朝里岳-余市岳・ヘルベチア・ヒュッテ
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 569m
- 下り
- 565m
コースタイム
天候 | 晴れ後雪 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
帰省の際、高校時代の同級生K(非山岳部員)と余市岳に登った。Kのために山スキーを借りての山行だった。
当初は、札幌国際スキー場から朝里岳・飛行場を越えて、この頃まだできたばかりだったキロロ・スキー場に下り、また登り返して札幌国際スキー場に戻る予定だった。
しかし朝里岳の頂上に着いてみると、これ以上はないというくらいの晴天。これは、正月時期はいつも荒れている余市岳周辺にしては珍しいこと。私も余市岳には3月にしか登ったことがない。この時期に余市岳に登るチャンスはもう、なかなかないかも知れないと思い、思い切って飛行場に突っ込んだ。
しかし、長い長い飛行場を突っ切り、余市岳との鞍部につく頃には荒れ出し、頂上に着く頃には吹雪きに。南側の斜面を下りそうになり、慌てて軌道修正して何とか鞍部に出る。
しかし、そこからホワイトアウトした飛行場を抜けなければならない。最初のうちは微かに来たときのシュプールが見えていたが、すぐに消えてしまい、完全に計器歩行(GPSなどなかったので、もちろんコンパス)。しばらくすると、どうやらリングワンデリングしているらしいことに気づくが、何しろ目印が全くないので、それも定かではない。
時刻も17時ぐらいになり、暗くなってきた。朝里岳の頂上付近に達しているのは確かだと思われるので、とにかくコンパスとにらめっこしながら、真北へまっすぐ進むことにする。やがて斜面が下りになり、真っ暗な中、スキーで下っていくと札幌国際スキー場の明かりが見え、スピーカーからの音楽が聞こえてきて、ほっとする。しかし、スキー場の最上部に着く頃にはナイター営業も終わり、暗くなったゲレンデを下り、ようやく下にたどり着くことができた。
当時新婚だったK。帰りが遅いので、奥さんが心配して各方面に電話をかけていた。私の無茶のせいで迷惑をかけてしまった。
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