果無山脈(ヤマセミ温泉〜冷水山〜昴の里)

2020年12月05日(土) [日帰り]

• GPS: 11:33
• 距離: 23.6km
• 登り: 1,549m
• 下り: 1,847m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:55
• 休憩: 1:35
• 合計: 11:30

4:46 ヤマセミ温泉
6:22 6:29 和田森
7:25 7:33 安堵山
8:45 9:32 冷水山
9:55 9:55 水場看板
10:05 10:05 カヤノダン
10:25 10:25 公門の崩
10:53 11:01 公門の崩の頭
11:18 11:18 筑前の𡴭
11:41 11:42 ミョウガ𡴭
12:07 12:07 源助の墓分岐
12:28 12:38 ブナノ平
13:00 13:01 石地力山
14:05 14:09 果無峠
14:33 14:36 観音堂
15:36 15:37 果無集落
15:58 16:03 果無登山口
16:16 十津川温泉 昴の郷

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヤマセミ温泉のバス停前の広いスペースに自動車を駐めて、翌日ホテルのレンタカーで回収に行きました。

写真

12/4 18:04

お昼に自宅をしゅっぱつし、ようやくやってきました昴の里。五条からの道のりが長〜く感じて、距離のわりになかなかたいへんでした！

12/4 19:24

ひとっ風呂あびてすぐに夕飯。このアマゴ、ふわっふわでとってもうまい！このときはテーブルの上のお品書きが「師走の献立」となってましたので、明日もおんなじメニューだと思っていたのですが・・・。

12/5 4:45

満腹になってすぐに休み、翌朝はやおきしてやってきましたここヤマセミ温泉。バス停の前には広大なスペースがあります。

12/5 4:45

さむいのでてばやく支度して、いざ！しゅっぱ〜つ！バス停は目の前です。

12/5 4:47

地域案内板。小森の集落を抜けるのですが「遊歩道」とされてるんですね〜。

12/5 5:04

集落の一番上までやってきた。ここからいよいよ登山開始！

12/5 5:04

この路地をすすみます。

12/5 5:04

わかりやすい(^_^)

12/5 5:26

早朝の針葉樹林隊。まっくらです(>_<)
鹿よけゲートがありました。

12/5 5:40

でもとってもあるきやすい！尾根筋も明瞭で、歩きなれた方なら迷うことはまずないでしょう。

12/5 5:45

最初の指導標。まずは和田ノ森へ。

12/5 5:56

おもむろに林道がでてきた。ちょっと崩れてます。

12/5 5:57

だんだん明けてきた。実際はまだくらいのですが。

12/5 6:03

しかしどこまでも歩きやすい！

12/5 6:20

和田ノ森とうちゃく！フクロウ先生がまっててくれました(^_^)

12/5 6:23

もうすぐ夜明けですね〜。

12/5 6:30

またまた林道。こんどは尾根を南北に乗っ越してます。登山道はずっとずっと尾根通しでした。

12/5 6:37

真っ青な空に月明りもあって、快適な早朝のハイキングです(^_^)

12/5 6:49

林道がどんどん尾根にせまってきた。

12/5 6:50

ここ果無山脈、ずっとこのタイプの指導標がありました。このヤマレコでは歩かれてる記録、そんなに多くはないのですがきちんと整備されてます(^_^)

12/5 7:00

つぎは安堵山へ！

12/5 7:00

ここでご来光！安堵しますね〜(^_^)

12/5 7:00

大峰にも朝日があたってきた。

12/5 7:03

ここだけ真上を向いた指導標。

12/5 7:04

朝日の木漏れ日、だいすきです(^_^)

12/5 7:05

山は夜明けの瞬間が一番きれいですね！夕暮れどきもいいものですが。

12/5 7:05

わたしはこの時間帯がいちばん好きです(^_^)

12/5 7:25

そうこうしてると安堵山とうちゃく！ここにもフクロウ先生。

12/5 7:25

三角点もがっちりガードされて安堵してます(>_<)
次の目的地は林道登山口。英語ではTrailHeadというのですね。ちょっとカッコイイ！。

12/5 7:34

ただでさえあるきやすい頂上稜線、ますます高速道路になってきた！

12/5 7:35

伐りだした木材の集積場所らしきところも。

12/5 7:44

またまた林道と並走。なんとここはコンクリートで舗装されてます。

12/5 7:45

ついには車道も出てきた！ここがTrailHeadなんでしょう。

12/5 7:46

それらしい登り口だ。

12/5 7:46

つぎは黒尾山！

12/5 8:13

こんどはだんだん林道とはなれてゆきます。

12/5 8:14

ひろ〜い尾根！

12/5 8:15

ゆるゆるとピークににじり寄ります。あそこかな？

12/5 8:16

黒尾山とうちゃく！おや？フクロウ先生は・・？

12/5 8:17

あしもとで休んでました(>_<)

12/5 8:20

つぎこそは冷水山でしょう！

12/5 8:37

おりていくと「あと8分」という標示。なかなか厳密だ！

12/5 8:39

鞍部までおりてきた。

12/5 8:40

いよいよ冷水山にとりかかります！

12/5 8:41

わかってはいましたが、アップダウンが多いなあ(>_<)

12/5 8:43

出口が見えた？？

12/5 8:45

ついた〜！

12/5 8:45

なかなか開けた場所がなかったので、きょうのおてんきのもと、この展望は爽快です(^_^)

12/5 8:45

三角点はさらに厳重にガードされてる。

12/5 8:46

左の龍神岳から、まっ正面に伯母子岳。いちば〜ん右にギリギリ釈迦ヶ岳。その左には八経ヶ岳も。

12/5 8:53

お宿でお弁当も作ってもらいましたが、まだ肌寒いのでさきにあったかいカップ麺をあさごはんにすることに。

12/5 9:11

と〜ぜん長居します(>_<)

12/5 9:19

山頂みかん派の普及活動もわすれません(>_<)
しかしそろそろシロップ漬けではさむい季節だなあ・・。

12/5 9:31

山頂をあとにする前に、もう一度お釈迦様にお礼をしました(^_^)

12/5 9:31

八経ヶ岳にもごあいさつ。

12/5 9:32

というわけで、つぎはブナの平へ。

12/5 9:45

冷水山から東はさらに豪快な高速道路に。けっこう倒木が多いのですが、そんなに支障になることはありません。

12/5 10:04

おやカヤノダン。尾根を外れたところに標識があるので、せっかくだからピークに行ってみることに。

12/5 10:06

なにもない・・・。

12/5 10:06

北摂探検隊設置の山頂標識が。カヤノ「壇」なんですね〜。「段」かとばかりおもってた。

12/5 10:25

しばらくすすんで公文ノ崩とおもわれるピークに。と〜ぜん立ってみることに。

12/5 10:26

なかなかいい眺め！すっきりと展望の得られる場所はけっこう限られてて、貴重な景色です。

12/5 10:34

先人の皆さんに感謝m（＿）m

12/5 10:36

つづいては公文崩ノ頭へ。

12/5 10:38

ここだけ杉の赤ちゃんがびっしり！

12/5 10:47

うっすらと「果無縦走路」とよめます。この壮大な響き、ここがずっと気になっていた理由の一つです。

12/5 10:51

公文崩れの頭とうちゃく！

12/5 10:51

とーぜんフクロウ先生がいました。このあたりフクロウいるのかな？

12/5 11:02

つづいては筑前タワへ。なぜ筑前？

12/5 11:04

縦走はTraverseでいいのですね。田中陽希くんになったきぶん！気分だけは(>_<)

12/5 11:17

あまり変わりませんが、ときどき展望がひらけます。それにしても紀伊山地は山深いなあ・・・。

12/5 11:17

一風かわった植生になった。

12/5 11:18

筑前タワとうちゃく！

12/5 11:32

つづいてはミョウガタワ。峠を「タワ」とよぶのはわが中国地方だけかと思ってましたが、そうでもないんですね〜、けっこう一般的なのかな？

12/5 11:43

しかしすぐ先にピークが見えてるのに、その先の鞍部が次の目的地なんて、かわいそうなピークだ・・。

12/5 11:58

ここも小ピーク。まあピークはわんさかあるので、しょうがないのかな。

12/5 12:13

ブナがたくさん。ブナの平はちかい！

12/5 12:21

とってもひろ〜い場所にでた。ここがブナの平でしょう！

12/5 12:23

しかし指導標は「もう少し先だ」と言ってる。

12/5 12:27

ピークにブナの平の標識。？？

12/5 12:28

なにげなく南っかわを向くと・・お〜〜！

12/5 12:28

大斎原もみえます！！

12/5 12:29

思わず手を合わせました。きょうもぶじにおりられますように・・・。

12/5 12:32

お供えのつもり。まあ、食べたのはわたしですが(>_<)

12/5 12:57

でっかい石の上に大木が。ここが石地力山？

12/5 13:01

そのちょっとだけ先でした。

12/5 13:01

こちらの三角点、あまりガードされてはいないのですがきっちりと角が立っててまったく傷んでません。

12/5 13:16

それでは最後のやま、果無山めざしてGO!

12/5 13:23

おもむろにわなが。

12/5 13:25

ついた〜！ほんとうにはてしのない道でした(^_^)

12/5 13:32

それではお昼ごはんに回したおべんとう、開封の儀です！

12/5 13:34

お〜これはなかなかゴ〜ジャス(^_^)サケの塩焼きがつかれた体にしみる〜！ここでしばらくお昼休憩にしました。

12/5 14:06

たべおわるとついに下山開始！果無峠はすぐでした。

12/5 14:06

ここからは熊野古道。はじめてあるきます(^_^)

12/5 14:06

ここ果無峠に西国三十三観音の第十七番観音さま。北と南にそれぞれ十六体ずつおられるのでしょう。

12/5 14:07

いわくありそうななにかもあります。

12/5 14:07

「出口山」きょうのわたしにはそのまんまだなあ！

12/5 14:08

出口山へすすみます。

12/5 14:09

峠付近、最初はよくある登山道。きれいに手入れされています。

12/5 14:14

どこまでも人の手の行き届いた植林帯。間伐した木の幹に苔がついて、なにやら静謐な感じの森です・・・。

12/5 14:23

ふもとがみえた！しかし果てしなく下ですね・・・。

12/5 14:23

目いっぱいズームしてみた。ちょうどきょうのゴールの昴の里が見えました。

12/5 14:24

かっこいい指導標！こんなにドアップなのは、カメラが安物で、はなれると逆光になってちっとも撮れなかったからです(>_<)

12/5 14:33

はじめて見るタイプの指導標。

12/5 14:33

観音堂とうちゃく！

12/5 14:33

しまってるのかな？とおもいましたが、左側から拝めました。

12/5 14:34

水も取れます！

12/5 14:56

復活しないかな〜！

12/5 15:03

茶屋跡を過ぎたあたりで道には徐々に石が。

12/5 15:04

ここですか？天水田は

12/5 15:05

雨水だけで水稲ができるものなんでしょうか？？

12/5 15:05

もうすぐ果無集落。わくわくを抑えられません(^_^)

12/5 15:22

車道がみえてきた。

12/5 15:23

登山者カウンター。今年は少なかったのかな〜。

12/5 15:24

ちなみに登山口のようす。駐車スペースはありませんでした。

12/5 15:24

反対っかわ。案内板とバス停。バスで来れるのはいいですね(^_^)

12/5 15:24

どうやらこの白いラインが熊野古道のようです。

12/5 15:25

忠実になぞります(>_<)

12/5 15:25

ここが下降点。わかりやすい！

12/5 15:26

民家の裏をとおります。

12/5 15:28

このあたりは里山あるきのふんいき。

12/5 15:28

またまた石畳に。

12/5 15:32

お〜テレビでよく見る果無集落の雰囲気だ！

12/5 15:33

指導標は細かく設置されてました。

う〜ん熊野古道は個人宅の駐車場をつっきってますね！

12/5 15:34

どんどんすすみます。

12/5 15:34

そのまんまのバス停名(>_<)

12/5 15:34

ここ果無集落を明るいうちに歩いてみたかったので、出発をとっても早くしました。天気にもめぐまれて最高です(^_^)

12/5 15:35

ここをあるきたかった〜！

12/5 15:35

もう日が沈みます。まにあってよかった。

12/5 15:36

テレビやポスターでよく見かけるおうちですね。

12/5 15:37

このときはどなたもお見かけできませんでした。時節柄仕方がないですね。

12/5 15:37

ほんとうにステキな雰囲気(^_^)

12/5 15:37

しずかに飾られたお花から、ここを歩く方を見守ってくださってる感じがつたわってきます(^_^)

12/5 15:37

感謝しながら、足早に通過しました。もちろんマスクはずっとしてました。

12/5 15:38

なかなかにぎやかな分岐。

12/5 15:39

集落があるので電柱ももちろんあります。ナイスな電柱！

12/5 15:39

どこも獣害でこまっているんですね〜。

12/5 15:43

ベンチがあった。そういえばベンチのある場所、すご〜く珍しかったので記念に座ってみました(>_<)

12/5 16:03

またまた車道に合流！

12/5 16:03

熊野古道は続きます。

12/5 16:03

ちなみに登山口のようす。ここでも水が取れますね！

12/5 16:07

一番下の車道にでました。

12/5 16:08

ここはそのまままっすぐ。白いラインはもうありませんでした。

12/5 16:08

軒先をすすみます。

12/5 16:09

ついに川を渡ります。熊野川を渡ったと思い込んでいたのですが、このつり橋の下の川は上湯川というそうです。

12/5 16:09

ことしはこのアングル多かった！

12/5 16:11

柳本橋でした。

12/5 16:12

ここからは車道。指導標はないなあとおもっていると・・・。

12/5 16:13

でっかく看板が！(>_<)

12/5 16:13

このトンネルのむこうが昴の里のようです。

12/5 16:15

お〜ついた！

12/5 16:17

ついにとうちゃく！お宿がゴールの登山はらくちんですね(^_^)

12/5 18:33

さっそくひとっ風呂あびて、待ちかねてたお夕飯。きょうは大和牛のしゃぶしゃぶとのこと！！

12/5 18:34

とおもったらお刺身もでてきた。

12/5 18:54

どんどんでてくる！まだまだふるまっていただきました。連泊者には大サービスのお宿でした(^_^)

12/6 6:56

おもいのほか疲れたからか、ぐっすりやすんで翌朝。朝風呂であったまったからだを覚まそうとベランダに出てみた。きのう渡った上湯川が流れてます。ロケーションもいいお宿だ(^_^)

12/6 7:59

きょうは自動車の回収。ホテルで貸し出ししているレンタカーをお借りして、同行者と二人でしゅっぱ〜つ！ちなみに昨日出発時刻を聞かれましたが、そのわたしの出発に合わせて暖機運転までしてくださってました。どこまでもホスピタリティにあふれたお宿で、とてもたのしく過ごせました。

12/6 9:49

というわけでヤマセミ温泉とうちゃく！このあと2台でお宿にかえり返却して、岡山への帰路につきました。お宿の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございましたm（＿）m

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

感想

じゅん

　わたしもロングトレイル好き登山者の端くれとして、とうぜん熊野古道には強い興味があるのですが、なかなかどうして遠方のサラリーマンがおいそれと挑戦できるものではありません。
　しかしここ果無集落はなんどかテレビでみたことがあり、ここにはいってみたいな〜とヤマプラ眺めながら計画してると、そのおくの果無山脈を歩いてみたくなりました。なんといっても問題は多くの方がこのヤマレコでも書かれているとおり、アクセスの難しさにあるとおもいます。
　そんなとき、今回お世話になった昴の里のお宿の存在を知り、さらによくよく調べるとなんとレンタカーの貸し出しまであるではありませんか！速攻でお部屋とレンタカーの予約をして、あとはずっと天気予報とにらめっこしてました。
　さいわい雲一つない最高の天気に恵まれ、無事に歩いてくることができました。ひとえに、早朝非常識な時間に建物から送り出していただいたり、お弁当を作ってくださったりと、なにかと手のかかる客に笑顔で対応してくださったお宿の皆さんのおかげだと感謝してます。ほんとうにありがとうございましたm（＿）m