紅葉の高尾山から陣馬山へ縦走

2020年11月16日(月) [日帰り]

• GPS: 08:17
• 距離: 22.1km
• 登り: 1,337m
• 下り: 1,292m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:15

距離 22.1km 登り 1,337m 下り 1,308m

7:03 高尾山口駅
7:08 高尾山・清滝駅
7:16 二軒茶屋登山口
7:23 7:26 琵琶滝
7:31 二本松
7:54 7:55 霞台園地
8:01 神変山
8:11 8:23 高尾山薬王院
8:37 8:51 高尾山
9:00 もみじ台
9:13 大垂水峠(学習の歩道)分岐
9:23 9:40 一丁平
9:59 10:00 五十丁峠
10:04 10:07 城山
10:23 小仏峠
10:51 11:08 景信山
11:28 72番鉄塔
11:56 12:16 堂所山
12:29 赤岩山
12:38 明王峠
12:42 萩の丸
12:46 奈良子峠
12:56 富士小屋山
13:00 13:01 南郷山
13:05 陣馬高原下方面分岐
13:14 13:31 陣馬山
13:43 13:44 一ノ尾根−和田尾根分岐
13:56 13:57 一ノ尾根−和田第二尾根分岐
14:08 14:09 一ノ尾テラス
14:25 14:32 一ノ尾根−上沢井分岐
14:56 陣馬山登山口
15:14 藤野神社
15:18 藤野駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

・往路：京王線・高尾山口駅6:53着の電車
・復路：JR藤野駅15:48発・中央線特別快速に乗車
・下山後は陣馬登山口バス停で1分待てば14:58の神奈中バスに乗れたが乗らずに藤野駅まで歩いた。もしバスに乗っていれば藤野駅15:05着なので、JR中央線は1本早い15:10発に乗れたのだろうが、藤野駅でゆっくりと汗を拭う時間が必要だったのでこれで良しとした。

コース状況／危険箇所等

・高尾山口駅に高尾山自然研究路コースマップが置いてありピックアップした。
・紅葉の時期としては見頃であった。紅葉は高尾山〜小仏城山あたりまでは赤色が目立ったが、景信山〜堂所山〜奈良子峠までは針葉樹が多く紅葉は少ない、陣馬山に近づくと黄色の黄葉が見られるようになり、一の尾根コースは植林地（杉林）が多く、急斜面のジグザグの所が植林されずに広葉樹が残っていて黄色の黄葉が見られた。
・高尾山周辺は道があり過ぎてどこを行ったら良いのか迷ってしまうほどだが、指導標はしっかりしており、寄り道しても時間的に大して変わらない。
・景信山〜堂所山は小さなピークを忠実に辿る道と巻いて行く道があり、景色も大して変わらないので巻き道を行った方が時間は短く済む。
・歩いた登山道は東海自然歩道や関東ふれあいの道が重なっており、ロープを挟んで立派な道が並行していて、コロナ禍で逆方向から来る登山者とすれ違わずに済むことがあったりして好都合だった。

その他周辺情報

・奈良子峠から奈良子尾根を下った所に陣馬の湯（陣谷温泉と陣渓園の２つの宿泊施設）があるが、旅館業優先で日帰り入浴は事前の確認が必要。
・下山先が京王線・高尾山口駅ならば京王高尾山温泉・極楽湯がある。
・いま話題の人気アニメ『鬼滅の刃』の聖地巡礼スポットとして、登場するキャラクターの出身地である奥多摩の山々が４つもあり、その一つが今回登った景信山でした。頂上の掲示板で初めて知りました。
◆『鬼滅の刃』に登場するキャラクターたちの出身地
雲取山：炭治郎と妹の禰豆子（ねずこ）
大岳山：嘴平伊之助（はしびらいのすけ）
日の出山：悲鳴嶼行冥（ひめじまぎょうめい）
景信山：時透無一郎（ときとうむいちろう）

写真

11/16 7:01

京王線高尾山口駅に6:63着の電車で着く。トイレを済ませて出発。

11/16 7:05

右は正規の1号路。左はケーブル・リフト乗場。目指す琵琶滝がある6号路は左奥。

11/16 7:13

妙音橋で左に入ります。橋を渡れば琵琶滝から1号路に向かう尾根道に二本松で合流します。

11/16 7:22

琵琶滝の直前で6号路（びわ滝コース）は左手に登り、自分は右の琵琶滝・1号路を進みます。

11/16 7:23

琵琶滝。6号路（びわ滝コース）を辿ると左手の崖の上から琵琶滝を見下ろす形となります。

11/16 7:26

琵琶滝に近づく橋を渡り、正面の「山頂方面（1号路経由）」と書かれた指導標に従って階段を登って行きます。

11/16 7:30

階段を登りきると尾根に出て妙音橋から来る道と合流します。二本松と言う場所のようです。

11/16 7:51

尾根に出て20分ほどで1号路に合流、ケーブルやリフトから上がって来た高尾山駅から来る道です。

11/16 7:52

霞台園地。やっと赤い紅葉が見れてホッとします。

11/16 7:56

高尾山はポイントだらけですが、面白い形をした根っ子の蛸杉もその一つです。

11/16 7:57

登山道から寺社仏閣の世界へと入って行きます

11/16 8:01

ここは確か左を行きました

11/16 8:04

ここも真っ直ぐ行った方が楽そうですが、右側の「苦抜け門」をくぐって三密の道を行きました。

11/16 8:04

苦抜け門の傍に黄色が鮮やかな黄葉の木がありました

11/16 8:04

三密の道の入口に「三密とは」と説明がありました。現在のコロナ禍で耳にする三密と通じるところがあるのでしょうか？

11/16 8:06

仏舎利塔付近の鮮やかな紅葉〜その1

11/16 8:06

仏舎利塔付近の鮮やかな紅葉〜その2

11/16 8:07

仏舎利塔付近は紅葉が見頃でした

11/16 8:11

高尾山は東京都唯一の日本遺産だそうです

11/16 8:13

薬王院周辺は紅葉がきれいでした

11/16 8:15

山頂方面に行くにはこの階段を登ります

11/16 8:18

お参りする場所が多く、建物の名前が覚えきれません

11/16 8:20

ここの紅葉が青空に映えて最高でした

11/16 8:21

薬王院飯縄権現堂。看板があり建物名が分かりました。

11/16 8:37

十三州大見晴台

11/16 8:37

この坂を登って来ました

11/16 8:38

高尾山頂

11/16 8:41

おそうじ小僧

11/16 8:41

高尾山頂一帯も赤い紅葉の木々に囲まれていました

11/16 8:42

高尾山頂広場の紅葉

11/16 8:45

高尾山頂からの富士山。左にある三角錐の端正な山は丹沢の大室山です。

11/16 8:51

高尾山頂を後にして陣馬山方面に向かいますが、約5時間と書かれた数字が際立って重たい。

11/16 8:52

もみじ台に向かう途中の紅葉が半端ない

11/16 8:52

これも

11/16 8:58

これも

11/16 8:58

そうかもみじ台なんだと実感

11/16 8:59

もみじ台の展望台から見た大室山と富士山

11/16 9:23

一丁平。一帯は広場風であちこちでお弁当を広げていました。

11/16 9:25

一丁平から少し登った所は日当たりも良く紅葉も鮮やかでした

11/16 9:34

そこは登山道脇にベンチが複数置かれていて紅葉を愛でながら大休止しました。

11/16 9:44

ベンチの所から一登りの展望台から見た富士山

11/16 9:45

ススキと遠景の山並み。丹沢大山の左手に見えるゴツゴツした山並みがどこなのか調べても分かりませんでした。

11/16 9:49

まだまだ紅葉が続きます

11/16 9:50

飽きません

11/16 10:01

小仏城山の一角から収めた紅葉と富士山

11/16 10:01

小仏城山の茶屋、営業中でした。

11/16 10:02

小仏城山の標識と木彫りの天狗像

11/16 10:04

小仏城山でも赤い紅葉が見れました

11/16 10:19

小仏峠に下る途中で中央高速と相模湖を見下ろせる場所から望む大室山と富士山

11/16 10:22

小仏峠。明治天皇小仏峠御小休所？及御野立所と刻まれています。

11/16 10:52

景信山の一角からの富士山アップ

11/16 10:52

丹沢大山も端正な姿です

11/16 10:56

はるか遠くに筑波山がうっすらと見えました。東京スカイツリーはぼやっ〜として見つけられませんでした。

11/16 11:00

これが「鬼滅の刃」巡礼スポットの掲示板。鬼滅の刃・聖地の山・奥高尾・景信山出身、鬼殺隊・霞柱・時透無一郎と説明されていました。

11/16 11:00

景信山の頂上標識

11/16 11:49

景信山から淡々と堂所山を目指して50分、やっと堂所山への最後の分岐点に到達

11/16 11:53

リンドウが咲いていました

11/16 11:58

堂所山頂上。陣馬山へ辿る登山道から少しはみ出た所にあります。

11/16 12:16

陣馬山へ辿る登山道の分岐標識に戻りました。堂所山まで0.1kmとあります。

11/16 12:30

底沢峠。陣馬山までは3つの峠を辿って行きます。

11/16 12:37

明王峠の茶屋は営業していませんでした。

11/16 12:38

明王峠

11/16 12:45

奈良子峠

11/16 12:49

この辺りから黄色の黄葉が多くなりました

11/16 13:05

陣馬山まであと0.4kmまで来ました

11/16 13:11

陣馬山まであと0.1kmの標識は栃谷尾根コースへの下降分岐点でした。

11/16 13:11

陣馬山への最後の登り、黄葉の中を行きます。

11/16 13:12

ここにも可憐なリンドウが咲いていました

11/16 13:14

陣馬山到着

11/16 13:15

北側には大岳山が立派に見えます

11/16 13:17

陣馬山頂上ベンチは賑わっていました

11/16 13:18

陣馬山頂上直下の紅葉

11/16 13:19

清水茶屋の遠方左側に扇山、右側に権現山が立派に見えます。

11/16 13:24

ススキと紅葉の林の向こうに生藤山が大きい

11/16 13:32

清水茶屋の前を通って一の尾根コースを下ります

11/16 13:34

清水茶屋からの下り、黄葉が気持ち良い

11/16 13:44

一ノ尾根−和田尾根分岐

11/16 13:50

この黄葉は日を浴びて華やかでした

11/16 13:56

一ノ尾根−和田第二尾根分岐

11/16 14:07

一ノ尾テラス

11/16 14:15

一ノ尾根は所々ジグザグ個所で黄葉が見られました。他は針葉樹林で紅黄葉はなし。

11/16 14:35

上沢井への下降分岐点。ここは真っ直ぐ山の中を進んで陣馬山登山口に下りました。

11/16 14:45

山道から里に下りたところ

11/16 14:55

バスが通る車道に降り立ちました

11/16 14:56

陣馬山登山口

11/16 14:57

神奈中の陣馬登山口バス停。この直ぐ後に14:58発の藤野駅行きバスが来たが、最後まで歩き通した。

11/16 15:06

あと1.1kmの標識。藤野駅まで平坦かと思っていたらここからトンネル入口まで登りだった。

11/16 15:18

藤野駅に到着、ゴールです。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

hina1048

初めての高尾山でした。近辺の景信山や陣馬山など年取ってから登る山として取っておいたのですが、これら3つをまとめて歩いているヤマレコを見つけ、冬場の富士山の展望が良い時期にでも行こうと考えていました。今シーズンは夏場から秋にかけて天候不順で北アルプスの紅葉の山に行き損ねてしまったので紅葉に餓えていましたが、10月下旬からやっと天気が良くなり、紅葉は低山に移っていて高尾山も紅葉の山としてタイミングを見計らっていたら11/14頃が見頃だと言うニュースを耳にし、混雑を避けて平日の天気の良い日を選んで行ってきました。紅葉は期待通りでした。景信山までは何とか元気で登りましたが、後は比較的単調で小さなアップダウンも体に応え、陣馬山からはフルマラソンの30キロ過ぎからのバテと同様な感じで惰性のまま疲れ果てて藤野駅にたどり着きました。桜の時期も良さそうなのでまたいつか部分的に歩くのも良いかなと思いました。