大文字山 北斜面(山中町方面まで)
- GPS
- 04:13
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 851m
- 下り
- 961m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
京都市バス 真如堂前乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
注意)使っている地名などは、どこまでが一般的なのか分からない部分があります。地図や写真を参考にしてください。 ●大山出城跡〜八大龍王日天寺〜琵琶の滝〜子鹿山 大山出城跡から八大龍王日天寺への下りは案内表示はありません。アンテナ線のようなケーブルが張ってあるところから下りていきますが、踏み跡のようなものはありません。八大龍王日天寺から琵琶滝に向けては、踏み跡を辿っていけますが、斜面のトラバースで幅が狭いところがあるので注意が必要です。 琵琶の滝から子鹿山へのショートカットは、琵琶の滝の手前から適当に斜面を登っています。所々に踏み跡のようなものはありますが、かなりの急斜面で、足下も滑りやすいので危険です。斜面に這いつくばって3点支持でなんとか登っていきましたが、お勧めできないというか、やめたほうが良いでしょう。ぐるっと遠回りした方が、時間的にも早いでしょう。 ●子鹿山〜二段の滝〜白川ピーク 子鹿山から二段の滝方面への下りは、尾根の途中まで明瞭な踏み跡があります。まっすぐ進んで谷に下りることもできますが、急斜面で危険です。右手の方にトラバースしていく踏み跡がありますので、それを伝っていくと二段の滝のすぐ側に下りていきます。 二段の滝から白川ピークへの分岐は、滝の上部に出てすぐ左手です。目印は小さな白いテープだけで、わかりにくいです。私も通り過ぎて戻っています。分岐の後、尾根を進んでいくと白川ピーク手前で、白川ピークに向かう尾根と合流します。合流地点のすぐ左手が、危険なやせ尾根ですので、白川ピークへ向かうにはこのルートが安全です。 ●白川ピーク〜林道 白川ピークから少し下り、登り返して尾根に乗り、右手は天の原方面で左手が林道に降りていく分岐になりますが、案内表示や目印はありません。林道への下りは尾根に沿って、踏み跡を辿っていけます。林道に下りる直前に右手にトラバースしながら下りていきますが、最後の部分が少し急です。ケーブルのようなものが張ってあるのでそれを利用しました。 ●林道〜山中町方面うろうろ〜動物霊園 林道からの取り付き口がわかりにくいです。赤い色のついた細い杭のようなものは目印なのでしょうか。ここから取り付くとすぐ左に踏み跡がありますが、登っていく道にはなっていませんでした。取り付いて、すぐに右手側から登っていきます。広いスペースに出ますが、どこを登っていけばよいのか踏み跡がありません。適当に登っていきましたが、倒木などもあり、かなり苦労しました。別のところに踏み跡があったかどうかは解りません。その後も倒木などで荒れているところが結構あり、ストレスがたまります。喜撰山のプレートのところに向かう手前に、林道に下りて行けそうなところがありましたので、喜撰山から一度戻って下りました。この下りは踏み跡もありそこそこ安心です。 林道はかなり崩落していますが、歩いて行くには問題ありません。林道を進むとプレハブの間を抜けると、舗装されていない車道に出ます。車道をしばらく歩くと動物霊園です。 ●動物霊園〜天の原 動物霊園を抜けると地形図に載っている池の左側を回っていけば、小川を超えた左手に天の原に続く明瞭な踏み跡があります。天の原の手前にいくつかの分岐がありますが、基本は道なりに進みます。天の原から大文字山山頂へはいくつかのルートがありますが、尾根ルートで進んでいます。 ●大文字山山頂〜霊鑑寺 山頂から火床に向かうルートの途中から霊鑑寺へ向かう分岐は、案内もなく解りにくいです。分岐地点からよく見ると踏み跡がありますが、気を付けていないと見落します。分岐して、すぐに倒木帯を迂回するところがあります。明確な迂回のルートができているわけではないので、注意して周りを見て判断してください。ここが乗り越えられそうにないなら、戻った方が良いでしょう。ちなみに、一カ所だけ木の間を潜るところに「ここから戻ってください」という表示があります。 |
その他周辺情報 | 銀閣寺道下車の後、白川沿いにトイレあり、今回のコース上にはトイレはペット霊園までありません |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
何度も行っている大文字山ですが、yjinさんがいくつかレポをあげておられる山中町方面に興味がわき、行ってみました。いろいろなプレートが入り乱れていて、見つけると嬉しいものですが、見落としているものも多くありそうです。京阪バスで近くの岩坂バス停まで移動することも考えましたが、ついでに今までの山行きで気になっていた箇所を確認していきました。
特に、
「大文字山 北斜面(琵琶滝・小町ピーク・鹿山・白川ピーク)」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2601269.html
で危険だと感じたところの回避ルートを探ってきました。
ついでに、子鹿山へのショートカットなども探りましたが、
危険ルートが増えしまいました。
そのうちに、回避ルートを確認に行くつもりです。
私の場合は、他の方のレポを参考にしてルートを考えるのですが、マイナールートの場合は他の方のGPXファイルを保存したものをGPSに転送していきます。それに頼り切ると面白くないので、取り付き地点と目標地点を地形図にマーキングしてその間をGPSを頼りに進んでいます。そのため、結構間違った方向に進むことも多く、引き返したり、無理矢理トラバースしたすることもあります。でも、そこが面白いのですし、だんだんと慣れてくるとなんとなく進む方向が解るようになります。しかし、今回はちょっとやらかした感がありました。というわけで、参考にされる方は気を付けてくださいね。
yjinさんがレポートの感想でも書かれていましたが、地名についてはどこまでが認知されているものなのでしょうか。「中尾の滝・幻の滝・天の原・二段の滝」はよいとして、「熊山尾根・鹿山・子鹿山」はどうなのでしょう。「パノラマビュー・天智山・持統山」辺りに至っては・・・・
でも、これらの地名を使わないと、どう場所を表記して良いのか困り果てることも確かです。今回のレポの作製でも大変苦労しました。
コメント
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大文字山の三角点から如意越えの道の北側はめったやたらに色々なプレートが付いていますね。大文字山界隈でではPHさんのプレート、京都祇園祭の山鉾のプレート、小倉百人一首の作者名などはそこそこまとまった数が付いていますね。天智山や持統山は小倉百人一首の歌の作者、天智天皇と持統天皇をもじって付けていると思いますが鹿山、子鹿山は何なんでしょうね。まあ地名と言うよりそれぞれのプレートの作者が一寸したピークなどに残した爪痕なんでしょうね。また、それを目の敵の様に外す人も居る様で次行くと無かったりします。一寸努力をしないと行けない所なのでどちらの人も大したものです。
yjinさん、こんにちは
いつもyjinさんのレポートを参考にさせていただいています。危険な箇所はないということなのに、なぜか道が解らなかったり、危険を感じたりと己の未熟さを感じさせてもらってます(笑)。今回の子鹿山へのルートにも苦労しましたが、時折感じる踏まれた気配などに、yjinさんもここを通ったのだろうかと思いを馳せていました。
プレートは本当にいろいろな種類のものが、一見すると不規則にありますね。しかも、どれが一般的な地名のものか、そうで無いか本当に解らなかったりします。以前、鹿山のプレートの近くで鹿に遭遇はしましたが、熊山の近くで熊に遭遇したことはありませんし。私の場合、全種類を制覇しようとせずに、気楽にたのしんでいますが、見つけるたびに嬉しくなるものですね。
大文字山には、私もよく行っていますので、いつかお目にかかれそうな気がします。思わぬところで出会えることを楽しみにしています(笑)
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