摩耶山旧×4 (旧摩耶道の旧道、旧摩耶の大杉直登尾根、摩耶東谷旧参詣道)

2020年12月12日(土) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 11.1km
• 登り: 894m
• 下り: 864m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:32
• 休憩: 2:23
• 合計: 5:55

距離 11.1km 登り 894m 下り 872m

9:14 新神戸駅
9:26 9:47 雷声寺
10:21 学校林道登り口
10:44 11:32 上田道分岐点（旧摩耶道側）
11:38 11:43 大龍院
12:35 12:39 摩耶山史跡公園
12:51 12:53 摩耶山
12:56 13:24 掬星台
13:25 13:26 摩耶ロープウェー星の駅
13:35 摩耶山史跡公園
13:40 旧 天上寺 仁王門
13:48 13:54 峠茶屋（下のアメヤ）跡 （四丁）
14:02 14:05 深谷第四砂防ダム
14:18 14:24 不動の滝
14:32 14:51 深谷第一砂防ダム
14:58 杣谷入口 / 永峰堰堤
15:09 ゴール地点

天候

晴れのち曇り 神戸の最高気温 15.6℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：地下鉄新神戸駅
帰り：市バス護国神社前

コース状況／危険箇所等

旧摩耶道の旧道は今はなき「六甲山系アラカルート」では「雷声寺西尾根」とされていたルートです。かつては旧摩耶道だったのではと想像します。薮漕ぎを覚悟していましたが、取り付きを除けば意外と立派な尾根道でした。

旧摩耶大杉直登尾根は六甲山系アラカルートでは「摩耶大杉第二尾根」とされていたルートです。微かな踏み跡と、ところどころに赤テープ、黄テープのマーキングあり。尾根を外さなければ迷うことはないでしょう。
この日は地面の乾燥が激しく、急登箇所ではザレで歩き難かったです。

宝篋印塔のある鞍部から下る摩耶東谷の旧参詣道は道の痕跡や踏み跡と言えるほどのものはありません。本当に参道があったの？というのが正直な感想です。急峻な谷ではないので沢沿いに下れば迷うことはないでしょう。

写真

12/12 9:06

地下鉄新神戸駅近く。モグラ君の観光案内

12/12 9:10

「カレーめし」を持って来たのですが、この誘惑には勝てず ^^;

12/12 9:14

地上に出ていざ出発！

12/12 9:19

熊内八幡宮では紅葉が見頃

12/12 9:35

雷声寺西側の尾根は防災対策工事中

12/12 9:33

工事中のエリアに「旧摩耶道」の文字が...かつてはこの尾根が旧摩耶道だったようです

12/12 9:38

雷声寺から西尾根に出る道を探します。この獣避けゲートから左上にも同様のゲートが見えます

12/12 9:39

左上にあったゲートに来ましたがチェーンでロックされていました

12/12 9:40

やむを得ず、フェンス沿いに登ります

12/12 9:42

さらに右に、結構やばいトラバース。

12/12 9:43

やっとゲート発見！

12/12 9:44

ゲートから振り返るとこの景色

12/12 9:45

尾根に出ました。南のピークに立ち寄ります

12/12 9:46

そこは工事中。工事が終われば道が出来るのでしょうか？

12/12 9:47

折り返して尾根を北へ進みます。いい道です

12/12 9:49

紅葉。右下に雷声寺の本堂が見えます

12/12 9:50

予想外のいい道が続きます！

12/12 9:56

石には万谷の彫り。地名？姓名？

12/12 9:59

やがて膝丈の笹が茂ってきました

12/12 10:01

が10mも歩くと、現在の旧摩耶道の道標が見えました

12/12 10:05

振り返って右の赤い標石から出てきました

12/12 10:06

あったかいと思ったら春の花が咲いていました

12/12 10:11

でも旧摩耶道は秋真っ盛り

12/12 10:21

東山からの尾根に合流。先は学校林道分岐。引き続き旧摩耶道へ

12/12 10:24

一本目の倒木現る！

12/12 10:27

持って来た鋸でギーコギーコ

12/12 10:41

20分足らずで撤去完了！

12/12 10:44

続いて二本目の倒木。お邪魔な木はわずかです

12/12 10:51

あっという間にカット！　がここは左の倒木の迂回路

12/12 11:05

で、本命は左にあったこの倒木でした。枝を払い、

12/12 11:31

メインの幹もカット！直径10cmほどですが非常に堅い木でした

12/12 11:31

45分後、時間掛かりましたがスッキリしました！

12/12 11:54

青谷道に入り、ここが「旧摩耶の大杉直登尾根」の入り口です。向こうに見える標石が目印

12/12 11:55

そして、ここから左の尾根に入ります

12/12 12:07

明瞭な尾根を登って行きます。かなりの急登です

12/12 12:15

途中、特徴ある岩積み

12/12 12:23

杉の大木が目立ってくると更に急登となります

12/12 12:28

倒木のバリケードを越すと、

12/12 12:32

目の前に灰色の巨大木現る！

12/12 12:34

摩耶の大杉さんです、背面からのタッチは初めて

12/12 12:36

この木が今も生きていたなら...と何度見ても残念な気持ちになります

12/12 12:52

その後、摩耶山頂に立ち寄り、

12/12 13:05

町の眺めを見ながらお弁当を食べます

12/12 13:21

いぶし銀の神戸港

12/12 13:26

下りは上野道（兼青谷道）へ

12/12 13:45

宝篋印塔（ほうきょういんとう）。お経を納める塔として建立されたそうです。摩耶東谷からの旧参詣道との分岐です

12/12 20:14

これが100年余り前（明治44年）の地図（引用元：今昔マップ）。青谷道、上野道に匹敵する立派な道があったようです

12/12 13:45

ということで、その旧参詣道へ下ります。といっても道が残ってるわけではありません

12/12 13:47

あるのは、こういったコンクリートの遺構や

12/12 13:49

なぜか高圧線の碍子

12/12 13:50

最初のうちは右岸を進み、

12/12 13:51

小堰堤からは沢に入り、

12/12 13:58

も一つ堰堤を右岸から越えてからは左岸に移り、

12/12 14:03

滝を右下に見て、

12/12 14:04

左下に見えている摩耶東谷に出ました

12/12 14:09

摩耶東谷を下ります。宝珠の形をした空輪でしょうか？

12/12 14:18

不動の滝

12/12 14:23

見返りの滝

12/12 14:32

東谷の道を下ってくと、倒木のバリケード

12/12 14:34

迂回路を通って素通りしましたが、今日はノコギリという強い味方がありました。引き返して、

12/12 14:39

鋸を取り出し、

12/12 14:50

さすがに幹は手に負えないものの、20分弱で枝を切り取り左側から通れるようにしました。本日の業務はこれにて終了！あとは護国神社前バス停へ

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

Ham⭐

本年も残すところ三週間を切りました。今年、与えられた宿題は年内に解決したいと思っています。
その第一弾は先日、旧摩耶道を歩いた際に与えられた宿題。一つは自身未踏の雷声寺西尾根（「旧」摩耶道の「旧」道？）、そして旧摩耶道に出来た二本の倒木の処理。
その後はどこを歩こうか...「旧」絡みで「旧」大杉直登尾根、「摩耶東谷「旧」参道」、旧4つが並んだご機嫌の山行となりました。