀甲池へ。これはもう水がなく間もなくダメになりそう。疲れて北横登山はやめてそのまま双子池へ。池と聞けばいいもんだと反応するくらいで、火山の池は、日光白根の菅沼も丸沼も。浅間にこういうオシャレな池はない。
双子をめぐって、山に登る気力も失って、林道大回りで戻る。ああ秋の散策。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する